最新の観てきた!クチコミ一覧

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冬のグアムは空のまち

冬のグアムは空のまち

One Bill Bandit

池袋GEKIBA(東京都)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりあなどれない!
はたしてあんなふつうの高校生が、こじれて傷ついた大人の女性を救えるのか…?
という興味でひっぱるのですが、すばらしい展開のハッピーエンドでしたね。

寒い屋外の話なのに、みんなライトと動きで汗だく、という指摘がいくつかあるけど、わたしは気にならなかった。
確かに、汗だくになりながら「寒そうな演技」をする、というのもシュールで笑えてよかったかも。
ただ、そこで笑いをとるつもりはないだろうから、あれでいいんじゃないかな…。舞台と近いから汗が見えちゃうだけだしね。

カモメさんは、ああいう人が現実にいるとしか思えない存在感でした。
「まさかここまでやるとは!」な、音響の懲り方とか、ほんとこの劇団は予測を上回ってくれるのであなどれません。
予測と違うといえば、「そらのまち」だと思ってたら「カラのまち」なんですねぇ。

洋服解体新書

洋服解体新書

玉造小劇店

座・高円寺2(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

語る力に惹かれる
二日目観劇
桂憲一さん(花組芝居)がお目当てでしたが、久しぶりに拝見した小椋あずきさんに笑わされちゃったし。
谷川未佳さんたまらんキュートだし。バサバサ睫毛と艶々リップどうしたと思ったら荒木健太朗さんだし(StudioLife)。
なによりもーあの江戸川卍丸さんがデコ出しで身軽に跳ね回るのが可愛くて仕方がなくて…!

二時間を越えるので少々長めですが、真剣に見入ってしまって、最後まで飽きませんでした。
語ろうとするパワーって、惹き付けられます。

ネタバレBOX

お話の方は、パンフレットに書いてあったような闇の感じは、ふわーっとした雰囲気しか分かりませんでした。
鬼の子孫にまつわる部分は、関西ご出身の方だと、もしかして感じ方が違ったりするのかも……?
東京ドーピング2020

東京ドーピング2020

<火遊び>

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

オリンピック
友達に勧められて見てきました(^^)
この時期にこんな作品♪
お芝居の良い所ですね

荒野の家

荒野の家

水素74%

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ああ理不尽
イライラを見るのは好物です。

ネタバレBOX

ニートの息子を抱える家族、不思議な主従関係の娘夫婦、義理の父親という概念が理解できない隣の未亡人、戸塚ヨットスクールならぬニートを鍛え直す大山登山スクールの先生たちによる咬み合わない会話や、理不尽な主張を通して家族を考えてみる話。

銘々の非常識であったり理不尽であったりする主張がねちねちと、時に喧嘩腰になって繰り返され、本当にイライラさせられ好きでした。

男の背中を見せて子育てしようとしたお父さんは、結局は会社へ出掛けるときの後ろ姿しか見せていなかったわけで、真の背中を見せることはできませんでした。勘違いを猛省しろー!でした。

未亡人もバカならば、父母が離婚すると母が母でなくなると捉える娘もバカで、「家族って何ですか?」、「そんなもんこっちが聞きたいわ!」、けだし名言で終了。

変てこで楽しかったです。
春の遭難者

春の遭難者

B.LET’S

「劇」小劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了

満足度★★★★★

好演が光る
難しいテーマに果敢に、真摯にチャレンジしている作品で色々と考えさせられました。

登場人物は山小屋で共同生活を送る4人の性犯罪被害者と山小屋のオーナーの娘美和と遭難者の男性。
役者陣はそれぞれ個性が光る好演でした。
特に美和役をやっていた如月皐さんの嫌みのない上手さが物語を見やすく引っ張っていたように思います。

