アメリカンバッファロー
北口裕介プロデュース
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★
正義など無い
あらすじは公開されていますので、感想のみ。
最初から最後まで、とにかく三人の役者さんがしゃべるしゃべるしゃべる、
意味のあるような無いようなおしゃべりを、
とにかくしゃべる。
BGMなどありません。
休憩を挟みましたが、納得です。
ものすごい台詞の量でした。
海外の戯曲ということで、話の中身を真面目に解する芝居では無いと早々に見切りをつけて観劇しましたが、とにかく台詞の量のすごさが印象に残っています。
それと、舞台上に再現された「雑貨屋のガラクタ」。
洋物の小物がたくさんで、開演前にまじまじと観察してしまいました。
後半にこのガラクタたちが大仰な音を立ててぐちゃぐちゃにされます。毎公演あれをちゃんと元の状態にもどしていらしたんでしょう。おつかれさまでした。
大量の台詞の中身は残念ながらためになるものではなく、まじめに冷静に他人をおとしめるものであまり気持ちの良いものではありませんでしたが、演じる役者さんたちの力量には疑いようもなく、妙な満足感が残りました。
後半は感情を爆発させるような場面もあり、感情の揺らぎ、冷静さと冷静さを欠いた状態、緊張と弛緩、いろんな状態を演じ分ける難しい芝居だったかと思います。最後の最後にかわいらしい印象を残した松木賢三さん、さすがでした。
ネタバレBOX
ひどい話です。
雑貨屋を営む男が、なぜか高く売れた硬貨を、買い手から盗んで取り戻そうと画策する話。それがなぜ高く売れたのかはわからないままだけれど、一応コインの価値をならべた本は買ってみたりして。
雑貨屋の男のところで使い走りをしている少年、その少年へ彼が言い聞かせる話は正論のようなそうでないような、愛がこもっているようないないような。結局のところ、この少年の心がいちばん、三人の中ではまともだという感じの終わりかたをするのです(おそらく)。
雑貨屋にふらりとあらわれて、盗みの話に首をつっこむ男。雑貨屋の男の計画がいかに穴だらけかを語り、盗みの報酬を手中におさめようとする。
盗みをやめさせようとする行動をするのは少年だけです。シカゴがどんな状況だったか、時代背景が当日案内に書かれています。他人より少しでも得をしなければ損、ああそんな台詞を東京で聞きました。シカゴの歴史に少し詳しくなった気がします笑。
左様なら王(舞台セット確定の為、お席追加決定!チケット若干枚数追加販売いたします!!ご予約はお早めに!)
劇団ぎゃ。
甘棠館show劇場(福岡県)
2014/08/01 (金) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
行って良かった
台風の影響で、雨が降ったり止んだりの不思議なお天気。
行ったことのない劇場で、迷ったらどうしよう・・・と思ったけど、早すぎる到着。
今回、最前列にて観劇。
あとで分かったことですが、お隣は元劇団ぎゃ。の方々でした。
劇団ぎゃ。のおよそ10年の時の経過を感じました。
私もおよそ10年いろいろでした。
劇団ぎゃ。を知ってから、すべてを観劇できたわけじゃないし、猛烈ファンではなかったけれど、大好きでした。
相変わらずの、衣装、チラシ、グッズのクオリティの高さ。
盛り上がったり、笑ったり、ほろっと涙、どうもありがとうございました。
ネタバレBOX
最前列の近さに、出演者を凝視していいのかしら?とドキドキ。
開始早々、歌と文字での観劇案内に爆笑。
画用紙の文字が、ストーリーにおいて重要な前ふりだったのですね。
馬鹿王のかわいらしいしぐさと行動に、引き込まれていきました。
だから、並び替えられた画用紙の文字・・・
あり得る流れだったのに、素直に受け入れていました。
私の中にも、同じように孤独な部分はあり、私はそれを受け入れ、消化しつつ前に進むしかないのです。
前に進む応援をいただきました。
劇団ぎゃ。のみなさま、どうもありがとうございました。
さようなら。
天国の東側
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/07/25 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★
巧妙に仕込まれた伏線
終盤にドンデン返しを入れてくる鹿目脚本の上手さが楽しめる。いつの間にか受け入れさせられた設定はにはじつは巧妙に仕込まれた伏線となっていて、終盤に回収されていくのが心地良い。ヨミを外してくる仕掛けも効いていた。
ネタバレBOX
