最新の観てきた!クチコミ一覧

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Second Hole

Second Hole

劇団仲間

劇団仲間地下一階アトリエ(東京都)

2014/05/04 (日) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★

雰囲気すきです
でも物語はよくわからなかったのです。

永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/05/01 (木) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

見た~
B班の初日を拝見しました。開始早々はジワジワ来る笑いの温度感が掴めずにいましたが、中盤からは周りを気にせず笑っちゃいました。
おもちゃ箱をひっくり返したようなエピソードの羅列が、見事に収束して、いろんな意味で泣かされます。
ぜひ、ご覧ください。

オレンジ新撰組 リターンズ

オレンジ新撰組 リターンズ

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった、けど…
 6番シードはギラギラしている感じがとてもいい。今回もよくもまぁこんなくだらないことで1つ芝居をつくっちゃったな、という感じ。
 他の方も思われたようだが、殺陣や音楽を含め、さすがに洗練されすぎている。ただ、期待が大きかっただけに何か中だるみのように中盤がだれた感じがしてしまう。
 もっと面白くなるだろう、という期待をこめて辛口で。

罪とハチミツ

罪とハチミツ

ザレ×ゴト

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★

よく判らなかった
書くのを躊躇しましたが、結局よく判りませんでした。前回作からの流れで、今回も同様に期待したのですが、よく理解できませんでした。

クリームソーダ

クリームソーダ

こちらスーパーうさぎ帝国

OFF OFFシアター(東京都)

2014/04/29 (火) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

すばらしい青春物語
テンポも内容もよく、非常に面白かったです。
元気をいっぱいもらった内容でした。

当たり前のようで、なかなかない、友人関係のすばらしい部分を見せてもらったような気がします。

何度みてもというより、何回も観たい、すばらしい内容でした。

ミュージカル 『レディ・ベス』

ミュージカル 『レディ・ベス』

東宝

帝国劇場(東京都)

2014/04/11 (金) ~ 2014/05/24 (土)公演終了

満足度★★★★

力強く
女ってたくましい。でも弱さも秘めている。そんなことを感じたミュージカルでした。力強い楽曲が多かったですよね。これぞミュージカル!!とも感じましたよ。舞台美術の効果が良かったです。物語もすごく分かり易かったし。

罪とハチミツ

罪とハチミツ

ザレ×ゴト

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★

良かったけど・・
前半は訳が分からず、「?」という感じでしたが、だんだんストーリーに惹き込まれました。自分の居場所を選択する場面は、切ないのですが、感動して涙が出そうになりました。ラストまで観て、良いストーリーだったなぁと感じました。明るくPOPな印象でしたが、テーマは深かったと思います。前半分かりにくかったのと、必要かな?と思われるシーンが沢山あったので、もっと分かり易くすれば良かったと思いました。

浮世(うつつ)けもん

浮世(うつつ)けもん

劇団禄盟漢

高田馬場ラビネスト(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/05 (月)公演終了

満足度★★★★

このまま修業を積めば、必ず伸びる
 二回目の公演でこれだけの質であれば立派なものだ。シナリオ、演出共に、大筋で演者が可也自然な演技ができるほどしっかりしている。中盤から終盤に入る明転の際、一瞬実際の賢そうな目つきを見せた以外は、はるのうつけ演技が効いて作品全体の重石として作用しており、他の役者も自然でありながら、其々のキャラクターをキチンと出している。特に、お富役、成吉役が気に入った。文左衛門役も若い割に憎まれ役をキチンと演じているし忠兵衛役も良い。無論、他の役者も総じて上手い。(追記2014.5.7)

