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『第九』ミリオーネン音楽会2013

『第九』ミリオーネン音楽会2013

第九ミリオーネンプロジェクト

日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/27 (金)公演終了

満足度

いまいち新しさは伝わってこなかった
合唱団の演奏途中での入場(演奏中だと足音が雑音として耳に入りますよっ)とか明かりとか手の動きとか頑張っているのは理解できるが、4人の声楽家以外が素人にしか思えず技量不足を感じました。いろいろやりたいのなら見合った実力等を身につける方が先なのでは?前後の2幕に分けていたら途中で帰りましたね。90分一貫でした。若くて固いなぁ・・というのが感想です。

 モンテ・クリスト伯

モンテ・クリスト伯

東宝

日生劇場(東京都)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★

上手にまとまっていたです
な・ん・で・す・が・・・・
後半は何か前半にパワー負けしていた感ありです
(ファイナルファンタジーVIIを思い出す・・・)
(またカーニバルのシーンとかはアニメの岩窟王を思い出してしまったデス)

25分の休憩入れた3時間の大作であります


ネタバレBOX

しっかしなー ほんと奇麗事だなぁ・・・

しっかり復讐完遂して、やることやってから反省するって・・・。
なんか主人公駄目っぽく思うところがありました。

主人公の師となる神父さんの方が何かカッコ良かったな

舞台のセット上では一番奥に映像投影しての各シーンが展開するのだが、
動画投影なんで船上では揺れが表現されてるし。
雲なんかも流れていて細かいところが良く出来ていた。

ダンテスがテンコウ女史のような水中脱出するさまは、
吊を用いてリアル感が引き出されていたです!
MOTHER II

MOTHER II

青年団若手自主企画 大池企画

アトリエ春風舎(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★

母の背中
甘えのほろ苦い記憶を呼び起こしてくれた。

Departure again

Departure again

青山ダンシング・スクエア

草月ホール(東京都)

2013/12/26 (木) ~ 2013/12/27 (金)公演終了

満足度★★★★

ダンス集
上演時間2時間、休憩あり。コンテンポラリーが中心で7作の公演。4名とも初見だが、Wo-menの踊りがぐっと来た。加賀谷・近藤組は私の恋人をやってほしい。

空飛ぶ☆コメディキャラバン

空飛ぶ☆コメディキャラバン

to R mansion

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★

平たく言うと”大道芸”?
の一言で片付けてはイカンのでしょうが、分かりやすく言うならコレでしょうね。

何となく”朧”の主宰の路上芝居のような感じも受けましたデス

2つの作品=1時間づつ、少し休憩挟みです。

終演後はフォトタイムと役者面会時間となりました

かな~り小さい子も観劇に来ていまして、前説の生暖かい内容が笑えました。

ネタバレBOX

先の作品はケサランパサランという子が、
母の手紙に従って旅をする設定です。 客いじりしながら・・・。

客いじりは好みがあるので何ともいえないが、
基本人の肉体をからかう様な事は好みではない。
また人の持ち物の借款はちゃんとして欲しいかな・・・。
許容度に個人差のある物事は、
笑いに組み込むのを熟慮すべきかなぁと思っている。
(我ながら文章にするとホント固い頭してると感じますね(-_-;)

後半は4人組の大道芸ショーみたいで楽しかった
特に赤いゴム紐を用いての状況作り=
舞台設定の見せ方=には感心しきりでした(^^)
(館になったり壁や洞窟の再現がイメージとして直ぐに理解できました)
赤ふんどしがレッドカーペットになったり、
メンバーが消えてしまったり(^^)設定も見せ方も楽しめました。

チャップリンの喜劇映画が、
総天然色3D化したような感じともいえますでしょうかねぇ。
そんな感じの作品でした

2つあわせての評価で星3つかな・・・
好みが別れると思うのでお勧めとかはしないですよ~
プラトニック・ギャグ

プラトニック・ギャグ

INUTOKUSHI

駅前劇場(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

初・いぬくし
とっても笑えた、最高に面白かった。
そして、ラストは・・・・!!

