流れゆく庭-あるいは方舟- 公演情報 ワンツーワークス「流れゆく庭-あるいは方舟-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    緊迫感が…
    今、本当になすべき事…、わかっているようで実は、実行出来ない。その人の立場によって行うべき優先順位が違うからである。そこに人間のエゴ・弱さが垣間見える。本公演では、市行政とマスコミ各社での役割・立場(職制の違いも絡め)によって、本当になすべき事が何か、危機的状況に陥りながらも建前で行動する人間の愚かしさが浮き彫りにされた。
    演技は迫力があった。「流れゆく庭-あるいは方舟-」というタイトルから水害が想定できるが、本当に役者は熱演だった。制作スタッフによると、役者がインフルエンザに罹らないかが一番心配だったと。
    さて、脚本・演出は見事で、最後の一瞬まで目がはなせない緊迫感ある芝居だった。
    できれば、市民の目線(電話の問い合わせのみ)をもう少し描いてほしいような…(目線が多くなればそれだけ、問題の焦点が曖昧になることは承知しつつも)。

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    2014/03/14 18:27

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