最新の観てきた!クチコミ一覧

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S高原から

S高原から

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

中盤よりじわじわ(C)
久しぶりのアゴラ劇場。一階の雰囲気も相変わらず良かった。観終わってから、気になった役者をチェックなどすると上手いと思う方は劇団員だったりまとっている空気の差でしょうか。会話の演出手法や全体としても、安定した雰囲気が漂っていたと思います。
今年亡くなった方がホスピスに入院にしてよく通っていたので、感覚としては理解している方だと思います。演劇特有の空気から若干の違うのもあったけど、死が日常より近いところにある空気は作品から感じれました。以下。

ネタバレBOX

綺麗な舞台セットに、開演前から演者が板上におり、寝そべっている。始まる前から始まっているのは中々好きです。最初の方は正直☆3くらいの雰囲気だとだと思いました。眠かったのもあります。
村西役の石松さん、福島役の伊藤さんが特に良かったです。医者たちは実際もっと忙しいと思うので、物運ぶ動作の意味があまり掴みきれませんでした。風立ちぬは映画も観てないのでイマイチよく分からず。最後は福島は死んでいるのかどうか気になるところ。
会話しているときに別のグループで会話している。これは僕の中では当たり前だと思うのですが、演劇で上手くやっているのをあまり拝見しません。こちらはかなり上手くされていると思いますが、それですら何か違和感があり、大抵のところは変な口パクだったり何やこれ?って思う。リアルではない空間だけど、リアルを追求する我々の課題の一つではないでしょうか。
お客さんも楽しんでいるようでしたし、やはり面白かったのだと思います。ありがとうございました。
新しい等高線

新しい等高線

ユニークポイント

シアター711(東京都)

2014/03/11 (火) ~ 2014/03/18 (火)公演終了

満足度★★★★

書き足されていく、喜びと悲しみ。
地図なんて今では100円ショップでも買えるしアプリで見放題だけど、どこかに行くのもいつも必需品です。月日によって変わっていく風景も今その瞬間だけが書き記されている。考えてみれば、ものすごくドラマなんだと再認識しました。以下

ネタバレBOX

昨今では衛星写真で詳細に地形を見ることが出来ますが、土地ほど曖昧なものはないと思います。県境の森とかいちいち把握してる人は稀だと思います。
思ったよりも時間は長く感じませんでした。実際の地図作成や会社がどういう風になっているのか、そのあたりの描写があればもっと素敵だったのにと思います。また人物のキャラクターが濃すぎるのは、重くなり過ぎない為には良いのかも。佐藤拓之さんの落ち着いた雰囲気が身心地よかった、終盤の感情の爆発は動機付けが少し弱いような気もしました。
月日が劇中で過ぎていくので、関わった人々、登場人物たちが、いつの間にかいなくなっていく描写は寂しいけど好きです。地図も震災や津波で更地になっても、また町が作られていく。そこには絆や挫折、様々な想いが、生き死にといった出来事が確かにあるのに、地図にはただ無機質に記しているだけ。残酷なまでに客観的な正確さは、恐ろしさと同時に心動かされる美を感じました。ありがとうございました。
3月の(morning sun...)

3月の(morning sun...)

第27班

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

せつなさと希望と
12月の公演も見ました。
キャストも一部変わり、言葉や表現がより丁寧になった気がします。
聞きたかった台詞が無くなり、がっかりしましたが、千秋楽も観て、
、これで良かった、と心から思えました。
エンディングが流れてきたとき、終わらないでほしい!と思いました。
みんながせつなく、でも希望が見える終わりかたで良かったです。

【閉幕】自作歌謡音楽劇 髑髏沼の女【ありがとうございました!!】

【閉幕】自作歌謡音楽劇 髑髏沼の女【ありがとうございました!!】

駄目なダーウィン舎

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ヌケた魅力。
街を歩いているとどこかへんな感じなおかしい人を思わずみてしまう。

ネタバレBOX

ここの登場人物はみんなへんな髪型でどうしても
気になってしまう。

そんな魅力が持ち味としか思えない。

昭和歌謡のミュージカルとしてはとても楽しめるが
結局はみんなのへんなところが気になってしまって
本当は話の筋なんかどうでもよくなってくる。
安くて汚い感じの昭和歌謡だから見ていられるのだ。

