
のぞき穴、哀愁
MONO
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2014/03/01 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★
寂しさを感じられる幸せ。。
とにかく笑いました‥。
でも、終わったあとに少し寂しさも感じました。
明日には、良いことがあるかも‥‥
って思えるのなら、
その寂しさを感じられることも、
ささやかな幸せなのかも。
‥って、そんなことを思いました。

心の中、翼ひろげて
夏色プリズム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/02/27 (木) ~ 2014/03/03 (月)公演終了
興味深く観ました
社会的な暗部にスポットを当てた意欲作で、興味深く観させてもらいました。身体的な障害を抱えた人が入居(あるいはデイサービス?)する施設で繰り広げられる人間模様。ここではすべてのことに対して介助がなされ、性処理についても例外ではなく行われます。その方法は職員の判断に任されています。「口でして…」という台詞や「職員にはコンドームが渡されています…」という台詞もあり、刺激的な作品です。そこに渦巻く『欲望』『羨望』『嫉妬』『恋愛』『結婚』『妊娠』という愛憎。性的な描写や、障害を抱えた役の方の演技が過剰になれば『大人計画』的になり、嫌悪感を抱かれる可能性も出てきますが、演出はカラッとしていて明るく仕上げられていました。設定はセクシャルなものですが、物語の中心は『慈しみ』にあったように思います。婚約者から身を隠すようにしてこの施設に飛び込んだ見習い職員の女性は、子宮筋腫で子どもを授かることができません。その彼女を探しに来た年下の婚約者。この二人の葛藤が浮かび上がる作品後半から、登場人物が生き生きと立ち上がってきます。この女性を演じた赤崎貴子さんの熱演が光りました。彼女の葛藤と涙には、聴衆を惹きつける魅力が充分に備わっていたと思います。また、舞台の奥行きが広く取られていたのが良かったです。これで、この施設を舞台に選んだことが強く打ち出されるような展開や描写があったならもっと面白かったかもしれません。あるいは、この施設そのものに関わるものや性介助を中心につくった物語でも興味深いものになると思います。逆に出産の叶わなくなった女性の物語は、この施設ではないところで展開しても充分に見応えがあると思うのです。きっとまた勇気を持って人間の機微を抉り、素敵な作品を提供してくれる劇団だと感じました。今後の活躍が楽しみです。

ロミオとジュリエッタ
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2014/02/22 (土) ~ 2014/02/28 (金)公演終了
満足度★★★★
面白かったです。
開演してしばらくは、誰がロミオとジュリエッタなんだろう、
と思ってみてましたが、そういうことはどうでもいいというか、
演劇的華やかさとグロさのある舞台で面白かったです。
ダンスや、着物とハイヒールでの殺陣もかっこよかったです。
女性陣が綺麗だったり可愛かったり。
ひとつ気にになったのが、ジュリエの台詞の「申しましたね。」
語尾違うかもですが。
敬語なら、「申されましたね。」「おっしゃいましたね。」の方がしっくり来るかと思いました。
上演時間長いかなぁと思ったけど、休憩もあるし全然気になりませんでした。

虚像の礎
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
イマジン
2時間半、「考えろ」「向き合え」「想像しろ」という強いメッセージが聞こえてきました。
いろいろな問題が織り込まれていて、お腹いっぱい感。

ヒミツきち2014
劇団SHOW&GO FESTIVAL
OFF OFFシアター(東京都)
2014/03/04 (火) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
素朴派!
素朴派アンリ・ルソーの人となりや作品である”夢”と
話の設定を栃木県の女子高にすることによりこちらも素朴さを表現、そしてそこに関わる人々の”将来の夢”を絡めたとても面白い舞台でした。
ひとり二役の小倉優子似の華彩ななさんの母親役と妹の若林先生役のギャップ良かったです。随所にショパンの曲効果抜群でした。
今後も美術系(音楽系)演劇の継続望みます。

ごきげん!?アキラ
骸骨ストリッパー
ザ・ポケット(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
イメージ通り!
ほんとに楽しかった!東京アシンメトリー舘の時から演出が丁寧で好きだったんだけど、今回のは内容もわかりやすくてとても笑わせてもらえた。大人だけでなく、近くにいた子供たちも大喜びしてたのも印象的。好き嫌いがはっきりしそうな作品ではあるけど、ハマる人はほんとハマるね!

