
正義の人びと
コロブチカ
ギャラリーCASA TANA(東京都)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/16 (水)公演終了
満足度★★
相対的な正義の尺度
ロシアの革命勢力の物語で、正義とは何かを考えさせられる内容でしたが、途中での軽い感じの演技が作品に合っていないように感じられて、物語の世界に入り込めませんでした。
大公を殺害しようとする革命組織のメンバーが、いざ実行となると、それぞれの「正義」や「潔白」に対する考え方の相違があらわになり、さらに「愛」という要素も加わって葛藤する物語でした。
部屋の出入りを特徴的な身体表現で表す以外はストレートな演技スタイルで演じられていましたが、中間辺りで新たに登場する役が、それまでとかなり異なる、おどけた要素を強調していて、せっかく高まっていた緊迫感が壊されて以降を集中力を持って観ることが出来なくなってしまいました。重い内容なので観客の集中力がに途切れないように笑いを入れる意図だったのならば、逆効果だったと思います。
開演前の注意のアナウンスがあるより前からマイム的な動きが行われていましたが、劇中では出て来ない様な現代的な動きがあったりして意図が良く分かりませんでした。
ドアをノックする音や馬車が走る音といった効果音や、転換時の音楽を役者が生演奏で出していたのが良かったです。
邸宅の広間の様な高級感があるギャラリー空間の奥に赤い布を上部から垂らし、そのまま床に水平方向に敷いただけの質素なセットが劇場とは異なる雰囲気を醸していて、新鮮でした。
正義の為ならテロリズムも肯定する役を演じた濱仲太さんが迫力がありつつもうるさくなく聞き取りやすい台詞回しで、急進的な革命家の雰囲気が良く出ていました。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】
あんかけフラミンゴ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了
満足度★★★
こどもはみちゃだめ
女子小学生が観に来ていたことで話題のあんかけ11を観劇。
う〜ん、いまいち乗り切れなかったのは僕が男の子だからか。

蝦夷地別件
ピープルシアター
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/10/10 (木) ~ 2013/10/16 (水)公演終了
満足度★★★
声が聞こえない・・・
13日の夜の回を観に行きました。原作は未読です。感想ですが、「声が聞こえない・聞きづらい」ということに尽きます。前から5列目中央にも関わらず、全体の1割ほどのセリフが聞こえず、半分ほどが聞き取るのに労力を要しました。公演時間が約2時間30分もあり、観終わった後は疲れがどっと押し寄せてきました。
セリフが聞き取れないこと、登場人物が多くその名前がほとんどカタカナであること、ストーリー展開が早いことが相まって、数人顔と名前が一致せず曖昧なまま話が進んでいくので、感情移入もできませんでした。まるでガブリエル=ガルシア=マルケスの『百年の孤独』のようでした。
戯曲化にあたって原作をどれほどコンパクトにまとめたのか分かりませんが、もっとコンパクトにして1つ1つのシーンを詰めて欲しかったです。これは好みの問題ですが。
舞台の声が客席に届かないのはなんと皮肉なことでしょう。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】
あんかけフラミンゴ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了
満足度★★★★
祝・大学中退!
『つまんなかったら言ってね、死ぬから』がまったくピンとこなかったんだけど、今回は良かったですよ。相変らず過激な題材を並べただけ感は否めないけど、けっこうグッとくる瞬間が何度か。主宰は慶応を中退して演劇に専念するようなので、今後も期待したいですね。

Short Act Battle Vol.2 決勝ラウンド
演劇集団ザ・ブロードキャストショウ(SABカンパニー)
Live Space B.SQUARE(大阪府)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/05 (土)公演終了
満足度★★★★
観てきました
各20分という短い時間でしたが、それぞれの劇団のカラーを観ることが出来て楽しかったです。全く知らない劇団の本公演に行くのは少し勇気がいるので、こういった短編で次々観られる機会があると、自分好みの劇団を探しやすいかなと。
予選は個人的に点数で表す満足度の差が大きかったのですが、決勝ラウンドは好みの差はあれどテーマがしっかりしてメッセージ性の強いものが多く、安定して楽しめました