ネタバレBOX

自分はラストが好きでした。あの、どうしようもない感じが。どうしようもない人間ルーレットが結構手が込んでて、なんかあいつ(名前忘れた)の気持ちと照らし合わせるとその手が込んでる感じがとにかく悲しかったです。


自分も最近、おいて行かれてるなあ、と感じるので(恋愛に限らず)成長できないなあ、とひしひしと感じるので、つらかったでつ

成長したいのに成長できないって、つらいですねえ
まあ彼が成長したいのかどうか知りませんが、わたしは成長したいです

白滝!!


世界の終わりとハードボイルドワンダーランドと舞城的世界観で童貞の辛さを描いた?みたいな?凄くざっくりしてるけど、、、、
野良猫の首輪

野良猫の首輪

sons wo:

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/07 (土)公演終了

満足度★★★★

曖昧さの確かさ
入場して、客席スペースのどこで観るかを迷う。
置かれているものを眺める。
字幕の言葉を読み続ける。

開演すると、最初はその捉えどころのなさに戸惑うのですが・・・、
ルーズに組みあがった世界には、
過去から未来にいたるまでの俯瞰があって、
その中にある今のあいまいさが、確かな質感と共に切り出されてきました。

ネタバレBOX

正直に言って、役者たちの身体からやってきたものが、
すぐには腑に落ちにくかったです。
物語のエッジのなさというか、枠組みの曖昧さにも
当惑した。

でも、物語が歩み、父母の時代の歌や
その時代の記憶が差し込まれると、
やがて「今」も夢との端境の、ふわっとした現実感のなかに
確かな不確かさとともに浮かび上がってくるのです。

そして、そこにはさらなる時代の連鎖の感覚までもが訪れて・・・。

だからこそ、開演前に観たオブジェと、その連鎖までも消滅させてしまう
爆弾の存在が重なった時、
その不確かさのコアのような部分が醸し出す
危さに心を奪われました。

作品として、非常にしたたかな構造を感じる。
また、支える役者たちにも、独特で献身的な
身体の表現があって・・・。

見入ってしまいました。

私立ハスハス女学院!!

私立ハスハス女学院!!

タンバリンステージ

ブディストホール(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

学園コント
三人の個性的な女子学生がアドリブも交えて繰り広げられるコント、
出演者も楽しそうでお客も暖かい雰囲気で楽しかったです。
ゲストの吉澤さんは素のまんま乱入してきたかの様な佇まいで、
キャリアの成す技なのか、さすがの貫禄でした。
会場が古い建物なのか傾斜が少なくてやや見づらかったのが残念です。

銀色の蛸は五番目の手で握手する

銀色の蛸は五番目の手で握手する

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

(^o^)
ポップンマッシュルームチキン野郎さんにハズレはありません。
面白かったです。
サッカーシーンもすごかったです。
オサムが、よく出来てました。
ロビーで、近くに行ってまじまじと見てしまいました。
観に行って良かった~☆

銀色の蛸は五番目の手で握手する

銀色の蛸は五番目の手で握手する

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

青春の一コマを深く信奉しているように感じる

劇団『ポップンマッシュルームチキン野郎』は所見だが、間違いなく、これが最高傑作なのだろうと思う。逆に、「これを上回る作品があったのか?」と疑ってしまう仕上がり である。


宇宙人を登場させ、銀色に光る脚八本を左右へ揺らしながら、「学園ドラマ」「人間ドラマ」「スポ根 ドラマ」、どれを取っても、普遍性を有している。すなわち、本舞台は、主人公を宇宙人ではなく、「不思議な力を持つ少年」に置き換えたとしても、全く等しい感動を与えることができたはずだ。



※バレてないネタバレ



私は、不覚にも、泣いてしまった。裏を返せば、基本、バカバカしいコメディ舞台だけあり、「喜怒哀楽の破壊力」を発揮していた。このことは、舞台作品をジャンル別で分類する考えに異議を申し立てている。また、沖縄辺野古基地移設、オスプレイといった、政治社会問題を、下ネタを交え「笑い化」する。これも、アメリカの人気テレビ番組『サタデーナイトライブ』へ通じる手法なのではないか。必ず批判を浴びるネタ(黒人)もあった。今回は二、三個だったが、ブラック•コメディの開発発展を、今後 期待したい。