ネタバレBOX

 この町で最も貧乏な連中の集まる長屋で馬糞を拾って暮らしを立てている次郎の部屋には、浪人者の世之助、世之助の馴染みで夜鷹のお富が出入りしているが、唯でさえ貧しい次郎の居室へ新たな客が舞い込んだ。はるは、自分の名が言える程度で、あとは子供同様のうつけ。要は、貧乏長屋に似合いの少女だが、自分で働けない分お荷物少女である。連れて来た世之助は無論、責任など取らない。お富も自分には、関わりのないこと、とすげない。仕方なしに優しい次郎が面倒を見ると言ったが、彼には実際それだけの収入はキツイ。そこで、助け舟を出したのがお富である。表面上、厳しいことを言う彼女だが、実は優しい気立てのよい女である。ただ、長屋の連中が余りにもだらしないので厳しい言い方をするだけだ。
 ところで世之助は、はるを拾った日、道場に通っていた時からの旧友、成吉に会っていた。彼は現在、長崎奉行所に出仕し出島で仕事をしているが、江戸に久しぶりに出て来たのである。一文の金にも困っている世之助の様子からそれと察して、奉公先を斡旋する話などもしてくれたのだが、友人に恥を晒したくない世之助の見栄から、この時は、その話、立ち消えになった。だが、そこは、貧乏に洗われた世之助、再会を約して別れたのである。その時、世之助が仕込んだ話題がいくつかある。外国との取引が増えた為、取引に当たってレート換算等をする算術方が足りない話、世之助に算術が出来るか否かの確認、見回り役の与力の口などである。だが、警護をする与力には、刀が必要だ。世之助の腰の物は竹光であった。偶々、捨て子を引き取り面倒を見る者への報奨金という形でお上からは、金が出た。これを元手に大金を稼ぎ、刀を買う段取りを立てるが、その方法たるや、博打である。案の定、載せられてすってんてんどころか借金迄拵えて、命を狙われる始末。ホウホウノ体で長屋へ逃げ帰ったものの、ヤクザ達は、直ぐそこまで迫って「金を払わなければ、殺してやる」と息巻いている。役所から手に入れた二分を蘭学の出来る者を雇う、との布令で知った次郎のたっての頼みを断っておきながら、自分の命が危なくなったとみるや、たかがヤクザ相手に武士ともあろう者が怖気付き、土下座をして金を乞う。世之助たる所以である。偶々、受験の為に、持っていた唯一の金目の品、本を売ろうかどうか悩んだ末、売っても受験の際に掛かる金に足りないので売らずにおいた本を、世之助の為に売り、用立ててやる。これで命拾いした世之助であったが、返したくとも返す当ては無い。それでも、自分の仕官や蘭学の出来る次郎にも口があるかも知れぬ、と成吉に会って話をすると算術が出来る者が不足していることが分かった。自身は刀が買えないので仕官の道は諦めたものの、次郎には大きな恩がある。そこで算盤が出来るか否かを確認すると、全く駄目。世之助が教師を買って出るが、どうも怪しい。お富が、算盤の教本を、陰になり日向になりはるにおもちゃなどを持ってくる、お鈴に用意できるか訊ねると出来るとの答え。彼女の着物、立ち居振る舞いから、良い所の出だと見抜いていたお富、彼女に算盤が出来ることも確かめ、次郎の教師を頼む。但し、成吉が次に長屋へ来る一週間後迄に、算盤を使いこなせなければ推薦しては貰えない。頗る優秀な教師、鈴の下、能力の高い次郎は、僅か一週間で長足の進歩を遂げたが、登用には流石にスピードで未だ追いつかないものがあった。あと一週間あれば、どうにかなったかも知れないが、残念乍ら、武士ではない次郎の登用話は、途切れて仕舞った。然し、はなには、特技があった。文左衛門は、その特技故にはなを欲しがったのである。彼女はサヴァン症候群特有の特技で、暗算の才能が図抜けていた。偶々、試験を終えた次郎の部屋へ顔を出した彼女は成吉の出す問いに易々と答え、総て正解。そのスピードは驚異的であった為、すぐさま彼女を登用する話がまとまる。
 一方、はるは文左衛門と鈴の娘であり、はるを道具として用いようとする文左衛門の非人間性と衝突して夫婦関係がぎくしゃくしていたのだが、文左衛門は、三下り半をどうしても鈴に渡そうとしない。はるを自分の所へ寄こせば書いてやる、との一点張りなのである。これを救ったのが、忠兵衛ら長屋の一行。世之助ももとは、文左衛門の下で働いていた関係で、忠兵衛の持ち出してきた法度を用いて、文左衛門の親権を合法的に奪うことに成功する。この辺りのやりとりも武士の作った法規に則って、逆に目上の者を虚仮にするという遣り方だから胸のすく観客も多かろう。「神聖喜劇」のような展開である。
 しゃちこばった馬鹿を虚仮にするのは、面白いのだが、しゃちこばってはいても、安倍のような本物の馬鹿ではないから、理屈でやり込められれば、それで引っ込む所が可愛いのだが、馬鹿も安倍程になると、己の間違いを認めることすらできない。こんな馬鹿をどうすれば退治できるか、知恵を捻らねばならない。安倍流にやれば、嘘をつけば済むのだが、プライドが許さないやね!
オレンジ新撰組 リターンズ

