最新の観てきた!クチコミ一覧

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婆VS女子高生

婆VS女子高生

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

☆3.9
自分的にはこれ以上無い豪華キャストの公演でした。
ただ、くだらない話の中に少しキレが無くて“火薬”も少な目で単調さが目立ったかな。

観世会定期能五月

観世会定期能五月

社団法人観世会

【閉館】観世能楽堂【渋谷】(東京都)

2014/05/04 (日) ~ 2014/05/04 (日)公演終了

満足度★★★★

見応え
上演時間5時間40分。能「忠度」90分、狂言「真奪」20分、休憩30分、能「杜若」70分、休憩15分、仕舞20分、能「海女」90分。能と狂言が一番ずつという公演が多い中、ここまでしっかり見応えのある公演を定期的にやっていてうれしい。詞章を見ながら鑑賞してみたところ、漢字からイメージがわきやすくなって、初心者向けにちょうどよい鑑賞方法と感じた。

うさぎストライプと20歳の国

うさぎストライプと20歳の国

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2014/05/01 (木) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

うさぎ年の国20条
うさぎストライプ十分面白い。ちょっとネジはずれちゃってる感がよいです。

名作古典検証会

名作古典検証会

劇団東京蝉ヌード

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/04 (日)公演終了

満足度★★★★

力の抜け具合がいいですよね
楽しく拝見できました。

罪とハチミツ

罪とハチミツ

ザレ×ゴト

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★★

あらためて。
戦争はいいことはありませんね。仕掛けるほうも仕掛けられる方も。途中まではストーリーがいまいち?だったのですが最後まで観劇すればいい時間だったような気がします。

TheStoneAgeヘンドリックス「結婚しようよ」たくさんのご来場誠にありがとうございました!

TheStoneAgeヘンドリックス「結婚しようよ」たくさんのご来場誠にありがとうございました!

The Stone Age

TORII HALL(大阪府)

2014/04/26 (土) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

☆★心憎い演出と言葉が響く★☆
いゃ~~~良かった!
久しぶりに泣いて笑った♪

相変わらず笑わせるサービス精神は旺盛ですが
中盤からどうなるんだろうか⁈と思わせる
STORYに惹きつけられる
そして最後の心憎い演出と言葉一つ一つが響いてウルウルの連続…( ; ; )

長女役の西原希蓉美さん(満月動物園)が
事故で記憶を失った彼氏役の緒方晋さんの髪の毛を乾かすシーンは
言葉がなくても伝わってくる2人の心情!
緒方さんと西原さんの絡みは切なくて温かい♪
このシーンを思い出してを書いてるだけでもジーンときます…
その他の役者さんもキャラ全開で面白かった♪


苦難に向き合った時、人間はどうするのか?そんな本質を突いた話
この感動を伝えるのにどんな言葉を並べてもチープに聞こえるぐらい
胸の芯の部分までズシンと響くお芝居!

私が今まで観たストーンエイジの作品の中では1番好き!
私の中ではダブルコール♪
そして素敵な作品を書いた朝田大輝さんに拍手♪

☆印象的に残った役者さん
緒方さんと西原さんのお2人の距離感のある演技が良かった♪

☆印象的なシーン
お2人の言葉やしぐさがジーンとくるラストシーン

常夜ノ國ノ★アリス

常夜ノ國ノ★アリス

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

お芝居
というかミュージカル……風味?マイクの使い方がちょっと残念だったかな、大事な台詞は生で言ってほしい
台詞ひとつひとつの練習大変だったろうなって思う動き。相当頑張ったんじゃないかな……すごい!狭いステージに25人いるのが綺麗に見えるのはやっぱり統率がとれてるからだよね。
甲高い声が苦手なひとはつらいかもしれないけど……
金雀枝のキャラ付け好きだったなあ

オレンジ新撰組 リターンズ

オレンジ新撰組 リターンズ

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★

コメディとしては面白いがお話をもう少し深堀りしてもいいかなあ、と
シアターKASSAIの小舞台の上で繰り広げられる、
女にモテたいが為に”オレンジ”新選組を名乗る仲間たち、
笑い8割涙2割、演者の演技に引き込まれ涙腺も緩みました。
しかし、いい座組でいい演技をしているだけに
ちょっとお話/展開の方にもう少し深堀りが欲しいかな、と思いました。

ネタバレBOX

シアターKASSAIの小舞台の上、
開始そうそうの群舞(殺陣にダンスに色々と)が繰り広げられる様は
「見事にシアターKASSAIを使いこなしているな!」
と思わせるものでした。

