最新の観てきた!クチコミ一覧

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スリーカードモンテ

スリーカードモンテ

projectDREAMER

小劇場 楽園(東京都)

2014/04/15 (火) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

3部構成ながら、最後につながっていく展開は誰もが予想がつくのだが、巧妙な構成が最後に一気に花開く辺りは面白かった。ただ話の一番大事な確信に触れていないのが消化不良と言うべきか。
その消化不良は、観客全員が感じたと確信した。
片腕・少年・水晶幻想

片腕・少年・水晶幻想

台湾・日本国際協同企画川端康成トリロジー

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/21 (月)公演終了

満足度★★

駄目でした
宮沢賢治についで今作もまたも作品にのれずじまい。

万獣こわい

万獣こわい

パルコ・プロデュース

りゅーとぴあ劇場(新潟市民芸術文化会館)(新潟県)

2014/04/17 (木) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

胸くそ悪い
とにかく胸くそ悪い。実際の事件を題材としている事も含めとにかくえげつない。観劇後自分の体から血の臭いがしていそうだと思った程に血なまぐさい。そしてなにより夏帆が凄かった…暫くトラウマになりそう。

路地裏物語

路地裏物語

劇団暴創族

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

A・Bランチ両方
前身の劇団BOH!MIMISHで最初に観たのが初演の路地裏物語でした。

そこではまって以後毎回観ています。
毎回書いてますが、好きなジャンルはファンタジー寄りでして、ハートフルコメディモノを欠かさずレベルで楽しみにしているのは珍しかったりします。

一部Wキャストで特に座長はらみかさん、緒方有里沙さんがAランチ、Bランチと役を交代するのが見所。
なので両方観てみました。
これ絡みが無い役同士とはいえ、両方1日でやっちゃおうというのは凄い大変ですよね。

初演時の役のイメージがかなり強くて、なのでどちらかと言えばはらみかさんが同じ役をやられたAランチの方が好みでした。
まあ、でも役のちょっとした違いが面白く、にやりと出来る場面がいくつも。

ネタバレBOX

矢吹栄吉・栄太郎親子はちょっと若く感じた。
白髪にしてたりしていましたが、肌の張りが若いと言うか(笑)
何がダメというわけでなく、初演の栄吉の厳つさはちょっと別格に良かったかなと。


単にハートフルなだけでなく、浅川さんの様なぶっ飛んだキャラクターが混じってても成り立っているのが面白い。
忍者の格好って(笑)


蕎麦屋の大将役の三宅重信さんも初演メンバーですが、好きなキャラクターです。

もう自分にはこのかたは役とイコールで結び着いちゃってます。



千秋楽のカーテンコールでのはらみかさんの表情にぐっと来てしまった。
泣きそうになるのを堪えてらっしゃいましたが。
良い表情だったと思います。

こちらの芝居中もそうなんですが、表情の面白さが徹底されている様に思います。


今回もとても楽しめました。
5時間くらい客席に座ってたことになるので腰が痛い、それだけがネックです(笑)




マチネは上手一番前の端(様は入って舞台に向かって右手側) で観ていましたが、実は何度か出待ちの役者が見切れてしまっていた。
かなりエッジの利いた舞台でそれ自体は良かったのですが、これは出来ればやる前に気がついて修正してもらいたかったかなー。
気がつくのは精々一、二席くらいかとは思いますが。


また客出し時にメイン導線を潰してしまっていた役者のかたがいたので、やはりそれも格好悪く感じる。
終演後のテンションで訳がわからなくなる人もいるかと思います。
なので誰かが気がつける団体になってくれたらとても嬉しい。
震える砂塵

