最新の観てきた!クチコミ一覧

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歌いタイツ!

歌いタイツ!

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

あうるすぽっと(東京都)

2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく笑った!
全身タイツってどうなん?なんて半信半疑ではありましたが、とっても健全?なタイツマンズでした。誰もが耳にしたことのある曲ばかりだったので、とても楽しく、少々お疲れきみだった会社員には大変気分転換になる一時でした。ありがとうございました!

ラフレシア

ラフレシア

白昼夢

明石スタジオ(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

ダンスと唄が良い◎
オープニングとエンディングを観るに付け、ダンスの比重をもっと大きくしたほうが好みかな。
一方で、もっととぼけた味わいや笑いを期待していたので、その世界観に入れずあまり楽しめなかった(・ε・`*) ...

賞味期限の切れた毒薬

賞味期限の切れた毒薬

マグネシウムリボン

d-倉庫(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

とても丁寧な作りの作品
 テンポがややゆったりで一本調子な感や話のつながり上であまり意味のない場面もありましたが、話の展開を握る過去と現在のシーンの切換はとてもスムーズでわかりやすくなっており作者の観客への心遣いや誠実さが感じられるとても丁寧な作りの作品になっていたと思います。

Clash Point

Clash Point

劇団スクランブル

シアター711(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

期待通り、面白かったです。
ストーリーの展開は、わかりやすく。ただ、ただ楽しめました。役者の方の個性的で、役作りなのか、登場人物の役割も明確で楽しめました。ありがとうございました。コメント遅くなり、すいません。

夜明けに、月の手触りを

夜明けに、月の手触りを

mizhen

北品川フリースペース楽間(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

ノゾエ氏の推薦文に偽りナシ!
 初観覧の団体。
 ノゾエ征爾さんがチラシに寄せていた推薦文に釣られて観劇。
 ノゾエさんは人がいいのか、いろんな若手演劇人の公演に推薦文を寄せているが、かつての教え子で団体の主宰者・金城ひとみさんについては本気で買っていることが文章からうかがえ、観てみて納得。
 ノゾエさんが推すだけのことはありました。
 向かい合った2つの客席の間の細長いスペースで表現されるのは、かつての「結婚適齢期」にあたる20代後半の女子5人の人生。
 自分が演じる女の身の上を女優たちは時にマイムのようであったり、時にコンテンポラリーダンスのようであったりする妙な動きを交えながら独白によって表現するのだが、まずはこのダンスが秀逸!
 ダンスは語りの内容にリンクした当てぶりのようなものもあれば意味不明なものもあったりと様々ながら、こちらの胸を打つような動きがしばしば繰り出され、ハッとすることたびたび。それらの動きがなぜ胸を打つのか、そのワケは言葉では説明しづらく、もどかしい限り。公演パンフレットには「振付け」のクレジットがなく、動きは演者と演出家によって創られたものと想像されるが、バリエーションに富んだあれらの動きを振付け師に頼らず自前で編み出したのだとしたら驚愕モノだし、完成形に持ち込むまでには相当な努力を要したに違いない。
 女たちの独白もダンスと並んで高水準。
 なかなかピリオドが打たれない息の長い言葉から成る独特のモノローグは豊饒なレトリックが耳に心地よく、時に詩情を帯び、時に哀愁を醸し、時にユーモアを滲ませ、人間の持つあらゆる感情をくすぐってきて、聞いていて飽きることがない。
 かつて某演劇スクールで金城さんを指導したノゾエさんの推薦文によれば、金城さんは「生徒でありながら卒業公演にて積極的に書き、でもって独特なエネルギーとユーモアに溢れたとてもナイスな作品を仕上げた」そうで、お笑い好きな当方はユーモアを求めて本作を観たのだが、作品の性質からして爆笑シーンこそなかったものの、紋切型を嫌う金城さんならではの言語感覚が生かされた自嘲的な語りの数々はクスクス笑いをたびたび誘い、対面の客席を埋めるお客さんたちの顔も途中まではニヤニヤと緩みっ放し。
 中でも、妹の結婚式用の服を買いにブティックへ来た女が女性店員とやり取りしている際の心の動きをつぶさに語るくだりは出色。服を買わせようと甘言を並べる店員の心の裏側を邪推する客の女のモノローグはいささかの被害妄想を伴いながらも的を射ていて可笑しく、思わず声を立てて笑ってしまった。
 やがて5人の人生は緩やかに交わっていき、交わりの度合が強まるにつれ5人の女の“しんどい境遇”が明らかになっていくが、アパレル店員とフィアンセ持ちのマーケッターの人生がまさかああいう形で交錯するとは…。
 アパレル店員が込み上げる悲しみを押さえつけてある男に贈った言葉、本作を締めくくるセリフとなった最後の言葉には胸を抉られた。
 劇の中身と不調和なようで調和しているクラブミュージック風の音楽も素敵でした。

『らんちう』京都公演

『らんちう』京都公演

JUIMARC

人間座スタジオ(京都府)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/12 (土)公演終了

満足度★★★

小さな空間ならではの心地いいお芝居でした♪
アトリエ劇研から近い初めての劇場「人間座スタジオ」へ!