松井真人の上手さは勿論だが、カズ祥と花村広大のキャラクターは強烈に印象に残っている。ワンシチュエーションで10数人入り乱れている中で確りと色が出ていた。女性陣では、やはり近藤絵理と川本麻里那が存在感で突出。
今作はややお涙頂戴を狙いすぎていたきらいがあったのと、やっぱり手嶋仁美の不在はどうしても引っ掛かるものがある。鹿目由紀が演じていた役柄なんて、手嶋仁美でバッチリハマるはず。しょうがないことなんだが、観ている段階で手嶋仁美の役だよなと思ったことは事実。
それは秘密です。
劇団チャリT企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/07/24 (木) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★
熟れている
軽いテイストから入って終盤どっと社会派になる重い内容。話の運び方が上手い。最近の社会問題を巧みに引き込んで提示してくる。いつの間にかどっと重くなっていく上手さがあった。熟れている。
ネタバレBOX
ただ、笑いのポイントが少し合わないし、物語の流れも若干遅く感じた。この感覚は、自分と世代の近い男性劇作家に感じる独特のものかも。何故か微妙に合わないな、と感じると大体世代が近い方が多い。不思議だ。世代のテンポなのかな。
N.N.N.5
STスポット
STスポット(神奈川県)
2014/08/08 (金) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★
多彩
上演時間130分、休憩1回。4組とも全く違う、とても幅の広い顔ぶれがそろって、おもしろい。なんだがお祭りのような楽しさがあった。
痕跡 〈あとあと〉
KAKUTA
青山円形劇場(東京都)
2014/08/10 (日) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
悲しい事故が各人に与えた様々な影響を淡々と、それでいて各人のその後の「人生」を太く描く秀作かと
開幕前に読んでたパンフでいきなり「加害者」「被害者」とか配役名出てきたので
「何かの事故/事件の加害者/被害者間のドロドロとしたものを描くのだろうか?」
(パンフのイメージ、”痕跡”のイメージから想像)と思いましたが、
そんな単純なものではなく、
その事故/事件に関わった人達のその後の悲しみ、救い、逞しさ、したたかさ、
そういったものを、過剰に盛り上げすぎずにあくまでも淡々と、
しかしそれでいて「人生」としての笑いや涙を織り交ぜて、
「最後一体どうなるんだろう?」という事をあくまでも観客に読ませきらない
(「こう終わって欲しい」という願いや
「きっとこう終わるんだろう?」という様々な推測を楽しませる)、
桑原裕子さん流(=KAKUTA流なのでしょうか?)のお芝居、
北九州芸術劇場の「彼の地」に続き、他の脚本/演出家にはない、
見事な「味」の出し方と締めくくり方でした。
まず、桑原裕子さんファンになりますね、この「味」を知ると( ´ー`)
ネタバレBOX
10年前、大雨の夜バーのマスターが窓越しに見たのは、
川へ投身自殺を図ろうとする男、
夜更けに1人出歩く黄色い雨合羽の少年、
そして、、、
車の急ブレーキと衝突音、空を舞い上がり川へと落ちる雨合羽の少年、
そして(加害者であろうドライバーが)少年の行方を必死で探し続け、
そして逃げ去る姿。
あれから10年、亭主の転勤でその地を離れていた少年の母親は
ガンを患い余命いくばくもない身体で、
(今も見つからない少年の遺体について)
「まだ息子は生きているかも知れない」と
再びその地へ戻り少年を探す事を決心します。
同じ頃その地のクリーニング工場で働いている中年男性とその恋人の女性、
そしてもうすぐ20を迎える男性の連れ子の青年、
青年は「今度の誕生日はすごいプレゼントをあげる!」と言う女性
(ほぼ母親として慕っている)からの言葉に「弟でも生まれるのだろうか?」と推測します。
そして、かつてその地でブラック企業に務め精神的にもまいっていた男性、
それが妻の勧めもあり、名古屋へ引っ越しして回復し会計士になろうと猛勉強、
身ごもった妻が実家のあるその地へ先に帰ると言い、
試験が終わったら後から追うから、とホームで別れます。
※ この時点で本座組の役者陣の顔をまだちゃんと覚えていない自分は、
誰が実は誰で、という事がよく分かっていませんでした。
(分かっている人にはこの時点でもうある程度の
物語の筋/背景は読めたものと思われます。)
・ まず、青山円形劇場の使い方が良かったです。
当初客席前の円舞台淵(ふち)をうめつくす薄汚れた小道具の数々に、
「場面転換ごとにここから舞台へセットをあげていく?
