最新の観てきた!クチコミ一覧

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くるみ割り人形

くるみ割り人形

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/27 (金)公演終了

満足度

ダンサーはいい、ダンサーは・・・
なんなんだあの演出と振付は・・・。
よくもまああんなふうに、音楽の持つダイナミクスとか魔力とか、そういうの一切を無駄にする振付演出にしちゃうもんだ。
あんなにちゃんと踊れるダンサー集めてアレかよ、と・・・。

無駄に凝ったことやらないで、「普通の」「ちゃんと楽しめる」クラシックバレエを上演してくださいよ、ホント・・・。

檻の中にいるのはお前の方/机の上ではこちらが有利/随分と線引きの甘い地図

檻の中にいるのはお前の方/机の上ではこちらが有利/随分と線引きの甘い地図

電動夏子安置システム

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★

三作品観れた
三作品観ることは出来たので、こうだったのねはわかったが、三作品観れないと、ちょっと中途半端な作品になってしまってるように感じてしまった。

ネタバレBOX

観た順番で、

「随分と線引きの甘い地図」
三劇場連動となっているので、ちょっとわかりにくいと言うか、話の流れがつかめない、乗り切れない感じ。見えそうで見えない感じwwとか、ジグソーパズルが半分ぐらい完成した感じかな。

「机の上ではこちらが有利」
あちらの作品展開どうだったかな部分は多々あったが、逆にそうだったのねとか繋がる・判明する部分もあり、なかなかには面白かった。
ただ、なんかテンポが悪く感じ、上演予定時間以上の長さを感じてしまったな。(他の劇場との時間調整がいつも以上だったのかな??)

「檻の中にいるのはお前の方」
地下ではこう言うことが進んでたのね。あの設定、後半もうひと設定欲しかったのはあったが、個人的にはこの作品が一番面白かったかな。
紅蓮、還る

紅蓮、還る

ACRAFT

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

話は捻りは無いが
話の展開はそれ程捻りがあるわけではないが、キャラの存在感が凄くあり、ラストまで面白かった。殺陣は、舞台上に人が多いときは若干テンポが悪かったり、日本刀、片手で軽々扱いすぎじゃねとかはありましたが、なかなか迫力もありよかった。
特に紅蓮と柳生は、バトルもよかったし、それぞれ単独でも非常によかった。

第5回公演「傍白」終演致しました

第5回公演「傍白」終演致しました

いきずり(劇団はへっ 改め)

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/12/17 (火) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

one₋way 
 作家は老婆の不如意を描きたかったということなのだろうが、人々の多くが老いということの意味する所に気付いていないと感じているらしい。だが、それは、本当だろうか?

ネタバレBOX

 少なくとも今作の作家は、高齢化社会に対応すべく気付いておいて欲しい、ということではあるようだ。であれば、それを効果的に表現する為の形式が演劇でなければならない必然性は、何処にあるのだろうか? 私見を述べるなら、ドラマツルギーに重きを置かない今作のような創りであれば、「演劇」より「は、寧ろ暗黒舞踏のような身体性そのものをその表出手段、表現と為すような形式の方が、ずっと有効だとは思う。
 演劇として表現するのであれば、思いやセンチメンタリズムをベースにしたメッセージをではなく、ドラマツルギーをキチンと成立させるべきである。つまり劇の科白としての強度とダイアローグを構成する構造、その為の仕掛けをシナリオ内に持っていなければならない。無論、今、ここでその具体的在り様を指摘することはできるが、若い作家の内面迄、土足で踏み込むのは趣味ではない。若干抽象的ではあるが、これで、今作のレビューとする。
アクアリウム

アクアリウム

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/31 (火)公演終了

満足度★★★★

演劇 らしい演劇
演劇らしい演劇。確実に虚構。なのにリアル。寓意に満ち、多重で多面な構成。音響も照明も。洗練された劇空間だった。演劇観てるなぁって感じた。

もちろん好みは別れるとは思う。心がざわつくタイプの作品。凄く感動させられるのではなく、作品の放つ感性に触れて肯定と否定の両方を感じて戸惑うような。

ネタバレBOX

作品の進行を担い、ストーリーを動かす大原研二と一色洋平のコンビが秀逸。役柄としても良かったし演技も主要キャストとの対比が効いていた。二面性とかなく真っ直ぐな役なのでパワーが大事。二人ともバワフルだった。

劇中"わに"が出てくるのだが、これが妙にキュートで惹かれる。そもそもあり得ないので、説明がしにくいのだが、何かかわいい。よくそんな演出をつけるよなと谷賢一の別の意味の凄味を感じる。

