最新の観てきた!クチコミ一覧

111281-111300件 / 189887件中
熊沢パンキース

熊沢パンキース

大人計画

ザ・スズナリ(東京都)

2000/09/28 (木) ~ 2000/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

野球、病気
※実際の公演期間は1995年9月28日(木)〜10月1日(日)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1995年9月29日。話だけだと監督が治らない病気だったりして暗いのだが、芝居のトーンはむしろ騒がしい感じ。熊沢というある種さびれた土地のせいなのか登場人物がみんな何かから抜け出したい欲求を抱えているように見えた。個人的に山本さんがとても印象に残った。
二都物語

二都物語

東宝

帝国劇場(東京都)

2013/07/18 (木) ~ 2013/08/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

一人一人が光ってる!
シドニーの、幸せへのあこがれとルーシー一家に託す思いには、毎回やられっぱなしです。わかっているけど、曲の頭から涙腺が反応始め‥
「ボクはここにいてはいけない。でも、彼女は、ボクを受け入れてくれている。どうしたら、彼女の愛に報うことができるのか」
「おれは、もしかしたらシドニーではなくて、チャールズになっていたかもしれない」

それくらい、チャールズとルーシー、小さなルーシーが幸せを醸し出していて‥

アンサンブルの方たちが、キャラが立ってきて、観るツボが増える一方です。
(武内さんのオーバーな検事!)
福井バーサッド、塩田プロス、宮川クランチャー、原(何役?)‥

お芝居好きの人向きの、上質ミュージカル。帝劇には珍しく、ハズレの役者さんが一人もいないです。みなさん、素晴らしい☆☆

コワイもの知らず、水入らず。

コワイもの知らず、水入らず。

試験管ベビー

千種文化小劇場(愛知県)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

試験管ベビー「コワイもの知らず、水入らず。」観ました
 「ぼくのお父さんはヒーローの敵」以来、三年ぶりの観劇です。

 話は、某ディズニーのお化け映画を彷彿。
 メディアでおなじみの各キャラの元ネタを知ってても知らなくても、誰でも笑える娯楽作。特定のキャラ(というか役者?)の小ネタに偏りもあるけど、おおむね皆に見せ場あり。

 演技や演出は、演劇を見慣れた目には残念ながら乗れず(むしろ、映像による補完が必要では?という場面も)。
 ウリである観客参加の効果にも、いまいち疑問。二回あったけど、どちらも観客にはよく分からない…

 あまり考えずに、ドリフの公開収録のノリで楽しむべきか。

忍者桃丸伝 ~そのNINJA多少難あり~

忍者桃丸伝 ~そのNINJA多少難あり~

劇団 EASTONES

ザ・ポケット(東京都)

2013/06/04 (火) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

所見でした。


石田武が素晴らしかった!

それに尽きる!

アクロバットメンバーも格好良かった!

『もしイタ』2013ツアー

『もしイタ』2013ツアー

青森中央高校演劇部

国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟・小ホール(東京都)

2013/08/05 (月) ~ 2013/08/05 (月)公演終了

これは面白い!
昨年度の高校演劇全国大会で最優秀受賞した作品ということで、とても観たかった。

しのぶさんの「お薦め舞台」情報で知って、観ることができた。
しのぶさんには感謝!

ネタバレBOX

劇場内に入ると30人ぐらいの部員が、声を出し身体を動かしウォーミングアップのようなことをやっていた。
それもパフォーマンスとして。

その姿が活き活きしていて、明るくってまぶしい(笑)。

こんなに動いてから本番に入るのか? と思ったけど、よくよく考えれば高校生なので、こちらとは体力が違う。大丈夫なんだろう。

ストーリーは、タイトルそのままで、弱小高校野球部の部員がイタコとなって、昔の大投手だった沢村を降臨させて試合を勝ち進むが……というもの。

正直言って、滑舌というか、発音が悪く台詞が聞き取れない人もいるのだが、全体のパワーが気持ちいい。
落ちないテンポもいい。

役の切り替えや、舞台での見せ方もうまい。……まあ、演出は、渡辺源四郎商店の畑澤聖悟さんということもあるけれど。
その期待にきちんと応えていたと思う。例えば、大勢が行き交うシーンや野球のシーンも、一人ひとりに神経が行き届いていて、きれいなアンサンブルとなっていた。

