
INDEPENDENT:13
INDEPENDENT
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
全部観たかったなぁ!(≧▽≦)
23日14時のブロックを観ました。
周藤寿英くんの恐るべき若さと可能性、
いいむろなおきさんの超絶的な身体表現、
松本茜さんの生き物としての肉体への感覚と想い、
一明一人さんの磨き上げられたエンタメ魂とキャラクター、
4つの「凄い」の競演・共演を堪能w。
これがまだ一部なんですね!まだまだあるんですね!(@@;
全部観られなかったのが残念です。次回はきっと!

青い童話と黒い音楽
ロデオ★座★ヘヴン
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
賢治の世界ってこう見せられるんだ
宮沢賢治の「よだかの星」「銀河鉄道の夜」をモチーフにした、
『夜鷹無限上昇』『深海のカンパネルラ』の2作品から成る本編。
賢治の物語世界を、こう換骨奪胎することができるんだ、って
新鮮に感じました。特に2つ目の物語。美しかったです。

永い遠足
サンプル
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2013/11/17 (日) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
正直マンネリかも…。
不条理の中にさらに不条理が積み重なっていくような、
奇怪で妖しく性的なサンプルの世界。
今回は古舘寛治が不参加だったせいか、それとも意図
したものなのか、相当正常運転、言い換えればストレートな
作品になった気がします。ただ、それが最近のサンプルの
物語の弱さを露呈してしまったように思います。

魔女たちのエチュード
ライト・トラップ
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
様々な工夫があって楽しめる
2部構成で間に10分間の休憩が入る。日替わりゲストがいて、本日拝見した回は、詩人であった。1部2部共に演劇というより言葉を中心にした綴れ織りにややユニセクシュアルな感覚のパフォーマンス、振付がつく。照明感覚は中々優れていて、登場人物達を非常に明度の低い状態に置いてシルエットで表現し、背景には青空に白い雲がぽっかり浮かんだようなホリゾントを加えるなど気が利いている。音楽の使い方も自分の好みに合った。

マザー
劇団5454
劇場HOPE(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりNo.1!
以前に見た「ままごと」の長編ということだったので、期待度100%で見に行きましたが、満足度120%!!いや、それ以上かも。春陽さんの描く世界には無駄なことが何もない。もちろん人間も。演じている役者さんたちは幸せだなぁと。全員が役としてちゃんと「生きている」ってほんとにすごいことだと思う。
お話自体も面白いけど、それを全員がちゃんと役として観客に伝えてくれる。この劇団の強みだと思います。年間通していろいろな舞台を見てますが、やっぱり5454さんがNo.1です!

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)
無頼組合
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★
ある探偵の物語。
かなり小さめの劇場。
小劇場特有の芝居で、演技よりもノリやストーリーを楽しむ内容に感じた。
本筋から離れたダンスや歌、内輪の小ネタコーナーがチラホラあるのでそういう物を求めていない人には合わないかもしれない。
それでも、探偵ものとしてはなかなか楽しめる内容だった。
開演前に出演者から会場の温度について丁度いいかどうか聞かれたのだが、開演前丁度よかった体感温度は中盤以降一気に上昇。
本当に暑かった……出演者の方に暑かった事は伝えたので空調が明日以降改善されていると良いな。

フナバシTOYS
丸福ボンバーズ
せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
ハートフルでワンダフル!!
自分の身の回りにある大切な人・物など、年齢とともに変化しても、
その時大事にしていた物を観て、色々な事が思い出される事がある。
「フナバシTOYS」はまさにそんな思いにさせる、ハートフルな舞台でした。
今回も笑って、ちょっとしんみりして、心がじんわり暖かくなる・・・
気がつけば、ボンバーズワールドにいつの間にか引き込まれていました。
久々に期待以上の舞台を観て、嬉しくなりました!
気になってる方は、ぜひこの機会を逃す事なく観てください。
きっと心も体もハッピーな気分に!!

