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ワンダー三日月リバー

ワンダー三日月リバー

Micro To Macro

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇と音楽との競演!生演奏ハンパ無し!演技も良し!
生演奏、ハンパ無かったです。バイオリンとギター良いですね~!当然、縁の下の力持ち、ベースとパーカッションも!
音楽とともに公演はすすみ、現在・過去・未来を行き来しながら、親子が前に進むために葛藤しながら…。
心に残る名セリフが多数ちりばめられており、ラスト、子供の瑠海の言葉…、感動的でした。
歌、ダンス、演技、脚本、とっても良かったです。
次回公演は1月25日、是非観たいと思います。
その前の12月26日にライブイベントもされるようです。

ネタバレBOX

本当にハートフルで良い公演でした。

船に乗るシーンから始まり…。
いつしか小学校のシーン、転校生の「トリオ」をからかわれているのを庇護する「ミャーコ」。
筋が通った考えるする「ミャーコ」だが、家が貧しく一人で過ごすことが多かった。その「ミャーコ」の夢は「世界でただ一枚のレコード」を作ること。
それを知った「トリオ」は「ミャーコ」と一緒にレコード作成に取りかかる。
いつしかクラス全員を巻き込みながらレコードは完成する。
一人で過ごすことが多かった「ミャーコ」だったがレコード作成を通じ、皆と打ち解け、「トリオ」と「ミャーコ」は惹かれあう。
お互いが引きつけあう「グラビティ」。

「おらの願いは、トリオさんが地球なら、おらが月になって46億年回り続けることだ。」「海を観たことのないミャーコさんに、おれは絶対海を見せてあげる。」
そして「トリオ」と「ミャーコ」は結婚し、息子「瑠海」が生まれ、小学校の時に作ったレコードとともに音楽に囲まれた幸せな生活。

「来月こそ、初めて海に連れて行ってね」と約束し、最高のすき焼きを作るために、足りない調味料を買いに出かける「ミャーコ」と「瑠海」。
でも目を離した隙に幼い「瑠海」が川に転落し、助けようと「ミャーコ」も川に。
「瑠海」は助かったが、しかし「ミャーコ」は帰らぬ人に…。

生活は一変。「トリオ」は一度も海に連れて行ってやれなかった事を悔やみ、落ち込み、あのレコードや音楽を遠ざけ、そして音楽好きに育った「瑠海」も遠ざけるように。
「トリオ」は「瑠海」に、歌を歌うこと、母の遺品のレコードに触れること、すき焼きを食べること、を禁じる。そして落ち込む「トリオ」は、父親を励まそうと明るく振る舞う「瑠海」そのものを遠ざけてしまう…。

そんな中、飼っている猫の「ニア」と小鳥の「ピッピ」に連れられ、「トリオ」は船に乗る事に。
現在・過去・未来を行き来しながら、過去の自分を思い出す。
「(深海生物が)真っ暗闇の中で前に進むためには、自ら進む方向を照らさなければ(進む方向を自ら決めなければ)進めない」。

そして母親が死に自分だけが助かった事を悔いている「瑠海」は、自分が死ねば母親が帰ってくるのでは…と、幾度となく川に自ら飛び込んでいた。
そのことを知った「トリオ」は、前に進むことを決意する。

壊れてしまった船を自力で漕ぎなら、
「トリオ」は「ごめんな」とこれまでの全てを「瑠海」にわびる。
「瑠海」は「何を?」と問い返す。
「トリオ」は「お前が痛い全て…」。
「瑠海」は沢山傷ついてきたのに「どこも痛くないから…大丈夫」。

いつしか船は、「瑠海」がまだ観たことのない海へ、夜の海へとたどり着く。
そこは自ら進む方向を照らし出す深海生物たちが海面に集まり、明るく光っていた。
気がつけば、あした。