全員がへんな感じじゃなかったら
もっと印象は薄くなるだろう。
それは枡野浩一の短歌のように一文字だけ落ちていると
気になるという手法なのだが
だいたいにして一文字おとしたような
手法はいつかみんな慣れてしまって
飽きて面白くなくなる。
それからが勝負じゃないだろうか。



オズからの招待状

オズからの招待状

ネルケプランニング

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2014/03/19 (水) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

虹の彼方へ
伊勢直弘さんの脚本ということで観に行ってきました。
青春。ちょっとファンタジー。
終始 伊勢さんの魔術と役者さんの演技で笑わせてくれるのに、気づいたら泣かされていました。
アイドルの舞台、といった感じで、お客さんは9割若い女性なので、男性の方はちょっと雰囲気的に行きづらいかも…。

Endless SHOCK

Endless SHOCK

東宝

帝国劇場(東京都)

2014/02/04 (火) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです!
迫力のある命懸けの演技、本当に感動しました。音楽・ダンス・衣裳・照明・・全て素晴らしく、観終わった後、そして今になっても、ずっと余韻に浸っています。観客を楽しませる為の要素が詰まった素晴らしい作品です。秋には大阪・福岡と公演があるので、それも観たいと思いました!

ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~

ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~

劇団東京イボンヌ

ワーサルシアター(東京都)

2014/03/18 (火) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

仕事を休みにして観に行った甲斐がありました!
正直に申しますと、始めはドタバタしていて馬鹿馬鹿しいと感じ、途中で帰ろうか、とさえ思いました。結末でショパンが「馬鹿」たる理由が分かった時、白けた気分が一転して感激へと変わりました。フィクションとは分かっていながらも、サンドのショパンへの余りにも深すぎる愛に、笑いながらも目には涙がにじんでいました。サンドの方が一枚も二枚も上手だった、やはり、サンドあってのショパンであった、とか観てから数時間経った今なお、色々と考えてしまい、私までサンドに手玉に取られてしまったようです。

舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order

舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order

マーベラス

天王洲 銀河劇場(東京都)

2014/03/13 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高でした!!
あのね、これ座席がどこか確認して欲しいんだけど。
一番上の、一番後ろの、一番端っこなのよ。殆ど天井ね。

それで、どうだったかっていうと。翌朝、両目の瞼が一重になってました。
うっかり泣いちゃって、腫れました。観劇中も、声を上げそうになるのを堪えるのに必死だったほどで。

あらすじの説明や、インハイの説明をしなきゃいけないので、そこはちょっともどかしかったけど。つまり初めての人も安心して見られるということなので、気になってる方はニコ生を見るとよいですよ。

ネタバレBOX

ネタバレって言ってもね。漫画の通りだけどね。
私がどこで泣いたのか書いておく。

総北ジャージが6枚揃ったとこと、御堂筋くんの幼少期エピソードのところ。
これもうガチだよね。周り中ぐすぐす泣いてたもの。
気持ちの流れがとても丁寧に描かれてるから、そのままゆったりゆっくり胸が苦しくなってきて。気付いたら勝手に目からぽたぽたしている。

御堂筋くんは、二次元から出てきたっていうよりも、実在したんだ…っていうほどの完璧さ。
あの「踏まない」スタイルは、出演者の中で唯一のたたずまいなので、異様さを一層引き立てていて、ほんとうに恐ろしい。

そりゃ、これだけ壮絶な人気になりますって。
どこもかしこも丁寧にしっかり出来てるから、どんな風に見たって楽しいもの。
インハイ三日目のゴールも、見届けたいなぁ。
私の子供=舞踊団 ソロシリーズ『イマダンス』

私の子供=舞踊団 ソロシリーズ『イマダンス』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

planB(東京都)

2014/03/15 (土) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

表現とはこういうことだ!(と思った)
「私の子供=舞踊団」。<br>
ダンサー田中泯(みん)が、2011年に一般公募を始めたメンバーで作ったワークショップを母体とする舞踏団。埼玉県富士見市民文化会館「きらりふじみ」が田中泯とともに思案して立ち上げたという。

