最新の観てきた!クチコミ一覧

102961-102980件 / 189740件中
かぞく {チケットプレセント応募受付中}

かぞく {チケットプレセント応募受付中}

演劇ユニットハイブリッド

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

長かったかも
登場した三人はみなさん好感が持てて面白かったです。こういう感じ、ぼくは大好きです。

でも、全体に、なんですかね~、単調だったんですかね~。演出的にメリハリをつけてもいましたが、それでも後半、タイクツを感じないこともなく。長かった。もっと短縮してくれたらと。欲張り過ぎたんですかね?

前半の感じを維持しつつ、もっととんでもない方向に向かってくれたらなあと、無責任に思ったりもした次第です。

ネタバレBOX

公演後のミニライブも興味深く拝見しました。
音楽担当がいるなら、もっと曲を途中に入れればいいのに。なんてね。思ったりも。
戦国MASARA!

戦国MASARA!

よろずやポーキーズ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった。
中学生の娘と2人で観劇。始まる前からワクワク。お芝居は勿論だけど衣装も素敵。観劇後の物販でのガチャ、撮影会、無茶苦茶楽しかった。一緒に行った中学生の娘も大満足。次回公演も必ず行きます!お気に入りの劇団さんが増えました(*^_^*)

最後の晩餐

最後の晩餐

劇団Spookies

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/01/16 (木) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★

関連性?
タイトルとストーリーの関連性がないように(若干あったのかもしれませんが・・)感じました。ストーリーは、2転3転するのですが、同じ事を繰り返しているので、もう少し違った展開にした方が良いと思いました。でも、観ているうちに、自分も一緒に謎解きをしていて楽しめる作品でした。

Dear...私様

Dear...私様

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/02/12 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^0^)/
面白かったです。
3団体の役者さん30人以上が
魅せてくれました☆
全員の個性がバッチリ、
お笑いはたっぷり、
殺陣はカッコイイ、
そして、
後半は感動的で見事でした♪
観劇日記をブログに書きました。

「売春捜査官」「熱海殺人事件〜友よ、いま君は風に吹かれて」

「売春捜査官」「熱海殺人事件〜友よ、いま君は風に吹かれて」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2014/02/12 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

Bを観劇。
Lに引き続きB「売春捜査官」を観劇。

こちらも熱い芝居ではあったけれど、登場人物たちの”言葉”と”心の声”が今ひとつ伝わって来なかった印象を受けました。激しい演技に感情が掻き消されてしまったというか…。

ダンスはなかなか見応えがありました。

バレンタインスペシャル『ヒトミ』

バレンタインスペシャル『ヒトミ』

演劇集団キャラメルボックス

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2014/02/13 (木) ~ 2014/02/14 (金)公演終了

満足度★★★

初見、バレンタインSP企画
再々演だが初見。
不慮の事故にあい、首から下が機能不全となってしまったピアノ教師、その主人公をサポートする恋人や母、医師達。
恋人の一途さ、肝心の主人公の行動については見ていてなんか疲れる事も多々あり。個人的に細かい笑いもちょっと合わなかった。やや強引な設定とも思ったが、一途な信念や覚悟がこの恋愛物語を引っ張っていったのかな、と感じた。
特に大掛かりな舞台セットを用意しているわけでもなく、メインはホテルのロビーにグランドピアノが一台あるのみ。時系列シャッフルしてもちゃんと話が解る構図には感心。
舞台上にほぼ居っぱなしのヒトミこと実川さんと、その恋人役の多田さん、医師役の稲荷さん等が印象に残った。毎度の事ながらこの劇団はアフターケアまで徹底して素晴らしい。
約2時間。

余談だが、今回の公演のこの新しい劇場、音響や照明がクリアで主に音楽系イベントに適していると感じた。劇場内の座席に辿り着くまでエスカレーターを使用して、その行動に最近の主要駅改修工事後の地下鉄ホームまで行くかのような感覚に陥ってしまったが。

バレンタインSP企画で、毎公演終演後ゲスト招いてのトークショーあり。
観劇日は再演時、医師役だった川原和久氏。
バレンタイン企画と銘ある為か、舞台関連の話はあまりなく、ほぼプライベートに関する事だったのでそれについての内容は割愛。