震える砂塵

幻想芸術集団Les Miroirs

シアターシャイン(東京都)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★

殻の中
 作家は、装飾銃剣が好きだと言う。だったら、セルバンテスが卒業した大学のある町へ行ってみたら如何か? 自分が行ったのは随分昔の話なので、今は様変わりしているかも知れぬが、歴史のある学生都市だから、まあ、色々探せば面白いものにぶつかるだろう。町の中心部のアゴラの回りは、イケテル“バル”がたくさんある。安くて旨いし、感じが良い。スペイン語もできるなら歓待されると思う。
 芝居自体は、五七調、七五調も入り混じる擬古典体に時々、現代ギャルの用いる偉く気安い表現が入るのは如何なものか? 貴族の用いる表現と民衆の用いる表現、都会と地方の表現の差をキチンと意識して使い分けているとは思えなかった。その辺りもキチンと表現するなら、表面上のアリバイ作りではなく、リアルな心理なり社会学的ジェンダーを意識してシナリオを書くべきだろう。今作を拝見した限りでは、ナルシシズムの域を出ていない。言語が、特殊な形を持って表現に供される場合、真にラディカルならば、それは、鋭い刃を持つ。そして、そうでなければ意味など無い。
 拘るものがあって、こういった形の作品を呈示しているのであろうが、未だ、夢を夢見ているレベルだ。殻を突き破って荒々しい現実と切った張ったする方が面白いよ。
 気に入ったのは、スタッフの丁寧で感じの良い対応と音響関係。歌姫、ラレを演じた祐妃 美也の歌は声楽家の歌には及ばないものの素人レベルでは上手い。音感も良さそうなので、レッスン次第では更に上が目指せるかも知れない。ノルベルトを演じた谷 英樹は、終始自然体に近かった。
ミュルテを演じた風祭 鈴音も自然体に近い演技であった。
 ところで、miroirを名乗るなら、現代の現実を映して欲しかった。現代の現実は、もっと歪んでいるし複雑だ。鏡像も捻りを加えて欲しい。

Broadway Musical 『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』

Broadway Musical 『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』

ニッポン放送

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2014/04/04 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★

1幕は眠いけど、2幕は最高!
1幕は、ダンスは切れが良くて、視覚的には乗れるものの、何せ、歌詞が、たとえラップにしろ、あまりにも字余り過ぎて、聞き取れず、ストーリーに付いて行けなくて、これは、年甲斐もない会場に迷い込んだかのアウエイ感を感じたのですが、2幕になると、示唆に富んだ楽曲が並び、人物関係も鮮明になって、いきなり、舞台が動き出した感がありました。

ベテラン女優陣と、若いエネルギーが混然としながら、均衡を保った素敵なステージでした。

ニーナ役の梅田さんの歌声が、ありえないくらい魅力的。AKB,御見それしました。
大塚ちひろさんは、舞台の度に、全く別のキャラクターを体現され、本当に、実力の凄さを痛感します。

カミラの樹里さん、ダニエラのマルシアさん、そして、もちろん、前田美波里さんのお婆ちゃん、演技も歌も安心していられる女優さんが3人も揃って、贅沢なキャスティングが、嬉しくなります。

若い役者陣のダンスは、本当に切れが良くて、観ているだけで、パワーを頂きました。

少し、気持ちが若返れた気分でした。

ネタバレBOX

1幕は、人物紹介に比重が置かれ過ぎて、登場の度に歌われるソロナンバーの度に、眠気に襲われたのですが、2幕になると、ストーリーが動き出し、俄然、目も耳も釘付けになりました。

移民の人達の、その街で、生き辛い中での共同体の温かさに、心がほっこりします。

最後の、ペンキアーチスト少年の傑作には、ちょっと涙を誘われました。

カミラが、夫を叱咤激励する歌が、とても愉快で、共感もしました。

歌詞を書かれた、KREVAさんは、ヒップホップ界の第一人者とのこと。もう少し、演劇向きに歌詞を精査して頂いて、是非また再演して頂けたらと思いました。
 アダムス・ファミリー

アダムス・ファミリー

パルコ・プロデュース

青山劇場(東京都)

2014/04/07 (月) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

アンサンブルの活躍が楽しい
東京楽日!

