満足度★★★
1幕は眠いけど、2幕は最高!
1幕は、ダンスは切れが良くて、視覚的には乗れるものの、何せ、歌詞が、たとえラップにしろ、あまりにも字余り過ぎて、聞き取れず、ストーリーに付いて行けなくて、これは、年甲斐もない会場に迷い込んだかのアウエイ感を感じたのですが、2幕になると、示唆に富んだ楽曲が並び、人物関係も鮮明になって、いきなり、舞台が動き出した感がありました。
ベテラン女優陣と、若いエネルギーが混然としながら、均衡を保った素敵なステージでした。
ニーナ役の梅田さんの歌声が、ありえないくらい魅力的。AKB,御見それしました。
大塚ちひろさんは、舞台の度に、全く別のキャラクターを体現され、本当に、実力の凄さを痛感します。
カミラの樹里さん、ダニエラのマルシアさん、そして、もちろん、前田美波里さんのお婆ちゃん、演技も歌も安心していられる女優さんが3人も揃って、贅沢なキャスティングが、嬉しくなります。
若い役者陣のダンスは、本当に切れが良くて、観ているだけで、パワーを頂きました。
少し、気持ちが若返れた気分でした。