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勅使川原三郎 連続公演『天才的な時代』『パフューム』

勅使川原三郎 連続公演『天才的な時代』『パフューム』

KARAS

シアターX(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1321(14-370) 「天才的な時代」
16:00の回(曇)。16:05開演〜17:10終演。2回目です。

7月の「7 月の夜」「空時計サナトリウム」に続くシュルツの作品。作品の一部が語られ、それは狂気の世界を描いているように思え、どんなものかと「シュルツ全小説(工藤幸雄訳)」平凡社刊を図書館で借りてみました。文字を追い、情景をイメージするのは難しく、何が起こっているのかさえもすっと消え去ってしまう。

2005年初版本(文庫、488頁)で1900円となかなかのお値段。

ポーランドの作家という点では、次回作「ハリー」(「ソラリス」)もポーランド、レム作。

ここまで刺激的な作品に仕上がってしまうことを考えると「ソラリス」は一体どうなっているのでしょう。映像でもいいので観たいものです。

PRESS

PRESS

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

連想される
良く考えてみると色々と異なる点はあるのですが、全体として忠実過ぎるような印象も受けました。

ネタバレBOX

長崎県佐世保市で起きた二つの同級生殺人事件をモチーフにして、マスコミの在り方を問うた作品。

被害者、加害者は東中野の中学二年生。東中野という地名は、東長崎や中野の富士見中学を連想させる絶妙な地名だと思いました。

そもそもの原因はいじめにあったようですが、加害者家族のことが週刊誌に載り、後妻のツンデレ作戦が裏目に出たこともあって、失望した父親は最後自殺しました。

父母の離婚か何かで親子関係にトラウマを持つ女性記者の執拗な取材も父親を追い詰めた原因でした。この記者の言動や背景については、今後ライバル社の記者の取材攻勢を受けることになります。また同じ悲劇が繰り返されるかもしれません。

学校、家族、取材する側、される側、マスコミも営利企業である以上読者の関心や広告主のことを考慮せざるを得ない状況にあること等、様々な角度から捉え、奥が深く見応えがありました。

ただ、猟奇殺人事件の方は、父親が自分が殺されかけたときに事件化しておけば同級生殺人事件は未然に防げたであろうということがあったので責任を感じ自殺したものと推察しますが、このお芝居では学校でいじめがあったことは知らなかったわけで、再婚問題や取材攻勢はあったとしても、父親が自殺するところまで忠実になぞることはなかったのではないかとも思いました。
超天晴!福島旅行

超天晴!福島旅行

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★

一応「社会派」?
タイトルに惹かれて観てきました。
過去作品をみると、「クラブ規制」に取り組んでいたり、社会派の集団なんでしょうか…。
演劇を観るというより、彼等に触発されに行くというのが適当かと思います。
芝居は…下手です!なっていません!校長役の松田さんだけがまあ役者レベルです。

ただ、演劇が内包すべき<問題意識>を持った取り組みには賛同します。

これからだろうけどの大人の分別を持って観てあげましょう。

ネタバレBOX

福島の何を表現したかったのでしょう?
或いは、人間の日和見を笑いたかったのでしょうか?
多分、後者が先に在って、題材が福島物になったというところでしょう。

登場人物に筋が通っていません。
作者の色々な思いの断片が散らばって構成されているので、人物には思い入れが必要ないのでしょう。
しかし、演劇の体を取る以上、思いの断片だけでは薄っぺらいし、観客を110分引っ張り続けられません。

物理(化学のほうがよかったのでは?)教師の「被災を軽く見るな」的な発言は終始一貫していません。
作者が自分の観方に固執するあまり、立ち位置の不確定さを暴露してしまっています。

マスコミ報道で踊らされている我々を笑うのなら、もっとそれを物語にしっかりと書き込むべきです。
「同情」「放射能汚染」「助け合い精神」「危険回避」
福島に対する反応の支離滅裂さは、政治家、マスコミから一般人に至るまで例外なく滑稽なほどコロコロ踊っているのが現実です。
それを突くなら、裏金等の小道具の使い方は箇所を間違えています。
福島に直結するような使い方をしなければ効果がありません。

職員会議で福島に対する「建前」と「本音」を混在させて、反対派と賛成派の議論にするとかのより踏み込んだしつらえが欲しかったです。
それには、もっと<人>を描く力が必要ですが…。

役者は下手すぎます。言語道断です。
観ていられるのは松田さんだけ。興味を持てるのは坂東さんがぎりぎり。
あとの方々は素人同然で、これは客に失礼です。(金取るな!レベル)

前説の気持ち悪さや、原発=東京電力という浅はかな発言はこの作品の中途半端さの原因を如実に表していて、まあ、この程度のレベルかなと…。

発想は良いし、扱う題材も良いのですから(センスは悪くない)、作者も役者も訓練したら面白い存在なのに、残念。
星ノ数ホド

星ノ数ホド

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★

2日目観劇
樹が成長するように、この登場人物たちの人生もある時期から枝分かれの示唆が幾度となく出てきて、演者はたった2人なのに星の数同様幾つもの人生を描く。
静寂まではいかないが、静かな間のような時間も見られ、手話で会話する場面まで漠然とした印象もあった。その(日本語の)手話で会話がある場面も話をちゃんと聞いていれば内容は理解出来る。
若い時の可能性は未知数、良いことばかりじゃないけど、希望に満ちているようなお話だった。
約90分。

あ、流れ星!

