Sta,25 防人の剣
EVENT-STATION.
王寺町地域交流センター(奈良県)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
誇り 民の幸せ。
当日チラシが、凝っております、複雑な話がとても解りやすくなります。
朱雀は父 鷹取と戦うことになる。 朱雀は今までわざと父の朱雀に負けてきた、父はそのことを分かっていたのかも? 付いて来た一族とともに鷹取の考える誇りのために 死を選んだように観ました。 面白いお芝居でした。
ネタバレBOX
当日チラシが、凝っております、複雑な話がとても解りやすくなります、防人は、唐の攻撃から守るため全国から集められた、朱雀ら防人の3人が話す。 早く寝ろ、朱雀あすの試合わざと負けることは許さん、昨年は都へもたどり着けぬ この大宰府でお前が一番強い 行きたくない。 舞台が移動(うまくできております)決勝戦 都から己止比(ことい)6人が同時に戦う朱雀が勝つ さだめ 勧め都へ わしではできない 幕が開くセットが変わる。 黒い盗賊に囲まれている なぜ切らん 女だからか 引いてはくれんか 救われる民が救われない。 舞台の花道から都へ 舞台は場転 ダンス 宴 これより会議 民は税を入れればいい 貴族ばかり狙う 黒の盗賊は大神紀奈名目が作った 黒の盗賊は貴族を襲い民に分ける。鷹取と息子の大酉は黒の盗賊を討伐したい 紀奈名目の父母を黒の盗賊の一味として殺す 紀奈名目は朱雀に助けられる。 鷹取は朱雀の父 一族は自分の地を明け渡し平和的に解決を図った 鷹取は、戦って取り戻すことが誇りと考える、朱雀は父鷹取と戦うことになる。朱雀は今までわざと父の朱雀に負けてきた、父はそのことを分かっていたのかも? 付いて来た一族とともに鷹取の考える誇りのために 死を選んだように観ました。 面白いお芝居でした
青い童話と黒い音楽
ロデオ★座★ヘヴン
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
青と黒
激烈かつ繊細な2本立て。苦しさもありますが、光が綺麗で優しさも希望もありました。「夜鷹無限上昇」は音野暁さんが突き抜けてましたね。「深海のカンパネルラ」はオリジナルに比べ遊びの部分が無くなって観やすくなってました。
紅小僧
劇団桟敷童子
ザ・スズナリ(東京都)
2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
人間。
美しさと残酷さと薄気味悪さと。見応えがありました。
ネタバレBOX
ちょっと席に恵まれなくて、たくさん書くと愚痴ばかりになってしまいそうだから、多くは書かないことにしました。作品は面白かったと思います。
新進芸術家海外研修員による 現代舞踊公演
(社)現代舞踊協会
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/11/26 (火) ~ 2013/11/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
新進
上演時間休憩込みで2時間。4作品の上演。これだけ新進のものが見れるとは、素晴らしいプロジェクトである。知らずに観に行ったが下村由理恵が出演していてうれしかった。
新・藪の中 -女でアルこと-
演劇実践集団デスペラーズ
吉祥寺シアター(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-
てがみ座
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
ギョーザ丸、出港す
トリコロールケーキ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了
満足度★★★★
あのカニのフィギュアはどんな需要が!?
