
王さまの悲劇【☃当日券☃毎日あります☃】
皿小鉢
OFF OFFシアター(東京都)
2014/01/16 (木) ~ 2014/01/20 (月)公演終了
満足度★★★★
妄想が膨らむ
タイトルに興味が沸いて当日券にて観劇。客席に年長者が多かったのは組織票かな?とあるオンボロアパートでの出来事。冒頭、冠を被ったわがままな女を中心に物語が進む。登場人物はそれぞれ個性的。今カノが元カノを嫌い。。。65分の上演時間は丁度よかった。冗長なシーンも無くテンポよく話が進む。ラストも私的には満足でした。

しなやかに踊りましょう
東京タンバリン
シアタートラム(東京都)
2014/01/16 (木) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

アクアリウム
DULL-COLORED POP
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2014/01/18 (土) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★
アクアリウム
辞書とか注釈を参照しながら物語を読んだ感覚と同じでした。項目が一つ提示されると説明と定義付けが。確かに任意聴取を利用しているのかなとも思いましたが、登場人物の人となりは物語の進展とともにいつの間にか知っている方が私は楽しいです。シュークリームの登場からラストのモノローグの手前までは、惹きつけられてとても面白かったです。

瓦礫と菓子パン~リストランテ震災編
架空の劇団
メイプルホール(神奈川県相模原市)(神奈川県)
2014/01/18 (土) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★
朗読劇
食事、食べ物の観点から見た3.11とそれ以降の話です。
実話、実体験を基にしているだけに、今後の防災にもいかせそうな話がところどころにありました。
演劇的には、場面転換が急過ぎるというか、ぎこちないというか、少々改善の余地があるかな。

ブラックホールの出来事
とくお組
ギャラリーLE DECO(東京都)
2014/01/14 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
色々ありえないけど
面白い現場でした。客席の最前列(特に正面)はとても近く、舞台との段差もないので本当に現場にいるようでした。役者のキャラも立っていて、鈴木さんは相変わらず面白いし他の方はちょっと格好よかったです。THE 虎舞竜のロードを聞いていくとより楽しめるかも。

少年の日の思い出
こゆび侍
新宿眼科画廊(東京都)
2014/01/17 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★
味わい深い
こゆび侍の描くヘルマンヘッセ。とても味わい深い作品だった。主演の島口綾さんが切ない少年の内面を見事に演じ切っていた。
音響がとても効果的でした。

「日」本ヘラヘラなぐさめあい in flont of ロボット・演技性人格障害・紗羅薔遺兎子の聖聖瞬(DQN or 中二 mixmax)→ていうかそれすらどーでもいいから神待ちhapppppppppy!!!!!!!!!
宗教劇団ピャー! !
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/01/16 (木) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

有頂天家族
アトリエ・ダンカン
本多劇場(東京都)
2014/01/16 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★★
賑やかな作品
森見作品の中で一番好きな作品なので、期待半分怖さ半分で観劇。
全体的にコミカルでわちゃわちゃとした賑やかな楽しい作品でした。
途中15分の休憩を挟んで3時間弱という長丁場でしたが、
勢いがあってあっという間に感じました。
ストーリーは原作に沿った形になっていて、エピソードはほぼ網羅されていたと思います。
若干説明不足の感があったので、原作を読んでいないと序盤はちょっと戸惑うかも知れません。
しゃべる狸や蛙、蕎麦屋や叡山電鉄に化かす場面など
原作に登場するファンタジーなシーンもうまく表現できていたと思います。
多少無理がある演出もありましたが、そこも含めてコミカルな演出になっていて違和感はあまり無かったです。
毛玉状態の狸は可愛かったですが、人形?状態の狸はちょっとリアルで怖かったかな(笑)
森見節を活かすために原作では地の文に当たるところもセリフとして盛り込まれていて、セリフ量がかなり多かったです。
場面によっては早口言葉のような状態になってしまっていて、
演技になっていないような場面やセリフを噛んだり詰まったりが散見されました。
勢いとスピード感のある作品になっていたとは思いますが、何かダイジェストを観たような感覚になりました。

暗闇のもぐら
イチハラ会
金毘羅 FreeStyleStudio(大阪府)
2014/01/17 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
地下で、近くて、濃密で
特殊な状況下、時に立場を逆転しつつ想いをほとばしらせ合うふたり。
声を限り、全力投球の感情のぶつけ合いに引き込まれます。
「自分」の拠り所は最終的には自分しかないことはわかっていても、
やはり自分を自分でいさせてくれる場や相手なしでは…。
数10分という短さながら、とても濃密な時間でした。

アクアリウム
DULL-COLORED POP
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2014/01/18 (土) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
包み込まれる心地よさw
一見穏やかだった「水槽」に、にわかに立ち始める波紋。
みんなそれぞれにいろいろ抱えてて、世は決して甘くはなくて、
でも総てを包み込んで世界は回っている…。
淡々とした中に感じる、怖さや狂気や鋭さや、そして優しさ。
静かだけどしっかり濃密な台詞のやりとりが素敵でしたw。
動と静の、力と技のバランスが心地よかったです。
また機会があれば、ぜひ観てみたいです。

人魚の夜
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/01/10 (金) ~ 2014/01/20 (月)公演終了
満足度★★★
見えてこない部分が心地よくもスリリング
「青☆組」の舞台は、すべてが説明されないのがいいです。
まるで良質の心理小説でも読んでいるかのように、不思議を
感じつつも心のどこかで納得させられてしまう力があります。
今回、舞台美術が素敵すぎてグッときました。

櫻ふぶき日本の心中
椿組
ザ・スズナリ(東京都)
2014/01/15 (水) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
男と女の地獄(日本国)巡り
「日本」という国は、こういう「国」なのだ。
私たちが、今、「日本」と「心中」しないためには……。

