最新の観てきた!クチコミ一覧

101361-101380件 / 191525件中
サスライ7(サスライセブン) パート2

サスライ7(サスライセブン) パート2

東京アンテナコンテナ

あうるすぽっと(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

10周年おめでとうございます。
まずは、東京アンテナコンテナ10周年おめでとうございます。
今回は、昨年の作品の続編ということで、大変楽しみにしておりました。
期待どおり大変面白かったです。

ネタバレBOX

お芝居、笑いはもちろん、今回は歌、ダンス、アクションの融合の作品でした。
ここ最近は無かった往年の東京アンテナコンテナを
観ているような気がしました。
いや、もしかしたら超えていたかも(^^♪

序盤から興味を惹かせる内容、アクションからお芝居へ、
とても面白かったです。
そして、劇中には歌やダンスが盛り込まれていました。
特に最後、豪華なショーは、元気をもらいました。
剣がカッコ良かったです(^^)/
まるでミュージカルを観ているようなサーカースを観ているような気がしました。


笑いは、イジリー・下平コンビの掛け合い、もちろん最高でした。
ただ、他が盛り沢山な分、お腹一杯になりました。
でも、面白かったからイイ!!(´・ω・`)


これからも、頑張って下さい!
3 crock

3 crock

演劇集団 砂地

吉祥寺シアター(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/12 (月)公演終了

無題1103(14-141)
14:00の回(晴)。13:35会場着、受付(全席指定)。何もなさそうな暗い舞台。13:53、14:02前説(アナウンス、120分)、14:03下手、3Fから男がひとり階段を下りてくる〜16:03終演。

小瀧さん、尾崎さんが出ていらっしゃるので観に来ました。4作目です。

予習を怠ったため、お話の背景、登場人物はどんな関係なのか、なぜこんなに暗いのか…わからないまま終演。帰路、ネットで確認するも、時すでに遅し。

実質、最後列だったこと、異様に暗いので表情がみえないこと(小瀧さん、尾崎さんは声でもわかるけど)、セリフが拡散するので役者さんのポジションによっては聴きにくいこと、格闘シーンは歌舞伎を模しているのか、遠方から観ていると散漫なこと、などが気になりました。

当パンに歌舞伎のみどころやあらすじがあったら随分違っただろうと思いました。不勉強ですみません。

人間そっくり 広島・金沢ツアー

人間そっくり 広島・金沢ツアー

このしたPosition!!

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/03 (土)公演終了

満足度★★★★

リスニング・ハイ?(笑)
リーディング公演が苦手なはずが…

この、「人間そっくり」は滅茶苦茶ハマりました。

最初は、少しとっつきにくかったのですが、
ある瞬間、ある世界に迷い込んでしまい、
(この瞬間は、自分でも自覚してます…)
そのまま抜け出せないまま、
頭の中の言葉を理解する場所が、
勝手にぐるぐると暴走して楽しんでたぁ
……っていう今まで味わったことのない感触でしたぁ……。

ほんと、不思議な感覚、不思議な後味なんですよね…。

いわゆる、ランナーズ・ハイじゃなく、
リスニング・ハイ?(笑)…っていうか…
途中から3人の言葉の応酬が無性に楽しくなっちゃって
かなり、気分が高揚しちゃってたのは確かです。

面白かった。

ネタバレBOX

舞台装置の中の
火星?がひっついた 地球儀が、かわいかったですぅ(笑)
サバイバーズ・ギルト

サバイバーズ・ギルト

ナイスコンプレックス

駅前劇場(東京都)

2014/05/08 (木) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

業。
今回もナイコンさんの舞台に脳内をグッチャグチャにかき回されてしまったので、やっぱりちゃんと感想を伝えられないまま劇場を後にしてしまうことになりました。

観劇後は「言葉にできない、灼けそうに熱いなにか」が残って、
「いい意味でトラウマ」、というか、自己嫌悪とかいろんな感情で観劇から2日経ったいまでもまだ満身創痍です。