『ゆるい笑い』とか『ナンセンスコメディ』とか、
表現する言葉はいくつかあるのでしょうが、
自分は出演者がただ自分達で遊んでいるような雰囲気が好きで観に行っています(注:褒めています)。
それが愉快な場合と愉快でない場合が、当然あると思いますが、
トリコロールケーキさんだと愉快になります。私の場合は。
余談ですが、『サディスティック19』という少々古い漫画に、
送られてきた謎の喋るカニと同居を続ける女の子の話があったことを思い出しました。
ネタバレBOX
レギュラーゲストをされている今田健太郎さん。
とても悪役が似合いそうなお顔立ちでありながら、
トリコロールケーキさんの舞台では、当然ながらとぼけた姿を見せてくれています。
何となく、若くして亡くなられた俳優の伊藤俊人さんを思い起こさせますね。
評価の声が続いている川口雅子さん。
役柄の魅力か個人の魅力かと言えば、両方なんだと思いますが、
スラリと立った姿が魅力を増幅させているのではと思いました。
自分は観る側だけの人間なので、お芝居の世界のことはよく知りませんが、
立ち姿が美しい人はそれだけで雰囲気を作ってしまうのかなと感じています。
MIWA
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
同窓会という戦場における罠の設置方法
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
pit北/区域(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/26 (火)公演終了
満足度★★★★
だんだんツボに
第3回特別航演。確かに本航演と比べればライトにはなっている。でも,海賊ハイジャックの色も残している。出だしは,タイラーのあまりのハイテンションに引き気味だったが,だんだん笑いがツボにはまってきて,最後はあーいうオチなんかい。なんて哀しく笑えるストーリーだったんだろう。十分満喫させていただきました。公演後は,いつものようにDVD購入。昨年の knight of the Peach 正道バージョン。邪道は観たけど,正道は都合がつかなくって見逃したんだよね。だから入手は嬉しい。「丸山がたくさん出ていますが,大丈夫ですか?」と念押されたけど・・・体調を整えて鑑賞しましょう。
物語集 靴を集める男の話
劇団白の発電社
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2013/11/16 (土) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
丁寧に創られたお芝居
舞台には多くの靴が散乱しています
靴にまつわる3話のオムニバス
凄く丁寧に創られています
話の題材は興味をそそって面白いと思うのですが…
あまり話が見えなかった(^^;;
それは伝え方なのか⁈ 言葉なのか⁈
良く分かりませんが…
役者さんも丁寧に演じています
丁寧過ぎる緊張感が観る方にも伝わっているからなのか⁈
会話を中心に魅せるお芝居は小さなカフェに合っていると思いますが
私は最後まで感情移入出来ずに終わってしまった…
私にもっと想像力があれば面白く感じられたかも知れません…(^^;;
ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」
ホチキス
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了
満足度★★★★
劇画!?
漫画から飛び出て来たようないでたちにキャラクター、ストーリーも終盤に向けてどんどん漫画チックに!!たっぷり笑わせてもらいました! 妹キャラにもやられました!!
裸のリア王
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
せんだい演劇工房10-BOX別館 能-BOX(宮城県)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
アツい!
最初はただただふざけた大学生が脱いでパフォーマンスするだけだと思ってました笑
そんなことはないです!始まってから二時間圧倒されっぱなし!
はじめての長編ということでどうなるか楽しみでしたが凄かった!
あと何がすごいって、女性がものすごく多かったことですね。
劇中とか黄色い声援が飛び交うくらいヤバイです。
物好きなのかな(笑)
まあ本当にこれは一見の価値ありです。
裸のリア王
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
せんだい演劇工房10-BOX別館 能-BOX(宮城県)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
全国に元気を届けてほしい
仙台会場1日目ソワレ、2日目ソワレを見てきました。2日間連続で見てもまた見たいと思わせてくれる作品でした。とにかくバカなことばっかりしています。シェイクスピアの作品の中で最も悲劇的であると言われているリア王が、きちんと物語をなぞっているにもかかわらず、こんなにも笑える舞台になってしまうなんて驚きです。シーンの表現の仕方などは斬新で、舞台上のどこを見ていても笑えます。
仙台演劇界で今いちばん勢いのある劇団のひとつであることは間違いないです。仙台演劇界代表として、全国に元気を届けてきてほしいです!
女子大生100年日記
学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会
学習院女子大学(東京都)
2013/11/26 (火) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★
場所の活かし方が秀逸
舞台装置を使わず、場所を活かした演出が、3作とも素晴らしかった(一作品、照明は使っていたが)。
作品内容も学習院女子大学という場を活かしたもの。
個々の感想はネタバレにて。
ネタバレBOX
『こうしてワタシは完全になる ~1969年 ある女子大生が書いた日記より~』(作・演出:小池竹見) ★4
高野悦子の『二十歳の原点』を元ネタにして作られた脚本を、2人の役者と共に、観客が台詞を読むことで舞台が成り立つ。
観客は男1・女1・女2と割り振られ、脚本を渡され、その役の台詞を読むことになる。
まず、どういう場面設定で、観客が芝居に参加することになっているのか、よくわからなかった。そのため、芝居に参加しているというより、イベントごとに参加ているような印象になった。
また、その脚本を観客に読ませることで、何を意図しているのかも、よくわからなかった。観客にその言葉を発語することで内面化して欲しいのか。それとも、単に観客参加の興奮を味わわせたいだけか。
ただ、実験のズルいところで、意図はわからなくとも、面白い部分は発見できてしまう。
私は、台詞を読むことよりも、それを読んでいる観客の姿を観るのが面白った。指示されたことを遂行すべく一生懸命に台詞を言っている人もいれば、ぼそぼそ言っている人もいる。バカバカしいと思ってか、単に恥ずかしいのか、台詞を言っていない人もいる(ごく少数だが)。
また、ほとんどの人は、なぜか脚本を追うことに必死で、うつむいてばかりいた。そういう観客は、劇に没入していたということか?
