アクアリウム 公演情報 DULL-COLORED POP「アクアリウム」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    演劇 らしい演劇
    演劇らしい演劇。確実に虚構。なのにリアル。寓意に満ち、多重で多面な構成。音響も照明も。洗練された劇空間だった。演劇観てるなぁって感じた。

    もちろん好みは別れるとは思う。心がざわつくタイプの作品。凄く感動させられるのではなく、作品の放つ感性に触れて肯定と否定の両方を感じて戸惑うような。

    ネタバレBOX

    作品の進行を担い、ストーリーを動かす大原研二と一色洋平のコンビが秀逸。役柄としても良かったし演技も主要キャストとの対比が効いていた。二面性とかなく真っ直ぐな役なのでパワーが大事。二人ともバワフルだった。

    劇中"わに"が出てくるのだが、これが妙にキュートで惹かれる。そもそもあり得ないので、説明がしにくいのだが、何かかわいい。よくそんな演出をつけるよなと谷賢一の別の意味の凄味を感じる。

    いろんな意味で日に日にもう一回観ないわけにはいかないなという思いが強まる。

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    2013/12/18 00:41

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