へんしん(仮)

へんしん(仮)

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/19 (月)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

快快/FAIFAIの【へんしん(仮)】を観劇。

物語が存在しない演劇でありながら、テーマ主義の下でパフォーマンスを行う劇団である。言葉にしてしまうとかなり堅苦し感じになってしまうが、それほど重くはないようだ。

今作は人類に生きている生き物の同一性について語っており、人間が動物にへんしんするとは?またはその反対は?と同じ生き物ながら、身体の使い方、脳の使い方などの違いなどを演じてみて、始めて分かる同じ生き物としての違いを検証している様でもある。簡単に言ってしまうと同じ生き物同士の違いを身体を使って体感する事によって理解していく事であろう。
劇作家の考えている事はかなり宇宙規模で考えている節があるが、いざ生身の人間が舞台で他の生き物を演じていると「なんとちっぽけで馬鹿馬鹿しい行為なんだ!」という気持ちに落していくのが、今作の面白さであるのではないか?と思ってしまう。
今作の観客の反応は千差万別だと思えるので、感想を述べるのが非常に難しい。

そして今作も物語は全く存在しない演劇である。
チャージ

チャージ

劇団銅鑼

板橋区立成増アクトホール(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★

伝えていくということ
劇団銅鑼の「チャージ」を観劇しました。
特に印象的だったのはビル清掃で掃除をする二人の役者さんです。
実際に、ビル清掃会社へ役者さんたちが勉強しに行かれたそうですが、掃除の仕方が上手い、とかそういうことではなく本当に「楽しそう」でした。やりがいを持って働いているということがありありと見えました。

また、話の中では仕事に対する責任感だったり、ハプニングが起こった時の結束等も描かれていました。

劇場銅鑼の伝えたかった「働くこと」についてとても伝わって来ました。

ゆとり世代について最近よく言われていますし、自分たちがこれから人を育成していく立場になってきて仕事についてどう教えていけばいいのか悩む人も多いと思います。
これから仕事に就く人たち、新人を育てる人たちに観て頂きたい舞台でした。

私も、芝居をしていますが、こうして演劇を通じて何かを伝えていくことの素晴らしさを改めて感じることができました。
ありがとうございました!


うさぎストライプと20歳の国

うさぎストライプと20歳の国

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2014/05/01 (木) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

Don’t Be a Stranger!
「Don't be a stranger」がとても心に響きました。
心の揺れや分からなさどうしようもなさ、繊細さや鈍感さ。
観終わって、なんだかヒリヒリして、ため息が出てしまうような作品でした。

石川彰子さん、湯口光穂さんが特に印象に残っています。

サスライ7(サスライセブン) パート2

サスライ7(サスライセブン) パート2

東京アンテナコンテナ

あうるすぽっと(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★

前説から笑わせてもらいました
前説から笑わせてもらいました。
アドリブが入ったイジリー岡田さんと下平さんの掛け合いが面白かったです。

また、元町中華街のショーレストランという舞台設定が、なんでも起こり得そうな雰囲気を出していて、魅力的でした。
ただ、中国人役が多くて、訛りを再現するあまりなのか、テンポ感が悪いと感じる部分があったのが残念でした。

アクションは見応えがあり、アクションショーとしても楽しませてもらいました。

赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み

赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1102(14-140)
19:30の回(曇/小雨)。19:10会場(1階)着、受付(一歌さん、当日券で)。入って右が客席(2列)、左側にも椅子がたくさん…カップルが一組、寄り添ってスマホの画面を見ている…女性がひとり誰かを待っているのか、どこか寂しげ。

「キ上の空論」2作目です。19:30前説(中島さん、80分)、19:33開演〜20:53終演。

斉藤ゆきさんは多分7作目、初めて観たのは「想い出パレット(2010/12@ラビネスト)」…この公演には真嶋さん、馬渕さんも客演。他に「グッドモーニング・ブルーバード!(2011/2012)」やリジッターの作品でも。