いずれにせよ、観客とは何かということを深く考えさせられた。
私は、観客参加でありながら、演出家の言いなりになるのでは、結局受動的観劇態度でしかないじゃないかと、この演出に乗っかるのは少し嫌だったが、やらずに批判するのも違うかなと思い、小さな声で台詞を言いながら、周りの観客を見続けた。
結果としては面白く観劇したが、私が面白いと思った点は作品テーマとは何ら関係していないので、結局なぜこんな演出をしたのかは全くわからなかった。
『放課後 女子学生 1920』(作:古川健/演出:倉迫康史)★4
そもそも、この公演に足を運んだ理由は、劇団チョコレートケーキの古川健氏が描く、戦前の女学生の日常が観たかったからだ。正直に言えば、期待外れだった。よくできた作品ではあったが、今までに何作か観た古川作品にある細部の描写力の凄味は感じなかった。ただ、ラストの問いの残し方は秀逸だった。私たちが生きている日常の時間、それが大きな歴史の流れの一部であるということを深く感じさせてもらった。
ここで、問いかけられたことが、3作品全体の臍(核)になっている。大きな時代の流れの中で歴史を認識することは難しいが、その細部には、人が笑い、そして泣く日常の日々がある。
奇しくも、特定秘密保護法案が衆院可決された日の上演であった。
『40歳の女子大生 -女子学生2020‐』(作・演出:横田修)★4
広い空間(学生が食事や休憩をするスペースだろうか)を活かした演出が素晴らしかった。空間の側面はガラスになっていて外が見える。そこにはドアも付いている。それを活かし、役者はそのドアを出たり入たりする。反対側は吹き抜けになっているので、役者はその奥に消えていったり、戻ってきたり。壮観だった。ラストも外に消えて行って幕。まるで、唐組の芝居のラストシーンのようだった。
作品内部の演出も素晴らしく、役者の演技がとてもよかった。特に、青い女の子(お母さんが亡くなったという子)と市橋朝子さんがよかった。
脚本の内容もよかったのだが、社会的な問題を描きこんだところが、妙にとってつけたような感じになっていたのがもったいなかった。
勿論、そういう社会的な大きな流れとそこにある日常との問題がテーマなので、ある部分仕方がないのかもしれないが、もうちょっとさりげなくその問題が描きこまれていたら、もっと素晴らしかったのにと思う。
これまでの2作のことをこの作品で取り込んでいるのもよかった。
歴史を考える際に、まずは手触りのある日常から世界を捉まえようという姿勢が素晴らしかった。
いい匂いの人がブラブラしてる
コトリ会議
OZC GALLERY (大阪府・旧カラビンカ)(大阪府)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
いい匂いでした
3本の短編を通じてカレーを作り上げるのは予想外で面白かったです。
朝9時の回を観に行ったのでぶっ飛んでる系のテンションについてけないところもありました。夜回観たかったかな?
Open the
ムーンビームマシン
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★
綺麗なステージでした
ダンスには詳しくないのですがバトンに感動。
踊りでの感情の表現については理解出来たり、出来なかったりありましたが。
ダンスの合間に入るお芝居シーンの河口さんの表情が好きです。
次回公演の予告上演を観て、2月が楽しみになりました。
女子大生100年日記
学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会
学習院女子大学(東京都)
2013/11/26 (火) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
女子力
設定がユニークである。先ず、作品を演じる会場が、学内の普段は教室として使われている部屋だったり、カフェテリアのような空間だったり、大学構内の特定エリアだったり、と各作品毎に、観客は移動して劇を観るのだ。各作品に対して、演出家が1人就く。作・演出が同一の場合と異なる場合がある。本日1作目は、作・演出が、双葉姉妹の小池 竹見。上演場所は、教室である。(2作目追加、3作目については2013.12.4)
ネタバレBOX