あたりまえですが、先日の公演よりずっと進化していました。

キャストの動きが自然になって、自然と、アダムスファミリーの夜会に誘われた気分になります。

キャスト、スタッフの一体感が心地よく、現実の憂さをしばし忘れさせてくれる、楽しい舞台でした。

改めて、台詞の一つ一つを注意深く聞くと、とても深読みできる作品だということも認識できました。

人間の多様性も、相手を優しく許容できる愛さえあれば、環境や価値観の違いなんて踏み越えられるというメッセージを受け取りました。

ネタバレBOX

先日も書きましたが、このミュージカル、アンサンブルの、ご先祖様達の活躍が顕著です。各場面で、スタッフさながらの大活躍で、セットの移動や、ダンスシーンのエキストラから、何でもござれの大奮闘です。役名がことさらなくても、誰一人不可欠の存在感があり、こういう、端役に至るまで、大事にしてくれる演出が、とても嬉しく、舞台を活気づかせます。

前回はまだたどたどしかった、ゴメスとモーティシア夫妻のタンゴが、今日は息もピッタリで、見た目にも美しく感動的でした。

マルとアリス夫妻、ウエンズデーとルーカスのカップルも、しっくりと相性良く、フォワっと愛嬌のあるフェスター叔父さんとお月さまとのラブシーンは、ファンタジー演劇のお手本のような、素敵な一瞬を演出してくれました。

鷲尾さんのグランマは、益々チャーミング。姉を思う、バグスリーの弟心の表現も、ちょっとウルッとするものがあり、アダムスファミリーファンにいつの間にかなっている自分に驚きました。

ずっと「ウーウー」としか言わなかった、執事のラーチが最後に突然歌いだすシーンは、何故か心がジーンとしてしまいます。

また、いつか、是非このメンバーでのファミリーのご帰還を念じています。

それにしても、グランマは、結局どちらの母親だったのでしょう?(笑い)
うまれてないからまだしねない

うまれてないからまだしねない

範宙遊泳

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/04/19 (土) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

オニじゃ無くて、ぉに。
映像を使った演出が特徴的。 突拍子もない話だけど、分かりやすくて面白い。 楽しくて、面白くて、新しくて、しんみりともする、もう一度観たいと思った傑作! (アフタートークは面白く無かた・・・残念)

パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

ナイロン100℃

青山円形劇場(東京都)

2014/04/10 (木) ~ 2014/05/03 (土)公演終了

満足度★★★★

モダンでハイカラでファンタジーな舞台
長丁場で座席の座り心地を噛み締めながら、円形劇場で見る舞台はこれで最後なのかなーと思ったら、ちょっとしんみり。
その当時のノストラダムス級のパニック騒動を下敷きに、岸田戯曲七篇をまとめた舞台。
ナイロン流にモダンハイカラ感満載なのに、老舗の〜〜座とかの上演目を見ているかのよう。衣装や振付けの素敵さはいうまでもなく◎
いい大人の愛嬌や理屈、しっかりしているようでダメ人間ぶりは現代のニート感覚に通じたりして。
きれいな日本語文体の古典派文学読んだような観劇でした。
休憩10分込み、約3時間10分。

ネタバレBOX

ニオイシートはかなりこすりましたw。バナナとゆずはわかったけど、「恋愛〜」の匂いがすぐにはわかんなかったw
「恋愛恐怖症」の恋愛の駆け引きが何とも言えず切なく「長閑なる反目」の居候のふてぶてしさにクスっとさせられたり。「ママ先生〜」はキャリアウーマンの苦悩する日常生活と仕事って感じだった。
現代人体型には袖丈が短い和装衣装もあり、踊るシーンでは上肢丸見えになるので、その時の衣装だけでも小袖の衣装でよかったような気も。ちょっとした仕草でもっと綺麗に見える所作もあったと思うが、軽妙な振り付けには似合っていた。
緒川さんの薔薇柄の訪問着?付け下げ?の着物姿がまた美しい!長田さんと安澤さんの羽織も可愛かった。
零年