時間は、前に後ろに移転、冒頭、何度も繰り返されるシーン、幾つものグループが離れ、近づく。そういうことだったのか…そう思わせる構成が心地よかった。ぜひ、ネタバレなしでご覧を。

ネタバレBOX

神戸行きの夜行バスが事故に遭い乗り合わせた二人は亡くなった…風俗嬢、大学受験に合格した女性。この二人を中心に物語が相互に絡み、溶け合いながら展開。冒頭の繰り返されるシーンは少しずつ形を変え、終盤、各ピースの焦点がピタリと合い、物語の鼓動が大きく聴こえてきます。1作目の時もお話の構造が面白かったのですが、本作でも…そういうことだったのか…と。
ウイルス|Virus

ウイルス|Virus

星屑ロケッターズ

神楽坂セッションハウス(東京都)

2014/05/31 (土) ~ 2014/05/31 (土)公演終了

満足度★★★★

面白かった
松山公演をみました。
面白かったです。

ネタバレBOX

散りばめられた遊び心と情緒のようなものを感じました。
後半、一体となって大きなエネルギーが向かってくるように感じました。前半が、各々拡散しているイメージで、その分後半の一体感が好きです。
トランプゲームで上がった順にはけていくエンディング面白かったです。
チャージ

チャージ

劇団銅鑼

板橋区立成増アクトホール(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★

よく出来たお話
セットや照明も美しく、ストーリーもわかりやすい。
高校生に観せるという目的。働くことは生きることというテーマ。
子供にも大人にも偏らず、押し付けがましくない作品になっていると思いました。ぜひ最近コミュニケーション不足だなぁという親子で観てもらいたい舞台です。

しかし、もっと芝居の深みが欲しいところ。
スタイルよくまとまってはいますが、その人間の苦労や闇が見えないので、あまり役者に愛着が湧きません。
セリフは、響く言葉が多く、主人公の気持ちに合わせてつい嬉しくなったり、悲しくなったりするのですが、どこか俯瞰で観ているようで。
きっとセリフに共感のない人まで引き込むのは難しいのではないでしょうか。

大舞台の良さ、悪さが大いに出たかなぁと。

玄人気取りで偉そうに書いていますが、素敵なストーリーでした。
楽しかったです。

ネタバレBOX

ちょっと気になったところを。

詐欺師の越田さん、めちゃめちゃ緊張してました。
詐欺師の顔と、本性との差があまり見えず、しかも冒頭の緊張ぶり。
悪い人に見えず…役としてはダメかと。
シングルマザーの美鶴さん、明るくハツラツとした姿は好印象ですが、一児の母に見えません。セリフとしては出てきますが、それだけでは薄く感じました。
遠藤さんと紘子さんの関係がなんだかそこまでに思えず、紘子さんを放っておけなくて口煩く言う遠藤さんの図がただ嫉妬のような。ただ遥を目の敵にするようにも見え、とても勿体無いと思いました。
あらすじでは健太さんと遥さんの成長のように書かれていますが、実際の健太さんは従業員の一人でしかなく、一生懸命さは良かったと思いますが、彼の成長にはまるで注目がいきませんでした。

どうしたらどうなるかなどは分かりませんが…
思い返して気になったところをまとめてみました。
自分の肥やしとして頑張っていこうと思います。
バカにふりそそぐ木漏れ日の温度

バカにふりそそぐ木漏れ日の温度

GORE GORE GIRLS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/08 (木) ~ 2014/05/12 (月)公演終了

満足度★★★

よかった
おもしろかった。アイデアがよかったと思う。

ロンサム・ウエスト

ロンサム・ウエスト

シス・カンパニー

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★

大人気ない兄弟喧嘩に笑う
粗暴なバカ兄弟、でも兄は弟に偉そう。兄弟の父親の死亡原因や近所の警官自殺騒ぎ、その町で倫理、更生、努力を試みる、ややアル中気味の神父。
観劇前は作家特有の閉塞感を占める内容?と予想してたら、兄弟の言動からくる客席の笑いの多さと、歴代のアイルランドを舞台とした閉鎖的だけど泥臭さの少なさに「あれ?」と違和感。
なんかもう少し深層がある話のように思えたんだけど。
最近の翻訳劇は家族間、特に兄弟喧嘩で誹謗中傷、罵倒を繰り広げる題材が多いような気がするが、たまたまかな?

