最新の観てきた!クチコミ一覧

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ロストセブンティーン

ロストセブンティーン

私立ルドビコ女学院

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/
面白かったです☆
それぞれの学年がテーマを持った、
多元的な学園SFファンタジー♪
コメディですが、最後はグっときました!
(1部)→(HR)→(2部)の流れ、
大好きです♪
観劇日記をブログに書きました♪

三揃いの剣~宮本武蔵と佐々木小次郎~

三揃いの剣~宮本武蔵と佐々木小次郎~

劇団 歴史新大陸

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

愉快に楽しめる娯楽作となっていました
重厚な殺陣と渋い役者さん達の汗臭い戦場劇とか、
勝手に思っていたら違いました。

なんか「お江戸でござる」みたいな笑える要素が多く、
言葉や流行なども現代とリンクさせての笑いが入っていて驚きましたわ。

ただねー長いのよ=2時間半=暗転も多用していると眠気に途中襲われてしまったです。←中だるみなトコ感じました。2時間ぐらいでスッキリさせるか、2幕風にして途中WCタイムとまではいかなくても、他劇団でもやっていた”ストレッチタイム”(前説風に「さあ皆さん立ち上がって伸びをしましょう」)とか入れて観客休めませてみる事して欲しかったかなぁ。

ネタバレBOX

「花の慶次」での独眼龍の兄弟エピソードみたいな話であり、
まぁ上記のエピソード知らなければ結構素直に楽しめたかなぁ。

また「お江戸でござる」みたいな笑いの要素もあって楽しめた。
けど「今日のお芝居に間違いはありましたでしょうか。」
とか先生には聞けないですよねぇ(^^)
(この番組での検証話が好きだったので、
芝居でもついつい小道具とか目がいってしまうんでしょうねぇ。)
ロストセブンティーン

ロストセブンティーン

私立ルドビコ女学院

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

ルドビコルドビコ
前作でFINALとなった”聖ルドビコ学園”から今作より”私立ルドビコ女学園”へとモデルチェンジし、どう変わったのかな、と楽しみにしていたら、作品の印象はまったく同じだった。「ルドビコ学園」というパッケージを使用する以上、止むを得ないのかな。
だからダメだったというのではありません。作品自体はきっちりと作られていて、そのことも前作と同様。前作から話が続いているわけでも同じ地平の物語でもなく、でも世界観やキャラクタを継承している。「ガンダム」みたいな感じ。そういうシリーズとしてのおもしろさもあります。


ところで、「中野の処女がイクッ」と言うよりも「私立ルドビコ女学園」と発声する方がわたしは恥ずかしいです。

ネタバレBOX

役者さんも配役(キャラクタ)も前作とほとんど同じだったので、印象が同じなのは当然といえば当然。物語の構造も似ていた。「水戸黄門」や「男はつらいよ」の例を出すまでもなく定型化は決して悪いことではないが、わたしは飽きてしまうかもしれない。あ、でも、ダメ出しコーナーは毎回やってください。ダメ出しコーナー、好き。

桜木さやかさんの作品の根底にはルサンチマンを感じるが、桜木さん自身はとても美人で頭もいい人なのにこのモチベーションはどこから来るのだろうか。
ミュージカル『バイトショウ』

ミュージカル『バイトショウ』

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

サクセスストーリー
っていっても派手じゃない。結構レトロでアナログな雰囲気のある庶民派の話。生ピアノ、生歌、気のきいた歌詞、いいね。

紅蓮、還る

紅蓮、還る

ACRAFT

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

オール客演状態
これは善くも悪くも、明らかにボクラ団義の作品ではありませんね。
「ハイスクールミレニアム」のように、制作まで含めて総力戦という感じはしましたけども。

原作の梶研吾氏が「今の若い方にはピンと来ないかもしれません」とパンフに書いているのがすべて。今年不惑を迎え若者とはいえない僕もプログラムピクチャーというものがよくわかりません。井口昇とか河崎実みたいな感じだろうか。