劇場に入るなり散らかった部屋のセットに懐かしい曲が~♪


3幕構成のオムニバス

1幕は売れないミュージシャンの話

ほとんど台本がないままに進む⁈


いきなりのハイテンションの田川さん!

こじんまりとした空間に座布団に座って

観劇しているお客さんついてこれるのかなぁ~⁈

その温度差の違いに思わず笑ってしまった(^^)


ここからは山根さんとのアドリブとは思えない息の合った掛け合い!

逆に台本がないなら戸惑うパスを投げたらもっと面白かったかも⁈


暗転してそのまま2幕へ~っていつ着替えたんだ~?

2幕はある意味ファンタジーでしょうか?

タイトルにもあるらんちうが出てきますって?

らんちうって金魚の一種のだったんですね~

平林さんの生演奏もいい効果音になっていていいですね♪

話はちょっと付いていけませんでしたが…

人形を使ったり視点を変えたり見せ方が面白かった♪

小さな空間ならではの心地いいお芝居でした♪


これからも田川さんと色々な役者さんと組み合わせの科学反応が愉しみ~♪

中野の処女がイクッ

中野の処女がイクッ

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/18 (金)公演終了

満足度★★★★

良かった
最近女性で力強い人たちが多くて素敵。

紅い給食

紅い給食

大人計画

ザ・スズナリ(東京都)

1996/02/28 (水) ~ 1996/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

全席自由
※実際に鑑賞したのは1996年です。こりっちさんでは2008年以前の鑑賞日は設定できないようになってるので現在出来る一番古い年代にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1996年2月28日。
けっこう暗い話だった。秘密をばらした友達とその相手を障害者にしてしまった主人公がその二人にずっといびられながら暮らす話。新井亜樹のひねくれっぷりが半端ない。そういえば給食は全然関係なかった。
演戯団コリペ『小町風伝』

演戯団コリペ『小町風伝』

BeSeTo演劇祭

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

とても幻想的
夢か現か。

ネタバレBOX

基本韓国語上演。字幕が読みづらく、意味はあまり分からずに観ました。

座ったまま歩くような歩き方は能の様式を取り入れたような感じ、ラーメンの匂いは夜9時の脳には刺激的でした。

大家さんがいたり、医者がいたり、実際にラーメンを作ってみんなで食べたりするのですから、最初老婆は現実の人で、時々妄想の世界に陥りながら若い頃を懐かしがっているのかと思っていましたが、ラストで洋服を着てスーツケースを引きながらこれから旅行に行ってきます的な様子を見ると、やはり時空を超えて次の時代に移動するような存在なのかなと直感しました。

背中に黒っぽい薄い布が貼ってあったのは妄想の世界の人たちなのでしょか。貼っていない人は現実の人なのでしょうか。そうだとすると、運動会は現実で、若い頃の人たちは妄想の世界の人であることは当然として、大家さんや医者も妄想の世界の人ということになってしまいます。

全ては幻想の世界の妄想、小町ちゃんはチョコっと今の現実で運動会で騎馬戦をしたりして楽しんだのでしょうか。
ミュージカル『バイトショウ』

ミュージカル『バイトショウ』

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ブラボー!!
楽曲が素晴らしく、客演のミュージカル俳優が素晴らしく、笑って泣けて、前向きな最高のミュージカルでした。

ネタバレBOX

中学でミュージカルに目覚め、今もプロとしてステージに立つことを夢見ている現在35歳ぐらいの久保園チエの半生記というと大袈裟ですがやはり半生記。

バイトとバックレに明け暮れているってどんなものかと思っていましたが、バイトは生きるため、バックレは様々な事情でうっとうしくなり自分からバックレることもあれば、相手が去っていくこともあります。多少の迷惑は掛けるかもしれませんが、新しい生活環境と新しい人間関係の構築は精神衛生上必要なことです。彼女はきちんとした目標を持ち続けていて、決してブレてはいませんでした。