ネタバレBOX

まだ誰もその医療行為を試した経験がない「ハーネス」と呼ばれる特殊機械を植え込む事になったヒトミ。実験的ではあるが、その効果により自力歩行が可能までに回復するが、機械の不具合が徐々に表面化し、取り外して新しい機械に改良されたものに交換するとなると半年くらいかかるらしい。その間はまた寝たきりになる。元気だった頃に極自然に行なっていた行為がまたやれなくなってしまう哀しみやジレンマ、その過程と判断までを場面と時間を交互に見せながら進行していくが、病状の悪化時と回復時のヒトミの揺れ動く気持ちの葛藤や辛さの伝わりがよくわかるのは、実川さんの普通ぽさの中で見せる引き締めた演技の美しさみたいなものか。
だが、感情的な説明台詞とやり取りが多い為か、どこか聞いてて疲れた。良い話なんだけど、殆どの登場人物があまり好きになれない人ばかりだった。

入院中、不眠を訴える患者が居たら、医師は睡眠導入剤とか処方すると思うんだけどその辺は触れていなかったな、お芝居だから?
ほか、ピアノ弾く事が生き甲斐とは思うけど、気にしてくれる人が沢山いるんだから半年位は我慢しなさいよ、とも思ったけどw。
あとは、あじさいホテルの全従業員の仕事態度にもイライラ。キャラメルの公演観てると、こんな笑わせ方というか楽しませ方を見せるけど、毎回自分には笑えないんだよなぁ‥、すみません。
星ガール

星ガール

多少婦人

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/13 (木) ~ 2014/02/17 (月)公演終了

満足度★★★

実験作なのかな
劇場に入ると、シンプルでセンスのいい宇宙船のブリッジのセット。自分多少トレッキアン入っているので単純に嬉しい。期待も高まりましたが、芝居の方はこれはちょっと、という感じです。発想がよくて、きっと脚本をじっくり読めば面白いのでしょうが、芝居としてはメリハリのないダラダラとした会話劇になっちゃってますね。それはそれでそこそこ楽しめましたけど。

俺の歴史

俺の歴史

俺の歴史

浮間ベース(東京都)

2014/02/08 (土) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ラフを装ってはいるけれど
内側はとても緻密に練られている印象を持ちました。

いろんな表現のやり方が織りこまれているのですが、
その一つずつの表現の精度がきっちりと担保されていて、
だからこそ、やってくる内心に歪を感じない。

舞台美術は照明、さらには映像なども、
なにげによく磨がれていて
ライティングや、要所で雰囲気をつくるスタッフたちの掛け声も絶妙。

終わってみれば
しっかりと心に染めるものが舞台にありました。

ネタバレBOX

台本に紡がれた
過去・今・未来の想いに
演じ手や照明・美術の技量が、
しっかりとふくらみを与えいきます。

ラップにしても、足についていて、観る側を共振させる力があるし、
フラダンスに演者が溶け込む感じの映像も
その時間に観る側をしなやかに導いてくれる。
動き語る中で、上と下をしたたかに作り出していきます。

戯曲もしたたかで、単に歴史を順番に語るのではなく、自然体の語り口で今を固め、観る側とのつながりとして過去を切り出し、さりげなく未来への夢を語っていく。それが、役者の地力に支えられて、混濁したりぶれたりせずに、ロールが抱くものをそのまま観る側に渡していくのです。
表層的な語りの中に、やわらかなペーソスとちょっとしたビターさと、未来への光が見える。そして、表層的な物語がやがて消えてもその感覚は観る側を捉えたまま残る。

駅からちょっと遠い会場までのツアーを企画したり、冒頭にも素の語りを入れたりと観る側をキャラクターの世界に世界に導く工夫もあり、それを踏み台にしっかりと世界を作り上げる。

いろんな秀逸が編み込まれた一人芝居でありました。




Rock'n role-playing

Rock'n role-playing

おぼんろ

南青山MANDALA (東京都)