だとしたらとても場面転換の遅い/悪い舞台になってしまう」と想像してしまいましたが、
これはあの川の汚れ具合(ドブ川に近い?)を表す為の小道具でした。
物語が進むにつれ、かつて少年が轢かれて落とされたこの川の様子が
よく分かり、またこの「川」がある意味キーとなってきました。
そして、他劇団ではあの円形にこだわり過ぎる所も多いのですが、
あくまでも本劇では全方位観客に囲まれた劇場、として
どの方向から観てもよく分かる舞台、
としての使い方に徹していたのが非常に良かったと思います。
(この形なら、北九州芸術劇場での公演でも、特別な変更はなしで演じられるのかな、
と思いました。)
・ 伏線の貼り方が分かりやすいが使い方がとても良い
クリーニング店社長が前のチラシに中年男性の働く姿を、
それを中年男性に止められた社長は
新しいチラシにその息子の写真を載せて、
色々な人々が交わる場所となる韓国焼肉店にそれを置きます。
これがその後
・ バーのマスターがかつて見た自殺しようとしていた男性(中年男性)
・ そして車に轢かれて死んだものとされていた息子の(成長した)姿(青年)
として、それぞれの登場人物に見つけられます。
登場こそ非常に分かりやすい伏線でしたが、
そのタイミングや使われ方がとても良かったです。
思ってもいないタイミングで、「おお!ここでそれに触れるのか!」と。
これも「後々関わってくる」という意味での”痕跡”なのでしょうか。
・ ”痕跡”とは、事故に関係したそれぞれが負った傷跡でもあり、
そしてその後の10年で築いてきた人生の「痕跡(こんせき)」でもあるのでしょうか。
物語が展開するにつれ、
単なるひき逃げ事件から、
実はそれに救われた人がいた事、
そして、それを忘れる為に逃げ、しかし逃げきれなかった人が存在していた事、
更には物語途中で度々語られる「後々考えると・・・」
という台詞にもかかっているかと思います。
そして、
・ 会計士を目指す男性こそがかつてのひき逃げ犯人であり、
10年経っても子供を探す少年の母親の姿に耐え切れず、
とうとう妻にその事実を話してしまいます。
・ 轢かれた少年は川へ落ちた所を死に場所を探していた中年男性に助けられ、
しかし記憶喪失に陥っていた事などから
少年はいつしか中年男性の子供として(※戸籍を持たず)育てられる。
これが借金苦で自殺を考えていた中年男性にも、
「新たな素性で人生をやり直す」きっかけをあたえる救いでもありました。
・ 少年の母親は韓国料理店にて、それまでの情報やクリーニング店のチラシなどから
「かつてひき逃げされた少年を助けたのが中年男性で
少年はきっと記憶を失っていてそれを自分の子供として育てた、
それがこのチラシに写っている青年だ!」と全てを本人達の前で言い当てます。
しかし、そこでのクリーニング店社長や恋人達の証言からそれは間違いである、
とさとされ、「全ては自分の妄想にすぎない」と認め、母親は去っていきます。
※ この時点、普通のお芝居であれば、推理モノなどのように
解決編に向かってしまうものと思いましたが、
全てが判明したからそれで終わり、
にはしないのがこの脚本のすごい所だと思いました。
そして、
・ 会計士は妻にひき逃げの事実を告白し、
それを少年の母親に告白しに行くが・・・
・ 少年の母親は自分の推測が外れたものとして、
(それまでに他の家族から勧められたこともあり)
少年の捜索を打ち切り、少しでも長く生きる為に入院する、と決心し
と物語は結局、
「解決ではなく、それぞれがそれぞれの傷跡を抱えたまま生きて行く」
事になるのかと思いましたが、
・ 会計士の妻は亭主の告白を止め、子供を無事出産する。
しかし「2度とあなたには子供を抱かせない」と言い捨てる。
・ 中年男性は青年に「出て行け!」と金を渡して一時的に追い出し、
自分は10年前の事件からの全てを警察に行って
自供してくる、という別れ。
最後、青年とその彼女が「川」沿いを散歩している所へ
その(本当の)母親がおっかなびっくりに自転車を漕いでやってくる場面、
転倒しそうな自転車を青年が助け、そのまま去っていく。
そしてそれを見送り、何かに気づく母親。
場面暗転して、倒れた自転車がポツンと残された場面。
結局、
・ 母親は青年を追ったのか?