かつて「花のあすか組」というマンガがありまして、一度80年代に実写化されたんです。まだスクールウォーズ世代の残り香が感じられた時代ね。それを00年代も後半に入ってリメイクしたんですが、これが…。だって出演してる人たちのほとんどはそんな時代を経験してないんですよ。僕たちが想像で学生運動の映画を撮るようなもんですよ。
これはもう企画の時点で無理があって、どうやったってリアルとリアリティのどちらにもならない。誰かの力量うんぬんとは別次元の話。

さて。
やってる人たちはすごく真剣に丁寧に作り上げてる感じは伝わってきました。
見知ってる人がたくさん出てるのに、いつもとまったく違う世界の作品というのも、手塚治虫のスターシステムみたいなもんで僕は楽しめました。

ところで会場の仕切りが手際よくて気分よく観られるのはいつものボクラ団義。これは制作チームの特筆すべき仕事。

ネタバレBOX

ひとつ前のクチコミに言いたいことがほとんど書かれてしまっているので、えーと、
…ちーちゃんがムチムチですな。。。若い娘さんはあれくらいでいいでしょう。
或る家族の物語

或る家族の物語

HINATA*SENSE

gallery&space しあん(東京都)

2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

引き込まれました
古民家での初めての鑑賞でしたが、目の前での役者さんの迫力ある演技にただただ、圧倒され、いつの間にか引き込まれ感動し、あっという間終演になってしまいました。

父、息子、娘の三人のもの語りでしたが、家族とは何かと、考えさせてくれた脚本家さんに脱帽です。

また、役者さんの皆さんもとても自然な演技なので、自分が、他人の家庭事情を覗いてるかのような錯覚に陥でしましました。個人的には特に息子さん役の役者さんの自然な演技により一層舞台に感情移入ができあっという間の1時間でした。

また、機会が有れば是非、また鑑賞したい劇団の一つでした

建てましにつぐ建てましポルカ

建てましにつぐ建てましポルカ

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2013/09/18 (水) ~ 2013/09/26 (木)公演終了

満足度★★★★★

散らかし放題散らかった気持ち良さ
まず会場に入って舞台美術が圧巻の仕上がり。
席に着いた途端、世界が広がってました。
序盤は静かに始まり、徐々にクロスしていくやり取り。じわじわ積み重なっていく笑い。ラストは、こんなに散らかしていいの?っていうぐらい、散らかし放題散らかしてて、その散らかり具合がものすごく心地よかった〜。
とりあえず、たくさん笑わせてもらいました。

マルスフィクション

マルスフィクション

.comet <ドットコメット>

サンモールスタジオ(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

満足度★★★★

けっこう定番化した話を上手にまとめていました
火星の状況説明が作中では今ひとつであり。
ちと、のめり込み難い感じはしたのですが、
全体的な謎解き要素や騙しあい的な要素が楽しめました。

(1時間40分)

ネタバレBOX

「宇宙で1番ワガママな星」(後)とか「カプリコン・1」(先)ですねー

地球上での人口爆発が切迫しての火星移住計画推進というプランが劇中では詳しく語られず=番組制作の必要性が今ひとつ感ありました。

番組がグルになってカップルの輪を循環させるところは、
韓流や米国のソープドラマ風で、演技もそれらしいワザとらしさが受けました。
パニック+走れメロス(おかげさまで無事に幕を閉じることができました。ご来場に感謝いたします。)

パニック+走れメロス(おかげさまで無事に幕を閉じることができました。ご来場に感謝いたします。)

THEATRE MOMENTS

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2013/10/03 (木) ~ 2013/10/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

パニック+走れメロス
千川で「パニック」を観たときは、日常に潜む、誰にでもある弱さをびしっと叩きだして、しかも収まりよく見せてくれて共感するところもあり興奮した。今回は一旦収まったかに見えて、一転して誘惑・堕落とは正反対の正義・実直が走り続けるというエネルギッシュな構成。闇と光、冷と熱 を連続して味わえて、モーメンツマジックを満喫!

