
月がとってもきれいです
はらぺこペンギン!
駅前劇場(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
考えられる作品
『月がとってもきれいです』を観劇。
タイトルからは想像出来ないくらい重いテーマの作品。
どの立場の人の気持ちもわかるような気がする。
『赦す』『忘れる』この言葉がどの位重いことなのか考えさせられた。
テーマとしては重いものだったけど良い作品だった。
とあるシーンでは言葉なんていらない、ただ『静』だけが色々なことを表現しているんだと思った。

ミラージュ・イン・スチームパンク
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
ミラピ
初日見てきました!
もうほんとにほんとに素敵すぎて、あたしの少ない語彙では表現で
きない。
ほんと素敵。
楽しい。
泣ける。
こんなに生命力があって、そのパワーをこっちまでわけてくれる団体さんを、他には知りません。

trip
無隣館若手自主企画vol.6 山内企画
アトリエ春風舎(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

突撃!ゴールデンチャイナタウン!! ~暗黒霊幻道士VSドラゴンナリタ~
壱劇屋
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★
たのしかったー!
笑ろた笑ろたー!
生歌声に鳥肌ー!
でも最後怒涛の30分ほんまに見応えあって楽しかったー!
最後、ぽっちゃりナリタの哀愁が素敵で、ちょっとかっこいいとか思っちゃいました(笑)

女と男のしゃば・ダバ・だぁ ~流れる夜に~
あみゅーず・とらいあんぐる
ウイングフィールド(大阪府)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★
☆★分かりやすいコメディ★☆
母娘と夫婦が繰り広げる二つの話のオムニバス!
出演者はウィングフィールドで良く見かけるベテラン?の役者さん
1本目の母娘の話しはコメディと言うより心温まる話♪
2本目はドリフと欽ちゃんの様な王道のドタバタコメディ♪
どちらも割とベタな笑いのコメディだったので分かりやすかったのですが
役者さんもコメディになると少しオーバーな演技になるのか⁈
私的にはちょっと気恥ずかしさもあり苦笑い…(^^;;
もう少し捻った笑いの方が好きかなぁ~♪

メイン・ストリート・ボーイズ
劇団マリーシア兄弟
Geki地下Liberty(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★
マリーシアらしさ全開!
今回、ド・Mのメンバーさんも出演してたんですね!
相変わらず楽しませていただきました!
テンポも良くて、あっという間の90分間でした!
個人的にタクシーの運転手さんが面白かったです!
あと、クリーニング屋さんの金髪君のロックな感じがとても良かったです(笑)
自転車屋さんの無口な男の人(ゲンさん?)もめっちゃかっこよかった!
ゲンさんと絡んでるナツキさんが、かっこいいんだけど可愛かったです!
シャッター商店街の再起を担って奮闘する新青年会長が、他のメンバーに振り回されて、その結果"まな板の鯛"状態になるシーンが笑えました(笑)
その後に、誰からも話を聞いてもらえないタクシーの運転手さんが、まな板の鯛を真似てバタバタするシーンでさらに笑いました(笑)
日常会話の舞台の中にこういった日現実的な部分もありつつそれをリアルに表現するマリーシアさんって、本当にすごいと思います。
ラストはちょっぴりジーンとくるお話なんですが、女性にはわからない部分なのかなぁと感じました。
わからないとこはないんですが、男性ならもっと楽しめるんじゃないかと。
次の公演がマリーシアの復活公演ということで、楽しみにしてます!

ヒトヒトヒト
キリンバズウカ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2014/11/23 (日) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
チカラワザ、オオワザ、コワザ
観客のためではなく、自分の感性のままに書きつづられたという素直な脚本が、たまらなくステキであった。久しぶりにもう一度観てみたいと思える作品。美術、音楽の素晴らしさ。役者さんたちの持ち場をわきまえた演技。キャパに合わせた絶妙なセリフ回しが、自然と頭に入ってきて心地よい。つべこべ考えるより、感じろと訴えかけてくるようなやりとりに、最初から最後まで魅了されてしまった。