・ 青年を見た事で安心した母親は急死してしまったのか?
・ 中年男性が警察へ言って自供したとして、
母親の元へ真実は届いた(間に合った)のか?
など、最後の最後については述べられないまま物語は終了します。
物語途中から涙や鼻をすする音などから、
「泣いている方がいるんだな」とは思いながら
自分は(泣かせる場面、内容は多くても)
淡々と進む物語の流れに、
笑いはしても、実際涙は出ませんでした。
そして、この締め。
しかし、この「淡々とした感じ」「人達のしたたかな姿を描く」
「分かりきった結末ではなく、余韻とでも言うべき何かを残して物語を終わらせる」
そこが桑原裕子さん脚本/演出の素晴らしい所なのかな、と思います。
多分、夢で「こう終わったんじゃないかな」とか妄想する事になると思いますが、
そういう観劇の後の楽しみを残す終わり方こそが桑原さん、そしてKAKUTAさんの持ち味なのかなあ、
と。
自分の妄想だと、
「青年と母親は再会しますが、青年の記憶が戻る訳でもなく
青年は自分を育ててくれた中年男性の無実を主張し、
母親もまたそれを良しとして最後を迎える」
という形でしょうか。
会計士の人は「ひき逃げ」した相手が生きていた、という意味では
救われるでしょうが、多分奥さんは「ひき逃げ」の事実を隠した事より
自分に言って楽になろうとした主人を一生許さないのだろうなあ、と。
肥後系 新水色獅子
あやめ十八番
小劇場B1(東京都)
2014/07/23 (水) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★
不思議と下品な感じがしない
ガッツリ劇中劇が挿入されているのに分かり易い演出と演じ分け。教え子のほとんどに手を出すという、ドロドロで酷い話だが、不思議と下品な感じがしない。何故か漂う純愛感。主人公に同情すらしてしまう。鬼畜なのに。
ネタバレBOX
金子侑加、前園あかりの劇中劇での男役の熱演ぶりが印象的。当たり前だが、全く手抜きなく二役確り作り込んでいて観応えがあった。金子侑加、今作は二役真逆だったが好演。前園あかりの集団の中で異彩を放つ存在感はやっぱり好きだ。
和知龍範、歪んだ人格の主人公がハマっていた。声が良くてが更にいい雰囲気。福永朱梨、木原実優の可愛い雰囲気も印象的。役柄に合ったキャスティングの上手さと演出の妙を感じた。
マホロバ
東宝
シアタークリエ(東京都)
2014/07/17 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★
熱いエンターテイメントショー
役者の情熱がとても輝いている舞台でした。
ボーカル入りの音楽と投影された映像、そして迫力の殺陣シーンが何よりの醍醐味で、事前知識をまったく持たずに鑑賞したのでここまでエンターテイメント性に溢れているとは思いませんでした。
ストーリーとしてはもう少し練り固められたのでは?と思う部分もありませいたが、役者のレベルの高さで説得力を持たせていたと思います。
インザマッド(ただし太陽の下)
範宙遊泳
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/08/09 (土) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★
タペストリー
面白い。70分。
ネタバレBOX
ダイくん(根本大介)…会社員。アヤちゃんの彼氏。デート中に会社の命令で日本代表戦に加わる。炎の中からユーちゃんを救う。ユーちゃんの魔法にかかる。波に乗れなかった。
アヤちゃん(椎橋綾那)…ダイくんの彼女。代表戦の際にテッキーに助けられ、付き合うことに。
ユーちゃん(名児耶ゆり)…アイドルグループの一員。代表戦でダイくんに助けられるも記憶に残らず。引退時に卒業生が騙されてAVに出たと暴露し、干される。
武谷選手(武谷公雄)…女の夫。日本代表選手。退場処分になり自宅に戻った。再度スタジアムに行き、気が狂って焼死した。
テッキー(武谷公雄)…代表戦の相手選手。アヤちゃんを助けた。どこの国かは不明。
女(中林舞)…武谷選手の妻。夫が死亡し、すべてを捨てて放浪し、男(武谷公雄)と不倫する。女は捨てられなかった。
映像を織り込んだ上手い作品を久々に見た。絵的にも美しい(特にユーちゃんのシーン)。以前、芸劇eyesでみた範宙遊泳作品は乱雑な感じだったので、本作品のようなスタイリッシュな感じが意外だった。
