
ギャラクティカ・めんどくさい。
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
演劇青年のように
20年も続いている劇団がまるで大学出たての若手劇団のように、純粋にお芝居を作ることを楽しんでいる。それが舞台全体にあふれている。それが素敵だ。

Cinema de STAR☆JACKS
STAR☆JACKS
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2013/11/07 (木) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
Cinema de STAR☆JACKS
まだまだ演劇初心者の私ですが・・・。
劇・・・と言えば。生で実際に観るもの。
スクリーンならTVや映画となんら変わらない
のでは、という固定観念が少なからず有りました。
「おぼろ」は実は実際に、生でお芝居を既に
観させて頂いておりました。
作品としては本当に申し分無い、素晴らしい
お話だとは十分知っておりました。
でも今回はスクリーンです。目の前で実際に
役者さんが演じる訳でも。踊る訳でも。飛びまわる
訳でも有りません。スクリーンで、生のお芝居の
独特の臨場感・緊張感・躍動感を出せるのか?
正直不安でした。
しかし、始ってからおよそ2時間半?
あっという間の時間でした。しかも二回目の
観劇だと言うのに。まるで飽きさせない。
8台のカメラを駆使して編集したというアングルは
神業でした。
ちゃんと見どころを抑えて編集しているので
私のような初心者には、かえって見やすいかも
しれないとさえ思いました。
また次回このようなイベントが有りましたら
是非観に行きたいと思います。

ナイス・コントロール
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
ぽんプラザホール(福岡県)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
出張の福岡で観ました。
”おち”に向ってまっしぐら。元気もらえるタイプの芝居です。若さと大人の加減が上手く混ざり待って、熱いです。脚本、役者さん、美術、どれをとってもレベル高いです。東京公演もあるので是非行きたいと思います。

オーバードーズ:サイコ・カタストロフィー
シアタースタジオ・インドネシア
池袋西口公園(東京都)
2013/11/09 (土) ~ 2013/11/13 (水)公演終了

【韓国】第12言語演劇スタジオ『多情という名の病』
BeSeTo演劇祭
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/11/05 (火) ~ 2013/11/06 (水)公演終了
満足度★★★★
タンゴ・レッスン
作・演出のソン・ギウンさんご自身の恋愛、それも複数の男性とお付き合いをする女性“多情(タジョン)”との関係について、赤裸々に語っていきます。ドキュメンタリーを装った、凝った構成が面白かったです。詳しい感想はトラックバックしました。

『セールスマンの死』(日中韓俳優出演・3ヵ国語版)
鳥の劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/11/09 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
『セールスマンの死』は本当にいい戯曲ですね。
日中韓3ヵ国語版であるからこその、演出効果もあって良かったです。詳しい感想はトラックバックしました。

Some Girl(s)
東京グローブ座
東京グローブ座(東京都)
2013/10/25 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
2人芝居×4
ニール・ラビュート戯曲だし、箱庭円舞曲の古川貴義さんの演出なので、より興味を持ちました。場面転換の工夫が楽しかった。詳しい感想はトラックバックしました。

Mr. Fujino
世田谷シルク
四天王寺スクエア(三重県)
2013/11/09 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
Mr. Fujino
アゴラで観たらまた印象が違ったのかもしれませんが、いつもの群舞と芝居が混ざり合ったグルーヴ感がありません。芝居は芝居、群舞は群舞で、役者さんたちの魅力で動こうとしていたのですが、その断絶故に、物語が動くことを遮っていました。
そのために、特に最初の群舞までが、あらすじをなぞっているだけのような印象です。
音に注意を払うシルクさんにしては、ちょっと軽かった。冒頭のハープのようなものを弾くシーンで、あらかじめ録音された、はっきりとしたハープの音よりも、しょぼくても構わないので、生の音だったら印象がどうなったのだろうかと、一人妄想してしまいました。
次回に期待します。

落下のエデン
Micro To Macro
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

韓国現代戯曲連続上演
韓国現代戯曲連続上演実行委員会
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
何れも頗る個性的で面白い
清水 邦夫さんの言葉に、台本というのは寝ている状態だ、というのが、あるらしい。だとすると起こすのは演出家で、実際に起きて働かせるのが役者の仕事ということになりそうだ。こういう意味では1)「真夜中のテント劇場」2)「秋雨」3)「上船」何れも、シナリオライター、演出家、俳優の個性を出した成功作と観た。(追記2013.11.12)

楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-
Dreamユニット・アンサンブル
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2013/11/01 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★
だんだんと熟成されそうなお芝居♪
淡々と展開される真面目なお芝居
シンプルなワンシチュエーションの舞台設定だけあって
女優さん4人の演技で魅せる作品!
カフェ公演なので舞台に近く、
それは言葉や表情の演技が真近なので役者さんの熱量が伝わってきます!
感想にも書きましたがもう少しメリハリがあっても良かったかも⁈
脇役の2人がもっと三枚目に徹したらメリハリが出てもっと愉しめたかなぁ♪
ロングラン公演なので感想やお客さんの反応などが反映されて
だんだんと熟成されそうなお芝居
最初に観て後半にまた観るとまた違った感じにに見えるかも⁈
キャストも回によって組み変わるので観え方が変わって愉しめる作品!
☆印象的だった役者さん
雰囲気を漂わせていた細野江美さん
☆印象に残ったシーン
ラストシーン

楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-
Dreamユニット・アンサンブル
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2013/11/01 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★
女優D演じる超新人の松本彩楓さん上手。
たくさん公演されている名作らしいですが、初めて観た。
とても観やすいお芝居です、面白かった。
観た回の女優D演じる 松本彩楓さん 超新人 上手いです。

Cinema de STAR☆JACKS
STAR☆JACKS
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2013/11/07 (木) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
とてもきれいでした
キネスタおぼろ観てきました。
ハイビジョンカメラで、小劇場では異例の8台で撮られていたということで、大画面なのにとっても画像が鮮明で感動。
S☆Jさんのこだわりが伝わってきました!
上映後の出演者の方やゲストの方のトーク、衣装を着ての撮影など、
企画も充実していて楽しい時間を過ごせました。

エリマキトカゲ心中
超人予備校
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
ドタバタ 超人予備校 面白かった。
彼女これかぶってキノコの帽子をあげる 心中はやめる 引き返す女 追いかける男はエリマキをもらう。 男と女は、色んなものをしょって 心中せずに生きていきます!! ドタバタ 超人予備校の芝居でした。 面白かった!!

Délire à deux — うはごとをふたりで
d’UOMO ex machina
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2013/11/07 (木) ~ 2013/11/09 (土)公演終了

振り子時計物語
劇団暴創族
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/11/07 (木) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

売春捜査官
carne
OFF OFFシアター(東京都)
2013/11/05 (火) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

モスキート
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
4人の個性
4人の役者さんたちが、皆個性的であり、実力もあって、とても良かった。
バーでの公演という場所を活かした演出も面白かった。
脚本は、河西裕介さんということでとても期待していたのだが、
充分よくできてはいたが、それ以上ではなかった。
とは言っても、小さな空間で4人の魅力的な役者さんの演技を堪能できて、よかった。

オペラ「リア」
日生劇場
日生劇場(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
凄絶な音楽を引き立てる明快な演出
近年オペラ界で流行りの読み替え演出ではなく衣装も古風で、シェイクスピアの物語世界に違和感なく入り込めました。
床に広げられた大きなイングランドの地図を分割して姉妹達に分け与える所から始まり、姉妹3人の衣装や照明に赤、青、白とテーマカラーが割り振られ、各場面が分かり易く描かれていました。
変に現代との共通性を示す様な趣向を盛り込んだりせず、オーソドックスな表現に徹することによって、愚かな人々の悲劇の普遍性が鮮やかに立ち上がっていました。
道化役は歌手ではなく、ダンサーが演じていて、軽い身のこなしやオペラ的でない素朴な歌唱法が素晴らしい効果を挙げていました。
とても難しい曲なので仕方がないのですが、第2幕中盤からプロンプターの歌の出だしを指示する声がずっと聞こえていて、集中力を削がれてしまって、残念でした。
クラスターやグリッサンド、微分音を多用した、軋むような暴力的な響き、あるいは息の詰まる様な静かな響きが続き、古典オペラの様な美しい旋律は皆無ですが、荒廃していくリア王の心象にマッチしていて、劇的な効果をあげていました。
舞台手前のオーケストラピットは弦楽器が占め、この公演の為にわざわざプロセニアムアーチを撤去して(下地の鉄骨が見える状態でした)管楽器と打楽器を舞台の両脇に配置することで、歌声が楽器の音でマスキングされることがなく、聞き取り易かったです。
下手奥から上手手前に傾斜している床面に、回り舞台や出入り口が気付かない様に仕込まれていて、それらが使われた時のインパクトがありました。
後方の壁が両側に開いたり、上に持ち上げられたりしてその奥から登場する様子がドラマテイックでした。

モスキート
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
思っていたより
良かったな、というのが感想の第一、それでは背伸びの運動から。
大体さ、「今回はミステリーです」と言われても、そもそも結局「ミステリー」ってなんなのさ?みたいなところってあってさ、親戚のおばちゃんに「私ミステリーとか好きで」と言われて話を聞いていたら、「あれ?それ山村美紗サスペンスじゃね?」みたいなことってしばしばあるじゃん。予想していたのと違うことままあるじゃん。……あ、私だけ?
それはさておき、芝居が始まってアレが流れてきた時、「あーはいはい、これね」ということで、「ミステリー」の内実がわかったので、すっと芝居に集中して入っていくことができた。内容自体はベタなほど上手くまとまっていて、というかむしろちょっと上手くできすぎちゃっているけど、別にそれを観に来たわけじゃねーしな、みたいな。むしろ、だからこそ演者さんたちに集中できた。ゆえに面白かった。
たまにはこういうねもしゅーもたまにはこういうなしきさんも、たまにはこういう大竹さんも……大竹さんは変わらないか……いいよね!そしてあやかさん大活躍。ちなみに前衛的なあの絵、普通にクオリティー高くてじっくり見たかった。一個だけ内容に注文をつけると、なんで血を抜いたのか、もうちょっと詰めて欲しかったかな。「そりゃ復讐ですよ」というのはわかるんですけど、もうちょっと詰めて欲しかったかな。逆に言うと、あそこってすごくねもしゅー的じゃなかったよね。うんうん。
ということで要は「いつもと違う表情、グッとくるよね!」。ミステリーサークル第一回公演ということなので、第二回も楽しみに。でも、やっぱり楽しみなのは本公演だよね。そんな感じ。