小川さんと二村さんらしい舞台セットだった。神父とガーリーンの場面セットは面白かった。
約100分。

ネタバレBOX

コールマンとヴァレンの軽いアホな行動と怖さが入り混じった言動等、時々甘え上手な面も見せて牙を隠した凶暴なだめんずのような。いい感じにバランスも良く、役者さんはいつも通り上手い。
神父自身の宗教への苦悩からの行動と長台詞は見応えあり。
紅一点のガーリーンの神父への思いと、少女から女への成長と行動や兄弟へあれだけ言っても空しい兄弟喧嘩を繰り広げられると投げ出したくなるわな。
アルコールとマリア様と不毛な会話で喧嘩、見ていて喜劇悲劇の内に鈍詰まり感を味わったような感じでした。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2014/05/10 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

実力
さすが老舗劇団。実力を存分に見せつけられたといった感じです。どこにもスキがありません。
小劇場演劇ばかり観ている身には、久々の本多劇場は大きく感じます。が、その大きな劇場でも全く問題ない発声・滑舌は頭が下がります。セリフがちゃんと聞き取れるというのは基本なのでしょうが、なかなか出来ないことです。

話のテーマは現代では通じなくなってきていますが・・・。

ネタバレBOX

女性の解放というテーマは、今やすっかり女尊男卑の世の中となった現代では通用しなくなりました。
地下3階の人々

地下3階の人々

THE EDGE

ライブハウス地下1階(大阪府)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/12 (月)公演終了

満足度★★★

ホラー回を観ました
THE EDGEさん初鑑賞です。
ホラー回を観てきました。

舞台はマスターのいなくなったバー。
バーに訪れる様々な悩みを抱えたお客さん達は、そこでの会話通して悲喜交々な結末を迎えます。
果たしてマスターはどこに行ったのか?
そんなお話でした。

お客さん一組の会話毎にクライマックスがあって、店からの退出でスッパリと会話が終わるので、まるでオムニバスを観ているような印象を受けました。
友情Tシャツの様に、お客さん同士の会話にもっとリンクがあったら面白そうだなぁと思いました。
ホラー部分は客席から悲鳴が上がるような怖さを期待していたのでちょっと物足りなさを感じました。
笑い所の会話がとても面白かったので、コメディ回も観てみたかったなーと後悔。
オタク二人組がお気に入りです。

バカにふりそそぐ木漏れ日の温度

バカにふりそそぐ木漏れ日の温度

GORE GORE GIRLS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/08 (木) ~ 2014/05/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

まさかゴアゴアに
星5つつけるとは…。
傑作でした。ゴアゴアは俺がヤギでも…以来2回目の観劇でしたが正直前回見たあとは面白くなくはないけど2度目はないかなという印象。しかしその後も公演毎に評価をあげるゴアゴアに注目はしており記念すべき10作目とういうことで足を運んだがいや~面白かった。

ネタバレBOX

開始5分は前回と同じヘタウマ芝居で成長ないかなという感じだったがだんだん空気を作っていき見事な展開に。役所の演技力に差があるのだがそれも笑いに生きている気がする。トータルの構成力とオチや光るチョコパイ等の演出力、一部の役者の演技力、そしてなによりクスクス笑いだけでなく大ウケさせるコメディセンスに成長を感じました。笑いだけでなく売れない芸人、劇団の葛藤もよく、単なるコメディで終わってなかった。続けてるわけじゃなくてやめてないだけという言葉が印象的。今後も注目していきます。
チャージ

チャージ

劇団銅鑼

板橋区立成増アクトホール(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

劇団 球の小出です
初めて、自分の劇団の主宰が書いた作品を外から観させて頂きました。
やはり演出や演者が違うことでかなり、空気は違うように感じましたが、本の持つパワーを存分に感じることが出来ました。
この作品が全国に回るような大きな作品になることを期待して、自分達ももっともっと俳優という『仕事』を頑張ろうと思いました!