各地で再演して多くの人に観てもらいたい作品。

さらば箱舟

さらば箱舟

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧巻でした
もう少し寺山修司氏を理解してから足を運べば良かったかなという思いはありますが…終始圧倒されっ放しでした。
何故あの人数なのかは舞台上で答えが出ています。演出の面白さ、不思議さも全部ひっくるめてがやはり「マコンドー」なのですね。
役者さんの熱演にラストは涙。
今まで足を運ばれて来た方、特に旗揚げ公演を観た方に観て欲しいと個人的には思いました。あの頃から熱は少しも覚めていないのだから…

ネタバレBOX

追記になりますが梅舟さんの迫真の演技に涙が止まりませんでした。マコンドーではお馴染みの役者さんですが観る度に彼女に惹かれていく自分がいます。ストーリーの主軸は「夫婦愛」。更に奥深いものなのだと実感させられました。
真田十勇士

真田十勇士

日本テレビ

梅田芸術劇場メインホール(大阪府)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

テン女将ちゃん観劇レポ》真田十勇士
テン女将ちゃん観劇レポ》日本テレビ開局60周年記念舞台♥キャストが豪華スゴイんです!でも豪華キャストだけがスゴイんじゃなくて全てがスゴくて、わかりやすくて、引き込まれて恋愛より友情に涙して、最後はハッピーエンドって本当に完璧ココロ掴まれる脚本はマキノノゾミさん♥演出は映画監督堤幸彦だからまるで映画を見てるような錯覚になるほど美しい映像なので完璧ココロ鷲掴み♥映画館の大劇場の画面で映画を見てるような大海原を梅芸で見られるなんて感激でした♥大阪湾の大海原眺め、生駒山から大阪平原を眺め、その眺望は見たことも無い風景なのに臨場感があってスゴイCG映像でわたくし江戸時代のにタイムスリップしちゃいました♥役者さんの演技も存在感も殺陣もストーリーも衣装も照明も音楽もセットも映像もみんながとてもステキだったので是非たくさんの方々にご覧いただきたいです!

日本テレビ開局60周年記念
舞台「真田十勇士」
http://www.ntv.co.jp/sanada60/

「紙風船」

「紙風船」

劇団11

Gallery&Spaceしあん(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

戯曲の力
30分ほどの短い話の中に、夫婦の形、男と女の思考の違いなど、いろんなものが何気ない日常の会話の中に凝縮されていて、改めて凄い戯曲だと感じました。会場のチョイスも良かったですね!あと、編み物ですが、実際に何かを編んでいれば、公演が進むにつれ出来上がりが増えるコトで時の経過も感じられて良かったのではないかと思いました。

Dear...私様

Dear...私様

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/02/12 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

涙腺崩壊・・・
久し振り・・といっても年末にもありましたが
涙腺崩壊しました。
鼻が詰まってダラダラする程泣きました(;>_<;)

前回ゾンビな妻役の伊喜さんにやられました。
ハグハグの感情のないアンドロイドとは打って変わって
なんとも可愛らしい♡

第1回はDVDでしか観られなかったのですが
あの休憩も、生で観るとそれだけで面白い♪
とても2時間を超えるお芝居とは思えないほど引き込まれてしまいました。
グワイニャオンさんのDVDも購入したので、公演が終わったらゆっくり観たい。


いや~複数回観るコトにしていて良かった!



コヒモトメム

コヒモトメム

演劇ユニット 金の蜥蜴

ブディストホール(東京都)

2014/02/12 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

乱闘シーンの迫力は凄い!
このユニットのコンセプトは
『「能楽」と「現代芝居」のコラボレーション、回りくどく言えば「能楽と現代芝居はどちらも役者のやる芝居であるということを、お客様に感じて欲しい」』(byホームページ主宰あいさつ)だそうだ。
私のような若輩者には「能楽」なんていまいちピンと来ない、馴染みがない、敷居が高いようなモノである。というか、馴染み深い人間の方が少ないだろう。
そんな観客達への導入部としての、当日パンフレットは実に観客に優しいものに仕上がっている。時間に余裕のある方は、開演前に目を通すことをお勧めする。