賞味期限の切れた毒薬

賞味期限の切れた毒薬

マグネシウムリボン

d-倉庫(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

メリハリ欲しい!
過去(回想)と現代の切り替えは解かりやすく、ストーリーも興味深かったのだが、どこかでもう少しドラマチックな展開をいれるなどメリハリが必要ではないか。

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

彩の国さいたま芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 大ホール(福岡県)

2013/10/05 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

歌舞伎に逃げちゃ、いかんだろ
猿之助のシャイロックだけが強調され、全体的にはデテールまでエネルギーが届かないけっこう甘い舞台だった。猿之助の一人舞台になってしまったためか、歌舞伎の技法を多用していたのも不満だった。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

建てましにつぐ建てましポルカ

建てましにつぐ建てましポルカ

ヨーロッパ企画

西鉄ホール(福岡県)

2013/10/05 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

遊び心タップリ、笑い転げた
遊び心タップリでバカバカしさ満載の舞台に笑い転げた。きれいに抜けた二塁打という感じのスカッとした舞台だった。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

マルスフィクション

マルスフィクション

.comet <ドットコメット>

サンモールスタジオ(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

素晴らしい公演
私が最近観た公演(20〜30本)の中ではおそらくNo1だと思う。
特に脚本が良い。登場人物すべてが何らかの意思を持って行動し、台詞も含蓄があったりする(ストーリー自体はコメディです)。
役者さんも皆さん好演だった。特に印象に残ったのは、上手さでは律子役のエリーさん、個性では広夢役の原野さん、香役の岩井さん、など。
私は基本的には辛口なのだが、この公演に関しては目立った問題点は感じなかった(もちろん、私が気付かなかった欠点はあると思うし、今以上に長所を伸ばす余地もいくらでもあるとも思う)。
感動のあまり泣いてしまうような話ではないが、素直に「面白かったなー」と思える話です。そういう話が好きな人はぜひ観に行ってください。

ミュージカル『バイトショウ』

ミュージカル『バイトショウ』

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

夢を追って生きている同志諸君に捧げます。
って、劇団関係の人間にですかい。

う~ん、これは真実・・・?!

な~んか妙に信憑性のあるリアルが舞台上で展開されていました・・・。
お勧めにするかどうか迷いましたが、まぁ楽しかったので薦めます。

My Journey to the West

My Journey to the West

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

アトリエ春風舎(東京都)

2013/10/15 (火) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

満足度★★★★

認識とアイデンティティ
 東洋人でありながら西洋近代を移入し、恰も既に東洋人では無いかのような錯覚をする者も多いと思われる、この国に住む我々のアイデンティティを如何にアウフヘーベンするのか? 否、し得るのか? そも、その必要があるのか、という問いを東西の自我追求に求めた、と解釈した作品と捉えて良かろう。

ネタバレBOX

 具体的には中島 敦の抱えていた“狭間に居る我ら”の何故? から 私とは何か? へに繋がる問いと言い換えても、また、認識する主体を何処に置くのか? という問いと捉えることも、これらの総ての問いに対する答えを求めたと考えても良いかも知れぬ。何れにせよ、悟浄の哲学探究は、洋の東西のスコラ的なものから、迷い悩む己を通して実存的なものに進み、終には実践的なものに至ったと捉えることができよう。
 タイトルからも当然、イプセンは俎上に上る。但し“人形の家”を演じるという形ではなく、遥かにデフォルメされ、問題は、転位され、植民地へ出向いた宗主国夫婦と現地の人々との相克や争闘としても描かれ、イプセン自身を投影したと思われる人物は、宗主国の行いを内心非難しつつ、具体的行動を起こせない人物として描かれている。ここからも伺えるように、イプセン自身は、実践哲学を体現するレベル迄は行っていない。その代わりと言っては何だが、ノラというキャラクターを作り上げたとは言えるかも知れぬ。
 何れにせよ、イプセンはイプセンでその実際の体験に於いて、洋の東西を知って悩み、中島 敦は敦で上記のような精神的彷徨を通して実践哲学の地平へは、その思考を進めていたと観ることができよう。
 作品内では悟浄が、三蔵一行に随行し、実践することで、自己を許容し得る迄に納得し得たことを描き、これを描いたことによって夭折した中島の到達点をも描いたと言えるのではないだろうか。
紅蓮、還る

