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東京パフォーマンスドール PLAY × LIVE 『1 × 0』(ワンバイゼロ)エピソード5

東京パフォーマンスドール PLAY × LIVE 『1 × 0』(ワンバイゼロ)エピソード5

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★

生アイドル!
初見でした。
都会的でお洒落で細くてお人形さんみたいな女の子達に魅了されました~♪
エピソード5のみ拝見したのですが、ちゃんとストーリーが入ってきました。パペットの説明が効いていましたね。
あの演出でただかわいいだけの子達じゃないぞ…と思いました。
渋谷という街とデジダルな演出(人や箱、傘に投射する映像、本当に良かったです★)、彼女たちの透明感のある声(兼効果音)が一時本当に別の空間に連れて行ってくれました。
初めてアイドルを生で見たのですが、アイドルって別の世界に連れて行ってくれる鍵を持っている女の子の事を言うんだなぁと知りました。

諸事情

諸事情

パンチドランカー

OFF・OFFシアター(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

亡き仲間との再会!
脚本家の話を勝手に変えた芝居がとても面白かったですが、何が言いたいのか
分かりにくかったです。

ネタバレBOX

ラストシーンを書きあぐねている脚本家の前に、一年前のクリスマスイヴに亡くなった同じ劇団員の恋人が幻のごとく現れる。その恋人を含めたラストシーンを書いていくが、なかなか上手く書けない。
脚本家が上手く書けないラストシーンの原稿用紙を破るたびにいくつものパターンを舞台では見せていく。(これはなかなか面白い)
ラストは、劇団員の仲間と集合写真をとるが死んだ彼女がいた場所は写っていない。お互いを惜しみつつクリスマスイヴの灯がともり、そして消えていく。
THE BELL

THE BELL

CHAiroiPLIN

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

感想なし
チャイロンプリンの【THE BELL】を観劇。

最近話題になりつつあるらしい?ダンスユニットだ。
踊り関係は【黒田育世】他数名しか知らないし、あまり観ないので今作の感想はナシ。

積む教室

積む教室

SPINNIN RONIN

森下スタジオ(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

切れのある身体遊戯
 玄武館武術専門学校、功夫の専門学校である。生徒達は師博の指導の下、功夫の修行を積む。気風はかなりおおらかで、男女差による区別・差別も、先輩・後輩間での序列も基本的には無い。そうは言っても、新体操を目指していたミシェルは、新体操に代わって一所懸命に打ち込めるものを探して、ここへ来たのだし、シオリはダンサーを目指していた。また、サトルはアクションスターを目指していた。功夫に共通する部分を多く持つジャンルからの移行組に対し、才能はからっきしだが、功夫が大好きでやる気だけは満々のケンジ等、個性豊かな面々が繰り広げる、身体パフォーマンスの華麗でシャープな動き、ザックリ分かり易い内容の物語は、無論、その身体性を強調する為の演出である。音響効果も巧みで舞台を盛り上げているし、照明も自然に見える。(追記2014.1.2)

ネタバレBOX

 何より鍛え上げられた身体が空間を切り裂くような鋭い動きや赤いリボンを用いた新体操演技、剣を用いた殺陣など見所豊かである。
 ストーリーテリングな部分としては、この学校の出方がメインストリームを為す。出るには2つの方法がある。1つは下山すること。もう1つは最強と言われる男と戦って勝ち、達人として見事卒業すること。然し、今迄誰一人、この男に勝って山を降りた者はいないことも語られる。このような状況で18回も落第したサトルは、厳しい修行をしても今時功夫が何の役に立つのか? と疑問を持ち、意を決して下山することを宣言するが、師博は彼の心を見透かして、最強の男と戦って勝ったら師博になるよう勧める。
 一旦、山を下りてアルバイトに入ったサトルだが、試合は彼の出勤日、午前0時と定められた。場所は、武術学校内である。午前0時の鐘が鳴り始めた。だが、サトルは現れない。相手は師博に撃って掛かるが、刹那、1時間の休憩を取ったサトルが現れる。早速、2人の戦いが始まった。前半、押され気味だったサトルはノックダウンを食らい、もう駄目かと思われたが立ち上がり酔拳を用いて逆襲、終に勝利をものにする。達人の称号を得てめでたく卒業し職場へ戻る。
 舞台は飛んで1年後である。皆がサトルがコンビニの店長を辞めたらしいと噂をしている。師博が出欠を取る。新任の師博を紹介すると挨拶をすると、現れたのはサトルである。早速、先代の師博に代わって教鞭を取るが、教科書を使った授業は余り上手くないことが直ぐバレてしまう。実技指導に移るが、生徒達の要請に負け、一緒になって体技を演ずる所で幕。
ツレがウヨになりまして

