
ウィンカーを、美ヶ原へ
kitt
駅前劇場(東京都)
2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★
女の嫉妬は怖い!
個々のペア、グループを捉えればよくあることだが、これがある事件をきっかけに一堂に会するとあり得ないことだらけになる。
面白かったのですが、場面では女性の嫉妬がしつこ過ぎるのではないかと思いましたが、どうなんでしょう。脚本は男性ですが女性の意見聞いてのことでしょうか。

ミュージカル「ひめゆり」2013 ご来場ありがとうございました。
ミュージカル座
THEATRE1010(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/30 (火)公演終了
満足度★★★★
希望に満ちた物語
目まぐるしく変わるセットにライトや効果音の演出。
そして情感に即した唄。歌詞も聞き取りやすく物語に入りやすかったです。
今回はじめてのミュージカルでしたがとても面白かったです。

二都物語
東宝
帝国劇場(東京都)
2013/07/18 (木) ~ 2013/08/26 (月)公演終了
満足度★★★★
進化してました!
演出、配役共にベスト☆☆☆☆☆
身代わりになる程の愛情って‥‥?と思いながら観ましたが、やっぱり、納得できちゃう。
この人のために、愛する家族を帰してあげられるのは、自分だけ。
自分の命を捧げられるほどの、深い愛。
わかっていても泣けてくる場面がどんどん増えていきます。
ルーシー一家が幸せであるほど、それと距離を置くような立ち位置のシドニー。そして、この幸せがずっとずっと続いていかなければ行けないと、思う。
涙 涙 涙
皆さんのキャラが深く掘り下げられていて、分かりやすくて、だから、切なすぎるし、シドニーに感情入ってしまいます。
でも、観終わったあと、すっきりします。
残念なのは、キャッチーな曲が少ないことでしょうか。美しいのですが。

雲の影
スポンジ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了
満足度★★★★★
嬉しい!
良い劇団に巡り合えて嬉しいです。とても良い脚本・演出でした。
舞台、美術衣装、音楽(舞台開始直前の不協和音が今後の展開を示唆)など
印象深い。そして、俳優陣の迫真の演技とても良かったです(特に2人の主人公の一線を超えた言い争いの場面)
2人は、いろいろあっても最後はやっぱり友達でホットしました。

極東の地、西の果て
TRASHMASTERS
本多劇場(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
最終日観劇
芸術と経済の話がどうやって話の土台になり舞台が進むのか、全くもって不思議だったけど、差別や偏見、愛憎、自由、農業、日本のカオスな現状、情報の洪水の如く溢れる日々に同じサイクルで暮らしている、ちょっと、いや、かなり考えさせる内容だったけど圧倒され、3時間越えの舞台なのに見応えあり過ぎました。タイトルバックの映像もカッコ良かった。
緊迫した終盤の長台詞は説明くさかったけど面白かった。

Re:一万個
チームまん○(まんまる)
萬劇場(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★
そんなー言うほど・・・・でない!
男女の性欲の強弱、そして男性の精力助長には何がよいかを表現。
噂ほど下ネタだけって芝居ではありませんでした。
変わってはいるものの私は限りなく普通の芝居に思え、勉強になりました。
この手の類のネタが、ストックとしてまだ6作あるそうです。

青春ガチャン
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
洗練された音楽も良かったです。
人生の最後に振り返るとやり残した事がたくさんある。
限られた時間だが後悔が無いように奔走して、
それぞれが自分なりのおとしどころを見つける。
一瞬の走馬灯をあらわしたようなお話でした。

ウィンカーを、美ヶ原へ
kitt
駅前劇場(東京都)
2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

女の作るものなんてダメだね
みどり人
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/30 (火)公演終了
満足度★★★★
ぜんぜんダメじゃない。
出てくる男はみなクズばかり(万引き男の左右非対称の日焼けが気になる!)。女もそれなりに酷いんだけど、なんか愛らしい。

『聯綿(レンメン)』ご来場ありがとうございました。
演劇ユニットG.com
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★
男+女=生と死の誕生
舞台には女性器の形のオブジェがある。これは森と崖を繋げるエレベーターのようなものである。ここで男と女が互いの世界へ行き来するのである。
異性の存在を知ってしまったら最後人間は本能に逆らえないので、不老不死と引き換えに快楽を得る。結果、生と死が待つ。
抽象的な舞台であったが、俳優佐藤晃子さん迫真の演技でした。
PS. 男性陣ギャグ多いのに女性陣少ない(ない)ように思えたが、何か意図があるのでしょうか、

『岸田國士原作コレクション2』
オーストラ・マコンドー
black A(東京都)
2013/07/05 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

極東の地、西の果て
TRASHMASTERS
本多劇場(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
未来予測
劇団メンバーが最高傑作と認めるだけあって、見応えありすぎの3時間。
登場人物の口から出てくる芸術論は少々青臭い部分もありましたが、これまでに見た作品のうち最も大胆な近未来予想に身震いしました。今回もノックアウト。
劇中ステージでタバコを吸い過ぎ。煙がノドに辛かったです。終演後、ドアのすぐ外の狭いスペースに毒煙を吐く輩が20人ほどズラリでナチスのガス室状態だったのにも辟易。

