楽園の東 公演情報 G・H・factory「楽園の東」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    いい話なのですが
    先ず偉そうな説明口調が嫌いでした。

    ネタバレBOX

    1961年頃の本牧を舞台にした映画台本を基に、当時実在した人たちにそのまま演じてもらったような話。別の言い方をすると、氷屋のきょうだいを中心とした本牧の人たちの1961年頃の一夏の出来事を、後に氷屋の末の弟が映画台本に仕上げたという話。

    戦争の悲惨さや、米国に対するそれぞれの複雑な思いなど、いい話が描かれているのですが、大人になった末の弟が進行係となって説明するこのお芝居の構造そのものが嫌いでした。偉そうな解説者など要りません。進行係のこれからこうなります的な説明を受けた後で演者が演じても少しも新鮮な驚きはありません。再現ドラマを見ているようです。市井の人々の行動、発言から状況を把握したり感動したりしたいと思います。

    人はいずれ死ぬものです。アメ車を手に入れた若者が買ったその日に調子に乗って事故死したというのはブラックジョークとして面白かったですが、何もせっかく仕事に前向きになった長男が2年後に交通事故で死にますなんて余計な解説、お涙頂戴は要らないと思いました。

    そして、進行係本人も、映画会社に入って台本までは仕上げたものの、病気が悪化して死にましたなんて種明かしがあって、何だ、幽霊が映画化されなかったことを悔やんで妄想するという究極の幽霊物だったのかと、やはり幽霊物手法について残念に思いました。

    大道具は用意しているのに小道具を使わない手法には、珍しさというよりもむしろ手抜き感を感じてしまいました。

    今出舞さんと鶴町梨紗さんが目立っていました。

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    2014/05/06 23:33

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