ツレがウヨになりまして

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

あおいと蒼甫
嫌韓だけが右翼でもなかろうにとも思いますが面白かったです。

ネタバレBOX

「女の代わりはたくさんいるが、日本の代わりはない」から、「国の代わりはあるが、彼女の代わりは一人もいない」へと、考え方が変わった蒼甫はウヨをやめました。

そもそも宮﨑あおいさんんが出演していた映画と、当時の彼女の夫が嫌韓発言で騒がれていたことから、彼女の連れは鬱でなくウヨじゃんと思ったことがこの話の発端だったのようです。題名からのもじりだけかと思っていましたが、そのような背景もあったのかと面白く思いました。

フジテレビがフジマーケット、随所にカラオケを挿入し、昭和45年の三島の割腹事件から最近の南アフリカのインチキ手話通訳までの色々なネタを取り入れた笑い満載のストーリーでした。

フジマーケットのパートの子が個性的で可愛くて素敵でした。

次回は原発問題を笑いにするとか、期待します。
治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい
素晴らしい内容だった。そこに描かれていたのは歴史ではなく"人間"だった。みんな自分らしく生きようとしていた。役者はそれを演じきっていた。そして静かで心地よい感動が残った。

犯行予告

犯行予告

劇団肋骨蜜柑同好会

サブテレニアン(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

無題941(13-380)
19:30の回(晴)。19:00受付、開場、最前列ベンチシート、後方は椅子席。「つぎとまります(再演 2012/12@王子...田中さんの不思議な雰囲気が印象的、もう一年経ったような気がしません)」以来の2作目。フジタさんは客演(偽典・地獄変 2013/4)をみているので3作目。

舞台をみると、床に白線、1/4円と直線で仕切られたものは間取り、左右の壁に服や布がかかっていて、椅子、スリッパ、ノート、ポット、急須、湯呑。奥には黒い台がいくつか。19:27前説(80分)、19:30開演~20:57終演。

今回から台本をCDで販売。「つぎとまります」は「舞台写真」「オフショット写真」付500円...購入。音声は...初演時のDVD(画像は粗いけど)を持っているのでした。

横手さん(シンクロ少女)は今年6作目。手前の世界と奥の世界を切り分けた構成で、それを「舞台」が覆っています。


ネタバレBOX

なぜか「ルパン三世」を思い出すのです。犯行予告、キースを追いかけ続けている男、実はすでに潜入しているかもしれない...。

手前の二人と奥の4人とのつながりがなぜかしっくりこないかんじ、また2人がじっと座っているだけというのが気になってしまいました。

「創二」は毎回リゲインを飲み干す...ということは土曜日は3本。
諸事情

諸事情

パンチドランカー

OFF・OFFシアター(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

ピントが合わない
群像劇といえばそうなのかもしれませんが、一応主役がいるようでぼやけていました。

ネタバレBOX

若い看板女優の成長物語かと思ったらそうでもなく、作家と演出家の作品を巡る戦いかと思うと笑いを取る程度のことで、結局はベテラン女優が突然死んで悲しかったね、死んでから一年経ったねというだけの話を元座付作家の視点から見た作品。

ピンボケの印象でした。

ラストの劇団員たちが記念写真を撮るシーンで、ベテラン女優を表す花束がライトに照らされ、白い包み紙がふわっと浮いているように見えたのは少し素敵でした。
治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