アザゼルの山羊
チャリカルキ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/10/09 (水) ~ 2013/10/15 (火)公演終了
満足度★★★
考えさせられました
いじめか。いじめね。たくさんで一人を吊し上げるのって楽しいよね。
キリスト教の聖書のなかの挿話。「アザゼルの山羊」と、芝居のほうの物語との関連性が、ぼくにはピンと来ませんでした。深いとは感じられないというか。ぼくがキリスト教徒じゃないからなのか。理解力が足りないのか。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】
あんかけフラミンゴ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

たりない写真、 歌えなかった唄のために
ユーキース・エンタテインメント
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/16 (水)公演終了
満足度★★★★★
あっという間の素敵な時間
始めから、終わりまで凄くテンポ良く、あっという間の素敵な時間を過ごせました!! ありきたりな言い方かもしれないけど、ほっこりする、笑いがあったり、感動的な場面もあり、暖かい気持ちになりました。
キャストの皆さん、一人一人、印象的で、無駄な役がひとつもないてす。

ふと、立ち止まり、語り出す
So Creative
シアターブラッツ(東京都)
2013/10/10 (木) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
面白いが,,,,
メインの登場人物4人の出来事や思い(台詞)がリンクしつつ進行していくストーリー、なかなか興味深かったです!

最後の精神分析-フロイトvsルイス-
DULL-COLORED POP
d-倉庫(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
進化した演出
英仏がナチスに宣戦布告しようという朝、頑強な無神論者フロイトと敬虔なキリスト教徒ルイスが存在をかけた大激論を戦わせる。その現代を照射するに絶妙な人物設定、状況設定の脚本を立ち上げるのに相応しい木場勝己と石丸幹二という2人の俳優。その輝くような素材を活かすため、「無味の味」という極意に到達した谷賢一の演出。永遠という時の中でたった9日間しか続かない奇跡。

『賛歌』 うたいた~い!
セッションハウス
神楽坂セッションハウス(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★
珍しくバレエ
この会場では珍しく、ポアントありのバレエらしいバレエ。古典のパに忠実なので変にモダン臭くならず美しかった。広すぎず狭すぎず、作品も出演者も空間をうまく使っていた。

伯爵のおるすばん
Mrs.fictions
サンモールスタジオ(東京都)
2013/10/07 (月) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
評判通り素敵な芝居です。
不老不死という主人公、そして出生も解らない子供のような存在。
そんな子供が遥かな時を経て、清々しくも最後を迎える事が出来るなんて
序盤からは想像が出来ない、しかもこんな切なくも優しい舞台で
あんなに笑の要素が盛り込まれているなんて、絶妙な匙加減とテンポ
イケメン?の伯爵の誕生期・思春期・自暴自棄・家住期・そして解脱
そんな弥勒のような長い時をキュンと笑と悲しみを持って見る舞台。
それぞれの時代の大事な人が豪華リレーです。
(彼女が邪魔で☆コロリ)

トキグルマ
ThreeQuarter
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しい1日となりました
楽しい2時間を過ごせた。
なによりも私がよかったと思うのは、役者陣が、観客と一緒になって、劇を楽しんでいたということ。
もちろん役作りなども、しっかりとしていた上で。
タイムスリップの展開については、それが成功していたかどうかは、私には分からないが、現在と過去とを
交互に、そして重ね合わせながら、進めていく方法には無理なく観ることができた。
ネタバレになってしまうので、多くは書くことができないが、結末は、もうひと工夫があってもいいのかなとも。
せまい舞台で、観客の足を気にしながらの殺陣、舞台装置の工夫など、大舞台ではない苦しみ、制限に立ち向かい
ながらの公演には頭が下がった。
個人的には、斉名高志さんの、器用な役の振り分けが印象に残った。
今回は、痛快な笑いを楽しもうといった気持ちで足を運び、満喫できたことで、帰り道、冷たい風が吹き始めたにも
かかわらず、(ついでに新井薬師駅前で、すてきな古本屋を見つけたことも相乗効果として)「今日はついていた」
と思えた日曜日となった。