2014/02/16 (日) ~ 2014/02/17 (月)公演終了

満足度★★★★

コラボ・・・とにかく音が良い。
いいおっさんになった現在も、偶にガレージ系が好きでライブハウスに通うので、本公演は一粒で二度美味しいと言えるかも。

ただ、肝心の芝居は説明的で紙芝居の様。

騒音と闇

騒音と闇

革命アイドル暴走ちゃん

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

以前の力を減じることなく
作り手が以前の力を減じることなく、
作品をさらに洗練させた印象。

再び歩み出した表現がどこまで進化するか、
その一歩をしかと体験することができました。

ネタバレBOX

相変わらずいろんなものが飛んではきますが、
とりあえず自前のしっかりしたカッパで防御していたので
特に苦になることもなく、
むしろ、ネギの直撃を受けたときなど、
妙にテンションが上がったりも・・。

スタイリッシュな部分も良く作りこまれていて、
パワーのかけかたなどにもメリハリがあり、
単にメソッドにこだわるだけではなく、
作り手がそのメソッドを絵具にし、舞台や観客をキャンバスにして
描き出そうとする感覚や想いが、
観る側にもカオスではなく印象として伝わってくる。
作り手が一から再起動するというだけではなく、
これまでに築いた進化を手放さずに歩みを始めたように感じました。

まあ、舞台のパワーなどは一時期の作り手の作品からすると
減じられたようにも思いますが、
作り手に、パワー至上主義ということではなく、
座組の力で観る側が一番大きく受け取りうるインパクトを作るように
引き出しを引く冷静さとセンスを持ち合わたようにも感じられて。

次の公演も決まっているとのことで(秋にこまばアゴラ劇場だそう)、
作り手がそのメソッドやセンスをどのように研ぎ歩ませ
何を表現しようとするのか。
新たな興味が湧いてまいりました。


ある一人の変態から

ある一人の変態から

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/18 (火)公演終了

満足度★★★★

オリジナリティー
箱を動かずことでの場面転換や役者を家具に見立てたりと演出が面白い。
エグさ、エロさ、ダメさ、いろいろなストーリーが絡み合って個人的には好きな内容。
若い役者が頑張っているのは何よりも観ていて素晴らしいものですね。
今後も頑張ってほしい劇団の1つです。

「売春捜査官」「熱海殺人事件〜友よ、いま君は風に吹かれて」

「売春捜査官」「熱海殺人事件〜友よ、いま君は風に吹かれて」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2014/02/12 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

Hチーム観劇
17歳の現役女子高生・伝兵衛が観られるとあってこのチームを選択。
とても美しい涙と瑞々しい躍動感が素晴らしい!!

・・・セリフが単調で、単なる早口になっていた。
初めて「熱海ー」を観る人がどこまで聞き取れていたかも疑問。

星ガール

星ガール

多少婦人

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/13 (木) ~ 2014/02/17 (月)公演終了

満足度★★★★

観劇欲
例えば観劇欲が増大してしまったりするんだろうか。
それこそ閉鎖空間に居たら発狂してしまいそう。。!!

ネタバレBOX

星ガールってそういう意味なのですね。
それぞれの欲が狂った感じ、面白かったです。


空間に対して人数が多すぎてしまった様には感じた。
人数少ない方が、狂った感じが出てきた時にスピード感が出るだろうし、毎日同じ顔としか会わない閉塞感が出たと思う。

あと、ラストのイッキ食いも辛くなかったと思う(笑)

それが面白くもあったけど、あの間があれば全力で止められただろう、とかも思えてしまうので。


食欲が出てくるならば睡眠、性欲の三大欲求も全面に出てくるのではないか、とは思った。
ダークナイトライジング

ダークナイトライジング

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2014/02/13 (木) ~ 2014/02/18 (火)公演終了

満足度★★★★

悪の秘密結社(うっとり)
自分はカプセル兵団の入りがアベンジャーズからだったので、その悪の組織版、ということで楽しみでした。

タバコ演出有りでマスクを配っていました(前回もそうでしたが)
自分はタバコ吸わないですが、そのやり方は良いと思う。
ただ、万全を帰すならば指定席でない方が良かった。
本当に苦手な人は前の方には座りたくないのでないかと思うので選択できたらなと。