いろんな意味で日に日にもう一回観ないわけにはいかないなという思いが強まる。
ジョゼ・モンタルヴォ「トロカデロのドン・キホーテ」

ジョゼ・モンタルヴォ「トロカデロのドン・キホーテ」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

なんとなく嫌な予感はあったのだが・・・
払拭されるほどの出来の良さでありました(^^)
映像とパフォーマンスの融合が巧くて楽しめました。

でもパフォーマンスですんで長時間は無理でして、
基本通りの90分でありました。

ネタバレBOX

舞台バックいっぱいに映し出される映像は、
これまた基本の風車が映し出されたんですが。
これがまぁクニクニ動いたかと思うと巨人に変化して原作通りに、
怪物と化すシーンはユニークで楽しかったです。

逆立ちのパフォーマンスの姉さんと、
ちゃんとしたプリマも出したりして舞台表現は見事でありました。
シラノ!

シラノ!

おおのの

「劇」小劇場(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★

落語と芝居の2部構成でした
落語は定番の「目黒の秋刀魚」を筆頭に始まって、
10分の休憩挟んで芝居がスタートです。
けっこう面白く仕上がってはいたのですが、
融合という感じは今ひとつな感がありました。

裸のリア王

裸のリア王

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

せんだい演劇工房10-BOX別館 能-BOX(宮城県)

2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高の変態
男の裸ばかりを2時間も見続けさせられるとは思いもしなかったけど、すごく爽やかだった!自由で伸びやかで羨ましくもあり、なんだかこれからもっと応援していきたくなった。大満足。

SHOWの少々2

SHOWの少々2

劇団SHOW

パフォーミングアーツ・シアター(尚美学園大学・川越キャンパス内)(埼玉県)

2013/12/16 (月) ~ 2013/12/20 (金)公演終了

満足度★★★

化けるかも
THE SHOWの前公演『贋作☆スイミー』のセンスのよさに驚いたので、
その作・演出だった栗☆兎氏の作品を観にいった。

私が観に行った日の公演は、
作・演出:松坂貴大『過失』
作・演出:栗☆兎『川越駅西口物語』

『過失』は割とスタンダードな作品。
『川越駅西口物語』は、前作同様、とても興味深く拝見した。
演出のセンスが抜群に良い。

詳細は「ネタバレBOX」に書くが、
栗☆兎氏には、今後化けるのではないかと思わせる何かがある。

ネタバレBOX

川越駅西口を舞台に、そこを過ぎていく日常の描写から物語は始まる。
西口は、華やかな東口と違って少し陰がある。
この公演が行われている尚美学園は、その西口からバスに乗って10分位の処にある。
西口を利用する人の多くは会社員か学生であり、
両者共に、そこは常に通過するだけの場所だそうだ。
(観客である私も、バスで尚美学園に行ったので、この作品で語られていることの幾ばくかは、来る途中に感じとることができた。)

その普段は通過するだけの場所を巡って物語は展開していく。
まず、その描写力が素晴らしい。日常のほんとうに些細なことを描くことで、その物語にリアリティを持たせている。それを支えているのが、ドキュメンタリー的と言ってもいいような、演出。そして、それを演じる役者のラフな演技。ラフでありながら、面白く観られるのは、役者たちの個性に依るところも大きい。とても個性的で魅力的な役者たちである。

その日常の細部と対比するように、巨視的な見方が示される。
西口は改築工事をしていて、数年後には近代的なロータリーができるのだという。
ここで、都市というものを見る鳥瞰的な視点と、未来というものを見る歴史的視点の二つの巨視が示される。そこに、かつてここには川越少年刑務所があったという過去の視点か加わり、通時的視点は補填される。

更に、そこに西口にたくさんいる鳩やムクドリ(?)の話が重なる。それによって、人間中心の世界観に対して、動物や自然からの視点が示される。
また、川越駅西口から程ない処に雀ノ森氷川神社というものがあり、鳥の問題は過去の歴史にも接続させられている。

このように様々な視点が示されることで、普段はただ通り過ぎるだけで、何も見ていなかった川越駅西口が、全く別の彩りをもった景色として見えてくる。

ここで示された様々な題目は、それぞれに繋がっているのか、いないのか。重なっているものは、偶然か必然か。これらは観客が考えることとして投げ出されている。

この点を開かれた作品と考えるか、テーマが絞り切れていない作品と考えるかは様々な見解があるだろう。

私は後者だと思った。充分に面白い問題提起がなされているにも拘わらず、散漫な印象で、心に残るものが少ない。
日常的な細部への対比として様々な視点が示されるけれど、
それらはあくまで添え物という感じで、その両者が絡み合いうねりを生むことはない。
様々な視点が現在を生きる私(作者であり、演者であり、観客)の日常に対して、どう関係を持つのかが、より有機的な繋がりをもって示すことができていたら(あるいは、そんな繋がりなど今日は全くもって断絶してしまっているということを示すのでもよい)、より深い印象の作品になったのではないか。