月光条例
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
ほんとに。
ほんとに面白かった。
原作を全く知らず(藤田先生すいません。)
予備知識なく観に行った訳ですが、まー情報量の多いこと多い事。
しかし、何故かこれが、どんどん入ってくるので、諦める事も、
挫ける事も無く進んで行きました。(笑)
世界観が独特で、でも理解不能にならないのは、
やっぱり、吉久さんの愛情たっぷりの脚本、演出と、それを
確実に伝えようとする演者の熱意のたまものなんじゃないかと。
あっという間に終わってしまった感がありましたが、
終演後はすぐに外へ出たい気分に。
空気が濃密過ぎて過呼吸になりそうでした。(笑)
カプセルさんはほんと期待を裏切らない劇団さんなので、
今後も動向が気になります。まずは来年9月の「カグヤ編」を
首を長くして待ってます。

ハーフテールモニュメント
B.LET’S
小劇場 楽園(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

勅使川原三郎 連続公演『天才的な時代』『パフューム』
KARAS
シアターX(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1315(14-364)「天才的な時代」
20:00の回(雨)。19:35会場着、ロビー開場中、19:46開場(チケット記載の整理番号順、5番ずつ)、20:09開演〜21:12終演。初めてみる仕掛け、爆音やクラシック、照明(と影)、勅使川原さん、佐東さん、鰐川さん、加藤さん。
鰐川さん...宙に...消えたかと思いました。
大地は揺れ、裂け、炎の柱が刺さる。震え強張るモノ、原生の衝動に突き動かされるケモノ、浮かぶクビ、壮大な展開。

オペレーション・ポカン
ニュートンズ
明石スタジオ(東京都)
2014/09/23 (火) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

吉例顔見世大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/11/01 (土) ~ 2014/11/25 (火)公演終了
満足度★★★
夜の部鑑賞
有名な作品の3本立てで、充実した内容で見応えがありました。
『御存鈴ヶ森』
俠客と若衆の出会いを描いた物語で、前半の盗賊との立ち回りでは顔や尻が削げたり、首や手や足が切れたりとスプラッター的な表現が目白押しですが、陰惨にはならずにコミカルに描かれていて楽しかったです。後半は動きの無い会話の場面が続きましたが、台詞回しに引き込まれました。
『勧進帳』
染五郎さんの弁慶デビューで、声も動きも安定感のある演技でした。最後の幕外では間の取り方に嫌味が無い素直な雰囲気があって印象的でした。吉右衛門さんの義経は台詞はあまりなく座っているだけの時間がほとんどでありながら存在感がありました。
『義経千本桜 すし屋』
源平の争いごとに巻き込まれて思い違いによる悲しい結末を迎える物語で、コミカルなやりとりが繰り広げられる序盤から、心の葛藤を描いた終盤まで場面転換が無いまま1時間40分程続きますが、求心力を失わない舞台でした。人間味溢れる権太を演じた菊五郎さん、権太の母おくらを演じた右之助さんが良かったです。

.01秒を歩くスイミーの祭典
第27班
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
個々のパーツは良いが全体としては不完全燃焼、改訂版を望む
東京オリンピックと学生志願兵と…。
題材の選定とそれに対する考察・主張、1本通った縦軸(と言うより「繋ぎとなるパーツ」?)の周囲に複数の流れを配する構造、見せ方の工夫、仕掛けた罠、共通の「モノ」をキッカケに一気にたたみかけるクライマックス、ブラックユーモアに切なさや虚しさを加えた幕切れなど、個々に見る分にはそれぞれ良いのだが全体として組み上がったものは掛け違いやら不協和音やらが感じられて「不発感」あるいは「不完全燃焼感」があるのが何とも惜しい。
思うに要素を盛り込み過ぎたのではあるまいか?
その結果、併走する複数の流れの接点がなかなか見えず「長すぎる導火線」状態に陥ってしまったのではないかと。
もう少し絞り込んでスリム化した改訂版を観てみたいモンだ。
事前にベタ褒めと批判的な評をそれぞれ目にしていたが、観ながら批判側の言わんとしていたことがよくワカったりもして…。