そしてラスト、縫製工場で働きながら最近の5年程シンガーとして歌っていたライブハウスDOORSを堂々と宣言してのバックレ。エッと驚きましたが、大物歌手のバックコーラス兼バックダンサーの20ヶ月の契約が決まったのでした。初めてステージだけの収入で飯が食えるプロになれました。とりあえず20ヶ月、この先も厳しい現実は続きますが彼女は前向きに生きています。

ドブさらいしながら役者をする、収入のある方が職業だという商業演劇の演出家の言葉は強烈でした。役者を名乗っている人の大半は役者では無いことになりますが、それが現実なのでしょう。その一方、ブロードウェイで賞を取る前に亡くなった脚本家の妹さんの受賞時の言葉として、多くの人が今は厨房で働き、床を磨いているかもしれないが、そうした努力を経て兄のようにメジャーになっていくという台詞もあり泣けました。

本作品は成功と挫折の二極を示しながらも、温かく前向きなところが素晴らしい点です。

一手間を掛けるという言葉も印象に残りました。松竹衣装から紋付袴を借りる一手間を惜しまない芝居作りが大切と説いた扉座は生き残り、一手間を省くと言った劇中の劇団唯我独尊は主宰が金を持ち逃げしてポシャりました。ミュージカル俳優を客演に呼ぶ一手間も大事なことでした。
晩餐

晩餐

タクフェス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/10/03 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

お祭り騒ぎ
笑って泣いて最後は、ほっこりする素敵な物語

ママは悪魔

ママは悪魔

THE REDCARPETS

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/10/10 (木) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

泣けた
母の娘に対する愛に泣けた

MIWA

MIWA

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

美輪さんという存在感
タイトルが実在の人物、評伝のような舞台だけど野田フィクションだよな・・・?でも、あの方の生業からして、これからも肉体が衰える事はないんではないかと、自然に思わされる存在なのでこの舞台はノンフィクションです、と言われても普通に信じてしまいそうな威力のある話。ハーレクインロマンス小説(読んだ事ないけど)に出てきそうな設定の、一個人の愛と人生をかけた大作舞台みたいだった。
舞台から発する大量の動きや、台詞の随所に見られる計算された言葉遣いは聞いてて相変わらず面白い。

演るパワーに観るパワー、目には見えない存在への眼差しは野田さんが勘三郎さんに向けた行為にも思えるし、最後には異様な興奮に包まれた状態。
古田さんや成志さん達の変わらない素晴らしさ、浦井君の踊りの潔さとおもしろさ、欲張ってそのままシャンソン歌ってほしかったw、瑛太さんの昭和のスタァのハマりっぷりも良い。
約130分。

あられもないマラルディの角度

あられもないマラルディの角度

劇団なのぐらむ

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

犯人さがしもラストがあっさり!
100万部売るベストセラー作家が殺され、その犯人さがし。
被害者に纏わる様々な関係が絡む。
ラストあっさりで物足りなさ感じる。
例えると種だけ沢山蒔いて実がなったのが少し、それをあっさりと簡単に刈り取ったって感じの芝居でした。

セツナイカラダ'91

セツナイカラダ'91

Tricobo×ハイブリットハイジ座

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2013/10/15 (火) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

期待したのと違ってて、期待通りだったよ
映画で例えればね、Tricobo は『鍵泥棒のメソッド』で、ハイブリットハイジ座は『愛と誠』だったよ。

『鍵泥棒のメソッド』は、素直に面白いって言えるけど、一回観ればお腹いっぱい。
『愛と誠』は、大きな声で面白いって言いづらいんだけど、もう一度観てもいいかなって。

ネタバレBOX

60分ずつ、途中10分の休憩ということで、舞台美術は素っ気ないか、あるいはまったくないんだろうなあと思ってたら、そうでもなくて。頑張ってました。


Tricobe のは、お化け屋敷みたいでした。突然音が鳴ったり、呼び鈴がなったり、カップかなんかが落ちたり。びっくりさせてくれました。期待してたのとまったく違ってて。いい意味で裏切られたというか。リアルな演技を目指してました。


ハイブリットハイジ座は、今回も期待通りだったよ。

今回もわけわからないようでもあったけど、物語の大筋は理解できたような気がするよ。
九州から東京に出てきたカップル。女のほうは蜂に刺されて死んでしまう。で、男は別の女に恋してしまう。でも、昔の女を思い出して、、、。みたいな。
いや、違ったかな。野球の硬球を額にぶつけて死んでしまうんだったかな。いやいや、あれで死んではいなかったはず。あれ?どうだったかな。よく覚えてないや、はは。