※ この後すぐ観客全員が拍手するのをみて、
  ミュージカルのようにパートパートで
  拍手をいれるタイプのお芝居なのか、
  と今まで観てきたお芝居とは
  「少しノリが違うのかな?」
  と自分には違和感のようなものがありましたが。


女にモテたい、ただそれだけの為に
今京で大流行している、モテる新選組に入ろう、
と応募するも落選してしまい、ならば
オレンジ羽織で「オレンジ新選組」を名乗ろう、
という流れ。

名乗りモテたはいいが今度は京から逃げてきた
攘夷派浪士達に本物の新選組と間違われてしまい、
というドタバタ劇、とても楽しかったと思います。

ただ、
・ 演者さんの一部につたなさが残る
  噛み噛みの演者さんが場面場面で
  物語の流れをころしてしまっていたかと・・・
  (ただでさえ主要メンバーに早口のセリフが多く、
  聞き取りづらかったのでそこで集中がとけてしまいました)

・ ドイさん(本物の岡田以蔵)の存在が、
  コメディタッチの物語に対して
  1点雰囲気の全く異なる良い違和感を出していたのに、
  その設定を使いきれていなかったかと。

  何故、池田屋から主人公とドイさんが一緒に出てきた後、
  斬られる芝居をした上で「階段落ち」する事になっていたのか、
  「生き別れの妹」の話に対してドイさんは実際どう感じていたのか、
  など、それらの説明だけでももう1場面欲しかったと思います。

・ 同様、借金のかたに女郎屋へ売られようとしていたお鶴さん、
  主人公達が池田屋から救い出したのはいいですが、
  借金は消えていないのでは?
  最後のオチにメロン新選組のお父さんが出てきたはいいですが
  その点帳消しで京へ行く、
  はちょっとモヤモヤの残るオチだったかなあ、と。
  何かもう少しうまく幕引きをしてほしいな、と思いました。


まあ、ドリフ的なコメディお芝居としては
シアターKASSAIの小舞台の上、
見事なお芝居だったと思います。

主人公の親友が、へっぺりが浜?に立ち、
子供の頃の主人公達親友との出来事を語るシーンは
かなり涙腺に迫るものがありました(演技上手)。


ただ、通してお芝居を観て思うのは、やっぱり最初の
群舞の上手さ、そこだけが印象に残ってしまいました。
(出来れば物語の方に名場面が欲しかった。)


次の舞台に期待したいです。
楽園王版・青森県のせむし男、無事3ステ終了いたしました。

楽園王版・青森県のせむし男、無事3ステ終了いたしました。

楽園王

d-倉庫(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/03 (土)公演終了

満足度★★★★

満足
寺山作品、読んだことはあれど観るのは初めてでした。
寺山修司のほの暗さを保ちながらの1時間は心地良かったです。
原作を読んでいませんが、軸を残しつつの再構築もわかりやすく観やすく、団体の持つらしさも感じました。
傘の赤、マツの赤が印象的。

ネタバレBOX

マツを男性と女性の2人1役でやった意味をあまり感じ取れませんでした。
『白痴』 『コーカサスの白墨の輪』 

『白痴』 『コーカサスの白墨の輪』 

TOKYO NOVYI・ART

シアターX(東京都)

2013/03/22 (金) ~ 2014/06/07 (土)公演終了

大作を 1000円で
芝居好きではあるが あくまでも芝居であり、「演劇」という呼び方、語りかたにはあまり馴染めない

本質は、同じなのだろうか

今日観た「白痴」3時間半、休憩を挟む前 とくに車中のオープニングから惹き付けられる


後半 ナターシャ殺害のくだり あたりから 急に長さを意識しだした

公爵役の役者さんの 声に魅せられる


エレクトリックおばあちゃん

エレクトリックおばあちゃん

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

笑ったら泣け
社会問題を扱ってこんなに笑わせるのはなべげんくらいだろうと思う。
舞台を二層に分けて二つの世界を並走させる構成と演出が素晴らしい。
笑った分だけ結末の衝撃が大きい作品。
その中心にいるのはちっちゃなおばあちゃんを演じる三上春佳である。
ほとんど“作ってる感”ゼロ、まるで素のように座っているのに
完璧な“間”と柔らかな津軽弁で、現代日本の高齢者のありようを抽出して見せる。
終演後台本を買って、下北沢から電車に乗っても私は涙が止まらなかった。
変なおばさんと笑わば笑え、私は今日なべげんを観たのだ。