気がつけば、あした。

aibook

OFF OFFシアター(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/12/02 (火)公演終了

満足度★★★★

めだか
歯車のようにガタガタと、気が付いたら自身でも止めることのできない早さで回転しており、かといって、逆回転もできず、唖然と、茫然と、焦り、もがく、日常。
登場人物5人の人生感や生き様、各人が抱える暗い闇の部分などが謙虚にクローズアップされるにつれ、観劇者がそれぞれの立場になって俯瞰できる、不思議な体験だった。
小学校の飼育委員でのめだかの観察、さらには、中学の天文倶楽部でみたハレー彗星を思い出し、懐かしくなった。
記憶は薄れていっても、思い出はどこかで・・・きっと。

ネタバレBOX

朝子さんが、里奈さんに手を伸ばし、触れ、その手をさすり、なでるシーン。たった数秒間に、計り知れない深い愛が、伝わりました。
わたしにとって、今年おそらく最後になるであろう作品に、心から感謝、お礼を申し上げます。
ハトビト

ハトビト

星の女子さん

G/Pit(愛知県)

2014/11/28 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇
星の女子さんの作品を初めて観劇致しました。何とも言えない舞台の雰囲気と摩訶不思議な世界に引き込まれました。

上野水香プロデュースバレエ Jewels from MIZUKA

上野水香プロデュースバレエ Jewels from MIZUKA

神奈川県民ホール

神奈川県民ホール(神奈川県)

2014/11/29 (土) ~ 2014/11/29 (土)公演終了

満足度★★

プティ作品と定番古典
上野水香さんがプロデュースしたガラ公演で、海外の大物ダンサーも出演していたわりには地味な印象を受け、物足りなさを感じました。

『オープニング』(構成・映像:高橋竜太 音楽:G.ガーシュイン)
手前の紗幕に投影した映像に合わせて動く趣向は面白かったものの映像のセンスが好みではありませんでした。

『レ・トロワ・ジムノペディ』(振付:ローラン・プティ 音楽:E.サティ)
様々なリフトを淡々と見せる作品で、所々に新鮮な振付がありました。一番有名な第1番をカットしていたのが残念です。

『パリの炎』よりパ・ド・ドゥ(振付:ワシリー・ワイノーネン 音楽:B.アサフィエフ)
回転や跳躍が連続する作品で、踊りは丁寧ではありましたが、もう一つ突け抜けた感じが欲しかったです。

『QLOCK』(振付:高橋竜太 音楽:SINSKE)
新作初演で、男が女に話しかける一瞬の長さを描いていました。ジャズダンス的な振付は良かったものの演劇的表現が安っぽく感じました。

『瀕死の白鳥』(振付:マウロ・デ・キャンディア 音楽:C.サン=サーンス)
有名なフォーキン版とは異なる男性ソロで、所々にぎこちない動きが入るのが印象的でした。床の狭いエリアだけを照らす照明が美しかったです。

『シャブリエ・ダンス』(振付:ローラン・プティ 音楽:AM.シャブリエ)
2組の男女デュオで踊る作品でしたが、あまり印象に残りませんでした。

『ジゼル』より第二幕のパ・ド・ドゥ(振付:ジャン・コラーリ/ジュール・ペロー 音楽:A.アダン)
ほっそりとしたスタイルの渡辺理恵さんの重力を感じさせない動きが幻想的でした。

『白鳥の湖』よりアダージョ(振付:レフ・イワーノフ 音楽:P.I.チャイコフスキー)
安定した表現で美しかったです。

『ドン・キホーテ』第三幕よりグラン・ディベルティスマン(振付:マリウス・プティパ 音楽:L.ミンクス)
ガラ公演にふさわしい賑やかな作品で、高揚感がありました。柄本弾さんが際立っていました。

『チーク・トゥ・チーク』(振付:ローラン・プティ 音楽:I.バーリン)
ジャズに乗せて踊るショウピース的作品で、公演全体を締めるデザート的扱いが洒落ていました。

『フィナーレ』
各作品の1シーンの静止ポーズを四角いスポットライトで照らしていく構成で、ユーモアがあって良かったです。

This is a お感情博士!

This is a お感情博士!