晩餐
タクフェス
サンシャイン劇場(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★
流石は泣ける舞台は健在
お得意のベタで泣ける舞台、今回も結構泣けます。
セレソンじゃなくたっても、宅間さんの脚本は健在ですね。
ちょっと社会的批判も入れつつなのが中途半端なので
ハッキリして欲しい所とアドリブの追い込みを含め
役者さんのキャラが強すぎるのが、感情移入を妨げました。
久しぶりに昭和感漂う作品も見たかった気がします。
空席が多くてビックリ、セレソン好きは値段がOKなら行きましょう。
評価は過去作品からみて厳しく×3、やっぱ75は高い

たりない写真、 歌えなかった唄のために
ユーキース・エンタテインメント
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/16 (水)公演終了
満足度★★★★★
初めて舞台を見に行って、、、
舞台は初めて見に行ったのですが、それが「たりない写真、 歌えなかった唄のために 」で本当に良かった。そう心から思える作品でした。
物語ももちろん素敵ですし、その物語をより綺麗に伝えてくれた役者さん達に本当に感謝したいです。「ありがとう。」
見終わったときに心が綺麗になれる。そんな作品でした。

OPUS/作品
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/09/10 (火) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
伊勢佳世さん好演!ベスト!相島さんの和やかな感じがイイ。
伊勢佳世さん好演!ベスト!相島さんの和やかな感じがイイ。
弦楽カルテットを組む4人の男性と1人の女性の物語。
音楽のプロフェッショナルである4人のメンバーは、
さまざまな問題がありながらも協力し合い、互いを尊重し合い、
しかし肝心な時には、各人のその音楽の能力を純粋に
評価し合う、大人のチーム。
私の大好きな「囲み舞台」!
語り口は、軽妙だが落ち着いたコメディでありながら、
プロの集団であることが、仲間として友情として
ともに組むことより優先せざるを得ない、
決して馴れ合いではない、厳しい択を強いることもある
シリアスな点も描いていることが実に味わいがあって面白い。
このことはどんな仕事でも、クリエイティブな世界でも
身近に存在するすることです。
まず、紅一点のイキウメの伊勢佳世さんの柔らかな物腰、
でも実はスキルもある役柄が、4人の男性と対比されて
とってもいい感じです。
最近はイキウメ意外の客演も多いですが、どれも
出番が少なくて彼女のカラーが今一つ生かされてなかった
感じでした。
本作は、彼女のこれまで見た中でもベスト!と思います。
そして男性4人は当然のように安定した確実な演技。
なかでも私は特に、相島一之さんの明るく和やかな性格、
音楽に対するあったかいやさしい夢をもっている
演技が好きです。

「本読みの時間」#32 〜カラーズ〜
「本読みの時間」
ACT cafe(大阪府)
2013/10/06 (日) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★
面白いです 濃い時間でした。
読んだ本などがあれば面白いでしょう、又これで、読みたくなることもあるでしょう、
短編7話 面白いです 濃い時間でした。

TIME BOMB
劇団きのこの森
荻窪小劇場(東京都)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
あっと言う間!
面白かったです!潜入捜査官や若頭のキャラも面白いし、ストーリーが2転・3転(?)して、どうなるんだろう?と、気付いたら見入っていました。あっ言う間に感じました。ただ、コメントしている方のネタバレにもあるのですが、運営に関して気になりました。でも、今回の舞台が旗揚げ公演との事、今後の活躍が楽しみだと思いました。

盲人書簡ー上海篇ー
月蝕歌劇団
ひつじ座(東京都)
2013/10/10 (木) ~ 2013/10/15 (火)公演終了
満足度★★★
寺山修司という人
寺山修司作品を観に行く事は結構多いのですが、いつも思うのは、会場にいる人が作品や劇団に惹かれているのではないような、寺山が好きだから来てるんだというような独特の拒絶感みたいな雰囲気を出している事が多い気がします。
近しい仲間と仲が良いのは仕方無いのでしょうが、こちらはやはりその雰囲気はある物の、どちらかと言えば寺山よりも劇団自体のファンが多いように感じられて、個人的には好感が持てました。
暗黒の宝塚と書いてあったように、出演者が女性ばかりなのも要因でしょうか。
程良いチープさの中に、ちゃんとお芝居を締めてくれる役者さんもいて、数年前に日暮里の方で同じ作品を観ましたが、僕はこちらの方が好みでした。

短編集 幻獣の書
楼蘭
新宿眼科画廊(東京都)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/16 (水)公演終了