「こうしてワタシは完全になる」では、机等を四方に積み重ねて築いたバリケードの中にカツコが1人。時代設定は1969年で原作は高野悦子の「二十歳の原点」。学生運動の盛んな頃、立命館大学に入学し、自殺した少女の書いた日記がもとになった本だ。原作は、当時多くの若者に読まれ、支持された。今作で、主人公・カツコは、学習院女子短大の学生とダブらせて描かれているととって良かろうが、限定する必要はない。余り、学生運動とは縁の無かった女子短大と一般化した方が良いかも知れない。まあ、そんなに重要なことではないが、読者の好きに選んで欲しい。
何れにせよ、既存の価値観、常識と新たな価値観や性と恋愛の関係の中で自分のスタンスを決め兼ねて悩む思春期の若い女性を描いて鮮烈さをみせる。主張自体は、いつの時代も新旧の鬩ぎ合いとしてあることながら、新しいのは、その方法、提示の仕方である。その点を強調する為もあるだろう。当時、寺山 修司等が盛んに言っていた。演劇の成立条件に観客を含める、という考え方を推し進めるように、会場に入る時に、観客には、男1、女1、女2等と各々の役割の下にアンダーラインが引かれたテキストが渡され、カツコに科白に対するダイアローグは観客が科白を発して当に演劇に参加して行く、という形になっている。テキストが渡されてから上演が開始される迄の間は、そんなに時間がある訳ではないので、テキストを全部読んで対応するのは若干難しいだろうから、通常の観劇のように観ることに集中しようとするには、負担かもしれないが、新鮮な体験を楽しみ乍ら観劇して頂きたい。
「放課後 女子学生 1920」チョコレートケーキの古川 健作、 演出は、倉迫 康史優等生のふみこ、新しい女に憧れるちよ、詩を書いているしずこ、華族の先輩に憧れるすずら四人は、文芸同好会の仲良し四人組。
描かれている1920年(大正9年)には、質素、正直を旨とする女学校の生徒である。如何に大正リベラリズムとはいえ、女子の進路は、親の決定で一生を左右される時代、嫁に行くことも当たり前であった。そんな時代を、青鞜の女性達のように自立した女性に憧れ、彼女らのファッションを真似たり、華族の優雅に憧れて立ち居振る舞いを真似るのも様にならず、手紙を認めて、下駄箱に忍びこませたり、文面や、憧れの先輩へのアプローチに悩んだりしながら、胸ときめかせ、勉強やおしゃべりにうち興じ、泣き笑いしつつ大人への階段を上がってゆく少女たちの、放課後を描いた秀作。
卒業後、最も早く結婚したすずは、夫と息子を戦争に取られ失くした後、東京を離れた。ふみこは女子教育の最高峰、東京女子高等師範に入学したが、関東大震災で絶命、ちよは東京大空襲で子供と共に亡くなった。関東大震災、満州事変、太平洋戦争、敗戦を経て生き残ったのは、しずこ1人。彼女が語る思い出として劇は構築されている。時代と少女たちの心の動きなどを通して瑞々しい感性と時代の重さを見事に捉えている。謎の物体として登場してくるラジオが、少女たちの感性の瑞々しさと不如意を表す象徴として機能しているのだが、薔薇の形をしているのが、如何にもお洒落だ。
「40歳の女子大生-女子学生2020-」作・演出はタテヨコ企画の横田 修
舞台は2020年、東京オリンピック開催の近未来、という設定だ。サークルメンバーなどが溜れるような学生会館の一角、40歳で大学に入学した市橋が腰かけている。彼女から、初の授業の時、蜜柑を貰った森下は、それを大事にロッカーに仕舞ったのだが、数か月経った今、それは黴た後干からびている。そんな話をする森下は失踪中だ。ルームシェアをしている、かなが、心配しているのだが、またふけてしまった。4年の疋田は就職活動中だが、厳しい状況である。それでもチャレンジし続けており、もう発表がある頃なのだ。居たたまれずに、ここに来ている。里子の趣味は合コン。君島という彼氏とは別れたばかりだ。というのも、実家を離れた寂しさを紛らわす為に、宗教に嵌って、幸福を数値化し分かったような事を言う彼とちょっと付き合った程度だったので、別れたと言っても大して精神的ダメージは無い。ただ、矢張り寂しさを紛らわしたくて合コンが好きなのである。かなたちは、森下が現れた後、またしてもフケてしまったというので、彼女を探しにキャンパス内を探しまわる。漸く、森下を捕まえるが、彼女は大学を止めると言う。彼女の母は現在の父と再婚した間柄である。それでも父は、森下を可愛がり、決して裕福ではないのに大学迄やってくれたのだし大変感謝してはいる。だが、彼女は、3.11、3.12の被災地出身者なのであった。その彼女の目にはオリンピックが、原発人災後、子供達の内部被曝の犠牲の上に立った、大人の儲け話・祭りとして開催されていると映る。そこで、彼女は、世界と対峙する道を選ぶことにしたのだ。大学生というモラトリアム期間に甘んじることを投げ捨てて。森下は、このように自分の道を自分の意思で選んだ。さはさりながら、他のメンバーは、他のメンバーの想いがある。様々な念を抱えた女子大生達が、その思いを抱えたまま行き交うことのできる空間で交差し、出会い、別れてゆく。疋田は、合格した。里子は合コン、市橋の望みも合コンである。かなも森下の態度が決まり、兎に角、目途はついた。そうこうしているうちにも、ヒトは誰かと繋がりたいのか? という痛烈な問いと共に、女子大生達は、会館からキャンパスへ出て行く。