ネタバレBOX

名門サッカー•チームに加入した主人公は「勝ち組」だろう。その彼が、「優しさ」故に、枯れ果ててしまう。銀色に光る脚が何本も落ちる。「もし、あの時、あの行動をとらなければ…」という、紙一重の、スリリングな後悔を観客は抱く。それも、普遍性だ。ところが、ラストにかけ、観客は次のことを気付かされた。「彼こそが(ほんとうの) 勝ち組」だと。

※同窓生との再会を、もっと厚く描いてもよかったか

※結局、離婚したのか、していないのか?心残りである
アシュラ

アシュラ

平熱43度

ワーサルシアター(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

今では珍しいスタイル?
一世風靡をした惑星ピスタチを彷彿させる演出は、昨今の演劇界では見られないモノになってきたスタイルなのではないかと思うので、再びこのような演出の舞台が見れてうれしく思いました。
ただ、やりたいとできるは違うのだなぁというのは痛感してしまいます。
会話劇ではないとこで、世界感を生み出すリアルというのは、
やはりそれ相応の技術が必要なのですね。

平成25年12月歌舞伎公演「主税と右衛門七」「弥作の鎌腹」「忠臣蔵形容画合」

平成25年12月歌舞伎公演「主税と右衛門七」「弥作の鎌腹」「忠臣蔵形容画合」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2013/12/03 (火) ~ 2013/12/26 (木)公演終了

満足度★★★★★

バラエティ豊かで楽しめた外伝
歌舞伎座の本家「仮名手本忠臣蔵」に対し、国立は忠臣蔵外伝ともいえる三作を並べたが、どれも外れなしの年の暮れらしい好企画で楽しめた。

吉右衛門を座頭に、その親戚である芝雀や歌六・又五郎兄弟、錦之助と一門の若手゚がそれぞれ活躍の場を与えられた。

そのルーツは三代目中村歌六で、その子息の初代吉右衛門や子福者の三世時蔵、17代目中村勘三郎の3兄弟が今日歌舞伎界全体の中でも層の厚い人材の基礎を築いたわけだから感慨深い。

今回、吉右衛門は初役で「弥作の鎌腹」に主演したが、これは初代吉右衛門から17代勘三郎へと受け継がれてきた演目。

先年亡くなった18代勘三郎は、初代吉右衛門譲りの父17代目勘三郎の当たり役を受け継いでいたので、この役も吉右衛門から勘九郎にいずれ伝えてほしいところだ。

意外なようだが、映画俳優だった初代錦之助は初代吉右衛門の芸風を大切にし、17代目勘三郎や先代又五郎が生前から高く評価していたという。

初代錦之助が収集した膨大な歌舞伎関係の蔵書は播磨屋と萬屋の若手たちに譲られ、研鑽に活用されている。

「主税と右衛門七」は、その初代錦之助と親交が深かった脚本家の成澤昌茂の作。初演は松竹の大谷竹次郎会長が東映の錦之助映画を観て若き脚本家も成澤を気に入り、新作歌舞伎を依頼し、当時まだ10代の現幸四郎と吉右衛門兄弟が演じた。ここにも初代錦之助と梨園の子供たちの絆がつながっているのだ。

ネタバレBOX

「主税と右衛門七」 家老、大石内蔵助の嫡子である主税(隼人)と、軽輩の家に生まれた右衛門七(歌昇)。右衛門七は主税の口添えで前髪の若輩ながら義士に加わったが、父も母も自害した犠牲の上に右衛門七の願いはかなったのだ。

討ち入りを目前に、主税は死への恐怖と生への未練が胸をよぎり、自分が口添えしたために右衛門七を討ち入りに追い込んだのではと問う。

右衛門七を一途に恋い慕う商家の娘お美津の米吉が可憐でいじらしく、新歌舞伎の女形の声色とも違い、女子高校生のように自然な発声が新鮮。思いを受け止められずに本心も告げられぬ若者の苦悩と哀れさを歌昇も的確に表現。