演劇集団 Z-Lion

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動
終始ほのぼのしてて
でも後半からは切なく切なく・・・
すすり泣きが場内から聞こえてきます
特に花子役の高橋明日香さんは
変幻自在の演技力で魅了してくれます。

いとしいとしのぶーたれ乞食

いとしいとしのぶーたれ乞食

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ・九段下GEKIBA(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

狂気も欲しい
 どうも清水 邦夫の作品というのは、役者の内面に強く高いテンションを維持することを要求する作品が多いように思うが、今作や楽屋は、その代表例と言えるかも知れない。清水は、良くリルケを引用するが、それは、彼自身の感性に詩的なものがあるからだろう。今作にしても、詩的感性なしに理解するのは困難だと感じる。人々は物事を率直に見る訓練をしていない場合が多いからである。
 然し乍ら、pariahとしてものを見たらどう映るか? 老婆は? ええじゃないかパック旅行の面々が旅先で留まった場所は、ええじゃないかに加わった面々、千余名が首を刎ねられた首塚であった。其処には、老爺と老婆が住んでいたが、この老カップルは、実在の者ではあるまい。ええじゃないかパックで訪れた人々に呼応して出て来た異界の者達であると考えた方が、辻褄が合うように思う。その分、この二人を演じる者には、内面的なポテンシャルの高さが要求されるのだが、老婆役の一花さん、老爺役の鈴木さん、二人とも、良い演技をしていた。他に脇を固めた未亡人役の内海さん、看護婦役の阿部さんの演技も気に入った。若手では、渡辺君の目が気に入った。
 シナリオ・演出上では、オープニングの首だけが浮かび上がるシーン。ええじゃないかパックの面々が休んだ先が、首塚であり、そこで主たるエピソードが展開されること。そして、ラスト。しゃれこうべに花がたむけられる美しい終わり方が有機的に連動していてグー。
 欲を言えば、殆ど出ずっぱりの老婆の美醜にファーストシーン以外にも変化をつけて欲しい。メイクで無理なら、照明で工夫するなどでも大分違ってくるように思う。(例えば、醜を表す時は寒色系、美を表す時は暖色系という具合に)演技が良いのだから、そういう所で女優をフォローして欲しいのだ。何れにせよ、新人も入ったこの舞台で、丁寧な作りをしている。だが、もう一つ欲を言えば、もっと爆発的な瞬間があって良いとは思う。何せ、もう棄てるものなど何も無い人々のハレの表現なのだから。

いるじおん-忍者編-

いるじおん-忍者編-

劇団SOFT GEAR

奉還町りぶら(岡山県)

2014/11/28 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

これでいいのだ。
 あくまで推論だけど、「いるじおん」は、みんなが知っている“アノ○○”みたいなのを演りたい様に演じる、ってゆーソフトギア側のもーそー力と、スーツも着ぐるみもアイテムもメカも巨大装置も無いけど、それが有るものとして観る、ってゆー観客側のもーそー力が揃って、初めて成立する作品だと思うんです。だから、ぶっちゃけ「楽しんだ者勝ち」なのよね。幾つかの「惜しい!」は残ったけれどまぁこれはコレでOKかな。
 あと、「完全予約制」にはびびったのですが、私が観た回は全て「当日券有ります」状態(いざとなったら「立ち見も有り」みたいだった)でした。一寸淋しい・・・気もしました。

ネタバレBOX

 不満・・・な部分です。「もーそー」世界なので、細かい事は気にしないのがお約束なのですが、杉下右京の半分位はツッコミ入れちゃいます。

 もう少し、各組で話の展開が変わっても良かったのでは?と残念に感じた。2回目以降の観劇の「意外性」が薄いのだ。ま、それをやると照明さんと音響さんが4時間分の手順を台本無しで暗記しなければいけないから出来ないってゆーのは解ってるんですが(笑)。
  それと、ラスト、ニンジャワンの感動的走りで終わったけど、「忍びの里以外の人類は大丈夫なのか!?」と心配してしまった。そこらへん不充分なトコロとか、「無理」「雑」な設定が気になりました。「もーそー」をかきたてる「ヴィジュアル説明」もやや不足気味っぽい。30分という上演時間では省略するしか無かったのかもしれないが、必要とあらばナレーションを挿入するとかして基本をきっちり納得させて欲しかったです。
 