今回観た『イマダンス』は、この舞踊団初の「ソロシリーズ」。
内容は、舞踊団から選抜された男女六人が、一夜目に三人、二夜目に三人、多分一人30分弱くらい、たった一人で「オドリ」を観せるというものだ。

衝撃的だった。
登場する男女はただの素人である。たいてい普段はそれぞれ仕事をしている。
聞くところによると、各オドリは一から自分で動いて作り上げさせ、それを田中泯が追い詰めていくらしい。
本番の舞台には音楽や照明があるが、そういうものがない状態で。

え・・・?
課題もモチーフもなく伴奏もないまま、「踊ってみろ」と言われて、ヒトはどう動くのだろう?
しかし眼前に現れた「オドリ」は、一人の人間がとことん己と向き合って、絞り出して凝縮したかのような、濃密な「オドリ」だった。圧倒された。

一人目の大柄な男性は、30代後半くらいか。くしゃくしゃの髪。よれよれのジーンズの上下(作業着?)を着ている。何をするのかと思えば、入場してきて壁沿いに横たわり、そこから長い長い時間をかけて「立つ」のだ。
そこに至る、例えば腕を曲げる動き、膝を伸ばす動き、恐ろしくゆっくりで、その動きは時に畸形的ですらある。ただそれを観ることは決して退屈ではなく、それどころか非常に緊張感のある、濃密な時間として感じられる。ついに舞台の中央で直立した時には、言い知れぬ感動がある。しかしそこで終わりではなく、バランスは再び崩れていく。機械の音のようなBGMとも相まって、ギーコギーコと関節がきしんで呻いているようでもある。なんだか、途中からとても悲しくなった。悲しみが直接どくどくと流れ込んでくるような気がした。

二人目は、30くらいの女性。白い布を巻き付けたような姿から、細い右腕が虚空に突き出していく最初の動きから目を奪われた。繭から生まれる白鳥か鶴のようにも見えた。彼女の動きはとても美しくてしなやかで強靭で、どこか根源的な悲しみや不安や脆さのようなものもあり、動き一つ一つに目が惹きつけられっぱなしだった。
これだけイマジネーションを喚起してくる突き詰めた表現を、公募した素人によって結実させるとは・・・田中泯マジックなのか。

観ていて一番強く思ったのは、「ああ、表現って、こういうことだったんだ!」ということ。

世の中は様々な表現物(創作されたもの)であふれている。
が、観る者の嗜好に迎合したり、流行の要素を集めたり、定型のバリエーションで「まあいいか」で済ませたり、9割はそういうものばっかりだ。
どこかで何度も見たような、有っても無くてもいいような創作物が「フツーにいいんじゃない?」という「褒め言葉」で流通しているのはなぜなんだろう?

一度は「表現」というものの根本、いちばんシンプルで純粋な「表現」の形、というものを知りたいと思っていた。
その体験が、この舞踏団で、見られた。

田中泯のルーツである「暗黒舞踏」は、頭を剃った裸の男たちが全身を白く塗りたくってパフォーマンスをする。
しかし『私の子供=舞踊団』では、田中泯は一切白塗りなどは使わない。
白塗りという記号性に頼ることを許さないのかも。

イメージを持たせない、テクニックに頼れない(頼らせない)。リズムや音楽に乗ることも許されない。また今回は、プログラムどころかやテーマすら与えてもらえない。
リズムどころか慣性に任せたような動きは一切ない。
普段何も考えずに歩いたり立ち上がったり呼吸していることの不思議さを、だからこちらは痛いほど感じる。
内面表現にも非常に共振した。しかしそれについても、一般の劇団員や大学の演劇部が練習(エチュード)でやるような、喜怒哀楽の感情表現など一切しない。悲しみや苦しみの表情や動作をすることは、定型もあり自身の経験もあるから結構やさしいように思える。けれど彼らはそれをしない(させられない?)。