紅蓮、還る

ACRAFT

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

シアターKASSAIにあった規模のお話(舞台)だとは思う
「梶研吾×企画演劇集団ボクラ団義」の名の通り、いつものボクラ団義公演とはまったく違う風合いの舞台でした。シンプルめなハードボイルド(というかアウトロー?)のお話に剣劇を絡めた構成という、自分は好きなタイプのお話なんですけどね。「いつものボクラ団義とは違う舞台が観れた!」という良い方にとれるかどうか、ですかね。

ネタバレBOX

オーバースマイルの公演近くになって、
急遽「”紅蓮、還る”という舞台をやります!」という情報が出てきて、
「急な上そんなに短期連続でボクラ団義のあの深みのある舞台が
出来るものなのかな?」と疑問に思ってたんですが、
今回はボクラ団義主催ではなくあくまでも梶研吾さんのお話に対する
客演的な立ち位置だったんですね、ボクラ団義メンバーは。


前説をいつもの久保田唱さんでなく演者さんが担当していた時点では、
「これからはそういう挑戦をどんどん演者さんにさせていくのかな?」
と思ったのですが、そういう訳ではなかったようです。


ヤクザ(?)の地上げに屈しようとしている街で
たった1軒のBARとその客達だけが抗っている、という状況、
そこに剣の師と弟子の因縁が絡んでいく、
というかなりシンプル目なお話でした。


以前ボクラ団義さんが「遠慮がちな殺人鬼」をやられる時、
「シアターKASSAIという劇場で、いつものボクラ団義とは違った舞台を!」
という前口上(?)があった際、「こういう舞台をやるんだろうなあ」
と思ってたんですよね。


いつものボクラ団義さんの
・ とてつもなく深い物語に、叙述トリックなど伏線をはりまくり、
  それをとても分かりやすく観客に理解、回収させていく
  頭脳ゲームのような面白さ

・ ダンス、殺陣、演技、垂れ幕演出など、
  お話の起伏に合わせたテンポの良いシーンの切り替わり

・ 舞台の箇所箇所や照明の当たり方などを利用して
  いくつもの物語を同時進行させる上手い観せ方

とはまた違った、出来る事が限られる、そういった小劇場での
シンプルな物語(会話劇その他)を演じてみせるのかな?と


そういう意味では、自分が1度観てみたかったものを観れた、
ともとれるのですが、ちょっと色々と残念な所が見受けられました。

・ 物語の進み方、演出などのテンポが悪い(特に前半)
  1例として、あの場面で歌を1曲フルで歌わせる必要があったのでしょうか?
  物語のあのタイミングで(失礼ながらそれほど上手いといえない)
  歌を1曲フルで歌われている間に物語の方への
  集中が途切れてしまいました。

  前半途中、垂れ幕が降りて映像が出た辺りで
  「ここからいつものボクラ団義風味になるのかな?」
  と思ったのですが、そうでもなかったですね。
  (後半、剣の師匠と新弟子(?)が出たあたりからは
  お話のテンポもよくなってきたとは思うのですが。)

・ 演技、立ち回り、殺陣(特に殺陣)の練度の差が大きすぎる
  物語がシンプルな分だけお話よりも
  演者の演技、立ち回り、殺陣に目がいきましたが、
  演技自体、殺陣自体練習不足では?
  と思える人などちらほら(プロとアマぐらいに差が目立ちすぎました)

