最新の観てきた!クチコミ一覧

101941-101960件 / 189750件中
ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ホラーやSFの短編も
平日昼間っから見に行っちゃいました。尽きぬアイデアと、それを具現化するステキな仲間。上り調子の劇団を見るのは楽しい。成人指定の回も見たいです。

仮面狂想曲

仮面狂想曲

戯六遊

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★

青臭い感じがいいっ!
けっこうドロドロしたお話なんだけど、意識してかしないでか、青臭いフレッシュさが感じられて、いい感じの仕上がりになっていました。役者さんが若いせいかな?演目にも台詞にも気負いが感じられるけど、いい方に作用していた。様々な悪がちゃんと清算されるのがいいですね。ええと、何でも屋さんは二重に料金を取っていたことになりますが、これはいいのかな?(でも、正義のヒーローというわけではないから、これもありということなのかな)←妙に気になりました。

ネタバレBOX

何でも屋さんと警察の出番が同じくらいで、ちょっとお話がバラけた感じが残念。
どちらかに重点を置いた方が(もちろん何でも屋さんがメインですが)ぐっと舞台が引き締まったのではないかと思います。
箱~forget me not~

箱~forget me not~

TrouBleMaker*people

シアターOM(大阪府)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

観てきました♪
主人と二人で観に行きました♪
後半…絵本のあたりから、感動しました(^_^)
涙が出そうになりました。
とても良かったです。
チケットプレゼントありがとうございました。

月見草一夜 ツキミソウヒトヨ

月見草一夜 ツキミソウヒトヨ

soulstory

遊空間がざびぃ(東京都)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

大満足でした!
朗読で表現したものを、ダンスへと変換し、全ての生命の繋がりを伝えられて、大満足でした!

オヤジの一番長い日〜元三日月探偵社助手 梅木春男の災難〜

オヤジの一番長い日〜元三日月探偵社助手 梅木春男の災難〜

劇団C4

カフェ・ド・ファンファン(福岡県)

2014/02/15 (土) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しいリーディング
劇団C4さんは、初めて拝見しましたが、楽しいリーディングでした。
これはスピンオフだそうですので、今度は本編の方を見に行きたいです。
ところで、できる猫「コバヤシ君」が、気に入りました。

病院ミシュラン

病院ミシュラン

劇団テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2014/03/01 (土) ~ 2014/03/10 (月)公演終了

二度目は二度目で
初見のときは、やはり筋を追うのがせいいっぱいなので、二度目は役作りや演出、舞台そのものを楽しんだりいたしました。

たとえばふたりのナースさんの足元、ポケットにさしているものに、それぞれの個性が「なるほどなあ」という現れ方をしていること。
不良患者さんそれぞれが読んでいるもの。
そしてリアクション演技のすばらしさ!

ネタバレBOX

わたしは電子書籍も買ったもので、しりとりとか、院長の不器用っぷりとか、覚えて何度も反芻してしまいます。
不良トリオ+西園寺さんの善人っぷりがわかるシーンはもう、あのハチャメチャ世界のオアシスですね。
連城クンの身体能力の見せ場は、メタフィクション的でシュールで、これも好き。

歌のシーンは一度目は大笑いしましたが、二度目は歌詞がしみて、ちょっと泣けてきました。
演出の永井さんが作詞されたのですね。シンプルだけど、病気になった人の心理をよーく理解されてるなあと思いました。

唐沢さんが亡くなったのは悲しすぎますが、今後も再演され続け、生き続けてほしいですよ。
病院ミシュラン

病院ミシュラン

劇団テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2014/03/01 (土) ~ 2014/03/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

そうだったのかー!
からっとした喜劇なので、てっきり…

ネタバレBOX

最後はハッピーエンドかと思ったら、ブラックユーモアそのもののエンディングでしたね。
奥さんがかなりかわいそうで、また石津さんが渾身の名演技なので、「あららららー」と思いましたが、ここは、そうじゃなきゃいけないんだね。
病院が、ついに、病院の役割を放棄した瞬間なんだね、あれは。

不良患者ひとりひとりの造形や、病院側の役割分担が、ていねいにつくりこまれていて、何時間でも見ていたいお芝居でした。
宮崎さんのナースはいちばん無難な人だったのに、あんな姿であんなに大活躍するとは…。

今回、わたしの友人知人、元上司に元同僚が合計二十数人見てくれたんですが、みんな口々に面白いって。
「達者な役者さんばっかりですねー」とも言われて、自分のことのように「ええ、当然ですとも」と威張ってしまいました。
自分のブログやツィッタ、Facebookを持ってるんで、ここにはなかなか書きに来てくれませんが…。
荒野のリア

荒野のリア

ティーファクトリー

吉祥寺シアター(東京都)

2014/03/13 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

祝!初日!
ステキで切ないシェイクスピアでした

江戸系 諏訪御寮

江戸系 諏訪御寮

あやめ十八番

小劇場 楽園(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★

大いなる物語
話の内容的にはとっても好みでした。が、演出がちょっと大袈裟な感じがしました。特に音楽がかなりうるさく感じちゃいました。このクラスの劇場でやるにはもうちょっと音量のバランスとかが考えられていないと生演奏は難しいのかなと。歌ものは特に。

吉田さんの音楽は色々なところで拝聴しましたが、今までの中で一番お芝居とのミスマッチを感じました。何か残念。あんなに曲数がなくても良かったんじゃないですかね?