隼人の主税はお坊ちゃん育ちらしい無神経な残酷さものぞかせる。歌六の内蔵助が若者の心の揺れに理解を示しながらも武家の厳しさを諭す包容力をみせた。

「弥作の鎌腹」  初代のような愛嬌がないと言いつつ、どうして吉右衛門は愛嬌と哀れさを兼ね備えた初役とも思えぬ堂に入った演技。

弥作の弟、弥五郎の又五郎が義理と忠義の板挟みをじっくりと演じ、百姓ながら兄を敬う心根を丁寧に表現。

「忠臣蔵形容画合」 忠臣蔵七段返しということで、仮名手本の大序から七段目まで名場面を舞踊仕立てで見せる。

大序の若狭之助、判官、師直から三上戸の三人奴に変わり、又五郎、歌昇、種之助親子三人で楽しく踊る。

歌六の与市兵衛と定九郎の早変わり、米吉、隼人の美しいおかる勘平、歌右衛門の面影を残す魁春も顔世、冨十郎の口跡のよさをしのばせる鷹之資の力弥。

六段目と違い飄逸なおかやの東蔵と盆踊りに興じる純朴な百姓の歌昇、種之助。仮名手本の七段目でも同じ配役を経験している錦之助の平右衛門、おかるの芝雀が人形振りで演じ、吉右衛門の由良之助が最後に登場して引き締め、幕が下りる。






Kの昇天~或はKの溺死~

Kの昇天~或はKの溺死~

MAG.net

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/11/27 (水) ~ 2013/12/03 (火)公演終了

満足度★★

色々と残念
イケメンだらけがこんなにも残念な結果になるとは思いもしませんでした。
イケメンだからって、演技がうまいわけではないです。
演技がうまい人を使えば、もっと物語の世界を聞かせることができただろうに。
でも、それじゃ、コンセプト的に違うんでしょうね。

呼吸

呼吸

白米少女

小劇場 楽園(東京都)

2013/12/26 (木) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

感動しました。
淡々としているのに、すごく感動させられました。不思議な感覚でした。
ちょっとしたことから、社会の中であぶれてしまった小さな人達を、アザミという女性の幼少期から50代くらいまでの人生を軸に見せている話なんですけど、、、

なんだろう、見せ場や派手さは無いのに、繊細なシーンを重ねるにつれて厚みがどんどん出て、ジーンと来ました。美しい体験でした。

ネタバレBOX

ホームレスとゲイバーのシーンはにやにやして見てました。良い役者さんたちでした。
時々は、水辺の家で

時々は、水辺の家で

monophonic orchestra

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/16 (月) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

はっぴ~えんど?
タイトルからの予想では、少し色っぽいラブストーリーという勝手な妄想をしていたので、こういうのもハッピーエンドと、言われれば、そうなんでしょう、きっと。絵は嫌いじゃないので、その辺のやり取りは引き込まれました。セリフを聴いているだけで情景や、舞台が浮かんで来て、心地よかったなぁ。声だけが頼りなので、艶のあるいい声選手権みたいな役者さんが、揃っていたならもっとうっとりしたかも。です。

ネタバレBOX

皆さん1回は噛んでたのが、至極残念でございました。集中集中!!
ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

上品
相変わらず、ここのカクテル?は、濃くておいしい~~。作品は、評価の高さにつられて、勢いで観てしまったので・・何と言いましょうか・・ダークになりすぎない品の良い笑いってところでしょうか。ご出演のみなさんが、落ち着いていたので、あの狭さでもドタバタ感がないところがすごく良かった、かも。です。

ネタバレBOX

ご出演の女性の方の香水が後列にいても、ぷんぷん匂ってきて、とても気が散ってしまいました・・・
プラトニック・ギャグ

プラトニック・ギャグ

INUTOKUSHI

駅前劇場(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく!!
いろんな意味で最前列が絶対いいっ!!小道具も表情も○○も良く見えましたぁ~~ラッキー!!いっぱい笑えて、ちょっぴり虚しい。不器用な人間や、シャイな人にはグッとくるかも。です。

ネタバレBOX

女性をたたくのは、やっぱり、あんまりいい気持ちはしない。それにしてもむやみにお尻出すなとか言ってた自分が全否定された気分。やっぱ若い子のおしりの方が綺麗ですわ~~なんつって。。
null

null

カラ/フル

ウイングフィールド(大阪府)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

存在するけど値はない?!
「null(ヌル)」とはプログラミング言語で「何もない」という意味で、ゼロではなく存在するけど値はない・・・そうです^_^; 近未来を観ているかの様な設定ながら、感じるのは未来より過去と言うか 少し表現の1つ1つに古さを感じたと言うのが本音。 お2人程しか今迄 観た事のある役者さんは居られず、全く初見の劇団さんだったけれど 演技自体はしっかりしたもので 悪くないだけに ちょっぴり残念な感じが・・・ また違った作品を観てみたい劇団さんではあります。