外では、男には絶対真似のできない、キャーキャーのどよめき。急に走りだしたり、笑ったり。兎に角、女子大生の“らしさ”を思いっきり見せられ、和みと笑いがいっしょくたになって襲ってきたのには、のけぞってしまった。楽しめる。
いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より
パルコ・プロデュース
東急シアターオーブ(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了
満足度★★★★
期待通り
麻実れいさんと若村麻由美さんが素敵でした。
麻実さんは、出番はそれほど多くないのですが、出て来た時の存在感!圧倒されました。以前、「サロメ」でも同じ感想を書いた気がしますが、とにかく圧倒されるのです。すごい人です。
そして若村さんは、お綺麗で、はっちゃけていました。この二人の姿を見られただけでも、高いチケット代の甲斐はあったと思います。というか、そう自分に言い聞かせています。
話は、やっぱり、IZOで肌に合わなかったとおり、今回も合わなかった。
演出も、新感線ならドッと笑えただろうなギャグやかぶり物が空回りしていて、ちと辛かったです。
辛かったと言えば、巴御前は出て来るたびに辛かったです。
生瀬さんがひとりで明るいムードを作ってくれていたあたりは、よかったです。あれがなかったら暗すぎでした。
ホテル・アムール
ナカゴー
あさくさ劇亭(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★
リアリズムは期待するまじ!
深夜のラブホテルでの痴話喧嘩話という前情報と、ピンクのダブルベッドが舞台中央に鎮座し、それを足元側から覗き見るように客席が設けられているという空間構成から、顔をにまにま、下腹部をムズムズさせつつ覗き見感覚で楽しめるリアルな艶笑会話劇を期待したが、蓋を開けたら痴話喧嘩を端緒にしたただのドタバタ劇。
ステージングから艶っぽいシーンで始まるのかと思いきや、墨井鯨子演じるヨシコという女が隣で寝ている恋人・コウジに声を荒らげて詰め寄るシーンから劇は始まり、せっかくのピンクな気分は幕開けと共に消失。。
序盤のこの痴話喧嘩のくだりも含め全編通じて会話のリアリティはゼロだわ、作・演出の鎌田氏の引っ張り癖、天丼癖が痴話喧嘩シーンも含め随所に出ているわで、観劇中は下腹部のみならず心も萎え気味だったが、ドタバタシーンは思いもよらぬ展開、そしてカップルを演じる墨井さんと今村圭佑さんの吹っきれた演技によりそれなりに楽しく観られました。
喧嘩に疲れて大人しくなった墨井さんの意外にも妖艶な所作、傷ついて泣き出すシーンの思わぬ可愛らしさなど、バルブと同じ墨井ファンにとってはそうした点も見所の一つか?
ネタバレBOX
ヨシコにしつこく浮気を疑われて正気をなくした彼氏が3人の浮気相手の生き霊を呼び出して勃発するドタバタ劇は圧巻!
彼氏が浮気相手の一人の女子高生を「バックで姦ってる時、モジャモジャの背毛(せなげ)が目に入って萎えるんだよ」と絶叫調でなじったり、墨井さんが彼氏のまた別の浮気相手に「膣を引きずり出してやる!」と金切り声で悪態をついたり、卑語は相次ぐわ、墨井さんは四方八方に唾を吐いてベッドに結界を作るわで下品の極みだが、時に高尚視されかねない演劇の世界においてここまでお下劣に徹する姿勢にはちょっとだけ快哉を叫びたくなる。
風ノート2
放課後ランナー
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/09/05 (木) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
まさか
今回、たまたまCM大会をサンシャインで見て、舞台をやっている友達がいたので、見に行ってみました。
最初は、興味本位で見にいきましたが、予想と期待を超えるものがあり、まさか、舞台で走るという新しい感覚が頭から離れません
次の公演もみに行かせていただきます。
これからもがんばってください。