一回刺すと針が取れちゃうのは、ミツバチなんじゃないの?ミツバチごときで、人は死なないと思うけどね。
ミュージカル『バイトショウ』

ミュージカル『バイトショウ』

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団の実態は?
元四季の五十嵐可絵さん、柳瀬大輔さん客演目玉で近距離で歌聞ける贅沢さ。扉座鈴木里沙さんは踊りうまい。深沢桂子さんの曲バリエーションありピアノ演奏が人情芝居とマッチ。役者だけでやっと生活ができるようになるまでの話はとても興味深く、面白かった。
でも劇団の実態はああなんですか。困ったもんです。

演戯団コリペ『小町風伝』

演戯団コリペ『小町風伝』

BeSeTo演劇祭

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

本当に素晴らしい 改演出(快演出)!
転形劇場が1977年に初演し、その沈黙が支配する舞台に当時誰もが驚愕した『小町風伝』を、韓国の李潤澤(イ・ユンテク)氏が演出。

李潤澤氏は、太田省吾(転形劇場)の演出とは全く違うアプローチによって、
この作品に新たな命を吹き込んだ。

とにかく役者さんの演技が素晴らしかった。
演出も本当に素晴らしかった。

ただし、転形劇場の芝居が好きな人が観たら、賛否は別れると思う。
詳しくはネタバレBOXに書くが、私は転形劇場版と演戯団コリペ版はネガとポジの関係にあると思った。

これだけ個性の強い戯曲を、そして演出イメージも強く付いてしまっている作品を、ここまで自分のものとして演出できる李潤澤(イ・ユンテク)氏の実力、そして勇気は本当に凄いと思う。

スタンダードな古典を奇異に改変する(崩す)のとは訳が違う。
極めて特異な作品を、物語演劇に仕立て直しているのだ。
こちらの作業の方が、実は失敗する可能性は遥かに高い。
敢えてそこに挑戦し、成功を勝ち取っている。

久しぶりに作品テーマがどうこうと考える隙もなく、
演技と演出に魅了されてしまう舞台を観た。

ネタバレBOX

<後日、戯曲や資料を読み直して、書き直すかもしれません。>

『水の希望 ドキュメント転形劇場』(弓立社)に載っている当時の劇評を読むと、この作品は元々冒頭の「四十分ほどのあいだ、まったくセリフなしの無言劇」(小苅米晛)であり、「約二時間二十分のうち三分の二程度は、まったく台詞なしで進行するという大胆な沈黙劇に近い設定」(扇田昭彦)だったという。

李潤澤(イ・ユンテク)氏は、この戯曲にあるト書き部を、語り部に語らせることで、無言劇ではなく、物語劇に仕立て直した。

転形劇場版では、観客は、その沈黙の中に、引き延ばされる時間の中に、人が生きる時間そのものの重みを感じる。そして、多くが語られない中に、老婆の想いを感じる。

それに対して、演戯団コリペ版では、観客は、現実と夢幻が入れ替わり立ち替わりする様に、夢の儚さ、現実の儚さ、常に生成変化する人生の刹那さを感じる。
そして、多くが言葉としても語られることで、役者の身体に多くの物語の意味を付加しながら、その演技の厚みを感じる。

あらゆる部分で、この2作品はネガとポジの関係にあると言えるだろう。

そして、その作品の問いかけるものも、(当日販売されていたパンフレットに掲載されている)金世一氏の解説によると、
太田省吾の原作は「男性中心の封建的な家族関係に対する拒否、そして男性の性の虚偽と虚飾に対する拒否としても受け入れられ」、「小町は、社会から強要された道を捨てて及び受動的な生き方という習慣の血を吐き出したコマコとなった」というのが中心テーマにあるのに対して、「李潤澤版『小町風伝』には、死に直面していた老人の目の前に広がる人生の想い出に焦点が当てられている。」ということらしい。

とても的確な指摘だと思う。
本作から、女の一生、人間の一生とは何かということを深く考えさせられた。

金世一氏は続けて「蘇った人生の紆余曲折と和解してからこそ安らかにあの世に渡れるのだ。これは、半島の伝統演劇とも言える、「グッ긋」というシャーマンの儀式の目的でもある。李潤澤は列島の「小町」という表象に半島の伝統儀式の精神を取り入れることを通じて、文化を乗り越える和解及び時代を越える和解を提案している。」と書いている。
これも的確な評だと思う。同じ韓国人だからこそわかる深い指摘だ。