表現って、オリジナルな創造って、こういうものかもしれない・・・(しつこくてゴメン)と、これほど腑に落ちたように感じたことはない。

舞踊技術の完成度とかは無縁に、あれで完成しているように感じた。
その後どんなにうまくなって経験を積んでも、あの夜のあのおなじ「オドリ」はできないんじゃないか。そう思って痛ましいほど厳しい道だと感じたものである。

しかし思い起こすと、発展の萌芽や可能性は多々感じさせられた。
清冽で美しかった女性の演技では、後半の髪を乱したエロティックな瞬間にドキリとした。今回の舞台では大きく発展しなかったが、「その先」を思うとゾクゾクさせられる。もしかしたらあの細い身体から、もっと「怖いもの」、「エロティックなもの」、「グロテスクなもの」が引き出されてくるのかもしれない。

畸形的で悲しみに満ちた(と思えた)男性の演技も、その先に「崇高なもの」につながる何かを感じた。
あのオドリは一夜限りだが、彼らの内面にはまだまだ表現を待つ多くの未知なるものが息をひそめているだろう。

いずれにしても、活動が続く限り観させていただきたい舞踊団である。

ネタバレBOX

ネタバレではありませんが、ロングバージョンの元文章は、

http://yaplog.jp/kinoko2006kun/archive/1314

にあります。
ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~

ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~

劇団東京イボンヌ

ワーサルシアター(東京都)

2014/03/18 (火) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
たまにはハジけてみるのもいいですね。クラシックの作曲家の痴話的ナンセンスコメディー、根が真面目なのか、ちょっとツッコミ不足の感もありましたけど、結構楽しめました。もしこの路線が続くのなら、ブラームスとクララの密通(?)とかワーグナーとコジマとビューローの三角関係とか、やって欲しいです。

Paco~パコと魔法の絵本~

Paco~パコと魔法の絵本~

東宝

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/12 (水)公演終了

満足度★★★★

とても楽しめましたぁ‥‥が
とても楽しめました。  
はじめてのひとなら、それ以上に面白かったと思います‥。  

でも、2回目だとやっぱ、流れが分かってるしな‥。  

ただ、一番良くないのは、どうしても前回の役者さん達と比較してしまうこと。  
吉田鋼太郎、新妻聖子、中山祐一朗、戸次重幸、楠見薫、春風亭昇太らが加わった前回のメンバーと比較すると、どうしても今回はそれぞれのキャラが薄く感じてしまう。 
山内圭哉さんが時々浮いてるようにも見えたし‥。 

安倍なつみさんは、良く頑張ってると思うのだけど‥。 

まぁ、でも面白かったですよ。

ネタバレBOX

室町の役が、最初から外面も内面もナヨナヨしてたから、ザリガニになったとき、あんまり意外性を感じなかったんだよなぁ。  
自分の持ってるイメージのせいなんだろうけど、光岡役の安倍なつみが、タメ口で話してもさほど違和感がないから、意外性に欠けちゃったんだよなぁ。 
(なので、ギャップ萌にならない‥)
 
大貫役の西岡徳馬さんのラストの方の演技が、なんかくどいように感じちゃった。

あと、変わるネタが無いのだろうけど 「北斗の拳」のケンシロウのネタってもう古くないかねぇ。あれって、G2さん、あえて使ってるんだろうかぁ?
3月の(morning sun...)

3月の(morning sun...)

第27班

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです♪
いくつもの話しの進み方も分かりやすく、
あらすじも言葉の言い回しも面白かったです♪
後半は少し長く感じましたがよくできた話しで
楽しかったです♪

私立ハスハス女学院!!

私立ハスハス女学院!!

タンバリンステージ

ブディストホール(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

MOSHを観てる感じの楽しさ
今後の舞台でフォンチーと図師さんのボケ突っ込み対決が実現することを祈るばかりです

桜×心中

桜×心中

BLACK★TIGHTS

世界館(大阪府)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★

豪華
衣装、照明、プロジェクションマッピング、華やか!
人数が多めですがキャラ立ちしていて、間に歌ありアイドル公演(オタ芸!)ありゲストいじりやら、楽しかったです。
そのぶん公演時間が長く、夜公演の終演時間が遅かったのが…。
大筋のストーリーはシンプルで、主役二人の反発しながら惹かれあう所々が伝わってきて、ゆくすえに悲しくもじんわりきました。