零年

空宙空地

【閉館】損保ジャパン人形劇場ひまわりホール(愛知県)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

一粒で二度美味しいというか、思わず二粒食べてしまうというか・・・
結局、長編2回、短編4回見てしまう、魔の構成が楽しかったです。2回見れば安くしてくれるし。

【アルジャーノン・・・】 
 Wキャストどころか、主役・準主役を入れ替えるってのは大胆な編成ですね。両方観ましたが、絡むシーンで妙な錯覚を起こして面白いです。両方、うまい役者さんで、人が変わっていく演技は見事でしたが、両方観るとどうしても比べちゃうので、引き受けたお二人は度胸あるな~と感心します。

【ウィザードリーマン・・・】
 長編を喰ってしまう、危険な短編でしたね。特に、「アルジャーノン・・・」の後に、"Z"を持ってくる日曜日の構成は冒険だな~と思いました(笑) スベリとウケの狭間の絶妙なノリを堪能しました。

【アナログ・・・】
 密かに怖い背景世界に背筋が凍りました。

神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集

神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集

もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡

神奈川県庁本庁舎 大会議場(神奈川県)

2014/04/12 (土) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

短編だし評価しにくいけど
「黎明の少年」が一番好きだったかな。神奈川県出身者として、神奈川県らしさって何だろうと思うけど、ロマンを感じさせる雰囲気という点では、この作品を推したい。幽玄な雰囲気が漂っているのが、作品の雰囲気なのか、場の利なのかは良く分からなかったが、非常に良かった。たすいちは、鬼フェスで拝見していますが、相変わらず可愛い恰好いい感じで。でも役者が子供だなあと。まんがっぽい路線で行くのか、ちゃんと大人を演じられる役者を使って幅を広げていくのか、ちょっと今回は踏みきれていない感じがした。他2作品は実力派という感じがした。扉座を今後本公演でチェックしたい。

蜜月の獣

蜜月の獣

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★★★

心の疵の深さが心に突き刺さる
出だしは典型的なダメカップルのハナシ風でニヤニヤしながら観ていたが、後半で明かされるそれぞれが持つ心の疵の深さが心に突き刺さり胸が痛む。
なお、ファーストシーンからのいくつかの推測がことごとく的中して、ヒントの出し方も巧みだな、と。

屋根裏

屋根裏

燐光群

梅ヶ丘BOX(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/05 (木)公演終了

不思議な中毒性??
感想を言葉にするのがとても難しい作品だったと思います。脚本がとてもうまく、色んな設定を盛り込んでいるのに無理なく見れて、でも良く考えるとあんまり論理的な話じゃないんですよね。怖いんじゃないか?いつ怖くなるんだろうか?色々考えているうちに、ふわっと話が終わり、面白かったけど、なんか腑に落ちないような・・。

評価を許さないというか、評価出来ないけれど、時間がたつとまた見たくなる、そんな作品だったと思います。語彙がなくてすいません。

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

『ガチゲキ!!』実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★

4作品見ました
Mrs.fictions、日本のラジオ、鋼鉄村松、宗教劇団ピャー!!を観劇。同じシェイクスピアでも料理の仕方が全然違う。一番??だったのは、ピャー!!原作無視か。原形をとどめていないのは、ちょっと印象が悪い。鋼鉄村松が一番出来が良いと思った。シェイクスピア原作の形を綺麗に残しながら、見事にアレンジした作品だったと思う。

ただ全体を通して思ったのが、小劇場でシェイクスピアをやる意味です。古典を若者の感性でアレンジ?的な?でもその割には題材が陳腐だなあと・・。
見てて楽しめる作品が少なくて、でも考えさせるほど深くなくて、残念でした。

