
河童
DULL-COLORED POP
吉祥寺シアター(東京都)
2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★
動きは大変そう
最初、え?そういう河童なのと思ってしまったが、杞憂だった(笑)役者陣の動きは大変そうだったが、たしかに河童で、面白かったー。
現代社会(と言うか人間生活か)を風刺してるような内容(個人的見解)は、確かにと感じるものも多々あったかな。

愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了致しました。ありがとうございました!
TOKYOハンバーグ
サンモールスタジオ(東京都)
2014/07/16 (水) ~ 2014/07/23 (水)公演終了
満足度★★★★
派手さは無いが
震災で地元を離れた三姉妹とその三姉妹と間近に関わっている人々の話。重いテーマながら、変に大袈裟に描かず、登場人物それぞれについて震災に触れようか触れまいとしようかの気を使う感じの心情を丁寧に描くことにより、
派手さはないものの、心に響くものを強く感じた。よい舞台であり、改めていろいろと考えさせられた。ただ小道具の新聞、一面とかを客席に見せない方がよかったかな。そこだけ現実に戻されてしまう感があったので(座る位置にもよるが)

プライム輪舞曲
クリエイティヴ零-ZERO-
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/07/16 (水) ~ 2014/07/20 (日)公演終了
満足度★★★★
もう一つが気になる
少し説明説台詞が難しかったり、なぜその素数だったのかとかありましたが、面白く楽しい舞台でした。もうひとつのエンディングがどうなのか気になるなあ。

男肉 du Soleilのマーマレード男子
男肉 du Soleil
シアター711(東京都)
2014/11/17 (月) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!
おぼりん
pit北/区域(東京都)
2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
すでに次を思う
まず立ち姿が様になっていた。
もちろん動きも素晴らしかったけれど、大きな垂れ幕を
広げた後にその垂れ幕の横に立っている姿がとてもかっこ良かった。
身体の見せ方、動きの見せ方を知ってるんだなぁと思った。
それはおぼんろの本公演ではなかなかない高橋倫平さん演出だからこそ
新しい一面が見れたと思う。
物語りは愛のお話。内容もそうだけど演者にスタッフに観客に
愛されたお話しでした。
この物語りを必要とする人はもっといると思うし、
演出家、役者、高橋倫平をもっと知ってほしいと思った。
1日だけ3公演だけではもったいない。

番外「本読みの時間」 於 百年長屋
「本読みの時間」
百年長屋(大阪府)
2014/11/15 (土) ~ 2014/11/15 (土)公演終了
満足度★★★★★
人の優しい心を感じる物語が二つ
時代物 人の優しい心を感じる物語が二つ 客席後ろから 横から 声が聞こえた時は、空間が一気に広がり臨場感が出て驚きました、面白い演出です。寒くなりだした最近に暖かい物語もよかった。 「本読みの時間」は、目の不自由な方に特におすすめです。
宮部みゆき 神無月
子の命 神は居ない神無月 早く捕まえてあげないと優しい心 私も酒 熱燗で3本暖まりましょう。
北原亞以子 返討
ひじきやなまりを持って来てくれる それでいいのかも。

たとえばあしたのこと、とか。
ともサンカク
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2014/11/16 (日) ~ 2014/11/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
生着替えにドキッ
あちらこちらにかけてある洋服をどう使うのか興味津々だったが、最初にJKになるときの生着替えにドッキリ。
それからの、着替える度にかわるキャラクター、ストーリー。
すっかり目を奪われてしまいました。
来年の公演も楽しみにしています。

男肉 du Soleilのマーマレード男子
男肉 du Soleil
シアター711(東京都)
2014/11/17 (月) ~ 2014/11/19 (水)公演終了
満足度★★★★
コレ、凄いな。
男(団長!?)が作・演出したラブコメ漫画の舞台化風コント。
とにかくお笑いもダンスもグイグイ来ます。
もォ~、この勢いに飲み込まれて笑うしかない、といった感じ。