女優陣は衣装の良さと動きのかわいさもあってか、とっても舞台映えしてた。
なんの対戦かもわからず大敗する日本代表。そして変化する日常。ついには本当の戦争に突き進む日本という、つかめるような掴めないような展開。よくわからん突飛なとこみあったけど、全体的に面白かった。
喪失がテーマかななんて思ったけど、終盤部に印象的ななにかが欲しかったかな。
ユーちゃんが舞台美術(伸びる幕?)に乗っかっている際に幕が落ちるというハプニングもあった(終演後にきちんとお詫びと補償的なアナウンスもあった)。やってる側としてはきちんとしたものを見せたいという想いはあるだろうけど、ハプニングに対応しようとする役者(裏方も)の動きが見れたのが、ちょっと嬉しかった。意図的でないけど、ハラハラ感も味わえたし。怪我があったらアレですけど。
おせっかい母ちゃんリビングデッド
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2014/08/08 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
饒舌な伝わらない言葉
歴史ファンタジーをやる劇団やこの劇団でもお馴染みの、「てゆーか」「言ってねーし」「聞いてねーし」を多用するこうしたタイプの台詞って、小声で早口、畳みかけるような受け答えで、テンポのいい掛け合い漫才を思い起こさせるが、もうほとんど様式化されていて、別に目新しいわけでもなく現代の若者を表現しているとは思えない。云わば、歌舞伎以上の様式化された表現で、といってそこに歌舞伎のような様式美があるわけでもない。当然ものすごく饒舌になるわけだけれど、「覚えるの大変だろうな~。」とは思うが、何かが伝わってくるわけでもない。こうした表現を重ねることによって伝わる何かがあって、それを受け取れない私が悪いのだろうとは思うけれど、せっかくの親の愛も何だか饒舌の中に埋もれてしまったような気がする。
ネタバレBOX
劇中14年が経過しているとフライヤーの説明文を読んでびっくり。シュールな設定だからいいのか?台詞も衣装も考え方や話し方も全く変わらずで、こういうところが伝わらない要因の一つかな。
ハムレット
京都芸術センター
あうるすぽっと(東京都)
2014/08/01 (金) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★
わかりやすく、そして楽しい
初心者からしたら、飽きずに楽しめて有難かった。脚本は言葉遊びのようでもあり、声に出した時の耳触りの良さにこだわりを感じた。演出のちょっとしたくだけかたといい、ロビーのオブジェ?といい、ほどよい遊び心があって、サービス精神旺盛なかたなのだろう、と推察いたしました。
おせっかい母ちゃんリビングデッド
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2014/08/08 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
めいぐるみの演劇は、少しずつ変化している。
派手さは無いけど、一つ一つの場面が丁寧に作られている。
神戸さんのパワーは、相変わらずだが、本作品ではだいぶ抑えているように感じた。この作品は、主演始め男性の役者陣の好演が光っていた。
朱の半宵 ―アケノハンショウ―
お茶の間ゴブリン
d-倉庫(東京都)
2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★★
和風ファンタジー
祭、生け贄、神隠し、狐狸、あやかし、そんなキーワードの数々には思わずワクワクしてしまう。
日本人のDNAに響いてくるような和風ファンタジー。
ロビーで夏祭り的な出し物があったり、作中登場する踊りの振り付け講座があったりと、
作品以外でも色々と楽しませようとする気持ちが伝わってきました。
気になった点。
作品の世界観と外れるアドリブや、前作にもあった無茶振りのコーナー的なものは必要なのかな?と感じました。
2時間という長めの舞台なので、その息抜きとしては良いのかもしれませんが、
それなら90分くらいでぎゅっと詰め込んでくれた方が私は好みです。
今回過去2作より広めの劇場に変わり、ゆったりと観られたのが良かった。