天皇の内と外をひとつに描き出す
初日を拝見。

舞台から明治から大正、そして昭和に至る国の歩みと、
その国を担う定めと矜持をもって歩んだ天皇の姿が、
ひとつの空間に重ねられ描かれていて

国を背負い繋ぐことを担った天皇の日々と、
描き出された国の歩や移ろいの交わりに
深く取り込まれてしまいました

ネタバレBOX

語り口がとてもしたたかな舞台、
まずは、冒頭のシーンで、
体の不自由な大正天皇の姿を舞台に置き、
そこから踏み出して貞明皇后や侍従武官を語り部に、
先帝、宮中の側近や時の宰相たち、さらには若き日の昭和天皇の視座や
それぞれの想いを差し入れながら
シーンを重ね、大正天皇の生涯を紡いでいきます。
明治天皇の影響、教育係を務めた有栖川親王、
大隈重信、原敬といった宰相たち、
舞台は大正天皇の評伝の態を崩すことなく、
国や時代の移ろうメカニズムが物語の裏打ちとなり、
時にはその縫い目を舞台の表に晒しながら
その時代の色や流れまでを舞台に配し
そこに置かれた主人公の日々に織り上げていく。

作り手の視座の置き方や時間の切り取り方が実に巧みで、
国家機関としての天皇の姿と
その人としての想いの歩みのそれぞれが混濁することなく、
でも乖離することなく、宮中の一室に重ねられていく。
時代の変遷のこの場所への訪れ方や、
内側に踏み込んだ心風景が透かし入れられていくことにも
その設定だから組みあがるリアリティがあって。
回想の語りとその内側に描かれる時間たちの行き来が
時代への俯瞰に組みあがり、
一方で大正天皇の一生の質量として、観る側を凌駕していくのです。

役者達が本当によく研がれていて巧いのですよ。
若き大正天皇にしても後年に病と闘う姿にしても
そこには背負うものに対する矜持がしっかりと織り込まれていて。
物語の語り部ともなる皇后には、
その地位にあるからこその語り口の鷹揚さと
言葉から一呼吸遅れて訪れる余韻が観る側を捉えて離さない。
また、皇太子を摂政に立てる企みに対するシーンでのやり取りでの
凛とした振る舞いの奥に垣間見える思慮の奥行きに息を呑む。
なにより二人の高貴さには形骸化しないぬくもりがあって、
舞台を単なる政治の箱庭にすることなく、
観る側に刹那ごとの実存感を与えていく。
昭和天皇の若さや、侍従武官の人柄も、
宰相や大臣たちの人物の造詣も、所作の美しさの中に
実によく作りこまれていて・・・。
だからこそ
歩みを急いだ明治に疲れ、歩みを緩めることで訪れた大正ロマンの世界も、
そこからさらに歩みをはじめ、やがて太平洋戦争への歯車が回り始めることも、その中でのかつてのこの国の貴きところのありようや天皇の生きる刹那との表裏となり重なっていく。
天皇の志や皇后の想いが、明治維新の為政者たちが臣民たちが崇めるために作った新しい神棚の比喩や、大正天皇の病状が伝えられることの意図などと共に、一つの時代として観る側に訪れて。
国全体を描く大きさと、人の在り様を切り出す繊細さがしなやかに
一つの舞台に紡ぎあがる舞台のありように、粛々と圧倒され取りこまれてしまいました。

舞台美術や照明にも、花道的な部分を含め、ロールの距離感を十分に作るだけの広さを確保しつつ散漫にならなず秀逸。

終盤の軍艦マーチと万歳の高揚と光の中に、暗愚と呼ばれた天皇の一生と国のありようがパノラマのように広がって。観終わっても、その余韻からしばらく逃れることができませんでした。
仮名手本忠臣蔵

仮名手本忠臣蔵

遊戯空間

浅草木馬亭(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

花は桜木、人は武士
少なくとも台詞を忠実にやってくれたお陰で、十段目を知ることができたのが一番嬉しかったです。

ネタバレBOX

黒い洋服姿の役者さんたちが、各段毎に立ち位置を決めてのリーディング。身体は動かすことはあっても本を持っている手は基本動かしません。立ち位置の移動もさほどありません。