背景や効果音、BGMなども部員が身体や口を使って行うのだが、それもいい塩梅。細かいニュアンスの付け方もうまい。

いい感じで笑わせて、ラストでほろっとさせる。

あっという間の60分。
面白かった。




ただ、残念なのは、関係者らしき人の大きな声での内輪笑い。
それほど面白くない台詞や、人が出てきただけで、会場に響きわたる声で大爆笑していた。
これって、会場を盛り立てようとわざとしているのだろうけど、気になって、舞台に集中できないばかりでなく、気分が悪い。
そんなに、わざとらしい馬鹿笑いしなくても十分に面白いのに。このスタッフはこの作品に自信がないのかな。
劇作家協会公開講座 2013年夏

劇作家協会公開講座 2013年夏

日本劇作家協会

座・高円寺2(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

意義ある公開審査
 1994年に九州で提案され、1995年から毎年東京で行われるようになった“劇作家協会新人戯曲賞”の経緯、特色である最終選考の公開審査のメリット、デメリットなどを第三部に持ってきた今回の試みは、その基本スタンスの倫理的潔癖さが、流石に表現する者のそれである。劇作家自身による選定のメリット、デメリットなども個性的な面々が其々、本音で語り合い、進行役の手際の良い質問も手伝って面白く而も興味深い内容のものになった。この日のリーディング作品は2本、各回、入れ替え制だったので、自分は、2012年度、第18回劇作家協会新人戯曲賞受賞作「見上げる魚と目が合うか?」のリーディングだけを拝見してからトークイベントを拝見・拝聴したが、受賞作の“べしゃり”の面白さ、話者同士の対話にある、其々のずれの作る違和感や距離に興味を覚えた。
 一方、このような作品を見出す為の劇作家協会員の地道な努力にも敬意を表したい。

ただいま使用中

ただいま使用中

ダブルエッジ

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

最小空間で膨らむイマジネーション
 女に金品を貢がせて何とか生きている男が、偶然入ったトイレで見付けた物は?

ネタバレBOX

 バッグのポケットに入った携帯電話だった。だが、持ち主から携帯に電話が掛かって来た。電話に出た男は、落とし主の許可を得てバッグの中身を確かめるが、中には1千万の金が入っていた。会話中、男は100万を抜き取り900万しか入って居なかったと応えるが、落とし主は、この答えを「信用」し、自分が現場へ到着するまでの保管と、入っていた額と同程度の金品を探すゲームを提案する。その報酬については、秘されたままだが、男は提案に乗り、彼女と会う約束をすっぽかしてゲームに挑戦する。然し、探している途中、使用禁止と書かれた隣のトイレに死体があることを発見、落とし主との電話で彼がそれを知っていたこと、男は、実は殺人の真犯人である落とし主に嵌められて落とし主には見付けることの出来なかった金品の隠し場所探しに利用されていることを悟る。
 直後、落とし主が到着したと告げる電話が入り、トイレのドアを開けようとする犯人と犯人に仕立てられたくない男との間で攻防が始まるが、何とか男は真犯人を気絶させ、警察へ通報することに成功した。事態は収束するかに思えたが、彼女から電話が入り、事の真相を語るが、信用して貰えない。おまけに彼女を怒らせて振られてしまった。
 一方、パトカーのサイレンと共に警察が到着、トイレのドアをノックするが、偶々、腹具合を悪くした男の答えは「ただいま使用中」!
 殆ど何も無い所から始まって、サスペンスになり、殺人事件に発展、再度、日常に収束してゆく過程を、面白おかしく且つかなり自然に描いて見せた。公衆便所の個室が、舞台という設定もユニークで、役者の熱演も見所だ。現代を生きる我々へのアイロニカルな視点も面白い。
舞台「銀河英雄伝説」 初陣 もうひとつの敵

舞台「銀河英雄伝説」 初陣 もうひとつの敵

舞台「銀河英雄伝説」実行委員会

【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/06 (火)公演終了

満足度★★

うう~ん。
原作は、未読。
つまらなくは、なかったけれど・・・。

PA使っちゃうようなお芝居は、音が反響する分、
人によって、カツゼツの悪さが顕著になってしまうのが、ね。。。

ネタバレBOX

ややこしそうな話を、映像を使うことで、
うまくまとめていたとは、思いました。
(あのスクリーンの映像は本当に綺麗だった!)