さて、本編は能楽「求塚」を題材にしている。
とは言っても、話が重なってくるのは後半から。
物語の構成としては、現在→過去の挿入(ここがメイン)→現在。
今回は箇条書きにて失礼。


本編とは関係ないが、当日パンフレットにあった、仏教での女性の捉え方にもびっくり!ネタバレboxラストに内容入れておきます。

ネタバレBOX

*登場人物が多い。次第に覚える。

*表の顔と裏の心、本音と建前。それがなければ社会の中では生きられない。登場人物は皆、それを使い分けながら懸命に生きている。それがよく伝わってきた。

*男共が、阿知の何にそんなに惹かれるのか分からない。放っておけない?確かに優しい人ではあるが…

*真人、成人の乱闘シーンは凄い迫力!確かにあの二人の熱演では止めに入ろうとするなら、こちらの怪我を覚悟せねばなるまい。それぐらいの迫力。

*小夜は本当に子供に見えた。大人が子供の役を演じるのは今までにも見たことがあるが、私の中では今回の彼女が一番。すごい。

*せせらぎの音からして、作中の生田川はとても小さな小川(水嵩は膝まであるかないかくらい)だと思っていたため、終盤、そこに「身を投げる」「流される」というのが、自分の中でどうにもしっくり来ない。

*ラスト、本当に救いがない。でもその中でも、阿知が「先に二人(真人&成人)の塚を」という所は何だかとても印象に残った。

*過去編が終わって思うのは、何故冒頭で呰女が村の女達からあんな風に扱われているのか?過去ではそんなこともなかったのに。彼女たちが原因でもない…よね?更に何故宮手が呰女のあばら屋で寝泊まりしていたのか?うーーん(-"-;)


さて、当日パンフレットによると
『仏教では、女性は女性であることがすでに罪だとありました(中略)女に生まれた以上、地獄は免れないという教えです。』
…………って何だそりゃあ!?(゜Д゜)何という男尊女卑の世界!!
開演前一番の衝撃はコレでした。
少年十字軍

少年十字軍

Studio Life(劇団スタジオライフ)

シアターサンモール(東京都)

2014/02/08 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

重厚なストーリーが堪能できました
出だしがすこ~し眠くなったりしたんですが、
後半が凄い濃厚な密度を持って迫ってきたので星ひとつ追加です。

(3時間の大作で10分休憩入れた2幕です)

ネタバレBOX

何といっても気に入ったのが推理の要素と物語の落とし処であります(^^)

~Fluctusチーム観劇~

奇跡の力=治癒力を持つ少年エティエンヌが天啓を受けて口減らしされたり疎まれていた貧しい農奴などの少年少女を集めて十字軍となり聖地エルサレムを目指すのだが、嫉妬から天啓を受けたと偽り胸に十字傷を付けた貴族などが加わるが船旅で奴隷として売り飛ばされるところを機知で回避し、謎の記憶喪失男がフランスに(もう何年もほったらかしで野党の根城となってるだろう)領地を持っているので皆でそこに居を構えようと明るく終わるのでありました。
人狼の王子様☆

人狼の王子様☆

GFA

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2014/02/11 (火) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度

今年ワースト
2列目でキャストの声が聞き取りにくい。
板の上で演じているのではなく、キャスト同志が遊んでいるだけで演技だったのか不明。
キャストがふつうに役名ではなく、名前で呼んでいるのは完全に世界観を崩された。

銀河鉄道に乗ったサギ(★満席となりましたので受付を終了致します。有難うございました。)

銀河鉄道に乗ったサギ(★満席となりましたので受付を終了致します。有難うございました。)

劇団真怪魚

調布市立つつじヶ丘児童館ホール(東京都)