どうしても本物のタバコを使いたいという雰囲気は良くわかる。


面白いなあ、会話の中に例であげられるネタは知ってるものもあれば、知らないものまで。
知らなくても楽しめる様に気を遣われているのでヒーロー戦隊モノと言われて少しでもモヤモヤと思い浮かぶレベルならば誰でもOKでしょう。

ネタバレBOX

ゲストパートは延びに延びましたが、それでトータル2時間ほど。
多分、雰囲気的に一番延びるゲストのかたなのかな。
予定から30分超で本来は駄目な事でしょうけどまあ予定調和なのかと。
ゲラゲラ笑えたので良いんじゃないでしょうか!

ふと思ったのですが青木さんが金メダル取ってたらラストシーンが台無しだったのではないだろうか(笑)

アベンジャーズの時にヒーローをやられてたかたも多く、それだけで笑える。


ただ会話劇にしては台詞噛みがかなり多く感じてしまったので減点。
もったいない、しっかり!
新説・とりかへばや物語

新説・とりかへばや物語

カムヰヤッセン

ウイングフィールド(大阪府)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

スバラシイ
設定・話し・役者・音すべてよかった。どんどん地方に来てください。福岡の人は要チェックしてね。

「r 」

「r 」

日本演劇連盟

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2014/02/15 (土) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった!
今回は楽しめたと思います。緩急があり、笑うポイントもOneBillを彷彿とさせる強烈キャラクターとパワーツッコミ乱れ打ちで、笑わせていただきました。新しいツッコミでしたね。面白かったです。

ただ、OneBillと比較するのは違うと思いながらも、葦田さん、錦織さんも観たいなと思ってしまいました。皆、芝居・コント上手いけど、華が・・あのポジションも交えたらどんな作品二なるんでしょうか。

天一坊 ―萌ゆる哀婉―

天一坊 ―萌ゆる哀婉―

弌陣の風

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1001(14-040)
13:00の回(晴)。最寄駅からのJRが運休なのでバス~別路線で移動、12:00川崎着、2F広場で「ファンキー加藤 インストアライブツアー」ミニライブ、周辺は大勢の人、人。12:15会場着、12:30受付、開場。イス席(クッション付)1~4列までフラット、以降がひな壇でこちらから埋まっていきます。13:03前説(130分)、13:09開演~15:30終演。

「天一坊」については覚えていないくらい昔々テレビドラマで観たものの、ほぼ忘れています。滅多に観ない時代物ですが「clubCでした」大石さん、杉田さん、笠井さんが出ていらっしゃるので観に来ました。此処はダンス公演「LAST BLACK FISH」を先月、観に来ました。

3名のダンス...今まで「和服」での舞は観たことがなく(本作は長襦袢??)、とても新鮮でした。BGMは洋楽(Burlesque、映画観ました)。

お芝居は天一坊役の山内さんが感情の変化をとてもうまく演じていて特大好印象。セリフが現代風な箇所に少々違和感を感じましたが、宿命を受け入れざるを得なかったひとりの女性の姿がよく描けていたと思います。

松平健・川中美幸 特別公演

松平健・川中美幸 特別公演

明治座

明治座(東京都)

2014/02/02 (日) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

元気になれる!マツケンサンバ!!
松平健さん、川中美幸さんのダブル座長の公演。
私は松平健さん座長の「暴れん坊将軍」を観劇。
2部構成で1部が芝居、2部がオンステージ。
出た出た!マツケンサンバ!良席だったので堪能できた。
いや~これは元気&笑顔になれた!
上演時間3時間45分(休憩30分×2回含む)。

ネタバレBOX

「暴れん坊将軍」はさすがの娯楽作品!

松平健さんの回であるが、川中美幸さんも芝居で共演。
更にオンステージでも共演、ソロでも歌った。
値段もいいが、本当に楽しめる公演だった。
「r 」

「r 」

日本演劇連盟

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2014/02/15 (土) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

これが「屋上遊園で思索」の『リアル』だ!