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!
おぼりん
pit北/区域(東京都)
2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
衝撃はさらなる衝撃を連れてきた。
約2年前に初めて高橋倫平の「捨て犬の報酬」を見て、衝撃を受けたこの演目の再演を見れるという事で、どれほど楽しみにしていたことか。
期待をすればすれるほど、そのモノの価値、ハードルを上げるわけだが、
各地を回って戻ってきた「捨て犬の報酬」はそのハードルを余裕で飛び越していった。
「芝居を見るだけが公演ではない」として
劇場に入った瞬間から公演はスタートしていた。
階段を下りればそこには英語で書かれた古い看板。
制作スタッフはみんな統一感のある服装。
その中に奇抜な恰好をしている二人。
開演前にわかるのだが、前説をやる役者である。
面白おかしい前説から入り、見事に物語への道案内をしてくれる。
本編が始まる。
薄明りの中から朗々しい歌が聞こえてくる。
そして、明転。
舞台の中央に立つ老犬。そこから釘づけ。
軽快な台詞回し。
アクションでは桁外れの身体能力見せてくれる。
幕が落ちてくる時が圧巻。
見えないはずの登場人物が見え、
色々な場所に連れて行ってくれる。
息もつけぬほどの、瞬きもできぬほどの圧倒的な存在感。
各地を回って、演技に深みがでたと考えるべきか、
2年間でここまでパワーアップしているとは思わなかった。
30分という短い時間だが、それ以上にあの演技をぶち当てられると、
こっちがどうかなってしまうかもしれない。
たった一日の3ステージ。
これだけでは勿体ない。
何度も、何度も見たい作品。
もし、また再演があるのであれば、私は間違いなくこの物語に再び参加するだろう。

別れても好きな人 2014
劇団競泳水着
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/11/06 (木) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

何処から誰が
KARAS
並石ダムグリーンランド(大分県)
2014/11/08 (土) ~ 2014/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごいものを観てしまった
ダム湖全体を使った光と音の壮大なパフォーマンスは幻想的なのに鮮烈で、これは何なんだ?と口あんぐり。すごいものを観てしまった。
詳細は、「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

『OUF!』 【復路ツアー】
劇団どくんご
福岡市・須崎公園(福岡県)
2014/11/08 (土) ~ 2014/11/09 (日)公演終了
満足度★★★
パフォーマンス重視
(久留米公演を観ましたが、書くところがないのでこちらに書きます)
まったく印象が違う多彩な場面が作り出す豊かなイメージでファンタジー性が強まり、ショー的要素が増してストーリーはどっかに吹っ飛んでいた。そんな、これまで観たものとどこか違っていたどくんごのテント芝居を、いちおうは楽しんだ。
詳細は、「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

踊るうた Dancing Songs
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2014/11/14 (金) ~ 2014/11/19 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1309(14-358)
20:00の回(曇)。19:56開場、20:10開演〜21:10終演〜21:25トーク終了。昨夜に続いての2回目。
「匂い(マドレーヌを入れた紅茶のように)」では経験ありませんが、「音楽」を聴いてその時の記憶が(鮮明ではないにしろ)思い出される、ということがあります(「ノルウェイの森」みたい)。それもイントロを聴いてすぐ気がつくことが多い。
自分の中で「あの頃」は美化されているに違いないでしょう。今との比較は少し寂しさも感じるのでした。
1時間踊りっぱなし。
トークの時、Jimi Hendrix「Star Spangled Banner」のお話がでてきました。「Woodstock」での映像は簡単に視聴可、これでもかというくらいにアームを使うので演奏中にチューニング。生きていれば70を超えています。
残り2回。どちらかを勅使川原さんが踊るそうです。
余談で「ソラリス」について。
1978/7月、ずっと「岩波ホール」で観たものと思っていたのですが、ノートを見直すと1978/7/14「戦艦ポチョムキン」を一緒に観ていたようで、ネットで調べたら「日劇文化」らしい...では、かつて岩波ホールで観たのは何だったのか...ノートが間違っているのかもしれない。
この年は「未知との遭遇(4月)」「スター・ウォーズ(6月)」、そして「2001年宇宙の旅(11月)」のリバイバル上映と凄い年でした。ちなみに「ソラリス」の前売券は900円。
その「ソラリス」から「ハリー」。この機会に原作を読み直してみようと思いましたが、どこにしまったのか分らなくなっているので図書館でポーランド語からの沼野訳版を借りることにしました。

牛乳地獄act.13「穴があったら入りたい」
牛乳地獄
ウイングフィールド(大阪府)
2014/11/06 (木) ~ 2014/11/12 (水)公演終了
満足度★★★
☆★ゲームの様なファンタジー★☆
名古屋の劇団 牛乳地獄、初の大阪公演!
ウィングフィールドへ初見です♪
現実とファンタジーの世界をミックスした様なメタフィクション⁈
初っ端は劇団のマイムや挨拶などの練習風景から始まる
そして一人の女性が落下して未知の世界の冒険が始まる⁈
パントマイムを交えたオープニングはなかなか見応えあります!
話しは次々と難題をクリアしていくゲームの様な展開で分かりやすい
間にアクセントとして⁈ ちょこちょこっと現実の世界が盛り込まれる
役者さんは皆さん若いのに個性的で落ち着いた演技!
全然的には分かりやすくテンポのいいファンタジー♪
割と先が読めるベタな展開と緊張感があまりないので
私的には話にぐっと引き込まれない部分でもあったかも…⁈
初めてのファンタジー⁈への挑戦だったみたいなので
普段やられているお芝居がどんな感じなのか?かなり気になる
次にも何か期待できそうな劇団!
☆印象に残った役者さん
熱演が印象的だった主役の日置美穂さん
☆印象的なシーン
オープニングのパフォーマンス♪