また、これは前作でも指摘したことだが、最近流行の現代演劇(「マームとジプシー」などかな?、、、)によくある文体と発語の型のようなものを使っているので、モノマネっぱさがどうしても耳についてしまう。これは決定的にもったいないと思う。オリジナルの実力があるのだから、亜流だと思われたら損だ。

正直に言えば、現状では、学生劇団の中では桁違いに面白いと思うけれど、一般の表現者の地平で評したら、賛辞を贈るほどではない。
だが、この栗☆兎氏には、ひょっとしたら大化けするんじゃないかと思わせる要素が多分にある。

役者さんたちもとても個性的で魅力的だった。

今後の活動にも期待しています!
ROSE ローズ

ROSE ローズ

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2013/12/16 (月) ~ 2013/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

何度も観たい作品
 身近な者には秘して話すことが出来なかった体験を、ベンチに座った老女が、語り出す、という設定で、どこにでも居そうな普通のユダヤ人の生涯を一人芝居に仕立てた作品。その体験が、余りにも強烈な歴史的事象と重なる為、敢えて政治色を可能な限り控え、同時に、深刻な余り、身近に暮らす者達には明かすことが出来ないという意味で一人芝居にする必然を伺わせる、実に良く練られた作品

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了

満足度★★★★★

笑った笑った
最初から最後まで
腹抱えて笑かしてもらいました。

ガンダムのアイキャッチとかよかった。

お嬢さん

お嬢さん

浮世企画

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/11/12 (火) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

みんなダメ人間
何かどこかがだめな人だらけ。

ガンツさんのお隣さん本気でむかつくわぁ(笑)

短篇集 「軽い重箱」

短篇集 「軽い重箱」

殿様ランチ

新宿眼科画廊(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/13 (水)公演終了

満足度★★★★

B
Bのみ観劇。

女優の話が一番好きでした。

最初の話ははじめ、シリアスな話だと思って
どこまでマジでどこまで笑えるのか
さぐりさぐりだったんだけど
コメディとわかるとすごい笑えました。

WHO IS SUNDAY GIRL

WHO IS SUNDAY GIRL

万本桜企画

千本桜ホール(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★

ちょっと安易…
まぁちょいちょい笑える部分はありますが
全体的には安っぽいかなと…

後ろの席の客がずっとガムをクチャクチャ噛んでて
うるさかったのもマイナス…
制作側の問題ではないので
八つ当たりでお気の毒ですが…

ギャラクティカ・めんどくさい。

ギャラクティカ・めんどくさい。

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

全力でくだらない。
ただただ終わった後
笑った爽快感しか残らない。

くっだらねぇなぁって言いながら
笑える舞台。

スマイール

スマイール

smokers

ザ・ポケット(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑えた
ホントにドタバタの
陽気な幽霊たち。

12月文楽公演

12月文楽公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★

人形浄瑠璃
観ようと思うが休みの日はすぐにチケット売り切れ。で、楽日の最後の回を観ることに。
話は、よくある型だがそれでも引き込まれてしまった。
人の持つ情愛がしみじみと伝わってきた。次回作も見るつもりだ

冒した者

冒した者

葛河思潮社

吉祥寺シアター(東京都)

2013/09/20 (金) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

昔の戯曲とは思えないほど“今”だった
戯曲を読んだ時には気づかなかったことがわかったり、今の自分に引き寄せて考えることがあまりに多く、観ている時間=考えている時間という、演劇としてとても豊かな体験でした。松田龍平さんが素晴らしかった。

城山羊の会『身の引きしまる思い』

城山羊の会『身の引きしまる思い』

城山羊の会

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

山内ケンジさんの新作
エロエロだった~!
三鷹のメタ演劇進化系でした(笑)。
この作品もDVDが出たら絶対買う。

ネタバレBOX

パンフ掲載の歌がずっと残ってます。
ヒバリに認められたよ けむしに認められたよ 身の引きしまる思い
地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-

地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-

てがみ座

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

純日本製ストレート・プレイの至福
井上ひさしさん亡き今、長田育恵さんがいてくれた。“あとにつづくもの”はここにいたのだと、喜びと感謝を噛みしめました。

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