ミュージカル 『レディ・ベス』

ミュージカル 『レディ・ベス』

東宝

帝国劇場(東京都)

2014/04/11 (金) ~ 2014/05/24 (土)公演終了

満足度★★★

数人キャストが替るだけで
同じ内容の芝居なのに、こうも雰囲気が変わるものかという驚きがありました。

前回拝見したキャスト陣の方が、それぞれ、強い個性があったので、芝居の流れに、緊迫感や、緩急があったようで、今日の舞台はやや平板に感じました。

期待した加藤さんは、予想の通り、見栄えは素晴らしいロビンでしたが、演技や歌唱では、やはり育三郎さんに軍配が上がる気がしました。ただラブシーンの世界観では、加藤さんの方が勝っているようにも感じます。

加藤さん、平方さん、未来さん、更に、情感を込められた舞台進化に期待したいと思います。

特に、加藤さんは、まだ、演出の通りに、演技して歌って動いて…という演じ手の素顔が見え隠れしている感じがするので、もっと公演を重ねて、役を生きられるようになられた頃が楽しみだなと思いました。

カテコの後に、プレゼントコーナーなどがあり、出演者の楽屋グッズが、抽選で、12名の方に当たりましたが、こういう催しがあると知らずに、帰られた方もずいぶん見受けられました。
せめて、幕間に告知すればいいのにと思います。

ネタバレBOX

先日も思いましたが、簡素なセットの使い方が、機知に富んで本当にお見事。円盤を何通りにも使って、背景を映したり、後方の舞台として活用したり、場転の度に、心の中で、感心してしまいます。
その都度の照明の美しさにも息を呑みます。

べスの母親が、亡霊として登場する度に、処刑役人の男性が、首切り道具を持って現れますが、その方の筋肉隆々の腕が、死刑執行人として大変リアルで、こういう細部にも、適任の役者さんを配したスタッフの心意気が嬉しくなりました。
サスライ7(サスライセブン) パート2

サスライ7(サスライセブン) パート2

東京アンテナコンテナ

あうるすぽっと(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

(^-^)
面白かった。笑った。開演前のBGMが懐かしい戦隊物の主題歌だったところから、クスクスと笑い続けてしまいました。女性たちはきれい。イケメンとおじさんは面白い。高速ペロペロは…(苦笑)。

宵闇よりも速く駈けて

宵闇よりも速く駈けて

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/13 (火)公演終了

満足度★★★★

前半と後半で評価がガラっと変わるお芝居
最前列にて観賞。
前半の日常パート、3組がそれぞれ「家を貸してくれ」と
言ってくる設定には興味を惹かれながらも、
物語としての起伏のなさや各役の演技(技量ではなくお芝居内容)、
そして何より笑いの取り方(演出)にセンスが感じられず、
まったく感情移入できず。

しかし後半、感情劇となってきた時(ネタバレ禁止なので簡単に)
「義賊ネズミ小僧」の義賊たるその所以(ゆえん)を魅せられた
その時からいっきに感情を引っ張られ、涙腺も緩みまくりました。

そして、オチの付け方については秀逸、と言って良い
(脚本/演出家の)センスの良さを感じました。

※ やっぱりどこの劇団も「日常」パートの描き方に苦心してるのかしら?