This is a お感情博士!
演劇集団 Z-Lion
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
バラバラにするぞぉっ!
普段、人を引きつける感情豊かな人で在りたいと思う反面、感情的になりすぎたり、感情に振り回されたりするのは大人の振る舞いとしてふさわしくない。出し過ぎても、出さなすぎてもダメな厄介な存在。そんな『感情』を手に入れたロボットのお話。高橋明日香さんが、よかったな。

全段通しリーディング 仮名手本忠臣蔵
遊戯空間
浅草木馬亭(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/11/27 (木)公演終了
満足度★★★★★
「仮名手本忠臣蔵」べし観る
演劇に携わって本物を目指すなら、必見の舞台である。上演は、本日11月27日、13時からと18時からの2回を残すのみ。足を運んで損は無い。
大序の兜改めから討ち入りの十一段目までの一挙上演である。テキストは、浄瑠璃原文から構成し、主要登場人物は割愛していない。一方、今作は、文楽・歌舞伎の所作、節回しはなく衣裳は簡略化され、舞台美術も無い。但し、現在では上演されることの殆ど無いサブストリームをも全段通しで観ることによって、何故、忠臣蔵が、国民的戯曲になっているのかが、良く理解できる。

アンネ
劇団ひまわり
シアター代官山(東京都)
2014/11/20 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★
アンネの世界
勝手な思いで劇団ひまわりだから子役さんだけのお芝居かと思ったら違いました(^_^;)
あの時代の風景が凄く見え、感情移入してしまうシーンが多く、腹が立つたり切なくなったりキュンキュンしたり…
2時間あっという間でした。

気がつけば、あした。
aibook
OFF OFFシアター(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/12/02 (火)公演終了
満足度★★★★★
女は強いから、耐えられる!
降雨の中、岡まゆみさん目当てで、下北のOFFOFFシアターにて初日を観劇。OFFOFFシアターは7月のサスペンデッズさんの公演以来です。フライヤーやタイトルから、もっと軽い家族モノのお話を想像していましたが、家族の繋がりと老いをテーマにした、中々骨太でシリアスな舞台でした。岡さんは、相変わらずおきれいで、チャーミングな声で、素敵な強いお母さんを演じて見えましたが、『女は強いから、耐えられる。』のセリフが、ラストの場面で、重く響いてきました。

あうるすぽっと+毛皮族共同プロデュース 『じゃじゃ馬ならし』
あうるすぽっと
あうるすぽっと(東京都)
2014/11/20 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
江本ワールド
複数の解釈ができる難しい作品であった。
音楽なども斬新な使われ方をしていて、非常に独特な世界観であった。
江本氏が「観客との試合」とtwitterで述べていたが、正にその通りでボヤボヤ観ていると置いて行かれる。
鑑賞から数日経つが、いまだに評価に悩む部分もあるので暫定の評価としたい。

オペレーション・ポカン
ニュートンズ
明石スタジオ(東京都)
2014/09/23 (火) ~ 2014/09/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
旗揚げ公演
駅前で演者さんたちが配っていたのフライヤーを頂き興味本位で入ってみました!
チケット自体もそんなに高くなく、気軽に入れる!そして三ヶ月に一本やっていくというのにも驚き!
内容は東京03×大人計画のような、日常に溢れるささいなコミュニケーションをもとに描かれる会話劇が主体でした。次回公演も三ヶ月後にやるみたいなので楽しみ!今後の飛躍に期待しています!

第6区極東監獄学園
崖淵五次元
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2014/11/23 (日) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
むっちゃ楽しいl今月ダントツ一押し!
「(作・演出の)岩本さんのやりたいことをやってください」との言葉を受けて、やりたいことを全て詰め込まれた作品!
(学生さんからプロの方まで幅広い)役者さんの若々しい躍動感!
最初から最後まで最大出力での殺陣・活劇!
スピーディな展開で、個々のキャラがしっかりと立っていて、(ドタバタだけではなく)しっかりとした内容と良く練られたストーリー展開!
感動のラストシーンに向けて一直線!
ラストも「これでもか」とばかりの超エンタメ!
全てを詰め込んだだけ有って、足りないものは全くありません。
怒濤の痛快活劇でありながら、最後、何度となく涙しました。
これは一押しです!次回作品、必ず観に行きます!