でもなー、どうなんだろうなぁ。
チケット代の価値あるお芝居かなこれ。

原作を読んだ方が面白そう、って思ってしまいました。
それって、舞台化した意味ないじゃん!って^^;
こういう物語を、舞台化する意味ってなんなんでしょうね。。。
あかねの間

あかねの間

TAIYO MAGIC FILM

千本桜ホール(東京都)

2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ラストは
ラストは初演が好きだな。
笑わせたい箇所で割ときっちり笑わせてくるので、カップルの別れ話的な話がちゃんと際だってくる。
セットの関係上で、下手側の客席で下手側のとあるシーンが見え辛いのではと思った部分はあったが、物語は面白可笑しく楽しめました。

四の五の言わずに恋しろリーマン!

四の五の言わずに恋しろリーマン!

Island

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★

テンポ良く
リーマンの恋模様に不正の話を上手く絡め、また物語もテンポよく進みラストまで楽しめました。印象が薄いキャラがいるなあと感じたが、脚本か演出で意図的かと感じたが、それは考え過ぎかな?
なかなかに面白かったです。

Fight Alone 3rd

Fight Alone 3rd

エムキチビート

エビス駅前バー(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★

CとFチーム観劇
さすがに全チームは無理で、CとFチーム観劇。

まず、Fチーム。物語は違うものの、やりとり的な見せ方は4話中3話似た感じなのは偶然か?どの物語もなかなかに面白かった。

そして、Cチーム。ある1話については個人的には今回の見せ方はちょっとかどうかなと思った。折角なら途中まで普通に見せて、実はをあの形にすればとも思ったのだが。他3話はそれぞれの面白さは出てたと感じた。

彼らの敵

彼らの敵

ミナモザ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

いろいろ考えさせられる
ユーモラスに始まり、次第にテーマを提示してゆくのでいつの間にか引き込まれて120分弱の長さは感じず。
ほとんど事実に基づいたという「過去パート」とフィクションである「その後パート」の往き来もモーフィングの如く滑らかで、なおかつ場面が変わってすぐにどちらかワカるのが巧み。
そんなスタイルで語るのは表現の自由・言論の自由の反対側(あるいは裏?)にあるものやマスコミの意義。
表現の自由を規制する方向への動きがある昨今、色々と考える材料を与えて貰ったといおうか、観ながらあれこれ脳内を過るものアリ。
暫く前に不慮の事故で遭難したヨット救助に関する批判があったものでそんなことにも考えが向く。
そうして迎える終盤での喫茶店の対決、主人公と女性ライターとの口論は白眉。
瀬戸山主宰の演劇人宣言(←そこまで大仰なものではない)も感じられたが、深読み?
さらに幕の引き方も「画竜点睛打つ」感じで鮮やか。

火男の火

火男の火

「火男の火」製作委員会

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

無情の世界
表の世界だってかなりドロドロの権力争いをしているので、裏社会ならなおさらってことか。無情の世界を描いた力作。たまにはこういう悲劇もいい。

ピンキリ

ピンキリ

OZABUTON

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ざぶとんがぶっ飛んで行く瞬間をこの目で見た
「集団as if~」所属、マクガフィンズで共演した上田恒平氏が主宰の旗揚げ公演。「集団as if~」山本恵太郎さんとの2人芝居、8本のオムニバス形式。一部の役が過去や現在で繋がっていて、さながらパラレルに展開する高質な交感、技術と感性と才覚。心底素晴らしいと思いました。

ネタバレBOX

簡単に物語を説明すると、

①【おい、森君、死んだってよ】
死んだ旧友(あまり仲良くなかった)の葬式に出たかつての二人の物語。「あってもなくても変わらないけど、あるとちょっとかっこいい」と思うタイピンを、はなむけに学校に投げる。