オレンジ新撰組 リターンズ

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/ 4日(日)に
[劇団6番シード]の、
【オレンジ新撰組・リターンズ】を観てきました☆
面白かったです。
時代劇コメディで、
役者さんたちのキャラも最高!
カッコイイ殺陣あり、
着物姿もナイス、
太鼓の音の踊りもGOOD♪
「御免こうむる~♪」がマイブームです☆
観劇日記をブログに書きました。

楽園の東

楽園の東

G・H・factory

新宿シアターモリエール(東京都)

2014/04/30 (水) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

いい話なのですが
先ず偉そうな説明口調が嫌いでした。

ネタバレBOX

1961年頃の本牧を舞台にした映画台本を基に、当時実在した人たちにそのまま演じてもらったような話。別の言い方をすると、氷屋のきょうだいを中心とした本牧の人たちの1961年頃の一夏の出来事を、後に氷屋の末の弟が映画台本に仕上げたという話。

戦争の悲惨さや、米国に対するそれぞれの複雑な思いなど、いい話が描かれているのですが、大人になった末の弟が進行係となって説明するこのお芝居の構造そのものが嫌いでした。偉そうな解説者など要りません。進行係のこれからこうなります的な説明を受けた後で演者が演じても少しも新鮮な驚きはありません。再現ドラマを見ているようです。市井の人々の行動、発言から状況を把握したり感動したりしたいと思います。

人はいずれ死ぬものです。アメ車を手に入れた若者が買ったその日に調子に乗って事故死したというのはブラックジョークとして面白かったですが、何もせっかく仕事に前向きになった長男が2年後に交通事故で死にますなんて余計な解説、お涙頂戴は要らないと思いました。

そして、進行係本人も、映画会社に入って台本までは仕上げたものの、病気が悪化して死にましたなんて種明かしがあって、何だ、幽霊が映画化されなかったことを悔やんで妄想するという究極の幽霊物だったのかと、やはり幽霊物手法について残念に思いました。

大道具は用意しているのに小道具を使わない手法には、珍しさというよりもむしろ手抜き感を感じてしまいました。

今出舞さんと鶴町梨紗さんが目立っていました。
リメディア

リメディア

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★

目先の対処
高度な運動能力やバランス感覚を用いたスラップスティックなパフォーマンスでしたが、社会的なメッセージが感じられ、ただ楽しいだけではない奥深さがありました。

下手に音響と照明のオペレーション機材が組み込まれたガラクタのタワーがあり、中央には室内のセットが組まれているのですが、開始10分程度で壁が崩れ落ち、家具が潰れ、天井に吊った照明器具が落ち、セットが全て壊れてしまい、片付ける為に5分の休憩時間にするとのアナウンスがあり、大掛りな撤収パフォーマンスとなりました。
片付くと様々なサイズの黒幕が降りて来て、「ブレヒト幕」の手法を用いた人が消えたり現れたりする様に見えるシークエンスが続く、体が浮き上がってしまう人、水を取り合う人、重力の方向が傾いた世界等が人力だけでアクロバティックに描かれていました。
終盤は舞台上に上演中に散らかされたガラクタをどんどん積み上げ、その山の中から人が顔を出して静かに終わりました。

人が謎の人物に引っ張られていったり、物が崩壊して行く様子が戦争や天災の後をイメージさせたり、人も物も右に傾くシーンでは社会の右傾化を比喩的に表している様に見えたりと、社会の荒廃とそれに対して目先の(=タイトルの「L'immediat」)行動しか取れない人々をシニカルに描いている様に感じました。