『彼女が服を着た理由』
Func A ScamperS 009
SPACE107(東京都)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
アイデンティティ
面白いキャラクターがたくさん登場してコミカルなシーンが多かったものの、結構深刻なアイデンティティ・クライシスを描いた哲学劇。

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)
無頼組合
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
毎回見ないといられない定番
ハードボイルドあり、お笑いあり。思い出される過去と、さらに深まる謎。次回も見たくなる内容。
次回のタイトルを勝手に予想「ノー・モア・ロンリー・騎士」(冗談です)。

さいごの国の、はじまりの彩(いろ)
『和』 -NAGOMI-Company
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
感傷的だが引き込む思春期版『不思議の国のアリス』だ
女子高校生の現実を、ファンタジー色が強い空気感で優しく包み込む時間は何とも心地良い。途中、いびき が二人程の観客から劇場に響いたのも、「手のひら」に覆われた結果だろう。この感触は、まさしく女子高校生•篠原望海(光希沙織)の慕ったババちゃん(芹沢結海子)へ通じる 温かさである。
ドリンクバーで生ビール一杯注文した私は、白い幕とカラフルな段ボールのセットを確認し、場違いを思い知らされた。多くの観客はオレンジジュースやカシス系統のストロー付きドリンクを手にする。ここは野球場ではない。だが、生ビールの充満する紙コップを手にしたことは正解だった。望海を演じた光希の しとやかな姿が「絵本」に終わらせない大人舞台を造ったのだ。

マザー
劇団5454
劇場HOPE(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待以上でした【男性主役板】
前作「ト音」で5454ワールドにはまり、今回も観劇。
いやー、すごかった。
人間が秘める色々なわがままを綺麗に紡ぎだします。そして、その糸がごちゃごちゃになりそうになりますが、そこは5454の世界、本と演出、そして役者が綺麗にひきつけ、客を見入らせます。
見ながら、この辺で普通は落ち着かせるだろうと思うと、そこはもっと、話を転がして、より客をひきつける、いやー、5454ワールド最高です。
しかし、どの役も絶対に必要な役ばっかりで、凄いですよ。そのセリフ、彼が言わないで、誰がいうのさ!!って、何度、思ったことだかww
脇役が安定していると、やっぱ、安心してみれますね。どの役も魅せどころがあるのが、たまりません。そして、みんなその期待に応えるのがすごいです。
絶対に彼ら、彼女らがいないと主役がたちませんもん。
しかし、題名のマザー、いやー、深いです。素晴らしいネーミングだと思います。
次回作も期待しています。

紅小僧
劇団桟敷童子
ザ・スズナリ(東京都)
2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題910(13-339)
13:00の回(快晴)。12:15会場着、受付、12:30開場(指定席が先)。前列2列のベンチシートが自由席、A~Iが指定席。もちろん自由席。目の前に迫る舞台、雑木林が左右の壁を覆っている。組まれた木片の頭に付いているのは、ムンクの叫びのような「像」。風の音が鳴っている。13:00前説、開演~14:49終演。この場所で今までのような大きな物語ができるのか...そんな心配は開演とともに吹き飛んでしまいました。

死神様の言うことにゃ
JEWEL BEANS
上野ストアハウス(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
最後が残念!」
3日後に死ぬと告げられ、それまでにしなければならないことをやった主人公に頑張ったから予定が変わったでは、ストーリーとして単純すぎる。
面白かったのにホント最後が残念!