②【就職会議】
仮の話をして自らの進路を模索する学生と、さっさと単位を取って旅行を考えている医者志望の学生の話。前者は、最上の職業とは何かを考え抜いた末、魔王(笑)になり睡眠することを決意。仮の話として終わる様相。

③【殺し屋の矜持】
プロの殺し屋と、それを生業とするために学ぶアマチュア殺し屋との物語。

④【稽古に捧ぐエチュード】
③に続くかたちで、③をあたかも稽古するかのような物語。結局笑いに走って稽古できなくなる(笑)

⑤【精神鑑定】
殺人を犯した男に医者が精神鑑定を「行わない」話。医者はかつて②で旅行に行った学生のようで、アフガニスタンを旅してアホウドリになりたい願望と死体のトミーを友達に持つ。

⑥【アホウドリの巣の上で】
アホウドリの愛の物語。

⑦【人生は時にロールプレイングゲームのように】
②で魔王となったであろう男が睡眠しているところに、彼を倒すために長い道のりを旅してきた勇者の話。

⑧【メメント・モリ】
①で死んだ旧友が三途の川を渡る前の物語。「あなたが死んだのは、ただきりがよかっただけ」と語る水先案内人。三途の川を渡るために必要な巾着袋がなくて焦る死者、バックの中にタイピンを見つける。水先案内人は「きりがいいところでピンが見つかるなんてよかったですね」みたいに言う。大団円、客席を生者に見たてて、「彼らの人生のこれからの物語は分からない」みたいなことを言って、こちらに拍手を送る。

今回の演目で私が特に惚れ込んでしまったのは⑤の「精神鑑定」。
山本恵太郎さんの語りに心底感動した。その情景、背景、当事者の感情がそのまま、いやそれ以上に伝わり、また言葉の切りどころも小気味よくて、いつまでも聞いていたくなった。そして彼の語りの次いで、上田氏の語りは囁くように、だけど微動だにしないその彼のつくる空気から発せられる言葉はよく響いて、誰もが
おそらく耳を傾けていたのではないかと思います。ここでの、お互いの集中力はひどく危うげで、しかし均衡を保って魅せられる、他も大好きなのだけれど、特に、特にこの【精神鑑定】に心を揺さぶられました。惹かれた。本当に、素晴らしかった。この次のアホウドリへの展開も面白かった。く、くだらないって(笑)しかし真摯だ、と。

最後の【メメント・モリ】は、先の方も仰っているように、新しかった。「誰でも役者であって、誰でも舞台に上がっている」のだといわれているように、また主役はお前なのだと、個人的にはそう捉えてしまいました。
それぞれの芝居にそれぞれの感想がありますが、またそれは直接お会いしたときにでも。

笑いや涙などの衝動・感情以上に、感性に刺激を与えられた作品でした。
本当によいものが観られたな、面白かったな、楽しかったなと思いました。
映像撮ってよかったのなら、全部撮影すればよかったと思っております・・・

また次回も楽しみにしています。ありがとうございました。
ストリッパー物語

ストリッパー物語

東京芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

クズをクズとして登場させるとどうなるのか
個人的にはつかさんは嫌いだ。全く共感できない。
勿論今回の芝居も共感できなかった。
だが、全く叫ばないつか芝居は新鮮だった。つまらなかったが、退屈はしなかったし興味深かった。
なにしろ客席の咳払いの音が目立つほどだったのだ。リリーさんの声量はあまり無く、耳をそばだてて聞いていた。
今回の三浦演出は、つか演出で行われていた偽物の感動の正体を浮き彫りにした形になったと思う。

超人テレ娘!

超人テレ娘!