つむぎねパフォーマンス「さく」
つむぎね
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2014/01/17 (金) ~ 2014/01/18 (土)公演終了
満足度★★★
儀式的な音楽パフォーマンス
劇場内で開催されている現代アートの展覧会の中での音楽パフォーマンスで、演劇的ドラマトゥルギーは無いものの、展示作品を演奏に取り込んだり、曲毎に照明や立ち位置を変化させたりと、単なるコンサートではない、舞台芸術としての側面を持った公演でした。
形式や音が確定されている楽譜ではなく、単純なルールに則って即興的な要素を含みながら声とピアニカを中心にして展開し、旋律は無く、音の響き自体を聴かせる内容でした。
特に宗教的な表現をしようとしているのではないのですが、音楽が元来持っている宗教儀式の様な雰囲気がありました。
グランドピアノの表面を削って木の地肌を露にして全ての角を丸く処理した、青田真也さんの作品を普通に弾くだけでなく紙ヤスリで擦って演奏し、その作品の制作過程とリンクさせていたのが興味深く、音響的にも面白かったです。
録音された磁気テープを球に巻き付け、読み取りヘッドの上を転がすことによって音を発する、八木良太さんの作品も違和感無く演奏に用いられていて、神秘的な雰囲気が出ていました。
終盤で演奏されたリズミカルな曲で奏者の1人がアフリカンなステップでリズムを刻むのが印象的でした。
チラシには「インスタレーションと音楽・ダンスの競演」と書いてありましたが、踊られるのは1曲だけだったのが物足りなかったです。

償いの仕方
劇団ダダン
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2014/01/17 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

セントエルモの灯は揺らめく
劇団みどり
北池袋 新生館シアター(東京都)
2014/01/18 (土) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

夢も希望もなく。
月刊「根本宗子」
駅前劇場(東京都)
2014/01/10 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
【おすすめ】夢も希望もなく。
こういう芝居が観たかったです。何も考えさせずに引き込んでしまう芝居が観たかったのです。素晴らしかったです。

夢も希望もなく。
月刊「根本宗子」
駅前劇場(東京都)
2014/01/10 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
ちょっと古臭い感じがするものの・・・
話としてはベタなモチーフを扱っているんだけど、ロックなテイストや時折来る笑いが柔らかく清清しい印象を作品に与えている。

MOMO
STUDIO D2
萬劇場(東京都)
2014/01/16 (木) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★
悪くはないんですけど・・・
ええ、悪くはないんです。
ところどころのダンスなんかはいい感じなんです。
けど、どうもスピード感がないというか、間延びしているというか。
そのあたりを改善したらとてもよくなると思います。

『最新の私は最強の私』『油脂越しq』
Q
3331 Arts Chiyoda(東京都)
2014/01/16 (木) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
男の自分が評価するのは・・
完全に分かってるって訳じゃないのは十分承知(苦笑
大昔フランス人に
「メビウスやビラルのメタファーの意味全部わかる?分からないのに面白いってどういうこと?」
と言われたりもしたんだけど、
でもやっぱ面白いものは面白いと思う。
完全に理解できなくても、ビアンの人たちの感覚っていうのはいつもとても興味深い。
日常的に絡む機会は全くないが、以前音楽イベントのまえのトークショーでビアンの人たちの話を生で聴いて、こんなにも身近にいるっぽいのに、自分にとって全く闇の彼ら?の感覚が面白いと思った。
それについて、何がどうと自分から発言することもあまりないだろうけど、
この作品は少なくともエンターテインメントとして非常に面白い作品になっていたと表明する(笑
ビアンの人たちの心の中が完全に男なのか、それとも
女性の一種の形態なのか、という議論は後回しにして、
自分が注目するのは、女性という非常に多面的な生命の姿だ。
男性が洟を垂らして木に蜂蜜を塗って昆虫を待ち構えているうちから、
彼女たちの心は既に老成している。
男性が繊細で硬直した人生に固執し絶望するころには、
女性たちは既に未来に目を向けている。
男性にとってゲイというのは完全に異質の存在かもしれないが、
女性にとってビアンというのは女性の中にもある一つの形態かもしれず。
自分が女性について面白い、と思うのは、
女性たちがお互い自分たちの多面性を理解し合って、
色んな顔を見せ合うのを楽しんでいるのかな?と思うところだ。
男性同士の場合、
「ある一つのキャラクター」
が定着したりする男性は、状況に応じて自在に他のキャラクターを変える、ということはあまりないように思う。
あるとすれば、表と裏といった使い分けの場合がほとんどだと思う。
それに比べると女性は、はるかに多くのキャラクターの使い分けを女性たちの組み合わせに応じて楽しんで、
別のグループに属すると全く別の顔になったりする。
「男性の観客の目を意識しているのかな?」
と思われる女性の演出家の場合、意識してなのかわからないが、
女性の多様な面を出すのを躊躇ってると思われる場合がある。
物語として落ち着ける場合、
その方が当然まとまりもいいため
構成を複雑にしても理解しやすくなり、
戯曲に対しての社会的な評価も上がるかもしれないが、
人間の本質的な姿の描写という面では物足りなさも残る。
男性に見せるひとつだけの面だけでなく、
一緒にいる女性(あるいは子ども)に応じていくつもの面を持つのが
一般的であるように
自分には感じられるからだ。

MOMO
STUDIO D2
萬劇場(東京都)
2014/01/16 (木) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめましたけど・・・
シンプルでスタイリッシュな舞台。コンパクトにうまくまとまっていると思うけど、淡々としすぎて、もうちょっと盛り上がりが欲しい気もしますが。