New Planet One

New Planet One

笛井事務所

明石スタジオ(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

アンテナ感度良好 ばっと
星 新一のショート・ショートから7編を選んで劇化。演目は、①来訪者②マネー・エイジ③生活維持省④伴奏者⑤ボッコちゃん⑥肩の上の秘書⑦敬服すべき一生の7本だ。笛井事務所の制作である。この事務所、いつも面白い作品を手掛ける。そういうアンテナを張り巡らせているのだろう。然し、演技の丁寧さについては、若干、疑問を持つのも事実である。今回、テキストについては、いじっていないらしいから、星 新一さんの本を読んでもらうとして、細かい所作をぞんざいに演じられると、矢張り多く舞台を観ている者から高い評価を得るのは難しいと考える。具体例は会場で書いたアンケートに記した通り。

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

見応えあり!
X-QUEST初観劇でしたが、面白い!かっこいい!
ダンスも殺陣も凄くて圧倒されました。
キャラクターひとりひとりが魅力的で、それぞれに物語があるのがいいですね。

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★

ピノキオ可愛かっこいい!
塩崎ピノキオ、こういう役ほんとに似合うなあ。そして相変わらずいい声してます!! 客演もステキだし観に行くべし!

「むっつりすけべくん、おやすみ」「プリティゴーレム」

「むっつりすけべくん、おやすみ」「プリティゴーレム」

シトロン

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

2作品とも
中二病の妄想的な友情&恋愛のいい話。でも歳をとったせいか、感動の涙は寸止め。

バルカンのスパイ

バルカンのスパイ

日本・セルビア演劇交流プロジェクト

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2014/11/21 (金) ~ 2014/11/23 (日)公演終了

満足度★★★★

客席には外国の方も多かったです
歴史も、政治も、難しい事はなーんもワカンナイ!の典型娘ですwが、普通に楽しく観れました(^ω^)
観劇前は「…カタい芝居かなぁ」と、結構、構えていたのですが…まさかの関西弁wwwで、喜劇テイストからスタート?スルリと入りこむ事が出来ました♪

圧巻はラストの舞台美術。すごく良かったです!

どうでもいいかもですが、劇場の持つ空気が独特で何か好きでしたー(初訪問)。

飛ぶ教室

飛ぶ教室

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

沢山の出演者…
メインキャストだけでも一クラス分!
というわけで、当初は「わ、解るかな…」と不安を覚える大人数っぷりでしたが、それぞれのエピソードが盛り込まれ、作品が進行していく内に、自然とキャラクターが入って来た気がします。
アンサンブルも含めたキャスト陣の頑張りにも拍手。広くて大きな舞台を、メリハリつけてシッカリ使っていた気がします。

照明の美しさも印象的でした。

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

またみたい!!
始めの合図(?)からびっくりし、衣装の素敵さ、セリフの楽しさ、懐かしい魔法。。やっぱりダンス、殺陣よいなぁ。。今回もかなり異空間に連れていってくれて、全員のダンスなんて何個目があっても足りない…(´・ω・`)個人的にSUMIOさんと鷲尾君ペア好きですね★あー。やっぱり四面全部からみたい。。

紙屋悦子の青春

紙屋悦子の青春

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★

松田さん脚本の芝居は、
結構観ているが「紙屋悦子の青春」は映画も含め未見。空襲や航空隊の実際の写真、いい感じの音楽など、演出が過剰な気も。反戦のメッセージは行間から読むくらいで伝わるのに。