ネタバレBOX

芝居が2時間ということでしたが、3時間ぐらいに感じる内容でした。良くも悪くも・・・いや、違うか3:7くらいで・・・

役者さんの力量に差を感じました。花組の方々はさすがでしたが、若手の方々にはもう少し頑張って欲しかったです。
わが家~darling! darling!~

わが家~darling! darling!~

虹創旅団

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★

期待したい!
公演プロットは、よく演じられる内容…現世に未練があり、蘇り想いを果たすというもの。本公演は、照井民氏の処女脚本・演出(共同)とのことであるが、結末は予定調和で新鮮味に欠ける。また暗転が多く、観客としては集中力を保つのが大変かもしれない。公演全体を通して人に対する”優しい思いやり”の気持ちが大切…後悔しない人生を送るようにというメッセージを投げかける。訴えは、ストレートなセリフがあるから明確であるが、表層的な気がする。もう少し深堀した演出が欲しかったなぁ。
演技は硬くぎこちない。総じて若い役者(新人も出演していた)が多く、伸びしろがあるので、今後の公演を大いに期待したい(もちろん若い、照井氏の脚本・演出も期待している。それだけの力があると思うから…)。

Jack moment.

Jack moment.

バンタムクラスステージ

萬劇場(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

行く川の流れ
シカゴを舞台に思いがけなくギャングになってしまった会計士の男と熾烈な抗争を描く。
物静かな時計屋の男が物語の進行役を務め、
バンタム特有の整然とした場転(舞台には折りたたみ椅子とテーブルだけ)により
スピーディーながら一つひとつが腑に落ちる展開で脚本の巧さが際立つ。
登場人物が人間臭く魅力的で、キャスティングの妙を存分に味わった。
Jackと Frogのキャラが素晴らしく、スピンオフが観たくなる。
それにしてもバンタムの銃声は音質・音量・タイミング全てが素晴らしい。
照明に工夫があり、シンプルな舞台が劇的に変貌するのも見事だった。

ネタバレBOX

ちょっと映画の吹き替えみたいな台詞も時代と場所を感じさせて雰囲気がある。
「スティング」や「オーシャンズ11」みたいな痛快犯罪劇かと思いきや
後半事態はどんどん悪い方へと転がって行く。
シカゴのボスが入れ替わる度、時計屋によって繰り返される台詞が
どうしようもない無常感を醸し出して効果的だ。
フライヤーにある「方丈記」の精神が色濃く漂い始める。

丁寧な人物相関図が配布されて判り易く、よくこの人間関係をまとめたと感心する。
時流に乗ってのし上がろうとするギャングたちと
多くを持たなくても幸せになれると考えるジャックは対照的だ。
反撃に転じたジャックの選択眼で声をかけられた“落ちぶれ軍団”が集まって
チームを作り大仕事をやり遂げるプロセスが面白く、ここをもっと見ていたかった。
ここが充実すればするほど、ラストの二転三転が口惜しく、爽快で、
且つ“生きる場所を見出すために生きる”人の哀愁が浮き彫りになる。

ジャックを演じる信國輝彦さん、誠実な風貌がこの役にはまって実にリアル。
苦学して会計士になった堅実な男が知識を生かしてギャングに立ち向かう
痛快な役にぴったりで、ラストの潔い身の処し方も説得力があった。

フロッグ役の土屋兼久さん、自信なさげな時計屋の息子が
巻き込まれた果てにギャングの一味となり次第に立場が変わって行く様が
声や視線まで繊細に演じていて素晴らしい。
ジャックの婚約者マリーに不器用ながら心を寄せるシーンなど切なさ全開。
土屋さんはマジでポニーテールが一番似合う(と勝手にそう思う)。

ダニー役の福地教光さん、今回も今すぐ金が必要な理由は“女”という
どうしようもなく純で、立場に溺れやすく、虚勢を張りたがる男(しかも振られる)を
生き生きと演じていて、またそういうダメ場面で色気があるから面白い。
バンタムは、二枚目看板役者に“スーパー完璧主役”ではなく
こういう“情けな系ダメ男”を当てるところが本当に巧いと思う。
もったいないようでいて、実は次が楽しみになるのはこの意外性のためだ。