終わりよければすべてよし(おかげさまで無事に幕を降ろすことが出来ました。ご来場、誠にありがとうございました。)
THEATRE MOMENTS
調布市せんがわ劇場(東京都)
2014/03/05 (水) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めての
シェイクスピア「終わりよければすべてよし」
どこまでアレンジしているのかわかりませんが、とにかく楽しかった。
飴ちゃんもらって、なめながら前説、これもかなり笑えました。前説からうまく本編に入り舞台がはじまります。
広くない舞台で人数は若干大目でしたが、とても上手にまとめてます。
ボレロのシーンがお気に入りです。そうダンスシーンの長さや音楽の使い方がうまく飽きさせません。
ラストシーンに何やら不穏な空気感があって、お客さんに考えさせる工夫もあり最後まで楽しめました。
主人公のヘレンたち?がみんなかわいいのです。

空ヲ刻ム者 ―若き仏師の物語―
松竹
新橋演舞場(東京都)
2014/03/05 (水) ~ 2014/03/29 (土)公演終了
満足度★★★
福士さんに恐れ入りました
スーパー歌舞伎は、初演以来、ほとんど精勤賞の観客です。
その私が、ずっとファンの佐々木蔵之介さんと、前川さんの参加にも、大変興味を惹かれ、この公演情報を目にしたその日から、楽しみにしていた今日のこの日でした。
昨日が初日の二日目。だから、無理もないのですが、まだ体に入っていない役者さんも数人いらっしゃいました。
そんな中、驚いたのが、福士誠治さん!!
歌舞伎畑でない役者さんの中で、一番、歌舞伎役者の中に溶け込んでいました。福士さんには、ミュージカル出演の時にも驚かされましたが、たくさんの才能を秘めた役者さんなんですね。
すっかり、ファンになってしまいました。
期待した、前川脚本は、1幕では、前川色もないし、かと言って、スーパー歌舞伎としての醍醐味もなく、何だかどっちつかずの感じで、精彩を欠いたのですが、2幕で、笑也さん達一門の役者さんが大挙出演されると、徐々に普段の雰囲気を取り戻し、3幕終盤では、ようやくスーパー歌舞伎らしい、高揚感溢れる大立回りの展開となって、一気に、客席の空気が活気づきました。
横内脚本の、哲学的な台詞の畳みかけに、慣れたせいか、もう少し、しつこいぐらいの決め台詞の繰り返しがあっても良かったような気もします。
でも、いつもの演目と違って、原作や、元になる伝説的なストーリーのない、前川さんのオリジナルだったことを思えば、よくここまで、歌舞伎仕様に作品を創造されたと感心もしました。
佐々木蔵之介さんは、あれだけ舞台経験も豊富な割には、やはり、衣装も違うし、普段の舞台とは勝手が違われたのでしょう。とにかく、歩き方が、とても変に見えました。
まだ、二日目ですから、毎日、きっと進化されて、歌舞伎らしい演技を体得されるのではと、期待します。

虚像の礎
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
初日観劇
日本のような場所だけどちょっと違う場所。
いつも通りの登場人物とその台詞廻しに、トラッシュ定番の展開かと思いきや、芸術や恋愛、時勢について語り尽くす。
あまり動きが無いので台詞をしっかり聞いておかないと置いてきぼりをくらいそうだったが、最後の場面でこの舞台の意義を見たような気がする。
中津留さんの経験談というわけではないよなw
今回、アレとアレがないw!セットがシースルーで見やすいw!
休憩なしの約140分。

9days Queen ~九日間の女王~
TBS
赤坂ACTシアター(東京都)
2014/02/26 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
F列最前列
あらすじの文面通り、英国王室定礎な話。
1幕めは大学の講義を聴講しているかのような説明台詞がやや多い感じだったが、2幕から悲劇度が上がるにつれ、テンポアップした話の端折り方ではあったが、その成り行きに俄然目が離せない内容に。
ギラギラした父親からあんなに利発な王女に育つなんてジェーン立派だw。
堀北さん、次の舞台に出演する時はどうか長生き出来ますように(苦笑)。

ごきげん!?アキラ
骸骨ストリッパー
ザ・ポケット(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1024(14-063)
19:00の回(曇)。18:15受付、18:30開場。18:35会場着(全席指定)。座席は後方でしたが観やすい位置でした。場内各所で「生徒さん」が誘導、「入学おめでとう」と声をかけられます。
舞台はマンガ的でカラフルなイラストの学校、校門、校舎、二宮象、よくみると異形のものまで。
トイレから戻ると舞台上、男女おふたりがお客さんとやりとり。19:02キンコンカンコンで応援団による前説~21:17終演、途中休憩はありませんが、20:14プレゼント抽選会。
こちらは初めてで、霊子(ダブルキャスト)役で渡辺みかさんが出ていらっしゃるので観に来ました。みかさんは「開座」でよく観ています。
「不動明アキラ」「悪魔(でびる)さん」「黄色のシャツ」とくれば誰のことかすぐわかります。学園を舞台にし、悪魔と戦う...至る所で笑ってしまう、楽しいお芝居でした。客席の間を駆け抜け、会場全体を使い切っての2時間強。