The Nightmare Before Christmas

The Nightmare Before Christmas

tejinacy

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/12/14 (土) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ワクワク.+:。((((o・ω・)o))) ゚.+:。ドキドキ♪
中々 マジックを観る機会が無いだけに、かなり期待して向かったけれど 期待以上に満足できるものでした(*^^)v 何より本当に間近で観れて、その上 参加型?!だからドキドキ感も・・・ 心理分析って言うのか 何かしらタネや仕掛けは有る筈だけど、そんな事を考える暇もなく次々と不思議な世界へ・・・ また行きたいです♪

犯行予告

犯行予告

劇団肋骨蜜柑同好会

サブテレニアン(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★

観念的で消化不良感ぬぐえず
今回も会話劇だと言うので、「つぎとまります」の充実度を期待したが、前作の「ま・ん・だ・ら」に共通する消化不良感がぬぐえなかった。

入れ子構造のアイディアは面白いが、私には成功しているとは思えない。

「不条理劇をめざしているのではなくあくまで結果」と作者は言うが、不条理劇としてどうか云々よりも、表現力をもっと磨かないと、訴えたいことが明確に伝わらないと思う。

「わかる人にはわかるはず、自分はちゃんと説明した」という姿勢を貫くなら、「そうですか」としか言えないが。

「大切なものは人それぞれ違う」ということと「人はみな自分の真実の姿には気づいていない」ということが主題なのだろうか。

まちがっているかもしれないが、私にはそうとしか解釈できず、「ま・ん・だ・ら」同様、観念的な作品に思えた。サスペンス仕立てにしたことで、サスペンス部分に不満が残るため、入れ子効果が分離しているように感じられた。

息詰まるような会話劇を期待したが、みごとにアテがはずれた。

不条理劇は理詰めで見るものではないが、観念的な台詞を入れてくるので中途半端になり、主題がぼやけてしまう。

ネタバレBOX

まず、冒頭の御手洗と山田の会話が私にはまったく退屈で、会話の「間」が悪く、魅力を感じなかった。

御手洗の「えー」というリアクションが判で押したようで、しかも、演技の「間」が作者のフジタ氏の特徴が出ているので、フジタ氏の考える「間」なのだろうが、それが役者の肉体と合致していないのが気になった。

ツンデレ娘の山田とのやりとりもパターン化されて面白みがない。


怪盗キースにまつわる部分の舞台が設置されていく場面は面白く、音楽と共にそこだけが印象に残った。

いざ、サスペンスが始まると、キースの周囲の登場人物が「ま・ん・だ・ら」同様、ばらばらに拡散されていて、ただの点景におわっているように思える。

伏線らしいものがあるが、人物が単なる駒のようで、有機的に結びついて行かない。

警備の黒澤はなぜ、宝石商を殺したいほど憎んでいるのかわからないし、宝石商への殺意を告白されても、神田川刑事が殺さないように念押しするだけで、その部屋から出て二人だけにするなど、警察の対応としては現実にありえないからしらけてしまう。

宝石商にイチゴをもらって食べた黒澤が部屋を出てからうめいたので、毒でも入っていたのかと思ったら、平然と戻ってきたので、何のうめき声だったのか私にはわからなかった。

妻子と別居している神田川も宝石商親子のぎくしゃくした親子関係に想いをいたすわけでもなく、娘がキースにキャンディを盗まれた設定が生きてこない。

ラストに、バニティケースからキースの盗品が出てきて、神田川が御手洗を逮捕しにくるが、それでは御手洗が自覚のないキースなのか?

でも、バニティケースは山田の所持品なので、解釈に迷う。

なまじ暗示や比喩を入れるのでわかりにくいのだ、不条理劇とさえいえない中途半端な劇だと私は思う。

難解な不条理劇で100%理解できなくても楽しめる秀作はある。私が不条理劇が苦手というわけではない。歌舞伎など優れた不条理劇の典型だ。


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