結婚の偏差値 舞台編

結婚の偏差値 舞台編

劇団マツモトカズミ

SPACE107(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

全公演観劇しました
映画部分からスタートして それを基軸にそれぞれのオムニバスストーリーが交わる作品 登場人物の関連性や6センス的謎解きもちりばめられて楽しい舞台でした

そして どうしても言いたい苦言があります
舞台が終わる10分前くらいに入場して 最期の感動のシーンで会場中に響く声で雑談する人 アイドルの面会目当てで来場することは個人の自由ですが 最低限のマナーは守りましょうよ・・・

ロストマン ブルース

ロストマン ブルース

GENKI Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/03/11 (火) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★

全9公演観ました
主人公の記憶にまつわるストーリなので1回の観劇ではストーリーを追うのでいっぱいかもしれません 自分は2回目で把握して3回目から泣けました 久保田さんらしい脚本(笑 満足です フォンチー更に貫禄でてきました

ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~

ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~

劇団東京イボンヌ

ワーサルシアター(東京都)

2014/03/18 (火) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

転・結
思わぬ事態も起きました。

ネタバレBOX

ジョルジュ・サンドに食われるようになってから作曲が進まなくなったショパンが、彼女と別れようと考えてシューマンやリストを呼んで相談する話。

本作品はコメディと宣言したことと、シューマンは気狂い、リストはハンサムで演奏会では失神者が多数出た、ショパンは天才などと各人の特徴を一言で言い切ってくれたお陰で素直に楽しむことができました。ピアノ演奏や声楽についても音楽鑑賞という余計なことを考えずに済みました。

優柔不断なために堂々巡り、進展が無く少々ダレたところでミステリーに発展し動きが出ました。

ジョルジュ・サンドが連行され、ショパンに音楽が降ってきましたが、全ては彼女の手のひらの上での出来事でした。ミラーボールに音符の形をしたライトを当てると、客席中が音符で満たされるのですね。素敵でした。
これから…。

これから…。

見上げたボーイズ

博品館劇場(東京都)

2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★

年輪
この舞台にはご高齢の方が多く出演している。これは実にイイ!!どんなに上手い役者でもあの年輪というか、人生を越えてきた重みや枯れた雰囲気はなかなか出せるものではない。舞台の上にちょこんといるだけで、その存在が大きなエッセンスに成っている。この思い切ったキャスティングは賞賛!!しかし肝心のお話はといえば、無駄が多すぎる。欲張って入らないものを詰め込んだ感があり。出演者も多すぎるのではないだろうか?

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

色々やりますねぇ。
レディガガって実は普段、意外と編み物とか好きなのかも・・・・と思ってしまった。何だかとても可愛かったです。ただ、この劇団のいいところなのか、悪いところなのか判然としないが、こういうダンスを舞台に乗っけるってどうなの、と思ったのは確か。もっと鍛えられたダンスなら落差が大きくて笑えたかな。「魔法使い・・・・」の舞台は色彩が良く計算された舞台で美しかったですね。もっと見ていたかったと思わせる作品でした。いつもとは違うテイストで「あれ?」と思うところもあったけど、あと、これ短すぎ!とか短編にしてはちょっと長くない?とか色々あったけど楽しかった~。

夜の来訪者

夜の来訪者

03

ザ・ポケット(東京都)

2014/03/19 (水) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

満足度★★

雰囲気は上質なミステリ映画
雰囲気のある舞台装置が気に入った。客入れ時に動きがあるのもいい。
画面の陰影がとても綺麗で、絵画のよう。役者陣の声がとてもいいので、それこそ上質ミステリ映画の吹き替え版を見ているようだった。

ネタバレBOX

にも拘らずかなりの頻度でセリフのミスが多く、とても残念。初日だからという理由で許されるものではない。

会話のテンポが一定で、開始直後に聞く気をなくしてしまった。動きが殆どない会話劇なのだから、もっと慎重に気を配って欲しかった。最後のどんでん返しまでは、と耐えるのが大変だった。
目当ての役者がうまくテンポを崩していて素敵だっただけに、登場していないシーンの会話との差も目立った。

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