ただ、客席を使った登場シーンの多用は正直見づらいです。。。
ネタバレBOX
あかねが再び神隠しにあう冒頭のシーンは、今後の展開を期待させるワクワク感に溢れていて非常に良かった。
中盤では、クシナが生け贄として選ばれる場面は真に迫っていて、
村社会における長の絶対的存在、集団催眠的な狂気みたいなものが感じられた。
少々中だるみは感じたものの終盤の勢いある展開も良かった。
特に鳥居がゴゴゴゴっと表れる場面はド迫力で目を引きました。
ラストのループ、あかねとクシナの立場が入れ替わっていたのは何を意味していたのだろう。
また時間が流れて・・・と理解したのだけど、違うかも。
お盆に家族でバーへ行く 2014
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2014/08/04 (月) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい
あんまり多くの人に知られたくないからコメントしたくはないのですが、本当に良い劇団です。たくさんの感動をありがとう
ビー・ヒア・ナウ Be Here Now
文化庁・日本劇団協議会
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了
満足度★★★★
印象に残る作品
ドタバタでハチャメチャな展開なのだけど、最初と最後がしっかり締まっていて、
スッキリと爽やかな観劇後感を覚えました。
特にフィッツジェラルドの一節を引用した冒頭のシーンが好きです。
遠隔操作事件など最近のネタも織り交ぜてはいるものの、
作中のネタの数々はやや時代を感じさせるものが多かった。
友部役の津村知与支さんの演技が素晴らしく良かった。
ボヤッキー役の小沢道成さん、デスラー総統役の渡辺芳博さんも、はまり役で印象に残りました。
ネタバレBOX
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「お前を誘拐した」
最初の2通の脅迫状を投函したのは北川の先輩友部。
作品作りに行き詰まった友部が、北川の行動を参考にして小説を書こうと企てた。
最後の一通はデスラー総統。
北川はモチベータとして初めて参加したセッションで発生した混乱時に耳にした言葉をノートに書き留めていた。
そのノート求めて、デスラー総統、柄谷、ドロンジョらが争う。
ドタバタの中、北川はノートを燃やし、激情した部下の一撃で北川は昏睡状態に。
ドロンジョのチャネリングなどを通して北川は友部との過去を思い出す。
激嬢ユニットバス旗揚げ公演 『甘い足どり』
激嬢ユニットバス
APOCシアター(東京都)
2014/07/31 (木) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
【千鳥足の朝 篇
『寝不足の雨 篇』の後日の話。2本続けてもう一度観たい。
激嬢ユニットバス旗揚げ公演 『甘い足どり』
激嬢ユニットバス
APOCシアター(東京都)
2014/07/31 (木) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
寝不足の雨 篇
なんといってもキャストが皆さん魅力的♪お話も歌も音楽もみんな素敵♪
肥後系 新水色獅子
あやめ十八番
小劇場B1(東京都)
2014/07/23 (水) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい!
旗揚げから観てるけど、進化のスピードが半端ない。今回の、よりエンターテイメントよりに振ってる感じも楽しかった。ストーリー、劇中劇、音楽どれも良かった。新戦力が加わった「あやめ十八番」期待も高まる。
マボロシ兄妹
悪い芝居
青山円形劇場(東京都)
2014/07/18 (金) ~ 2014/07/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
説明不可能
もの凄かった!かっちょ良かった!観て良かった!
猫のサロン~家族のはなし~
猫の会
ひつじ座(東京都)
2014/07/17 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
水底の静観者
とにかく楽しかった!楽しそうだった!前説がナイスアシスト!!!