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★

小説とアクションの融合
X-QUEST『ミラージュ・イン・スチームパンク』-最終兵器ピノキオ、その罪と罰-観劇。的確な表現ではないかもしれませんが、舞台というよりは小説に近い脚本のような気がしました。でも、それは善悪の問題ではなく単純にそういう作りだという事です。                                                                             個人的には、話の中で一体どの部分が謎(ぼかされている)なのかという事を意識の片隅に置きながら観ていくとより楽しめるのかなぁと思います。                                                                                    他にも、X-QUESTの特徴である切れ味抜群のアクションはもちろん健在で、主演の塩崎こうせいさんを始め、出演者の方々が序盤から動く動く。この動きだけでも一見の価値ありです。                                                            あと、これは作品とは関係ありませんが、王子小劇場で舞台を観るという事を楽しんで欲しいです。リング形式の舞台はそんなにお目にかかることは無いと思います。普段なら舞台の袖で出番を待っている時の役者さんの表情を伺うことは出来ません。                                                                            ですが、本作は舞台の下で役者さんたちが舞台上を見つめながら出番を待つ、その緊張感が伝わってくる表情を間近で見ることが出来ます。自分もチラチラ見ながら舞台上と合わせて楽しんでましたよ(^_-)-☆                                                                                                      まとめ:個人的なおすすめポイントは3つです。                             ①どの部分がぼかされているのかという事を意識の片隅に置きながら観る           ②切れ味抜群のアクション                                         ③舞台下で出番を待つ役者さんたちの表情                       

 番外編:所々に散りばめられたプロレスネタは野中ちゃんがいたからなのか?これは是非、トクナガさんに確認したかった(笑)

夜よ、水際に揺らぐノートルダムの夜よ

夜よ、水際に揺らぐノートルダムの夜よ

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

巧い!
計算尽くされた演出にやられました。舞台全体をダイナミックに使い、特徴を最大限に活かしていたと思います。ランプ1つで15世紀パリの夜に行ってしまいましたよ。エスメラルダの美しさと美声にクラクラです!そしてカジモド!動き、表情がとても良かった。役者全員の歩行がとても印象的。早くも次回作が楽しみです♪

【ご来場ありがとうございました!】シシャのウタ2014

【ご来場ありがとうございました!】シシャのウタ2014

劇団CHAN’T

pit北/区域(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

ザ・社会人演劇
埼玉の社会人劇団CHAN'Tさんの20周年記念公演。まずは社会人劇団で20年続いていることに敬意を表します。
70年代生まれ→80年代後半~90年代前半の小劇場の味が色濃い。
何しろ、スピーディーな展開・90分の中の緩急・観客を飽きさせない呼吸、に長けているといつも感じます。
pit北/区域を実に上手に使っていると思いました。この使い方は観たことがありません。照明の組み方に相当工夫がいると思うのですが、どう解消したのでしょう。
脚本については、ラストは人それぞれ大きく感じ方が異なると思います。しかし、ありきたりな無難な言葉で終わらせないところに才気(こだわり?)を感じました。
演技的には、正直、素人くさい部分もあると感じます。どっしりはしていない。専門教育を受けたとか、技術を磨いたとか、そういう感じはしません。
ただ、これは投稿タイトルにつけた通り「社会人劇団」の在り方だと思います。演技だけでなく、美術や運営に至るまで、専門家ではない人が手作りでやっている感じ・・・これは社会人劇団を観る、ひとつの醍醐味かと思います。
発表会のつもりはない、かといってプロでもない。プロじゃない=スポンサーに左右されない、から、作りたいものを精一杯作る、という姿勢を、作品と、宣伝の文言と、チケット料金から、勝手に感じ取っています。
・・・しかし・・・いや・・・絡むシーンのエロさ・・・ある意味、特筆ものです。

新選組ミュージカル~陽光~

新選組ミュージカル~陽光~

剣舞

南大塚ホール(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

泣いた
まず生演奏がすごく良かった。新撰組の舞台は他にもいろいろ観た事が有るが、多分、なんだか一番泣いた気がする。平助に泣けた。そして、土方先生がカッコ良すぎです。殺陣は、実力の差が確かに気になりましたが。昼の部を観たのですが、ボロボロ泣き過ぎて、明るい街を帰って行くのが恥ずかしいくらいでした。良い時間をいただきました。ありがとうございます。

レイジーミッドナイト

レイジーミッドナイト

水木英昭プロデュース

西鉄ホール(福岡県)

2014/11/29 (土) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★

再演なので。
1997年のSET期が初演のようで、その後2006年、2008年と再演されています。なつかしさを感じながらも、時事ネタも入れてのコメディ作品ですが、切なさから泣いてしまいます。

ネタバレBOX

福岡公演は4回目。もっとチラシ折り込みしたらいいのにと思いました。

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