ミュージカル 『レディ・ベス』

ミュージカル 『レディ・ベス』

東宝

帝国劇場(東京都)

2014/04/11 (金) ~ 2014/05/24 (土)公演終了

満足度★★★

平野さんの回
エリザベスが女王になるまでの話。
有りがちな物語に感じたが、
分かりやすくて面白い。
それにしても、観客は女性が大半だったなあ。
上演時間3時間10分(休憩時間25分含む)。

ネタバレBOX

「自由に生きること、愛する人と生きること」
「国家のために生きること」
揺れ動いたがエリザベスは自由ではなく、国家のために生きることを
選択する。
自由に生きることを選択して欲しいなあと
心では思ったのだが、エリザベスがなぜこの男を愛するようになったのか、説得力がなかったので、これでいいかも(笑)。
別バージョンもみようかな。
床ずれと耳かき

床ずれと耳かき

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

一人称 大帝が 求めた「耳かき」
太ももに身を委ね、「耳かき」をしてもらう行為は「至福の幸せTOP10」にランクインする。

膝枕は建前上 「必要」だからである。対面式は固定ができず、繊細な内耳を傷つけてしまう。


さて、明治大学演劇研究会による公演は何度も観劇しているが、役者のスローテンポな台詞は「遊び心」だ。
おそらく塚田圭太あたりは今後の演劇界を背負う人物だと思う。男子大学生の「可愛さ」なるものを客席との一対一で伝え、小説における一人称の支配を確立してしまった。

この「可愛さ」はアドリブではない。時間消化をもたついたようにも解釈できるが、脳内電子計算機を活用した上の演技である。



自宅の敷布団で、「耳かき」の出張サービスを待機する男子大学生・竹内(塚田 )は、「退屈」を身体性から感じ取ることが可能だった。彼は開場中30分間、ずっと その布団で眠りにつくわけだが、「金縛り」に伴う影響があったとはいえ、疲れ、ぎこちない肉体は魂の欲求不満である。

そういえば、「耳かき」という好奇心も それは肉体的欲望なんかじゃなかった。「退屈」な日常生活からの崖を、インターネットに委ねたのだ。まるで膝枕に身を委ねるように。


推測だが、脚本・演出 川越太郎は「共同生活」への好奇心が強いのではないか。一人暮らしをする男子大学生が 外部の人間と衣食住をともにする。これは「耳かき」や「宇宙人飛来」と同程度の「好奇心」だったのかもしれない。

ネタバレBOX

「宇宙人対策センター」が偽物か、本物かはメッセージ性に深くかかわるコンセプトである。イデオロジストの男子大学生・竹内が自ら その「好奇心」を味わい、「退屈」から抜け出したかった、そう解釈できる終幕だったからだ。もはや妄想を実現する駒である。



脚本を とやかく述べる以前に、キャスト陣が魅力溢れ、役者的好感度を抱いてしまった自分がいた。(脚本は さすが である)
藤崎景 (役_金目鯛)の「空気を読めない」をディフォルト化する演技も、卓球玉のように舞台局所に命中する力があった。

松平陽子(役_橋原)は、幅広い役柄をこなす役者だと思った。今度はバブリーな色気である。雑誌記者役は明らかに空間を補完し、「こっち側の住民」論争をコメディへと深化させた。


スローテンポな台詞は「遊び心」である。しかし、これは「哲学」を兼ねており、表現手段が「ゆとり」を持ち始めたことが その「遊び心」を形成したのではないか。
パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

ナイロン100℃

青山円形劇場(東京都)

2014/04/10 (木) ~ 2014/05/03 (土)公演終了

満足度★★★★★

素材と演出のコラボレーション
絶妙なコンビネーションとでも表現すべきなのかな。
良い素材を良い料理人が調理すると、それなりの良い結果が出るように
良い戯曲を良い演出家がコーディネイトした当然の結果ですかね。