BGMもほとんど使われず、照明が暗い場面が多く、静かな時間が多いのが意外でした。一つ一つのシーンが少し長くて、流れが滞り気味に感じられたのが残念でした。

婆VS女子高生

婆VS女子高生

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い
初、月刊「根本宗子」 です。

観劇前にブログを読んでみたのですが、あ、文章面白い。


ああ、クソ面白かったですわ。
こういうの大好き。
GWの最終日夜、この時間にして良かった。
明日働く元気を貰えた様な気がします。


「バー公演は本当にくだらないことしかやってないんですよ。」
って本人が言ってるのだから難しい事考えずにただ楽しめば良い。

にしては良くできていたと思うけど。


芝居時間40分、ただそれだけの為に来て、帰る。
とても粋な時間だったと思う。

粋に感じた芝居を細かく言うのは無粋に感じてしまうのであまり語れませんが。

何であんなにババアが描けるんだろう。
女子高生も面白かった。

初見でなんですが、多分、根本さんらしさが詰まったものが観れたんだと思う。
40分モノとしては大変秀逸だった。

風雲!チキン野郎城3~そして伝説へ

風雲!チキン野郎城3~そして伝説へ

ポップンマッシュルームチキン野郎

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2014/05/05 (月) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

安心できる下ネタ
前回の短編集で初めて観て、初めてイベントに参加してみましたが、客層何だか女性が多いことに気がつく。
最前列とか女性オンリーだった様な!

劇団としては下ネタ分が多いと評判なので、大丈夫なのかしらと思ったり。


先に言ってしまうとなかなか楽しかった。
芝居ではないのだけれど、自分は元から細かい定義は気にしない、面白ければOKとしているので、チケット安くコスパが良いのでだいぶ満足です。

ネタバレBOX

うどんを皆で捏ねたり、粘土細工したりとお客に参加して貰う工夫が随所に見られ良い。
それでいて、客に変な羞恥を与える様な事は絶対ないバランスが素晴らしいと思う。

下ネタ分も全裸相撲大会とか突き抜ける時は突き抜けているけど、それも無理に見せてくるわけではなく、女性客が多い理由が何となくわかった。
女性が安心して観れる下ネタなのかなって。

またそういう突き抜けてるとこ以外は割りとクリーンなんですよね。
これは前回の短編の時も思いましたが。

途中で前回の短編から一編上映されるのですが、自分の時は「私の彼は甲殻類」でした。
うーん、芝居として不細工になれるって言うのはやっぱり凄いなぁ。


劇団員皆さんの顔がだいぶ分かってきて、次の公演が楽しみです。
サイショモンドダスト★さんとかずっとメイクしたままでしたが(笑)


ラストの第一次うどん大戦の時は、CR岡本物語さんのチームでした。
面白かったです、ありがとうございました!
気ままなゴーストにご用心

気ままなゴーストにご用心

キタムラ印

ウッディシアター中目黒(東京都)

2014/04/23 (水) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★

Bチーム
タイトルからもう少しコメディ要素があるのかと思いきや、純粋にホラーでしたね!?
演出、キャスト違いのAチームも気になりました。
アフターでのミニ怪談も余韻に一味加わって良かったです!

婆VS女子高生

婆VS女子高生

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★

根本さんが出演しないバー公演
私にとって初めての、根本さんの出ないバー公演。
根本さんが出ないとどうなるんだろうかと、それも楽しみの一つとして観に行ったが、本作について言えば根本さんもキャストに加わり、多くの作品でそうするようにまとめ役を務めたほうが劇が締まった気がした。

ネタバレBOX

本作のような対立の劇というのは、仲裁役がいないと話がまとまりづらいもの。
そういう役回りで根本さんが出ていれば以下のような事態は避けられたのかもしれないが、仲立ち役のいない本作はバトル劇として話が収めづらくなったのか、途中で大どんでん返しが起きてせっかく出来上がった対立の構図が無化されてしまう。
この点が非常に残念だった。
たびたび笑いながらも身構えて成り行きを見守っていたこちらとしては、この大転回により、力み返っていた足をパコーン!と払われた感じ(笑)。

とはいえ笑い所は多く、梨木智香と異儀田夏葉演じるババアコンビが内々での決まり事をJKコンビにつぎつぎ押しつけていくくだり等は行動にババアらしさが出ている上、梨木・異儀田コンビのワガママババアっぷりが真に迫っていて、爆笑!
2人は息もぴったりで、2人が同じくババアを演じるスピンオフ作品があったらぜひ観たい。