2014/01/26 (日) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しくて深い、宮沢賢治の世界
真崎明監督の作品を見るのは三度目ですが、今回も見所の多い舞台でした。監督の豊かな想像力のなかに宮沢賢治の世界が無理なく溶け込んでいて、ヒューマニティに富んだ作品に仕上がっていました。子供から大人まで楽しめる内容で、人に紹介したくなります。見終わったあと、ますます劇団真怪魚のファンになりました。

スクルージ

スクルージ

ホリプロ

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

クリスマスの日に
クリスマスの日に観ることが出来ました。

荒野の家

荒野の家

水素74%

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

気持ち、かき乱される
相変わらず極端で居心地が悪くて最高。想像する感情のいつも二歩三歩先を行かれて、観客の感情を弄んでる感じが攻撃的で、笑っていいのかわからないシーンも、全部笑いだと思って書いてるんだろうなぁ。ゲラゲラと、あり得ねーと笑い飛ばした劇世界は、自分の生きてる世界と地続きで、観劇後ゾッとする。ガラガラと壊れた後あの家族は、どうやって生きていくのかなぁ。個人的には真也に没入して見てた。玉田さん、役者も良いなぁ。

ネタバレBOX

共依存って言葉が甘っちょろい位の相姦関係の親子初め、あの家族のどの感情もよくわかって、笑い飛ばしてるのが自分自身だと思うようなゾッとする感覚でした。ラスト、ここで終わって欲しくない所で終わったのも個人的に好きでした。
ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

特設リングステージ好きです
4面リングステージ、近くで見れて、目の前を棒が飛び交い、スリルと迫力満点でした♪

舞台脇を通る役者さんの激しい息遣いと汗に、臨場感あふれて感動します。

雪が降ってるのなど見たことないが気のせいか

雪が降ってるのなど見たことないが気のせいか

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/02/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

ぶっ飛んでる!
何度かガレキの太鼓の公演拝見してますが、深化したなぁと思います。個人的に今作はもの凄いツボに入って、アガリまくりました。マンションの1室で上演していた覗き見公演と、劇場でやっていた見たことの無い独特な世界が融合して、何かすげーもの見たなと思いました。見たことの無いワクワクを見せてくれるんで、今後の作品にも期待です。

ネタバレBOX

ツボはたくさんありますが、おしりかじり虫の唐突の無さに爆笑でした!
授業

授業

ハチス企画

アトリエ春風舎(東京都)

2014/01/11 (土) ~ 2014/01/13 (月)公演終了

満足度★★★

グルグル
「授業」を観るのが初めてだったので比較は出来ませんが、教える、教わる、理解する事について考えさせられる舞台でした。気持ち悪くて良かったです。

人魚の夜

人魚の夜

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/01/10 (金) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

溶解する
美しくて優しい空間。繊細で理想的に見える話だけど、世の中を斜に構えて見てしまう僕自身を丸ごと包んでくれる強度があった。喪失すること、忘れること、生きること、日々の当たり前の日常が愛しくなる。こういう気持ちを大切に毎日生きていけたら良いのになぁ。頑なな自分の気持ちを溶解してくれる物語に、ただただ救われた。

芸創CONNECT vol.7

芸創CONNECT vol.7

大阪市立芸術創造館

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/02/11 (火) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

芸創CONNECT vol.7
毎年楽しみにしているコンペ。今年は空がグランプリを受賞しました。
審査員のやなぎみわさんは「プレゼン」型と評されていましたが、リサーチやワークショップから構築された、個人的には演劇とは言い難いパフォーマンスが多く、少々低調ではありました。ダンスに至っては本年はゼロ。物語を正直にしていた「孤独部」劇的な展開の発端がみえた「虫の息」の今後に注目したいと思います。
でも一番輝いていたのは、やなぎみわさんでした。
審査員に☆5つ。孤独部、虫の息に☆4。空に☆3。企画への敬意で全体で☆5とします。
完全に公募です。該当する方は、ぜひご応募を。

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