ミメイ
劇団ピアチェーレ
Ito・M・Studio(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題909(13-338)
18:00の回(晴)。少し早く着きました。会場前で、今まで(3作)、昼間の公演だったことに気がつきました。深い青に染まった夜空、浮かび上がる遠くのビル群、鼓動のように光る赤い航空障害灯、手前の住宅はシルエットになり、窓の明かりがみえます。
17:30受付、開場。1列目桟敷席、2列目ベンチシート席、3列目以降椅子席。砂時計型のテーブルと極小の椅子、2セット。室温が「30℃」になるかも、ということでしたがそほど暑くは感じませんでした(場所によって違うのかも)。
こちらは4作目...1年半になりました。当パンに本公演で4年生が引退とあります。「MOMOS(2012/4)」、「表に出ろいっ!(2012/10)」...浅賀さん、山下さん、演出水野さん、そしてスタッフのみなさん(浅賀さんは、@横浜で客演されたときにみに行きました)。
最初どうしてみに行こうと思ったのか思い出せないのですが、「MOMOS」をみ終った後、次回もみに行こうと思ったことは覚えています。
迫りくる厄災、理想郷を求め、.崩壊と再生。意図的に重くならないようにしているようですし、名前の仕掛け、終盤の展開はなかなかの腕前。私の好きな小説に「喪われた都市の記録」という作品があり---1972年のSF作品なので古本でしか入手できない(ハルキ文庫ならどこかにあるか?)か、無に還るとも繰り返し立ち上がる---この作品と重なりました。ただ、もう少し切替--「ミカケ/シカケ」等、が視覚的にもはっきりみえていたらよかったかなと思いました。
4年生のみなさん、よい作品をありがとうございました。卒業後、それぞれの道を進むことと思います。もし、どこかの劇場でお会いできることがあれば出かけて行きましょう。
※細部までは理解できていないような気がするので、可能であれば、脚本を公開していただけるとありがたいです(MOMOSも)。

Shall we ダンス?
宝塚歌劇団
宝塚大劇場(兵庫県)
2013/11/08 (金) ~ 2013/12/12 (木)公演終了

月下美人
琥珀
プロト・シアター(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/23 (土)公演終了
満足度★★★★
美しい
上演時間70分。ほのかな明かりの中で、着物、ドレス、純白と移ろい内なる美しさに迫る、しっとりとした感動を味わった。

F/T13イェリネク連続上演 小沢 剛「光のない。(プロローグ?)」
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★
発話されないテクスト
エルフリーデ・イェリネクさんが3.11に触発されて書いた戯曲を、現代美術の世界で活動する小沢剛さんが、歩き回って鑑賞する展覧会形式で演出した作品で、抽象的で難解なテクストに対して具象的な表現がなされていて、当時感じていた不安感を再認識させられました。
美術館の様にジグザグの導線を辿りながら、イェリネクさんのテクストを引用した絵画や立体や写真を鑑賞していると、会場にゴリラの着ぐるみが乱入して来て一番奥に設置された岩に寝そべると、導線を形成していた幕が端に移動し、展示物は天井に吊り上げられ、機械仕掛けのリコーダー四重奏が始まり、胴体にテクストが書かれた多数の牛の死骸の人形が床下から持ち込まれ、一気に不穏な雰囲気になりました。
スクリーンが下りて来て福島(?)の海岸でフラダンスを踊るゴリラの映像が流れた後に実際に現れて踊っている内に次第に最初の展示の状態に戻って行き、3.11を境に同じ様でも異なってしまった日常をイメージさせました。
ゴリラの手招きに従って奥の部屋に行くと、タイトルが大きく書かれた手前に放射性廃棄物を思わせる青い包みが大量に並べられていて、その上でゴリラが嘆く様な仕草を繰り返していて痛ましかったです。
小沢さんの美術作品は人を食った様なユーモラスなものが多いので、直接的に3.11を表現した今回のシリアスな作風が意外でした。役者に台詞を言わせるのではなく、発話されない文字としてテクストを扱っているのが美術家らしく思いました。
安野太郎さんによる「ゾンビ音楽」と称した、ガチャガチャと異様な音と共に奏される非人間的なリコーダーの音色がおぞましくて、強く印象に残りました。

シアター21フェス "秋編" Step Up vol.49
セッションハウス
神楽坂セッションハウス(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/23 (土)公演終了
満足度★★★★★
粒ぞろい
上演時間90分、休憩あり。粒ぞろいのダンサーたちでそれぞれ特徴がありながら、不思議とひとつの公演としてまとまりがあった。

東海道四谷怪談―通し上演―
木ノ下歌舞伎
あうるすぽっと(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

さむらいスター
星くずロンリネス
演劇専用小劇場BLOCH(北海道)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了