劇団名が 堅物「日本演劇連盟」だから、「小劇場界のホープを集めた役者・製作陣」と身構えてしまう。


しかし、実体は、20代、30代の新進役者を中心とする「若手劇団」だ。


アンケート用紙に「劇場に足を運んだ理由は?」項目があったのも、この「日本演劇連盟」というネーミングに惹かれる客を見込んでの措置か。


思わぬ集客攻勢だった。






「作・演の木下伸哉さん(=理事)は 百貨店屋上遊園のベンチで思索する(笑)

三人連れがアトラクションの行列に待機。お祖父ちゃん、お婆ちゃん、両手に挟まれているのが5歳くらいの お坊ちゃん。

家族団欒の横で大人男性が“独り思索中”とはね…」(舞台通M氏)


『ひとりディズニー』なら ともかく、それが百貨店屋上遊園であれば、確かに“ヤバイ奴”だろう。


この現実は木下氏も自覚済み。


登場人物のキャラクターに反映させる。


常連美女ー上島・東ヶ崎 恵美(舞夢プロ)



毎日来園し、自ら『ロミオ』と名付けたパンダ・アトラクションにまたがる習性の持ち主だ。




「“闘牛並”の場面転換力でしたね。叙述的な台詞とオペラショーが観客を圧倒させた。
“乱れ髪”すら気にしないヒロイン精神です。


そうそう。彼女といえば、60秒間の休憩を宣言する役割も。
わずか90分の舞台で休憩時間があるのは珍しいですが、カウントダウンが開始すると同時に、観客は一斉に立ち上がりましたよ」


小劇場の座席は 『満員エレベーター』とも称されるから当然か。他劇団でも導入すれば この“立ち上がり現象”は風物詩となる。




「こんな百貨店社会は存在しない。登場人物は基本 ぶっ飛んでます。
でも、演劇ならではの『質素な夢の国』だと思えた時、木下さんの妄想世界と共鳴できたようで、すごく有意義でした」



百貨店屋上でビールを飲み干す時代は終わった。


爆笑の渦に包まれた90分…。






騒音と闇

騒音と闇

革命アイドル暴走ちゃん

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

これを待っていた!
不運にも、記録的な大雪に見舞われながらも、国内暴走デビュー戦、すごく良かった。一昨年の年末に解散してから1年間。ヨーロッパツアーの写真や映像見ながら待ってた甲斐があったなぁと思った。やっぱりこのパフォーマンスは唯一無二だし、この楽しいことが全部詰め込まれた情報過剰な体感型の観劇を、もっともっと見たかったから本当に嬉しいです。前だけ見て復活してくれてありがとう。何を書いてもネタバレになりそうなので、詳しくはネタバレBOXで。

ネタバレBOX

2月14日、16時の回。コリッチのチケットプレゼントのおかげで初日にも観に来れた。相鉄本田劇場は初めてだったけど、館内は暖かくて一安心。大大大大大卒業式の年末の王子小劇場は極寒で、パフォーマーの皆さんすごく大変そうだなぁと思ったので、良かった。自分がTwitterでつぶやいたツイートも舞台上のスクリーンに映像で流れて、テンションMAX!!

3列目下手よりのパイプ椅子に着席。観客は何か若い人が多いなという印象だった。パフォーマーの方達も若返ってるからか?隣の客席の女性が裸足で寒そうだったので、使い捨てのスリッパあげるのを口実に話しかけてみたら、大学生で先輩が出てるから観にきた、バナナ学園の存在は知らなかったと言っていた。そーかー、本当に新生して、再出発なんだなと思った。この回、外国の女性の方出てたけどアマンダさん?映像出演だと聞いていたからラッキーだったのかも。でも、パフォーマンスに圧倒されて判別つかなかった。でも外国の女性の方、いた。そしてすごくパワフルで良かった。クリスさんといい、外国の方が出てると、カオスな世界観が増して、パワフルで良いなぁ。聖火リレーと書初めで始まるオープニング、インパクトでかい!