ネタバレBOX

上手と下手には待機する役者が座る椅子が6脚ずつ椅子が置かれている。
舞台中央に一段高い四角い箱があり、ちゃぶ台のあるおばあちゃんの居間になっている。

地震により青森県の南むつエネルギー・センターで事故が発生、青森全域が停電する。
混乱する町立病院の医師、看護師たち。
居間では80代後半のきい(三上春佳)が突然電気人間と化し、発電できるようになる。
最初は100Wの電球が点くだけだったが、次第に発電量が増え
やがて南むつ町全体、そして青森県全域の電力を“安定供給”するようになる。
一方病院では、混乱が広がり避難命令を受けて患者とスタッフがバスで避難を始めるが
ただ一人、移動は反って危険と言う理由で病院に取り残されようとしている患者がいた。
最後まで連れて行こうと主張する看護師もついには折れて、バスは出発する・・・。

次第に電気のコードが増えて行くきいの周囲には、様々な人が訪れる。
孫(夏井澪菜)、嫁(工藤由佳子)、電気屋の社長(北魚昭次郎)、社員(工藤良平)。
一方病院ではスタッフがボケた患者の孫や母親、ボーイフレンドという役割を演じていた。
その患者も今やたくさんのチューブに繋がれた状態となり、
全員が避難する中、ひとり病院に置き去りにされようとしている。

舞台一階部分、病院の混乱が地震・深刻な事故発生という現実世界で、
二階部分で繰り広げられるのはきいの記憶・妄想・願望の世界ということだろうか。
並走する二つの世界がやがてひとつに繋がるまでのテンポと伏線が素晴らしい。
母親のエピソードや嫁との確執、子どもに戻ったりまた老婆になったりという
きいの時空の移動が全く無理なくなめらかに行われる。
電気のコードが増えて行くのが、実は病院のチューブという比喩が秀逸。
力まず軽く、だが味わい深いきいの台詞が素晴らしく、
若い三上春佳さんの力量に驚嘆する。
嫁役の工藤由佳子さんが、“東京もん”らしい都会的な雰囲気と
確執のある“嫁の毒気”をたっぷり含んでいて巧い。

1970年発売のザ・スパイダースの歌「エレクトリックおばあちゃん」を
全員で歌い踊るパフォーマンスは明るく屈託が無い。
だがラスト、きいの「ここで死ぬんだもん」という台詞には痛切な選択があって
“死に場所を選びたいなら、孤独がもれなくついてくる”という
私たちにはまだ見ぬ不安と怖れに心臓を思いきり掴まれる思いがする。
爆発音が響く中、私はひとり取り残されることを選べるだろうか…。

ひとつだけ、「エレキ幸福の会」のくだりは必要性がイマイチ良く解らなかった。
非常時にあっては宗教観も変わるのが日本人かもしれないけれど。
私の好きな斎藤千恵子さんが伝道師としてはじけてるのを観るのは楽しかった。

新しい本拠地を求めて奔走中と言う渡辺源四郎商店、
ぜひ良き所を得て、私のようにぼんやりしてる人間を
がつんと目覚めさせてくれるような作品をこれからも創ってください。
畑澤先生、ありがとうございました。
JAIL HOUSE ROCK

JAIL HOUSE ROCK

劇団きのこの森

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/04 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
2転3転するストーリーが、スピーディーで面白く、ラストはどうなるんだろう?どちらが勝つの?と、ワクワクしながら観ました。とてもよく練られた脚本だと思いました。役者さんは皆、熱演していて良かったのですが、サダヲ役は絶叫気味で台詞が聞き取り難い所が多々ありました(でも、人の良いキャラを好演していました)。個人的には、長男役の卓郎のキャラが面白くて、ツボでした。とても魅力的に演じていたと思います。2時間位の舞台でしたが、面白くてあっと言う間に感じました。まだ2回目の公演との事ですが、今後も楽しみな劇団だと思いました!

浮世(うつつ)けもん

浮世(うつつ)けもん

劇団禄盟漢

高田馬場ラビネスト(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★★

全体的によくできていた市井の人々の物語
 人物設定が少し素朴であったり細かいところをあげればいろいろあるとは思いますが、物語構成はよくできており不器用ながらも生きる甲斐を模索しながら懸命に生きる市井の人たちの姿が生き生きと描かれていた作品だったと思います。

ネタバレBOX

 例えば、忠兵衛さんとお鈴さんの昔の関係など登場人物背景のもう少し詳しい説明があれば(配布パンフレットの中でもよいので)さらによりよく作品を楽しめたのではないでしょうか。

おはなし

おはなし

tamagoPLIN

小劇場B1(東京都)