ネタバレBOX

ニオイシート、こする前から結構プンプン匂ってましたね。
路地裏物語

路地裏物語

劇団暴創族

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

【Bランチ】とても良い時間を過ごせた!
物語も良かったが、演出が素晴らしかった!
新しい芝居ではなく、正当な真っ直ぐな芝居だった。
一緒に観劇した友人が、小劇場で今まで観劇した芝居で一番良い芝居だったと言っていた。
上演時間2時間。

ネタバレBOX

20年前と現在を同時進行する芝居。
回想シーンや人の想いを演出で分かりやすく表現していた。
最後の指輪のリレーのシーンは良かったなあ。
たとえ血は繋がっていなくても、大切な家族であることにかわりはない。
娘と血の繋がりがないと最後に明らかになったが、
この流れでありきたりだと思っていたストーリーが
急に引き締まった。

一緒に観劇した友人はこの劇団の次回作は絶対観劇すると言っていた
今後も注目したい劇団だ。
リターン☆プラネット on stage

リターン☆プラネット on stage

baghdad cafe’

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/21 (月)公演終了

豪華な出演者。
一瀬さんは舞台映えがするので釘づけ。有元はるかさんの歌声に聴き惚れ、ゲストの塩尻さんに無茶振りされた成瀬さんに笑った。川添さんが意外に若くてびっくり。(桜×心中で初見。もっと年配の方に見えた。)
お客さんは年齢層によって笑う所が違って、それも楽しかった。

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

『ガチゲキ!!』実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

一気に観た
1日で一気に観た。その場で決着がつくバトル形。観た日は全部後攻が勝ったので、後攻が有利なのかも。3戦の内、1戦だけ自分の判断と逆の結果が出て面白かった。他の人の受け取り方がある程度分かるのは意外に楽しい。

ネタバレBOX

日本のラジオ 『アラッテモオチナイ』ラストの華麗な伏線回収に震えた。原典『マクベス』との距離感も凄く好み。踏襲しすぎでも飛躍しすぎでもなく。フェスなのにあの雰囲気の作品を持ってくるのもある意味好感。しまおみほの雰囲気も好みだ。

こゆび侍 『ラブの炎燃やしたいメラ系の魔法使い中間管理職ナツコ30歳』分かりやすい構成と展開で、正にフェス向きな作品。ベタな恋愛コメディ。ただ、ちょっとゴチャつきすぎな印象。あんなに人数が必要なのかな?というのと、もっと出来るんじゃないのという印象。

宗教劇団ピャー!! 『リア王とジプシー』合わない。観念的過ぎて納得度にかける。前回観た際に感じた良さも今回は感じなかった。雑多で無理やり。隣の女の子が寝ちゃって揺ら揺らと不定期にぶつかってくる緊張感が無ければ、自分が寝てた。

劇団だるめしあん『僕の彼女がこんなに浮気なわけがない』のっけからノリがエロ過ぎて結構戸惑うが、徐々にそういった表面的な事象から深堀して行く工程が良かった。終盤のオセロのモノローグ、あの部分だけ切り取ったら青臭いのだが、持って行き方が良くて心が動いた。

劇団鋼鉄村松『家族がやたら恋愛に理解のあるロミオとジュリエット』かなり原典に忠実なストーリー展開の中でキャラ設定に捻りを効かせて笑わせてくる。分かり易さは抜群。8割世界の日高ゆいがキャラ立ち良くて印象に残ってる。

Mrs.fictions『毒を飲むより苦しいなんて』ストーリーとキャラクタ設定共に捻りが効いてて笑わせる。岡野康弘が何か喋る度に笑ってた。葉丸あすかの無茶苦茶振りも良かった。ロミジュリコンビは、劇団エリザベス以来だけどホント10代の淡い恋が似合う。

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