また、JKコンビが高校演劇のコンペを控えた演劇部員で、演る劇が「オリザさんの『S高原から』」だという楽屋オチ的ギャグにも大笑!
私の観た回は演劇に暗いお客さんが多かったのか、ほとんどの方は「オリザさん」が誰だか分からずポカ~ンとしていましたが、私は身をよじって笑ってしまった。
でも、可笑しかったのは「オリザさん」だからであって、同じ演劇界の大物でも、野田秀樹や鴻上尚史じゃ多分クスリともこなかったはず。
こういうくだりでの人物チョイスって大事だよなぁ。。。
オレンジ新撰組 リターンズ

オレンジ新撰組 リターンズ

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱりオープニングは見ないと!
前説もやった3人娘の変わりっぷりや、栗生さんの体を張った演技、主演の2人をはじめするダメメン達など、見所がいっぱいのコメディで楽しめました。それとは対照的に宇田川さんや福地さんの格好良さが際立っていました。毎回趣向を凝らしているオープニングもオススメです!

婆VS女子高生

婆VS女子高生

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2014/05/03 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★

バーという空間だけに
バーという狭い空間を上手く使って、笑えるエネルギッシュなお芝居を観せてもらった。上演時間40分ですが、すっきりと楽しめました。

常夜ノ國ノ★アリス

常夜ノ國ノ★アリス

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

■迫力あるエンターテイメント!
役者たちの気合いのいれかたは、爽快感を生みだすようだった。脚本と演出はテンポがよく、キャスティングも役者ひとりひとりのよさを最大限に引き出していた。

藝術性のある舞台美術や衣装が印象に残った。かなり凝った手作りの機械じかけの舞台装置に感銘を受けた。

ほんとうに素晴らしいデザインの舞台作品で、独特な雰囲気と色彩感覚が秀逸だった。

常夜ノ國ノ★アリス

常夜ノ國ノ★アリス

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

徹底してる!
褒め称えるしかありません。

ネタバレBOX

天皇家の世継ぎ争いを演出し、これに乗じて台頭しようとした華族らをあぶり出して殲滅することを企てた天皇が、いったんは成功したかにみえたその矢先、これら華族らの謀反に遭って殺されてしまい、大日本帝國の統治機構がまさにこれから変化していくのではないかと思わせるような話。

ストーリーも過激なら、いつものように音量も過激でした。光量も過激になったようで、ライトが目一杯輝くと、凄まじい放射熱量が感じられました。

徹底した独自性は集客力にも繋がっていて、評価し、感嘆するしかありませんでした。
愉快な誘拐犯

愉快な誘拐犯

かーんず企画

シアターブラッツ(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/06 (火)公演終了

満足度★★★

視座を深めると良くなろう
 Team Saltを拝見。シチュエイションが突飛な分、やや、強引な筋運びが見られたが固いことを言わなければ楽しめる。

ネタバレBOX

然し、本当に芝居好きに評価されたいと考えるなら、細部のリアリティーに拘って、より緻密に作るべきだろう。例えば、誘拐犯が、最初から素顔を晒している点などは、問題だ。誘拐犯は殺人を前提としている訳ではない。まして、気の良い犯人たちであれば尚更、最初の内は、マスクをするなり、目出し帽を被るなりの細工が必要だろう。顔を見られるのは、殺しを意味するのが常識だからだ。マスクを取るのは、犯人達が、ハルキに同情してからでも遅くないし、そういう所作が、進行場面の転換にも有効だからである。一応、健一が、誘拐の電話を掛ける前に「今ならまだ冗談で済む」云々の科白で“俺達は顔を見られている”ことにも言及しているのだが、顔を見られた場合、基本線で誘拐された者を殺す路線は変更しようが無い。まあ、こういうユルイ認識しか出来ない誘拐犯だからこそ、この展開があるのは、分かるが、このままでは、最高得点は望めないのも事実である。完成度という尺度には、普遍的パターンとの整合性も含まれるからだ。
 また、ハルキが父親に認められる点については、彼の徹底して駄目な加減が、ハルキを冷徹な観察家たらしめており、その才能が、他のダメ人間に活力を与え、再生の機運を齎したことが描かれていたにも拘わらず、ラストでは、突拍子もない歌と踊りがヒットするという安易な展開になっており、小手先の印象を拭えない。以上、指摘した部分だけでも改善すれば、可也、完成度の高い作品になろう。
 それなりに楽しめた作品を作る力を持っているだけに更なる奮起を期待する。

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