ブラウニング バージョン
雷ストレンジャーズ
シアターサンモール(東京都)
2014/03/05 (水) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
正直この話の内容は好みではない
なんだけど・・・役者さんのパワーが凄くて芝居というものの奥深さを感じさせられました。生徒に好かれていない教師が学校から去る時期の2時間を切り取った舞台です=約90分

ジュラルミンケース
シアター代官山プロデュース公演
シアター代官山(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★
うーん
大笑いはしなかった。
どちらかというと、「クスッ」という感じ。
暗転は無いが、照明での表現はよかったと思う。
つまらなくもない…が、大きな感動も無かった。
リピーターにはなりにくい作品。

虚像の礎
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
最後に残るのは「人」だ
自治体が「国際平和都市」「人権擁護」を掲げると違和感を持つのは私だけだろうか。
法制度からいっても、行政組織というのは「権力の一部」であり、抑止される側にたったメッセージを発表すること自体、その責任を自覚しない怠慢である。
仮に道州制が進展すれば、軍事・外交以外の権限は自治体に移譲され、各地域ブロックに「地方政府」が発足する。
「地方にカネを!」しか訴えない知事、市長、区長、町長、村長たちは、それ相応の「権力と責任」が生じる列島未来図を肝に命じるべきだ。
私が『虚像の礎』に共鳴したポイントは、「首長」や「住民」といった、現行の自治体用語に基づく政治ヒューマンドラマである。
これは、近い将来、「国民から住民」に帰属意識が細分化することを念頭に置いた上の解釈だと思う。「自治体権力」を呼び覚ますサイレンかもしれない。
中津留章仁氏によると、
「これまでは
いかに観客が長時間集中出来るか
その演劇用語を獲得してきたが、
恐らくこの作家は
今回は真逆の
観客が醒める、という行為を
好意的に受け取ることは出来ないか、
それを検証しようとしているような気がする。」
という。
確かに、序盤こそ「退屈な会話劇」だったが、終演後このような感想を抱いた観客は少数派だろう。「集中」どころか、受験勉強以来の限界点を突破させるラスト・シーンである。
『虚像の礎』のキーマンとして劇作家のアテナー(星野 卓誠)がおり、彼の
「君はストーリーを作りたいだけだ」
「想像してご覧よ」
なる台詞に「争い」を和解させる「ポリティカル・パワー」を見出す。
ただ、この劇作家が作・演出の中津留氏であることは疑いの余地がなかった。
もっとも、旧チェコスロバキア大統領を務めた劇作家・ハヴェル氏のように、知識人と呼ばれる人物が「ポリティカル・パワー」を発揮してきた人類史は ある。
それを承知した上で批判するが、何というか、中津留氏の「自惚れ」と紙一重に映ってしまった。
実は『虚像の礎』は都民芸術フェスティバル(主催_東京都・公益財団法人東京都歴史文化財団)の対象公演である。
杉並区からの後援も受け、通常の劇団公演とは違い、圧倒する「マン・パワー」だった。終演後には自治体関係者なのか、企業関係者なのか、東京都歴史文化財団職員なのか、約8人体制で一人ひとりに「紀州梅サンプル」が配布されていた。
この「公演助成」を中津留氏は逆手に取り、「『劇』の社会的価値」を劇中に問うた。
※ネタバレ箇所
劇作家が有する社会的貢献力を、本人アテナーへ聴く重鎮議員テミス(カゴシマ・ジロー)との議論を借り、劇団『トラッシュマスターズ』の公演そのものから暴いてしまったのである。
これには会場から爆笑が起こった。
彼らは 「繁栄とヒューマニズム」を どう一致させるか、そのテーマに挑む日々だ。
結局、『虚像の礎』でも完全なる回答は提示できず、再び「劇場空間から社会をえぐる」旅を継続する。

トラベルモード
*pnish*
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2014/03/03 (月) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
your theatre 0号公演
~三銃士とダルタニャンにちなむ知られざる秘話~
以前も観て先の話がわかっているのに楽しめる作品です[=^_^=]
観客席は、やはり女性が多いなぁと思った約90分。

絵空ノート
演劇ユニット「クロ・クロ」
テアトルBONBON(東京都)
2014/03/05 (水) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★
好き嫌いの問題とは別に
劇中劇の印象が強く、現代の問題が中々見えてこないのが残念でした。
あと、本日は舞台上でちょっとしたハプニングがありましたが、あれがなくともフタッフワークの悪さは目立ちましたし気になりました。