Tricobo

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

初日観てきましたよ。
初日でちょっと硬かったのかな?
80分にかなり詰め込んだ意欲作でした。
シリアスなSFと思いきや最後の解決方法は好きな展開でした
だけど詰め込み過ぎたのか、姉妹のだけが浮いてしまった。
なんか勿体なかった気がします(その辺はTBにて)
勢いはあると思うし、まだこれかどんどん良くなるでしょう。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』

ホリプロ

梅田芸術劇場メインホール(大阪府)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

とんでもない逸材、唯月ふうか
毎年この作品を観ていますが、2013年のピーターパンは過去最高です。テンポ良く物語が進み、常に笑いと驚きと感動と切なさと楽しさが展開され続けて飽きません。とにかく楽しい。役者さん達も子供騙しではない本気のパフォーマンスでレベルも高い。大人になってから観るとより深くピーターパンの世界を知る事ができて、ちょっぴり切ないストーリーも心に染みます。 子供から大人まで全ての世代の人々にお薦めできる作品です。
キャストも魅力的で、特に橋本じゅんのフック船長&ダーリング氏は上手くて面白くて迫力があって圧巻ですし、池田美佳のタイガー・リリーは肢体の美しさと野性味溢れるしなやかで洗練されたダンスは芸術の域です。そして歴代最高、唯月ふうかのピーターパンはキラッキラな輝きで、歌に演技にアクションに、とにかく感情を揺さぶられ、惹きつけられて大変素晴らしく、主役のオーラ全開で縦横無尽に躍動する様は圧倒的に魅力的。まさに主役。彼女のピュアで溌剌としたパフォーマンスを観れば、心が洗われること間違いなし。

過去の歴代ピーターパンを美化しがちですが、それを加味しようがしまいが、9代目ピーターパンの唯月ふうかは歴代最高だと明言できます。本当に素晴らしいピーターパンです。
8代目ピーター高畑充希と9代目ピーター唯月ふうかの比較をすると、高畑充希は6年間、努力を重ねてきた結果、歌や演技などが向上し、特にラストの2012年は充希ピーターの集大成でパフォーマンス力もかっこよさも素晴らしく、2012年までなら歴代最高のピーターでした。
一方、唯月ふうかは「天賦の才能」と人の心を掴む「天性の人間的魅力」によってステージ上で物凄い輝きを放ち、ピーター1年目にして魅力度で既に充希ピーターを超えていて、子供達や観客の反応を見ても唯月ふうかが間違いなく歴代最高のピーターだと確信しました。
努力の充希ピーターを「天賦の才能」と「天性の魅力」であっさりと超えてしまったのがふうかピーター(フーターパン)です。

上手い人、凄い人はたくさん居ますし、「上手く、凄く」は努力次第でかなり向上できます。高畑充希はこのタイプだと思います。しかし「天賦の才能」や「天性の魅力」は努力だけではどうしようもなく、限られたごく一部の希少で特別な人だけが持つ要素で、真の主役たるオーラ、みんなの中心にふさわしい魅力、スーパーヒーロー、スーパーヒロインな魅力、カリスマ的求心力などとも言うべきスペシャルな魅力を唯月ふうかに物凄く感じるのです。 高畑充希にはそれをあまり感じません。この差が凄く大きくて、スーパースターになるタレントとごく普通のタレントの違いであり、唯月ふうかと高畑充希の大きな違いだと感じました。技術的には高畑充希の方がまだ僅かに上の部分もありましたが、唯月ふうかにはそんな些細なマイナス面を補って余りある程の半端無いキラキラ感があり、圧倒的な輝きの最強オーラをまとっている感じで、まさに大人気アニメの主人公のような求心力やカリスマ性、人の心を惹きつける天性の魅力を感じました。唯月ふうかのピーターパンはまさに「希望、喜び、自由」そのものです。

唯月ふうかはステージ上で表現する事が大好きで、その喜びや楽しさが観ている側にもちゃんと伝わって来る。観ていて楽しく、幸せな気分になる。唯月ふうかはとてもピュアで人間力に満ちていて、溌剌としていて、自信もみなぎっていて、堂々とした素晴らしいステージパフォーマンス。登場して最初の台詞から唯月ふうかの魅力に惹きつけられて、すぐに心を奪われた。一瞬にして会場の観客を虜にするスペシャルな魅力。輝きが半端ない。こんなキラキラしている人を見たのは初めてです。