ですから、切りつけたり鉄砲で撃ったりの動作や、切った人と切られた人、それを止めた人の位置関係が分かりづらいという面はありました。しかし、そんなことを言い出すと10分の休憩を入れて2時間20分では収まりませんから仕方ないですね。

十段目、天河屋の段、武器を調達しただろうと責めた役人たちは実は大星の仲間で、信用できる男か試したのでした。子供を殺されそうになっても耐えた天河屋義平は男でござるということで、討入の合言葉が天と河になりました。

十一段目は、黒い服に首に白い布を掛けて登場。それだけで如何にも討入の装束のように見えました。そして高師直だけは白い洋服でした。

ああ、十段目だけ歌舞伎で観ていないのが悔やまれます。一度観てみたいと改めて思いました。
縦横無尽

縦横無尽

最新旧型機クロックアップ・サイリックス

湾岸劇場博多扇貝(福岡県)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/16 (月)公演終了

満足度★★★

臨場感あり
キャスト陣の緩急のある声と動き、襖の使い方に引きつけられました。

ネタバレBOX

客席は狭いですが、暖房いらず。その分目の前で演技されています。
上演時間は70分ほど、スピード感ある叫びと言葉遊びと動き
装置と音響にアイデアがありと縦横無尽でした。
若い女優陣の元気さに、クロサイのベテラン陣がついて行くのがきつそうに見えました。

勝式幕孝談

勝式幕孝談

ソラトビヨリst.

新宿シアターモリエール(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったですよ
自分が崇拝する歴史上の人物がこんな奴だったら嫌だなぁという感情は度外視して・・・タイトルコールも置いておいて・・・出だしのストーリーも入りやすく,途中までのめり込んで観ていました。後半,ちょっと自分の理解が混乱してしまったこともあり,まだ自分の中で結論は落ち着いてはいませんが,面白かったですよ。確かに幕末エンタテインメントでしたね。後悔しているのは,物販DVD買っておくべきだったなぁ。次回公演の際にはちゃんと用意していきましょう。

ボンジョールノ

ボンジョールノ

吉田商店

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほっこりw
ポップな場面転換をはさんで
小出しにされるシチュエーションがいつしか膨らんで、
舞台と客席まで広がるほんわかした空気になっていきます。

過ぎた時間もこれから訪れる時間も、
きっとふんわり幸せに感じられる、そんな雰囲気のお話でした。
パンフレットの絵も素敵ですw。

しかしよしひろさん暴れてたなぁ(笑)。

アカイキ

アカイキ

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

シアター711(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

人は木
衝撃的。いい天気だったのに。

ネタバレBOX

サエの記憶の中に子供の頃読んだことのあるはだしのゲンや、出身地である広島の原爆で死んだ同世代の女性タエの記憶が入り込んでしまって記憶が混濁したものの、幻覚の中で彼女たちの淡い恋心や辛い記憶を含む昭和20年の夏の日々を一通り体験したことによって意識障害が解消され、病気が遠因で別れたかつての恋人との関係も元に戻るのではないかと思われるような話。

意識の中で再現された現実には日常があり、普通の恋心があり、戦時下ならではの悲惨な日常もありました。

戦争で手足を奪われ傷痍軍人となったことを本人も家族も周囲も受け入れるまでの過程は衝撃的でした。戦争を仕掛けた人間の一族は前線にはいないということも強調されていました。そんな戦時下の苦痛を受け入れ、恋もしている広島の庶民でしたが、原爆で一瞬にして崩壊しました。赤い木とは燃えながら歩いている人々でした。

数代前の先祖を介してサエとタエに遺伝子的共通点はあるかもしれませんが、少なくともサエはタエの子孫ではないのでサエの遺伝子の中にタエの記憶があるというのは無理があるように思えました。変な理屈付けをしないで、かつて読んだ本や見学した記念館の記憶が生み出した妄想で十分だと思いました。