オープニングのカウントダウン中のおじょーが、僕の目を見て、僕に向かって右手の親指を立てて、満面の笑顔で「いいね」のポーズをした………気がした。多分、気のせいだけども。でも、その勘違いさせてくれる喜びが多分、おはぎライブの醍醐味なんだろーなと思う。「大運動会」が僕が初めてバナナ学園に出会った機会だけれど、その時の当パンに黒田育世さんのコメントが掲載されていて、その言葉に今もグッときている。観客の一人一人にパフォーマーは全力で手を差し伸べてくれる、つながろうとしてくれる。その行為一つ一つが、何だか自分が承認されている気がする、自分の生きている世界が肯定されている気がする、というと大袈裟だろうか。でも、そんな大げさな事を考えてしまうくらいエネルギッシュで喜びに満ちている。だから、おじょーの「いいね」のあの仕草で、もう今日は頑張って大雪の中来た甲斐があったなと思わせてくれた。

進撃の巨人から、あまちゃんから、流行は全部取り入れられていて。アイドルソングから、アニメまで。てか、本当に何もかも。バーゲンもヤンキーも学ランも竜もパンスト相撲も、全部。ギターやバイオリンにもびっくりしたけれど、まさかバイクまで出てくるとは思わなかった!そんなに大きくない劇場で、大掛かりな演出が出来るのは、黒幕に徹している演出助手の力だなぁ。圧倒されていたらあっと言う間に、本当に一瞬の様な感じで終演していて、気が付いたら舞台上に観客の皆さんといた。帰りにチョコもらって、良い観劇になった。

2月15日16時の回。5列目、上手寄り。もともとチケットを取っていて、整理番号12とかなり早い番号だったのだけれど。あいにく、天気で大幅に電車が遅れ開演時間ギリギリに劇場に到着。どうやら、大雪のせいでキャンセルも多いらしい。仕方ないとはいえ、これを観れないなんて勿体ない。勿体なすぎる!!言われてみると、客席はかなり間引かれていて、かなり寂しい位のゆったりスペース。それでも、パフォーマーの方々の熱量は変わらない。バナナ学園時代の観劇経験だと、ずぶ濡れの食材食べさせられたり、客席に本当に役者がダイブして来たり、集中してステージを見ている暇なんか無かったし、個人的にはそれも含めて楽しかった。でも、今回、新生デビューするにあたってかなり配慮がされてるなと思った。観客を巻き込む事にも、水やお菓子や衣装が降ってくる事にも再三の注意がされるし、パフォーマーの絡みも少ない。何より、少し後ろの席に座ると濡れる事も少ないし、ステージ上の流れはわかりやすいくらいわかる。そして、全体の流れが非常に統制されているのがよくわかる。前は視界に入りきらない位だったのが、視野に入りきる感じ。少し寂しい気もするけど、でも、デビュー戦で細心の注意を払ってるのがわかるから、見届けたいなと思った。

パフォーマンスの終盤。ももくろの「労働賛歌」に合わせて、ゲバ棒持った、スク水姿の男女が踊る辺りからの、戦争や学生運動をアイコン化した、全部をサブカルとして収斂して、大事な事は自分の大事な人と生きる事を表現する所は、繰り返し表現されているけれど、見る度にグッとくる。そして、アンコール前のラストシーンで、全員の大熱唱の中で、今回の新生スタートについて、まさみさんがプラカード掲げながら訴えているシーンで込み上げてしまった。「あなたへ」「ありがとう」。いつだって、バナナ学園時代から一貫してパフォーマーは皆、全力で最高に情報過多なエンタメを提供する事しか、観客の一人一人とつながることしか考えてなかったはずだ。それが色々あって、今回の新生スタートになった訳で。その前向きな再出発のメッセージが、うれしくて、ここまで準備してきた皆さんの想いに心動かされて、気が付いたら泣いていた。

その後のアンコール、楽しかった。ただただ楽しかった。そして、10月のアゴラも絶対行くし、もっともっと深化して欲しい。終演後、出入り口からパフォーマーの方々は見えなくなるまで、ずっと手を振っていて、その手は観客一人一人に振っているし、僕のために振っているんだなと思うと、また次のステージを見るまで、僕も頑張らないといけないなと思わせてくれる、最高のステージでした。暴走ちゃんLOVE!!!

このページのQRコードです。

拡大