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muro式
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2014/11/06 (木) ~ 2014/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
満足した!
ようやく納得いくコメディを見れました。最近は「コメディの皮を被ったなにか」ばかりで食傷気味でしたから。
本に「書かれた」言語で笑わせるのではなく、言葉やアクションのキャッチボールで笑わせる「生もの」感が「笑い」には不可欠だ。
役者の意図(=力み)、演出の意図を見透かした途端、客は「応援する気持ち」にはなっても「笑えない」。人を笑わせる技術は世の中に概ね出尽くしているが、それを正しく遂行できる役者や演出はそう多くはない。
今回のmuro式は、笑いを生み出す技術がふんだんにちりばめられていた実験的な作品であると共に、安心して客が笑いに身を委ねることが出来る出色の出来であった。

悪い芝居vol.16『スーパーふぃクション』
悪い芝居
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/10/21 (火) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめたが
3時間にもわたる見応えのある芝居でした。長い分、シーンのメリハリが重要なのですが、細かいところで惜しいと感じた。笑わせるシーンで趣味が合わず気持ち悪さが残りました。ギャグなシーンになると途端に薄っぺらくなるくらいだったら、あくまでシニカルにやりすごしてしまったほうが好みであったと思う。役者の侠気というか演出の侠気というか・・「悪ふざけ」は格好いいし、そういうことをやりたいのは分かるが、上手くはまっていなかったと思う。勢いを殺してしまった感じが残念だった。

舞台「靖国への帰還」
ネリム
滝野川会館 大ホール(もみじ)(東京都)
2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★
一考を期す
拝見させていただきました。
作品に対してのシンパシーは原作に対しての感情であるように思う。
それと、武者役を演じた野口さんの真摯な演技に対しても。
先ずは、会場の選択の間違い。
NPO他の関係で色々あったのかも知れないが、この作品の空間としては如何なものでしょうか?入場者数の票読みと座席数がかけ離れているし、演出と空間も合致していません。
次に演出。
展示パネルを応用したかと思われる空間の設定は、逆にチープさを際立たせます。ならば、いっそのことリーディング形式を取り入れるとかの工夫をしたうえで、黒バック(できれば別珍)のみでとか、空バック一枚だけは頑張るとかいった潔さが必要だと思います。
制作。
入場料の設定金額は舐めているとしか思えません。この簡素さで、学生演劇(高校生)クラスの共演者たちで、どこに制作費を使っているのでしょう?
原作使用料が高かったのでしょうか?そうだとしても、文庫版販売とか出版側との交渉はするべきだったのでは?
演劇は演劇的な空間で、演劇的な内容で、お客に何かを享受してもらうというものであることは言うまでもありません。
見事にすべてを放棄している感があるこのカンパニーは謙虚に一考の上今後に臨まれることを期します。

別れても好きな人 2014
劇団競泳水着
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/11/06 (木) ~ 2014/11/17 (月)公演終了
これが、トレンディードラマ!
劇場の折込みチラシを見て、チラシのイラストが好きな漫画家さんだったので気になって観に行きました。
HPの紹介に「劇団競泳水着式トレンディードラマ」と書いてあったので、おしゃれな恋愛模様かな?と思っていたら、くだらなさと面白さと切なさが同居して、良い意味で裏切られました。
続きはネタバレの方へ。

月光条例
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★
原作と重なる
“「カプセル兵団」だから、この作品が舞台に出来たなぁ・・”という気がする。観ていて、原作の登場人物と舞台のそれがいい感じに重なってくる。特にエンケキブと鉢かづき、図書委員。女の子たちがイイ!!脇キャラも裸の王様を始め、シンデレラや赤ずきん、盛りだくさんの登場人物がいいバランスで動き回る。これだけ登場人物がいても“邪魔になる”がない。2時間40分と聞いた時は“えっ?”となったが、意外にすんなり観終わった気がする。ひとつだけ言わせてもらえば、吉久さん、芝居は良いけど、この役には少々年齢的に苦しいかな・・・と。さらに、もうひとつ、あのクッションは座りづらく、落ち着かない。

分際
東京マハロ
小劇場B1(東京都)
2014/11/14 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了