唯月ふうかは歌唱力抜群、声量も声質も素晴らしい。フライングしながらでも全くブレない。 表情付けも千差万別で素晴らしい。少年っぽさも秀逸。 大人にならない少年の雰囲気そのもの。フライングも回転多いし、下向きもあるし、バリエーションも豊富。殺陣も難なくこなし、ダンスもレベルが高く、 総合力が非常に高い。セリフもしっかりしているし、カツゼツもいいし、良く通る声で見事としか言いようがない。彼女は普段の声とは違う声を色々出せて、鳥の鳴き声も上手く、たぶんものまねも色々上手そう。唯月ふうかは基本スペックが非常に高く、更に伸びしろも大きいというとんでもない子ですね。

唯月ふうかは演技、歌、ダンス、アクション、フライング、セリフ、表情のどれもレベルが高く、それらを抜きにしても、このピュアな少年の雰囲気は歴代最強。 演技でやろうとしても並みの役者だと力強さとかが表に出るだけですが、唯月ふうかの少年の演技は力強さだけじゃなく、優しい柔和さやいたずらっぽさ、やんちゃさ、愛らしさ、切なさ等も備わっており、高畑充希のピーターよりも人間的に遥かに面白くて深くて魅力的なピーターを実現している。その証拠に会場の子供たちや観客のふうかピーターへの反応(共感度、感情移入度、応援度等)が2012年の充希ピーターよりも明らかにふうかピーターの方が相当上回っており、この観客の反応を見ても唯月ふうかが歴代最高のピーターである事を確信しました。しかもまだ16歳で伸びしろも大きいので、来年以降は更に素晴らしくなるでしょう。

ホリプロは「唯月ふうか」というとんでもない逸材を手に入れましたね。彼女は間違いなく本物であり超大物になる器です。予言しておきますが、いずれはNHKの連ドラにも起用されるでしょう。話題のドラマや映画で主演して主題歌も歌うでしょうね。それだけ本当に自然体で人間的な魅力の溢れる芝居と歌唱が出来る子。これが全部役作りだったとしても、それはそれで驚き。
そして歌手としても紅白でいずれは大トリで歌うようになるでしょう。唯月ふうかなら和田アキ子も納得です。

唯月ふうかは人々の心を繋ぐ力も凄いようですね。今回の公演は、唯月ふうかが居たからこそ、結束した素晴らしいカンパニー(座組)となって素晴らしい公演が実現できたのだと思います。彼女の周りの人達の反応を見ると彼女は無意識に周囲を魅了してしまう魅力があって、本当にピュアで明るくて素直で真っ直ぐで愛らしくて優しい子だという事が分かりますね。そんな子が天賦の才能とカリスマ性があって、努力家で頑張り屋なのです。だから唯月ふうかが居ると自然と彼女の魅力に魅了され、誰もが彼女を好きになり、気づいたら彼女がみんなの中心になっている。唯月ふうかに魅了された周りの人達は彼女の為にも最高のものを共に作り上げていこうという非常に高い意識が生まれ、唯月ふうかを中心とした素晴らしいカンパニーが形成されていく。カンパニー全員が一致団結して最大の力を発揮するようになっていく。唯月ふうかはまさに「希望、喜び、自由」そのもののような子で周囲に驚きと感動と刺激を与え、全体の士気と意識を高め、結束させて全体を良い方向へと導ける子。それは「腐ったミカン」の逆バージョンのまさに「新鮮な桃」である。唯月ふうかが居たから今年のチームピーターパンはまさに奇跡のカンパニーとなりました。これも唯月ふうかのみんなの心を繋ぐ力、一つにする力が成し得た業でしょう。周囲の力も最大限に引き出してしまう唯月ふうかの天性の人間的魅力、恐るべし。
こんな子は他に居ません。唯月ふうかはまさに主役になる為に生まれてきた子ですね。

キラッキラな最高の輝きを放つ唯月ふうか。彼女は普段から人間的な魅力に溢れる子なのでしょう。そんな子が更に芝居や歌唱をするのだから、その人間的な魅力は増幅され、視聴者は凄く感情を揺さぶられる。心に響く。