久しぶりに身体に響く銃声とエンタメ精神に大変満足。
次のバンタムはどんな作風だろう?
シリアスかコメディか、ダークなサスペンスか、銃声かナイフか、猟奇的か変質的か…
ってもう私の個人的期待が渦巻いて、今から楽しみでならない。
萬劇場、JR大塚駅まで行きさえすれば、そこからは近いと知った。
流れゆく庭-あるいは方舟-

流れゆく庭-あるいは方舟-

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/12 (水)公演終了

満足度★★★★★

緊迫感が…
今、本当になすべき事…、わかっているようで実は、実行出来ない。その人の立場によって行うべき優先順位が違うからである。そこに人間のエゴ・弱さが垣間見える。本公演では、市行政とマスコミ各社での役割・立場(職制の違いも絡め)によって、本当になすべき事が何か、危機的状況に陥りながらも建前で行動する人間の愚かしさが浮き彫りにされた。
演技は迫力があった。「流れゆく庭-あるいは方舟-」というタイトルから水害が想定できるが、本当に役者は熱演だった。制作スタッフによると、役者がインフルエンザに罹らないかが一番心配だったと。
さて、脚本・演出は見事で、最後の一瞬まで目がはなせない緊迫感ある芝居だった。
できれば、市民の目線(電話の問い合わせのみ)をもう少し描いてほしいような…(目線が多くなればそれだけ、問題の焦点が曖昧になることは承知しつつも)。

心音

心音

新選組Project

シアター風姿花伝(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★

よかった!
旗揚げ公演は、一言でいえば”心火”が伝わる舞台でした。脚本は、新撰組・土方歳三を中心とした時代劇ですが、巷にあるストーリーを単になぞるだけではなく、アレンジし興味を持たせる工夫をしていました。演出は、もちろん殺陣は素晴らしいのですが、哀しみに満ちた場面も盛り込んであり、楽しめました。
一方、演技はかたく滑舌もよくないところがありました。また、殺陣は素晴らしいのですが、どの場面も少し斬り返しが多いように感じました(どの場面も同じだと単調になります)。一刀で終える迫力ある殺陣等、バリエーションを持たせると見応えが増すのでは…。今後も期待しております。
☆3.5

泣いてたまるか!!いのちのしるし

泣いてたまるか!!いのちのしるし

バードランドミュージックエンタテインメント

ザ・ポケット(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

元気になる!
高校生3年生の話ですが、役者さんの一生懸命な感じに共感を得る所が多かった。
大変馬鹿らしくそして面白かった。
元気貰えました!

桃太郎外伝~竜宮城大決戦~

桃太郎外伝~竜宮城大決戦~

A☆ct Stage

ブディストホール(東京都)

2014/03/11 (火) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★

御伽の世界。
なので何でもアリ(笑)
1作目、2作目を観ていませんが楽しめました。
当たり前ですが一部Wキャストなので、
それぞれ見所が違って楽しみ方が増えますね。
初舞台の出演者も多く初日より2日目の方が格段に良くなってました。
この舞台でどれ位成長出来るか今から千秋楽が楽しみです。

LIVE ACT「BLAZBLUE」~CONTINUUM SHIFT~

LIVE ACT「BLAZBLUE」~CONTINUUM SHIFT~

MACH

天王洲 銀河劇場(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄いです。
ストーリー、脚本、演出、衣装、出演者、
何れも素晴らしかったですね。
殺陣を絡めた3Dマッピング等の舞台演出はかなり楽しめました。
まるでアニメ映画を見てるような気になりましたよ。
毎日観てましたが飽きる事無く毎回感動でした。
6公演で終わりは勿体ないです。
僕が再演を願う作品の一つになりました。

ドール・チェンジ

ドール・チェンジ

劇団SwanLake

中野スタジオあくとれ(東京都)

2014/03/13 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★

シンプルだけど面白いー♪
開演に間に合わなくてすみません…。
5分後からでしたが、すぐに不思議な世界に引き込まれて行きました。
脚本も舞台自体もシンプルでしたが整理されてて面白かったです。
舞台全体を大きく使う演出も良く、何より役者さんが皆さんお客様に魅せる芝居ができており、観やすかったです。

小劇団にはハズレの所も多いのですが、久しぶりにしっかりした芝居を見せてる劇団さんに出会え、満足でした♪♪
お客様誘導も皆さん気づかいの出来る方々ばかりで、やはり細かい心遣いの出来る劇団は内容も素敵だな!と思わせてもらいました♪♪