とにかく役者さんの演技に魅せられた。
主演の老婆:キムミスク氏、
そして、少尉/隣家の父/魂:イスンホン氏、
若い小町:イセイン氏、
隣家の息子:ゾヨングン氏、
サチコ:ペミヒャン氏、、、     など、本当に素晴らしかった。

演出も、とてもとてもよく構成されていて、本当に素晴らしかった。

久しぶりに作品テーマがどうこうと考える前に、演技や演出に惹きこまれるという作品を観た。
解釈よりも、「なんだこれは!」というエネルギーがまず舞台から襲ってくる作品こそが本当に良い作品なんだなと改めて思った。
中野の処女がイクッ

中野の処女がイクッ

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/18 (金)公演終了

無題860(13-299)
19:30の回(曇)。18:30受付(整理券あり、チケットレス)、19:00開場。3作目になりました。控室、衣装やら鏡、スリッパ、ぬいぐるみの山、所狭しと。最前列はミニ椅子横10人...詰まってます。その後ろのベンチシートにも大勢。19:30前説(100分)、19:37開演~21:15終演。今回はちょっとわかりませんでした(特にイブの発想や行動)。

ネタバレBOX

震度7ということは3.11と同規模、それを知っていながらのこのシチュエーション...こういうことがありえるのだろうか、と思いつつ、(芝居なんだから)あるとして、それでなんだというのだろう、ここで地震をおこす理由はなんだろう...どんな状況でも人を信じずわが道を行け、自らにのみこだわれ..か。この辺りからラストまでが急カーブでついていけませんでした。

舞台が本当に揺れるのはなかなかのアイデア。

公演タイトルと内容とが関係ないのは…好きではないのです。

大竹さんの渋い声は好み。

最近の芝居はキスシーンが定番メニューなんだろうか、とにかく多い。
悪夢六号室【東京大阪2都市開催】

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】

ニコルソンズ

駅前劇場(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★

キレイな悪夢シリーズ
待ちに待った悪夢シリーズの舞台化ということで期待度MAXで観劇。
全体的に肌色率の高い舞台でした。男女ともに(笑)

マンションの一室を舞台に、マザコンにオカマにヤクザなどなど非常に濃い登場人物たちが入り乱れてのサスペンスコメディ。
最後まで先の読めない二転三転する展開でとても楽しめました。

ただ、悪夢シリーズとして観ると、バイオレンス分がちょっと少なめかな。
大きなどんでん返しも無く、いい話で終わってしまっていたのがやや不満。

登場人物では赤星まきさん演じる姑が良かったです。

ロストセブンティーン

ロストセブンティーン

私立ルドビコ女学院

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

何となく行ったんだけど・・
しっかり練られていてとても面白かった。

割と早めに行ったけど、自分より前に並んだ人たちが最前列に次々座るのを見て「?」と思ったけど(通常の観劇好きの人は真ん中あたりに座ることが多い気がして)、つられなくて良かった・・舞台の上が女性ばっかなんで自分は少し後ろの方が・・緊張するしね(苦笑

演技も噛むところも無く、最近の小劇場にしては珍しいと思ったり。

何より勢いがあった。

ネタバレBOX

「文学」の名の下に勢いのなさを肯定する感じの舞台が多いなか
(別にEXILEの振付・髪型で芥川やったって良いと思うんだけど)
性悪(別に性悪って程でもなかったけど)も美人を鼻に掛けない美人(そういうのが一番女性には鼻につくのかもしんないけど(笑)も
全部ひっくるめて、
昨日の後ろ向きを、プロレスのロープでも使うみたく勢いに変えて
茨の道に突き進んでいく様が勇ましい(笑

ただ、例えるなら藤子不二雄のSFみたく、
ちょっと巧くまとめ過ぎたのが心残りかもなぁ・・贅沢を言うなら。

きめ細やかな女性らしいと言えば女性らしいんだけど、
男性の自分としては、もう少しプロレスじみた剛腕(演出的な)があるともうちょっと良かったと思うけれど、厳しく言うなら。

優等生っぽくない生徒が割と出てくる気もしたので、
演出もそれに合わせて優等生っぽさをもう少し拭った方が
爆発力が出たかもな、という気もしたり。

でも、まぁ、勢いがあったと言うのが何よりも重要だと思う。

ムダに元気と言うんではなく、それぞれが自分の役柄を精一杯全うしたうえでの勢いだから、余計に貴重だと思う。

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