虚像の礎
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
2時間20分強
初日観劇。
主宰の“想い”のカミングアウトのような台詞が多く、なるほど、と思うこと多し。
回を重ねれば、もっとリズムが出るハズ。
美術のセンス良し。
上手での観劇を推奨。

若手演出家コンクー2013 最終審会
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2014/03/04 (火) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
「FESTIVAL/ONOBORI ートーホクをヌぐー」
アフタートークで審査員の一人が秋田出身だと言っていた。
実を言うと自分の方は東京生まれだけれどじいちゃんが秋田の隣の庄内の殿様の子だかなんだかで、死んだ親父が昔ちょこっと言ってたけど。
東京にいるけど東北にルーツがある人は非常に多いと思う。
東京に染まらない東北独自の表現は意外と東京で受け入れられるのではないのか。
関西で言うところの四国中国みたいに。
日本海側は鳥取でも石川でもどこでも手工芸が盛んだけれど、
秋田はとりわけ、土方巽を考えれば分かるように、
土俗的な身体表現で秀でている。
自分は特に秋田から次世代の土俗的な表現者が現われるのを待っていた(笑
内容はと言えば一見凄くバカバカしいモノばかりなのだけれど(笑
よくよく見れば、多少の秋田フリーク、東北好きを意識する人なら、
東北、とりわけ秋田の土俗的な身体表現の欠片をあちこちに見出すことは容易なんではないか。
この舞台のとりわけ素晴らしいところは、審査員の別の一人が言ってたのだけれど、
子どもにも容易に分かるくらいシンプルで、非常に象徴的な場面が中盤にさりげなく挿入されている所にあるように思う。
子どもにでもわかる。このことは非常に重要だと思う。
難しい演出・技巧を凝らしても、子どもに伝わらなければ意味はない。
今、誰が一番救いを求めているのかと考えれば子供だと思う。
親たちは子どもたちの不安や恐怖をテレビの刺激で誤魔化したつもりでいる。テレビで人は救われない。
NHKが社会問題とスポーツ中継にいくら多くの時間を費やしても、
これだけテレビが普及している国において自殺者は減らない。
眉間に皺を寄せて偏った報道をし、
スポーツへの熱狂で疲れを癒したつもりになっても人は救われない。
テレビで、津波や地震の恐怖を体感し、友達や家族と離ればなれになった子どもを救うことが出来ないのは明らかであるように思う。
・・じゃあ、どうするのか、と考えた末の結論がフンドシ・・?
これ以上素晴らしい演出があるんだろうかと思ったりする。
知らなかったかな?子どもってお尻好きなんだぜ(笑
NHKだってフンドシで報道すれば、日本中でどれだけの命が救われるだろうかと思う(苦笑
スーツでこの世の終わりのような顔をして
陰惨な事件ばかり報道しても、
「この世は地獄だ」と子どもたちに訴えているようにしか見えない。
シェイクスピアだってフンドシで上演すれば幼稚園でだって行ける・・鴨。

ゴーストライターズ!!
企画演劇集団ボクラ団義
SPACE107(東京都)
2014/02/28 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
好きです
ゴーストライターズ!!
シリアスとコメディがバランス良く
お笑いパートは結構ベタ寄りだと思ったのですがストーリーは先の展開が読めず、どうなるの?こうなるか?と自分で考える要素が多く楽しめました。
何よりテンポが良いのでちょっとした説明パートも楽しくすんなり頭に入って来ました。
単純に笑いたい感動したい人にオススメです。
気に入った方は何回でもご覧いただける細かい芝居になっていると思います。

ブラウニング バージョン
雷ストレンジャーズ
シアターサンモール(東京都)
2014/03/05 (水) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかったです~!!
私事ですが、引っ越しなどで約一ヶ月ぶりの観劇だったせいもあるが、しみじみと演劇の素晴らしさを感じられる舞台でした。緊密で、一つ一つの言葉が物語りを構築していく様が建築物を見るようだった。骨太でイギリス物らしい台詞劇、堪能しました。ああ、役者さんはこんな劇をやりたいんだなぁとつくづく思った。演技の素晴らしさはもとより、シンプルな舞台美術も、オンブラ・マイ・フの音楽も良かったですね。でも全体にあまりイギリスらしさが感じられなかったかな。例えば椅子なども背もたれ部分が高い物だとイギリスらしさが出たと思うし、イギリスのインテリアというのはもっと色を多用するのが普通です。せめてクッションだけでも渋い赤などにすると舞台全体が引き締まったような気がする。でもそんなことを差し引いても拍手が鳴りやまない舞台でした。ブラボー!