雲の影
スポンジ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了

三日月坂のみすず荘
ネコ脱出
小劇場 楽園(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

ファンタジー
プロジェクト大山
シアタートラム(東京都)
2013/07/26 (金) ~ 2013/07/27 (土)公演終了
満足度★★★★★
無題770(13-198)
19:30の回(曇)。18:30受付、18:35会場着(全席指定)、19:00開場。4作目。舞台には白い布、天井のミラーボールが透けて見え、丸い明りが場内を回っています。BGM...映画音楽。立ち見(横と後ろ)が出ましたが、客席にはいくつか空席も。ふとみると(19:22)人魚がいました。イルカのような尾ひれ、ホタテ貝(殻)を胸に。おなかがすいたのかするめを胸のホタテから取り出し食す、ちょっと大きいものは裂いて食す...主食か?客席に仲間がいるのでしょう手を振りアイコンタクト、ときどき寝る。19:32前説、19:35開演~白い布に影が映ります、腕をヒョコヒョコ震わせ、得体の知れない生物と闘っているようです~20:55終演、アフタートーク(常盤貴子さん、古家さん)21:05~21:33。水族館の中みたいにマンボウ、シーラカンスのようなもの(常盤さん曰く、クラゲ)が揺らいでいます。衣装も潜水具みたいなサンゴ礁みたいな...イメージが膨らむ「ファンタジー」。あのヒョコヒョコする動きは「メルド(敢えて意味は伏していましたが」というのだそうです。シーンによっていろいろイメージしてしまう振り付け、小道具を使った寸劇っぽいもの、頭に着けていたのはホースか針金か...。

ウィンカーを、美ヶ原へ
kitt
駅前劇場(東京都)
2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
今後の活動が気になる俳優陣♫
似たような設定を、今年だけでも他劇団で数本観てますが、それでも素敵な俳優サン達のショーケースのような楽しい舞台に満足(*゚▽゚*)

カルデッド
JACROW
OFF OFFシアター(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了
満足度★★★★
構成も巧み
自殺に関する4編オムニバス、身近な人を喪った気持ちが前面に出る2編の後にモダンホラーで気分を変えて感動系で締めくくる構成がイイ。
しかも4編目とカーテンコールの合間の暗転を長めにして涙を拭う間を与えてくれるなんざニクいねどーも。

青春ガチャン
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
若手劇団へのオマージュ
若手劇団へ、オマージュを。
ワン•シチュエーションの舞台を多数造り上げてきた『ソラリネ』が、“青春”というワン•テーマの上に構成する舞台である。
現代の若者を象徴するようでいて、SNSは ほぼ登場しない。
「ファミレス」や「ロック」等々、現実生活の中で生じる苦悩を スクリーンに映し出した。
それは、心の中の あなた でしょうか?
彼ら へ当たるライトは、一人ひとり が分かり合えない孤島であることを示す。
2人の孤島の間に 珊瑚礁のカーテンを敷き、分かり合えたら、往来も自由だろう。
仲間とか、恋愛とか、孤島同士の海は、いつも海溝が 覗く。
CO2排出の影響だろうか、“青春”から発せられるガスは海面を上昇させ珊瑚礁を溶かす。
音響 等々、若手劇団の 青春恋愛作品では よく聴くジャンルであった。
「独白」とも受け取れる、心の中の あなた。
そして、「ファミレス」へ、「ロック」へ連なる孤島諸君。
ラストの展開は、珊瑚礁のカーテンの喪失に代わり、とても温かい結末だった。
猫であっても、言葉が通じなかったとしても、その海には珊瑚礁より長い猫じゃらしが 拡がっている。
気持ちの良い、引き込まれる感触だった。

『Santa Claus Con-Game』
劇団たいしゅう小説家
あうるすぽっと(東京都)
2013/07/20 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
dancing is サンタ world
上からの言い方に なってしまうかもしれない。
でも、この言い方でなければ、今作の真髄を表現する機会を失ってしまう。
これは、小学校の演劇発表会を、プロフェッショナルの役者、演出、美術で作り替えた、大人の ファンタジーである。
サンタクロースを慕う純粋少年と、彼が旅する“別の世界の住人”がともに冒険し、純粋さとは何か?大人とは何か?を探るファンタジー作品。
日本人は、『水戸黄門』に代表される勧善懲悪がハッキリした作品を 親しむ傾向は あるのだろう。
一方、米国映画の『アメイジング スパイダーマン』(2012 ソニーピクチャーズ)など鑑賞すると、ウィルスをばら撒くモンスター=博士の心的な流れを詳しく描写する。
つまり、「世の中をぶっ壊してやろう」と言う奴がいて、スパイダーマンが成敗する、そんな単純な構図では決して ない。
なぜ、このような前置きを 置いたかといえば、「劇団たいしゅう小説家」は、物事をハエの顔のように複合的に重ね合わせ、あえて難解な舞台を提供するからである。
脱獄したサンタクロース、スリの少女 等 仲間に迎えた少年。
“別の世界”の支配者、軍曹、オモチャ造りの老人、女王、魔界人、ファンタジーには欠かせね存在のオンパレードだ。
この冬山の風景を生かし、活劇風という名の山小屋を建設することも、判りやすい舞台を造り上げるためにおいては 当然の流れだったと思う。
そして、題材といい、セットといい、これ以上ないシチュエーションを裏切ったファンタジーは、既存の概念まで変えてしまった。
“別の世界”で製造された、空中を進むことができる乗り物。
当初は、「一時間弱で、到着する」はず だった、喫茶店のコーヒーを飲む間に完徹する冒険の道程である。
少年ら一堂が搭乗して見送った後、強い眼差しを向ける支配者の目は圧巻だったと言わざるを得ない。
他者に対して向けた視線ではなく、自分自身の内面性と、大きなコミュニティへ向けた視線だった。
星の王子さま は、言った。
「目に見えないものほど、大切」だと。
衣装を越え、照明を越えた、“観客に 考えさせる演出”が たしかに あった。

雲の影
スポンジ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了
満足度★★★★
舞台音楽がとてもCOOL!!
若手俳優陣の演技にも安定感があり、舞台美術、宣伝美術等総合的にも好印象で、今後も応援したくなる劇団。
・・・奥行と言うか、笑いをもう少し欲しかったかな。