ゲンは一目でゲンと分かりました。回し蹴りを繰り出すサエとは凝った性格付けをしたものです。タエは丸くて純朴でした。
交響劇「船に乗れ!」

交響劇「船に乗れ!」

アトリエ・ダンカン

東急シアターオーブ(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/21 (土)公演終了

満足度★★★

オーケストラと共に描く苦い青春
オーケストラをステージ上に乗せて、役者と二重写しで描く独特な演出が新鮮なミュージカルで、普通の学園モノに比べてシリアスな内容で3時間近くある作品でしたが楽しめました。

ニーチェを愛読しチェロを弾く、恵まれた環境に育った少年が音楽高校に入ってから次第に挫折を味わい、人生や音楽について悩む物語で、チェロを弾く事を止めてしまい平凡な40代になってしまった主人公が高校時代を回想する形で進行しました。

真っ黒な空間に白いスロープが交差し、奥には軽く湾曲した白い壁、床面の大半はオーケストラが占め、役者は手前のスペースとスロープ上を使う形で、視覚的に少々狭苦しさを感じました。

歌う場面は、主旋律に歌詞を乗せたものと、原曲にはない旋律を新たに加えたものがあり、曲によっては同時に何声もが同時進行し歌詞が分からなくなるものの、モーツァルトのオペラの重唱シーンの様な高揚感がありました。
登場人物を演じる役者と、その役が演奏する楽器を実際に演奏する奏者が対応付け(性別や服装も合わせていました)、出捌けも同じタイミングで行う演出となっていて、様々な感情を立体的に描いていて良かったです。

後方の壁に大きく映し出される場所を示す為の画像(写真を版画の様な感じな白黒に処理したもの)が美しくなく、しかも説明過多に感じられ、時期と場所を字幕で出すだけでも十分な気がしました。

主人公の現在と高校生時代をそれぞれ演じた福井晶一さん、山崎育三郎さんは演技も歌も充実していて素晴らしかったです。ベテラン勢が要所を締めていてメリハリのある流れになっていました。

諸事情

諸事情

パンチドランカー

OFF・OFFシアター(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

小劇場らしさが楽しめました
前半は、なんか良くある系の劇中劇芝居かなぁと思ってると。
後半に向けての加速の仕方がとっても楽しかった(^^)。

照明の使い方もセンスが良くておっしゃれ~な感じを受けました

(90分)

ネタバレBOX

コスチュームチェンジが大変だったでしょう(^^)と思うほど、
いろいろやっていました。

西部劇にワンピース(笑)=やりたかったのかしら?

話しは劇中での劇団公演に向けて稽古と台本の読み込みをしてるシーンからのスタートです。怪気炎を上げる脚本家にそれを受け流す団長さん。いよいよ公演の初日に脚本家が見たのは、自分が書いた物語がとてつもない改変をされた芝居であった。・・その変わった芝居が圧倒的にインパクト強いんです(^^)。
ちなみに元の話は「冬のソナタ」みたいな、
昭和テイストのベタな恋愛モノでありました。
私立ハスハス女学院!!

私立ハスハス女学院!!

タンバリンステージ

ブディストホール(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

ファンには堪らんだろうなぁ
ASSHのまつだ壱岱が手掛けるコント&ライブ。モーニング娘。の3人が繰り広げるスクール(ちょっと無理があったかもしれないが…^^;),アイドルのショートコントっていうか,テレビのバラエティ番組によくあるようなストーリーと構成で,演技力はともかく,アイドル前面押しの舞台である。まつださんが手掛ける意味はどこにあったのであろうか。でも,第2部のライブ(みなさん,行儀よく座って盛り上がっていました。)を含めて,モーニング娘。びいきの自分にはちょうどいい。最後のラブレボリューションにはちょっと興奮^^;

ツレがウヨになりまして

ツレがウヨになりまして

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

政治+恋愛+コメディという離れ業
ここ数年、話題に上るようになった「ネット右翼」について
真正面から笑い抜くという、ありそうで実はなかった作品。
パロディも無理なく散りばめられ、とにかく笑いました。