「ヒカルの碁」という作品があり、碁打ちの究極の目標として「神の一手」というテーマが出てきますが、似たような考え方をすると、役者や歌手の究極の目標として「神の芝居」、「神の歌唱」に最も近い子が唯月ふうかなのかも知れません。それは上手いとか凄いとかを超越した「心に響く力」です。

唯月ふうかのパフォーマンスを見ると気持ちが高揚しますね。彼女のキラッキラな輝きこそが、まさに魔法の粉、妖精の粉です。彼女のキラッキラなパフォーマンスを見たら全身が活性化されて、その後、体調が凄くいいのです。彼女のキラッキラな輝きには病気を治す力もあるのかも知れませんし、世の中の悪いものを浄化してくれる力を感じます。自分も頑張ろうという前向きな気持ちにしてくれます。人生観が変わる程です。それぐらい唯月ふうかには感情を揺さぶられます。心に響きます。本当に持っているモノが違うと感じました。とんでもない逸材ですね。

実際に製作側に「完成度の高さは歴代ナンバーワン」と言わしめているし、ホリプロ社長(音事協会長)も「逸材」だと公言している程、唯月ふうかは類稀な才能を持つタレントで、歌手、女優、声優、テレビタレント、ラジオパーソナリティ等、マルチに才能を発揮して、その才能と愛らしさと人間的魅力から誰からも愛される、ホリプロを代表するタレント、いや日本の芸能界を代表するスーパースター(スーパーアイドル)になっていく可能性をひしひしと感じます。

唯月ふうかは「天賦の才能」と「天性の人間的魅力」を持ち合わせ、
なおかつ向上心が高く努力も怠らない子だから本当に楽しみなタレントです。

最後に一言。
唯月ふうかの笑顔は最強(無敵)です。

火男の火

火男の火

「火男の火」製作委員会

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/06 (火)公演終了

満足度★★★★

良かったですよ
さすが劇団旗揚げ公演で上演され,シアターアプルファイナルアクトとされた演目の再演,見応えありました。確かに救いのない物語ですが,これは設定上やむを得ないものでしょうね。その救いのなさも含めて,この物語には味がありました。僕は好きです。

非常の人 何ぞ非常に ~奇譚 平賀源内と杉田玄白~

非常の人 何ぞ非常に ~奇譚 平賀源内と杉田玄白~

パルコ・プロデュース

キャナルシティ劇場(福岡県)

2013/07/31 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了

満足度★★★★

いいお席だったので
役者さんの表情が良く見えた。史実に忠実であって更に人間味あふれる作品で思わず涙がこぼれた。佐々木蔵之介が上手いのは分かっていたけど、岡本健一が良かったなぁ~~~小柳、奥田、篠井三名もいい役どころで見応え十分だった。

ネタバレBOX

この話しは歴史音痴な私がなぜか知っていて、源内と玄白の友情というかお互いを尊敬しあっていることがよく表現されていて涙あふれるものだった。
マキノノゾミさんの演出に心打たれた。
飛龍伝

飛龍伝

COTA-rs

シアターサンモール(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

神林良かった!
初っ端から声がひっくり返ったり、かすれていたりする役者が多かったですが、終わってみれば千秋楽らしいやり切った感が満ち溢れていて好印象を持ちました。

ネタバレBOX

福島原発事故で生じた上澄み液を学生が汲み取るシーンがありました。演出家の方には申し訳ないのですが、極力オリジナルに忠実なものを観たかったというのが本音です。

全共闘闘争盛んなときに福島原発事故が起きたとしたら、単なる安保闘争だけでは済まないでしょう。福島原発事故のエピソードを入れておきながら結局は原作の大筋に戻っていくというのでは、如何にも時事問題にも触れていますとアピールするのが狙いだっただけのように思えて仕方がありません。

ラスト、全共闘のリーダー格だった桂木は官房長官になっていました。今まで彼らは転向したり保守的になったのかと思っていましたが、彼らビートルズ世代はただ単に自由に、そして自分たちが得になるように生きてきただけなのだと気付きました。

劇団青年座『LOVE,LOVE,LOVE』(マイク・バートレット作)を観て目からウロコ、見方が一変しました。

このページのQRコードです。

拡大