2014/05/01 (木) ~ 2014/05/04 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1093(14-131)
14:00の回(晴)。予約受付メールには「受付開始は開演の60分前」とあったので行ってみると、受付に女性がひとり(携帯を眺めている)、何も言わないので受付可なのか訊いてみると「30分前から」という返事。「メールには…」と事情を説明しても通じないようでぶっきらぼうに「違いますね…」、よほどこのまま帰ろうかと思った…。

千秋楽になるまでに60分前に来てしまったのは私だけ?ということで気分悪いまま観劇。

「さいあい〜シェイクスピア・レシピ〜」を観たのが2011/11@学習院女子。CHAiroiPLINの方でしたら「THE BELL(2013/12@セッションハウス)」。入って左が正面という案内、右をみるとずらっと関係者席。14:01前説(80分)、14:06開演〜15:29終演、チラシの写真をみてソウダッタノカ、と。「THE BELL」の時も合わないと感じ、本作も同様。でも、お話が一周りした時に感じるものは多かった。

マシーン日記

マシーン日記

劇団 しかもしか

天満天六・音太小屋(大阪府)

2014/05/04 (日) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★

観ました
二人で観に行きました。
壊れた機械を直す…でも、心は壊れてる!?
強姦、監禁…暴力…怖い。
周りからは見えない。
歪んだ愛情…簡単には直せない。
こんな風に解釈してみましたが…ちょっと話が難しかったです。
みなさんの舞台にかける情熱は受けとめました。
チケットプレゼントありがとうございました。

常夜ノ國ノ★アリス

常夜ノ國ノ★アリス

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

爆音ステージ
 時は大征、大日本帝国、菖蒲天王は健在であるが、皇太子、七緒は、16歳で元服を迎え、名実ともに一人前の皇位継承権を得た。然し、七緒は菖蒲の第二子。第一子は、姉の弥生である。DNAの近い二人は、近しい他人。皇位継承を巡る争いに恋や謀略、情報操作等が絡み事態は進展。(追記後送)

うさぎストライプと20歳の国

うさぎストライプと20歳の国

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2014/05/01 (木) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

萌えいずる頃
Don’t Be a Stranger! 20歳の国
 思春期の揺れを上手く表現している。殊にいざという時に見せるためらい表現は、秀逸。

学級崩壊 うさぎストライプ
 個々の身体表現というよりは、マスゲームのように機能化・記号化した身体表現を感じさせ、好き嫌いが分かれそうだが、崩壊という事象の抽象的な形は描いて見せた。

常夜ノ國ノ★アリス

常夜ノ國ノ★アリス

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★

楽しそう
至極楽しそうにやっているのはいい。

本編後のお話は全く元ネタを知らないのでごめんなさい、ちんぷんかんぷんだった。

幻日の欠片

幻日の欠片

(有)オフィス パラノイア

「劇」小劇場(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

ずしんと来た。
特攻隊を描いた舞台は数々あれど、当時を生きた人々をこれほど活写した作品は見た事が無い。そう思えるほど、登場人物はみんな魅力的で、その時代を生きていた。どれほど取材を重ね、リハーサルを重ねたのか。お涙頂戴では無く、右翼でも左翼でもなく、軽やかに、しかし重厚に描き出される世界観に浸り、決して押しつけではない作品テーマがずしんと胸に響いた。

常夜ノ國ノ★アリス

常夜ノ國ノ★アリス

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

オンリーワン感が半端ない
マイクスタンド5本、演者25人、3階層の舞台で爆音の中、目まぐるしい場転を繰り返すド派手演出。なのにいつの間にか「そういうものだ」となってしまう世界観の強さと分かり易い構成が高い納得度を生む。オンリーワン感が半端ない。

ネタバレBOX

観終わって当パン見直して25人の人物相関図が一発で頭に浮かぶというのが凄い。ストーリー全体から個別の人間関係までが、対立と融合と変化というポイントで貫かれて構成されている。と、後から感心する読後感の良さ。

もちろん、完璧ではない。流石に登場人物が多いため、オープニングまでがもっさりしてたし、ラストもそれで問題が解決するとは思えない強引さも感じないではない。けど、それでいいはず。今完璧じゃそれこそ駄目だと思うし。

25人のキャストにそれぞれに見せ場があったけど、青海アキ、山本沙和は際立って良かった。MeRの存在感も印象的。沈ゆうこは、いろいろな意味でもっと出来るはずで、これからまだ変化が出る期待感が凄い。

男性では、篠原正明、藤波想平が印象に残っている。山田勇亮は色んな意味で確かにズルイ。本人の意図なのか演出なのか、それともその両方なのか分からないけど、あれは反則的な狡さだ。

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