ネタバレBOX

大学生あおいの同棲相手、蒼甫(この辺の凝り具合がある意味
すごい)は仕事先を一年持たずに辞めたばかりのいわゆるニート。
中学の先輩の内藤に影響され、「日本は洗脳されている」と信じて
疑わない、すごく単純な人。韓流スターとの握手会ばかり企画する
スーパーや日本に批判的な大学教授に抗議活動を行う日々を
過ごしている。

その様が、警察の生活課係長であるあおいの父親にすっかり
マークされており、検挙の危機も迫る。あおいは何とか抗議活動を
止めさせようと、蒼甫に迫るのだが…

「そうですね!」でお馴染みの某番組を「タモさんのウヨっていいとも」と
パロったところに、まず大爆笑。確かにタモさんではありますけど(笑
「カードキャプター櫻井よし子」もかなりウケます。

難癖に近い講義を受けて面くらうスーパーの店主と内藤とのやり取り、
「何がKARAだ。状況劇場でも呼んでおけ!」「唐十郎なんて呼んで
どうするんですか!」とのやり取りも、本気で笑うよね。

終盤、あおいと別れ、恋人ができてすっかり抗議活動に力が
入らなくなった内藤(「俺がモテないのは、日本が洗脳されている
からだ」「俺は恋人が出来ないんじゃない。作らないだけだ!」とか
言っちゃう人)に見切りをつけて、一人で切腹しようとする蒼甫。

三島由紀夫の格好している蒼甫もアレだけど、某陛下になりすました
スーパーの店長に、感激して遺言を読み上げようとするところに、
店長が「ああ、私に手紙はいいから~」とたしなめるところ。あそこが
客席の笑いのハイライトだったと思います。客席が沸いたのなんの。
はい、これは、某山本さんの園遊会でのアレをパロったものですね。

笑いだけではなく、なかなか考えさせられるところもあり。

私は、スーパーのバイト店員で、あおいの友人の子が、
「あなた、なんでも韓国に結びつけようとするけど、本当は嫌い
じゃなくて好きなんじゃないの!? だって、普通の人はそんなに
韓国のことばっか考えて生活してないもん」

いや、本当にそうだと思います。あと、係長が、「俺は国家権力の
中枢にいる男だ。 …お前らが国を愛しているほどに、国はお前らを
愛してなんかいないぞ」、

係長の部下で、もと在日の警察官が、自分は在日だが国を愛するが
ゆえに帰化して警察官になった、逆にお前は何をしているんだ、と
蒼甫を喝破した上で、

「恋愛も国への愛も同じ。自分の一人よがりの愛を相手にぶつけて
いるだけ。それはストーカーの愛だろう」

というところも良かったな。

現代社会の風刺劇としては、バランスも取れていて、非常に良いと
思います。ラストの爽やかさもいいです。
妻の家族

妻の家族

劇団マニアック先生シアター

あじびホール(福岡県)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

家族が多いと大変。
それぞれに悩みがあると家中に。それが借金だと。

複雑な家族構成、でもみんな仲良し。普通だとギクシャクしそうですが。
笑いと涙の人間模様です。
長兄の葬儀についての二段落ちよかったです。

ネタバレBOX

装置もこだわりがあって、ちょっと大きな一軒家、出はけ箇所も多く、キャストが多くても混乱はないです。
片鱗

片鱗

イキウメ

西鉄ホール(福岡県)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

謎解きはあり
ますが、不十分で、お客さんの想像にということか。
手塚さんの気付かれないが、その存在感は見応えありです。

ネタバレBOX

ステージは使わず、9尺くらいの正方形(高さは2尺くらい)の台が菱形状に四台、間隔を開けて並べられています。タイトルの鱗を想像させます。この台には、下から水をわき出させる装置もついています。
手塚さんとの絡みを期待して観ていたのですが、手塚さんの設定は”男(不審者)”、気付かれない存在として舞台の上手下手・装置の上下や客席を動き回る。要所で呪いのもととなる重水を住民に掛けていきます。
気付かれない存在、亡くなった人ということでしょうか。

構成としては、前半におとぼけで笑いがあり、中盤に謎がふかまり、終盤のシリアスへと向かっていきますが、謎解きは不十分なのです。

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