  特に緊迫するべき殺陣の場面で、
  「この練度では興ざめしてしまう」
  と思わせる場面が多々ありました。

  失礼な話ボクラ団義殺陣担当の皆様の組み合わせが
  出てきた時に「やっと真打ち登場か」と思ってしまいました。

  下手な人に上手い人が合わせろ、というのも妙な話ですが、
  何度も入る殺陣のシーンの中で
  ・ この場面はまったく迫力がない
  ・ この場面は「いい殺陣している!」
    (照明が刀身に照り返す部分までかっこいいと思える)
  というように良い場面と悪い場面が存在してしまい、
  バランスが悪かったように思えます。


そういう意味で自分からすると折角のボクラ団義メンバーの
「いつもと違った形の舞台が観れる」という喜びより
舞台としてイマイチな感じが先に立ってしまったような気がします。

ただ、暗転させてヤクザ(?)の事務所とBARのシーンを切り替える、
大道具の切り替えの早さと観せ方は良かったと思います。


PS.悲しかったのは、いつものボクラ団義舞台ならそこまでのお話に
  まず引きこまれているから突然突っ込まれる笑いネタに
  もちろん自然と笑ってしまうのですが、
  話に引き込まれていない状態で笑いネタが出ても素で観てしまって
  笑えない、という事でした。


今年最後の年末本公演に超期待したいです。
ラフレシア

ラフレシア

白昼夢

明石スタジオ(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★

設定だけだったなぁ
ダンスが綺麗でした。というか人数沢山いてパワフルでした。でも脚本があんまり・・練られてない感じがしました。雰囲気ある台詞叫ぶ系の芝居は嫌いじゃないです。でもそれだけはキツイ。

「グリムのような物語」

「グリムのような物語」

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2013/10/12 (土) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度

原作を知っているかで評価は分かれるか?
諸星大二郎ファンなので悩んだが行くことにした。
「やって欲しくない」と思っていた演出が満載で、演劇にする意味はどこにあるのか、とはっきり言うと噴飯ものだった。
原作の面白さを全く活かしていない。
演者と声を別でやらせるのはありきたり過ぎだし、声に合わせた動きでは物足りないだけだ。例えば、そのズレをもっと不自然にしないと世界のいびつさを表せないと思う。

ただし、原作を知らない人が見たら面白いのかもしれない。現に「面白かった」と言っていた人を何人か見た。

小学校の学芸会で見たなら「良かった。面白かった。」だが、大人がやるのでは「客を馬鹿にしてるのか」となる。
星一つは原作分。

マルスフィクション

マルスフィクション

.comet <ドットコメット>

サンモールスタジオ(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

なんだか、
疲れ果てました・・・・・。あまりの声の大きさに。初めのうちは中継されていることを意識している、という設定なんだなと理解していましたが、普通の会話に戻っても同じトーン。何で?いまどき珍しい。この小さなスタジオで徹頭徹尾大声でやられると、拷問に近い。面白い設定でしたが、内容が頭に入って来ない~。確かアメリカでこういう風に24時間私生活を放送するという番組がありましたね。

ネタバレBOX

ずっと考えていたのは、マスコミの罪、ということでした。第二次世界大戦後、日本の棄民政策で騙されて南米に骨を埋めた無数の人々。すみません、垣根涼介の「ワイルド・ソウル」読んだばかりだったので。でもそれほどのシリアスさも罪悪感も無く、ちょっとした人間ドラマになっている。こういう切り口もありだと思います。でも、何であの声量?中継中と普段の会話との違いがあれば劇全体にメリハリが出て解り易く、観やすかったかと思います。
建てましにつぐ建てましポルカ

建てましにつぐ建てましポルカ

ヨーロッパ企画

西鉄ホール(福岡県)

2013/10/05 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★

まあまあ
ヨーロッパ企画で普通に楽しめたのは初めて。
迷子だけで最後まで引っ張ったのは立派。
いつものことではあるが、別の役者さんが演じていればもっと楽しく面白い舞台になったことと思う。
仕方のないことではあるが、それが残念。

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