是非是非見に行って見てください(^ ^)
お勧めです☆

江戸系 諏訪御寮

江戸系 諏訪御寮

あやめ十八番

小劇場 楽園(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★

大河ドラマの趣がある和風ホラー恋愛譚
 小劇場楽園は大きな柱を挟んでL字型に客席が設営された劇場です。ほぼ正方形のステージ中央には陰陽魚の模様が描かれ、壁は障子で囲まれ、舞台上の出入口の1つにはタイトル文字が書かれたのれんが掛けられています。怪談が似合う和風の空間で、現代服の人々が歌い、舞い、演じます。ステージから柱を挟んで反対側には電子ピアノ、サックス、ヴァイオリン、パーカッション等の演奏者が控える場所があり、一部には演奏と出演を兼ねる人もいました。客席通路も含め劇場内全体を使ったお芝居でした。

 戯曲は力作で、本筋にまつわるサイド・ストーリーも面白いので、休憩込みで3時間の大作にしてもいいのではないかと思いました。2つの家族の話だと、たとえばケラリーノ・サンドロヴィッチ作『百年の秘密』(約3時間25分休憩込み)もあります。生演奏を含むさまざまな演出的趣向については、戯曲が複雑な構成であるせいか、全体的に盛り込み過ぎの印象を受けました。

 客席通路で大きな声を出す場面が少なくなく、私個人としては耳がつらかったです。大劇場でも通用する声量をお持ちの役者さんは、そのあたりの調整もしてもらえたらと思いました。
 印象に残った役者さんは、篠塚家長男・春平役の美斉津恵友さんと、諏訪家長女・琴美役の金子侑加さんでした。

ネタバレBOX

 幕開けに朗読劇の体裁で、十六島という架空の島を舞台にした“人食い鬼の出てくる昔ばなし”を語ります。そして作・演出・主宰の堀越涼さんが口上で、現在の十六島における「みやげもの屋を営む篠塚家 VS 介護デイサービス業を営む“拝み屋”諏訪家」という本編の構図を解説しました。

 主軸になるのは不思議な少女と篠塚家長男との恋愛で、その少女の正体が実は篠塚家の祖母だったというエピソード。祖母が記憶喪失の状態で少女の体に乗り移ったのは、諏訪家代々の呪いの誤った効力のせいでした。呪いの原因をたどっていくと、“人食い鬼の出てくる昔ばなし”に突き当たります。大河ドラマのような重厚さに感心しました。人食い鬼(正確には子鬼に若い女を食わせる母鬼)は今も存在しており、篠崎家の悲恋のエピソードが一件落着した後も、諏訪家の呪いと生贄の歴史は続いていきます。諏訪家長女は実は本人ではなく、鬼の呪術で延命した赤子・千代だったという結末は、痛快などんでん返しになっていましたが、2時間に収めるには要素が多すぎたと思います。

 篠塚家と諏訪家の人々が同じ場に登場しながら、別の空間(それぞれの家の居間)にいる演技をしたり、中盤あたりにある少女と篠塚家長男が出会う場面を、プロローグ的に冒頭付近でも演じていたり、歌謡シーンで出演者が本編には関係のない話題を観客に話しかけたり、その他にもさまざまに演劇ならではの手法が採用されていました。やる気も工夫も素晴らしいと思いますが、削れるところは削ってシンプルにした方が、物語が分かりやすくなると思います。たとえば諏訪家が今に至るまでのエピソードは難解に感じました。

 「恋の片道切符」「ダイアナ」「すてきな16才」「悲しき16才」「お嫁においで」などのオールディーズや「ガラスの十代」といった80年代ポップスなど、古い目の名曲を生演奏とともに歌い踊ります。明るい音調に悲しい思いを乗せるなど、あえてギャップを持たせることで感情や展開を粒だたせていました。しかしながら、ただでさえ複雑な物語の流れを寸断してしまっており、持ちうる最大限の効果が出ていたとは言い難かったです。まず、2時間のドラマに対して歌謡シーンの数が多すぎたのではないでしょうか。ある場面を演じてからそれに合った歌謡シーンになる場合、観客にとっては同じ意味の場面を重複して観ることになるので、その点でもテンポが落ちていました。いっそのこと演じる場面はカットして、歌謡シーンだけで表現してもいいのではないかと思いました。
心は孤独なアトム

心は孤独なアトム

“STRAYDOG”

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

毎年恒例
今回は4公演しか行けませんでしたが、
何度観ても良い公演です。
来年も是非公演お願いしたいですね。

アルゴリズム、虎よ!

アルゴリズム、虎よ!

projectDREAMER

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2014/02/04 (火) ~ 2014/02/08 (土)公演終了

満足度★★★

2回観劇
ちょっと想像してたのとは違ってましたね。
笑いどころがふんだんにあって話も面白いですが、
展開が読めてしまったのが残念です。

このページのQRコードです。

拡大