ネタバレBOX

ネズミ小僧とその子分、悪徳大名屋敷から千両箱をせしめるも、
頭の切れる同心ナカジマ?に追い詰められ、
小判を撒いて町人達に騒ぎを起こさせて、
その隙になんとか逃げおおせる。


家にて親分(ネズミ小僧)は、同心ナカジマ?の頭のキレなどに
「そろそろお縄になってしまうのでは?」と恐れをなし、
「この家業をもう引退したい」と女房、子分に打ち明ける。


そんな親分の家へヤクザ者の集団が現れ(女房は奥に引っ込んでいる)、
「若頭の逢引きに静かなこの家を使いたいから
3日後に貸してくれ、そうしたら今月来月のショバ代はいらん」と言ってくる。

家を完全に空ける事、を条件に出されるが、
「まあ若い衆の恋の為なら」と条件を飲む親分と子分。


そして今度は女房だけがいる時に、越前屋が
「この家から見える下の家(空き家)である商談を行う、
大事な商談を覗かれたくないので3日後に家を空けてくれ」
と言ってくる。
小判をちらつかせられ、女房はこれを承諾してしまう。


そして同心達、ネズミ小僧捕縛の任があるもののそれよりも重要な事項
「幕府の公的米(幕府から支給されるお米?)を
私的に売り払っている(内部の)者とそれを買い付けている商人を捕らえよ」
というお達しが下る。

そして、その商談の現場と考えられる場所を見張れる場所として、
またしても親分の家に、ナカジマ?が町人姿で現れ、
「ここから下の家を見張らせてくれ」と願い出てくる。


ここまでの流れ、三組がそれぞれ同じ日を目処に
「家を貸してくれ(空けてくれ)」と申し出てくる所、
「いったいその日に何が起こるのか?」という興味は湧きました。


※ しかし、その流れ/その後に繰り広げられる「日常」の中の笑いネタが、
  ちょっとセンスなく強引過ぎると感じ、
  自分にはまったく笑えませんでした。

  例.歌舞伎役者(いかにもな派手衣装)が現れて、
    聞き取りづらいダミ声で「ネズミ小僧に会わせろ!」だったり、
    (ナカジマ?に)お前も役者だったら「うまく演技してみせろ!」
    と演技指導をしようとする場面など、
    はっきりいって笑いのセンスが全く感じられない、
    強引さだけで笑わせようとする「卑怯なネタの振り方」とまで感じました。

  例.(下の空き家に隠れ住み)親分の家まで崖を登ってきて
    大根その他を盗んで帰る女、もう観客にどんな気持ちを
    与えたいのかすら分かりませんでした。


そして、更には
・ 卵売りの娘が現れ、またその恋人が現れ
・ あさり売りの少女(子役)が現れ
などと登場人物はどんどん増えてくるのですが、
物語がいかんせん起伏もなくテンポも悪く、
興味をまったく惹かれる流れではありませんでした。


前半はもう、間延びというか中?だるみというか
単に長いだけで「つまらないお芝居」と自分は感じました。




しかし、後半三組にそれぞれ家を貸す日がとうとうやってきて、

・ ナカジマ?が自分が今いる家の親分達こそ
  ネズミ小僧ではないか?と疑いを持ち、
  先日の千両箱の小判には仕掛けをしておいた、
  彼らが家を出る際にその持ち物を改め、
  その小判が見つかれば「間違いなくネズミ小僧」として引っ捕らえる、
  と同心やその上司と捕縛の準備をする。

・ ヤクザ者達が現れるが、若頭が恋していたのは、
  先に現れた卵売りの娘で、
  無理やり仕組んだ借金のカタに娘と
  (更にその妹であるしじみ売りの娘まで)を
  強引に連れだそうとする。

・ 親分の家の下の家で公的米の取引がとうとう始まる。

という畳み掛けるような場面がやってきて、

そこでネズミ小僧である事がバレた親分が、まず
「自分がお縄になるのは構わん、ただし妻と子分はまったく関係ない、
そしてちょっとだけ時間をくれ」と
先日の千両箱から抜き取っておいた百両(ナカジマ?の目印入り)を取り出し、

ヤクザどもに「どうせ牢獄入りする俺に金はいらん、
その借金代わりに払ってやる!」と50両を投げて渡し、

更には「もうこんな借金などするな」と卵売りの女、恋人の男、しじみ売りの少女に
50両をポンと渡して義賊ぶりを魅せる。


そして、今度は「家を空けてもらうという約束が違う」と
家に現れた越前屋、そして公的米を売り払っていた悪の元締めの
正体が老中と分かり、(証拠もない為、権力に逆らえず)
捕縛も下の家への立ち入り捜査も出来ず、証拠の帳面を手に入れられない
ナカジマ?達に代わり、
「ネズミ小僧が出ちまえば、それを追うしかないでしょう」
と、最後の仕事とばかりにホッカムリをかぶって、
下の家へ押し入るネズミ小僧(まさにネズミ小僧としての正義を通した)。

※ 説明はありませんでしたが、その後越前屋および老中は
  捕縛されたのでしょう。




そして最後、親分と妻が家で茶をしている所に現れるナカジマ?に、
親分「妻と子分の2人は関係なし、でお願いします」と言うと、
ナカジマ?「そしてお前もな、証拠がない。
  ただし今後ネズミ小僧が現れればその時は絶対捕まえる!」
と、お縄なしのハッピーエンドで終わらせるのか、
とちょっと定番的ですが、それもまた良い話、と終わるかと思いきや、

しじみ売りの少女が現れ、姉と恋人が「ネズミ小僧」として捕まってしまった、と。
そして、ナカジマ?の上司が現れ、
「例の目印のついた小判を持っていたので捕縛した。誰かから貰ったものかと尋ねたが、
”恩人は売れない”と頑なに口を開かない。
もし、お前がこの小判を持っていたら、それこそあの2人は無実となるのだが…」
と(先日助けておいてもらいながら)なかなかの悪役ぶりを見せる。

そして、親分は小判を受け取り、ネズミ小僧としてお縄につく事に。
それを悲しげに見送るナカジマ?に、
「時代が必要とすれば、ネズミ小僧はまた現れまさあ!」と一言告げて連れて行かれる。

そして、独り佇むナカジマの後ろ、塀の上にかつての子分がネズミ小僧として現れ、

~ Fin ~


・ 義賊として困っていた町人を救い、その上で悪の老中捕縛の手助けまでした
  ネズミ小僧を捕まえない、というハッピーエンド

で終わらせず、

・ ネズミ小僧はやはりお縄になってしまう、というちょっと悲しいエンド

と見せた上で、

・ その意志を継いだ子分が、新しい「ネズミ小僧」となって現れる
  というハッピーの一言では片付かないエンド

まで持っていった、脚本/演出家には、「上手い!」の一言を贈りたいです。




※ 色々な劇団を観て思いましたが、やはりどこも
  「日常」「笑いの取り方」で結構悩み迷走しているように思えます。
  「日常」パートを観ていてまったく気分がお芝居に引っ張られない、
  「笑いネタ」を観せられても、その観せ方次第で
  完全に爆笑や失笑を誘われるか、逆にひいてしまいクスリとも出来ない、
  などよくあります。

  この部分、今回客演した高橋雄一さんの所属劇団「ボクラ団義」とその劇団員が
  最も得意とする所だと思いました。

  そういう部分について、高橋さんがアドバイス出来る立場だったら、
  前半部分もまたひと味違ったものになったかな、など考えてしまいました。

  「日常パートで笑いその他に客をのせ(気持ちを掴み)、
  転じて感情劇で客を泣かせて匠なオチで芝居を締める」
  それが出来ていたら、このお芝居、100点満点だったと思います。


・ (関係ないけど)
  初めて子役(小学校ぐらい?)の女の子の演技を観ましたが、
  演技の上手さは自分には判断つきませんが、
  セリフその他はしっかりしたもので、
  ちょっと親のような気持ちで「しっかりした子だなあ」と
  感心してしまいました。


採点としては3.5点(前半いい所まったくなし、後半80点)と思いましたが、
まあ泣かせて上手い落としをもらったので、☆4つとさせていただきます。

このページのQRコードです。

拡大