あ、流れ星!

演劇集団ホシノハコ

上野ストアハウス(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★


希望を捨てないで、一生懸命頑張っていく姿そのもが非常に幸せだということを感じました、
結果はあとからついてくるものだと感じました。

ブエノスアイレス午前零時

ブエノスアイレス午前零時

パルコ・プロデュース

新国立劇場 中劇場(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★

原作未読
1998年の芥川賞受賞作だが、原作未読。
原作者については数年前までBSで放送されていた週刊ブックレビューの司会されてた藤沢さんだったのか、くらいの認識。
行定さん演出はパルコ劇場での初演「フール‥」は海外戯曲の所為もあり肌に合わずじまい。その後に「趣味の部屋」観劇、そちらは本の面白さもあってか楽しめた。行定演出は3作目の観劇になる。今回も初回同様、映像の演出ではなんとも思わないが舞台演出になると「?」が無数によぎり、時間経つのが長く感じられた。
原作が世に出て以来、舞台化をずっと熱望していたらしいとのことだが、話の展開や人物の雰囲気は惹かれるものはあったが、舞台としての空気感が簡素にも見え、舞台の正面席からの視線でしか見られないような印象を持った。チャプター編集しやすそうな流れというか。
最後のダンスシーンはとても美しく見ごたえもあり余韻もあったのだが‥話の規模から劇場が大きすぎるような違和感もあったり。
役者さんは良かったんですがね。
(12/6一部加筆修正)

ネタバレBOX

タイトルと同様のタンゴの曲があるそうだが、詳細についてはパンフにでも記載しているのだろうか。購入していないのでわからないが。そのイメージで見ていれば舞台の印象ももっと違っていたのかもしれない。

タイトルは洋風だが、新潟と福島の県境に位置する温泉ホテルと、ブエノスアイレスという多分幻想の2つの世界が舞台。そこをカザマの思考と現実が行ったり来たりする。
その土地の容易に他者を受け付けない閉塞感、都会で華々しい職に就き生きていたカザマがドロップアウトし故郷に戻り、存在を消すようにひっそりと生きようとするも、同僚たちに対して疎外感より隔離ある距離をとっているため、その人間性にも寒々しい印象が強調されているかのようだった。
「老嬢」と説明のあるミツコだが、演者の原田さんが老女にしては若く美しく見えた。彼女の断片した記憶から、そのイメージの世界に迷い込み付き合う事になるカザマ。
温泉ホテルの近くでは現金輸送車が襲撃される事件も起こったりしたが、そちらは当たり障りなく情景描写でスルー。兄弟の関連もあっけない幕切れに思えた。あらすじ説明の通り、2人の女性と1人の青年?が絡み合うラブストーリーと捉えればよかったのか?最終的にマリアは「私はあなたで救われた」と言って絶命し、カザマもこれからもここで生きていく、とした終わり方。
官能的ではあったがなんとなく男性が憧れそうな世界の話だな、と感じたり。どんな人にも存在理由はあるが、この舞台を深く理解するには私には読み込みが足りなかったんだろう。

それまで抑制された行動しか取っていなかった終盤の森田さんの演技での、華麗な足さばきやステップは舞台に映えて魅力的だった。やっぱスターだった。
年齢差ある千葉さんの兄だったが、長男、中間子、末っ子という多兄弟構成の間柄と見ていたので、この配役関係に違和感は持たず。相変わらずの渋さと腹に逸物抱えてそうな態度が似合う。
松永さんの表情豊かで華麗なダンス、「らー」の方言が似合う伊達さんや、まことさんの助平さ、じゅんさんの好人物から悪漢ぶりの変化の巧みさ等は見応えあった。
太陽龍(再演)

太陽龍(再演)

劇団龍門

明石スタジオ(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

イニシエーション
 侃々諤々の議論が続く問題を手堅く素直なシナリオに纏めた作・演出も勤める座長の村手 龍太氏の演技が良い。ことは、3.12直後の原発暴走を食い止める為に立ち上がった男達の物語だ。

ネタバレBOX

シナリオ執筆の原点は、自分達の子供であるような原発が暴走し始めた。これを止めるのは、携わってきた自分達の責任であるとして、いち早く収束作業に携わろう、と声を挙げた原発技術者OBの記事を見たことだったという。無論、現実は、今作に描かれたより更に厳しくドロドロし、アンビヴァレントな状態に当事者を置くが、今作は、実際に居たであろう、また、現在も収束作業に関わる名も知られぬ多くの現場作業員の命を賭けた、怪物としての原発との戦いを描いて、原発問題へのイニシエーションの役割を果たしていると言えよう。
 今作に描かれる収束作業最初の死者、木下 勇気の死に関し隠蔽工作を図る原子力保安院の矢野に対して、夫を亡くした身重の妻、なおみが叫ぶ「夫を返して下さい」という叫びは痛切である。
 開演前に流れている民謡も良く、劇中用いられる美空ひばりの歌が効果的。
下衆な回遊魚

下衆な回遊魚

はぶ談戯

劇場MOMO(東京都)

2014/12/02 (火) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★

欲望
確かに堕落である。そして下衆だ。描き方として、シナリオライターは、本当は何処に焦点を当てたかったのか? との疑問を持つ作りにはなっていた。ネタバレは控えるが、こういう結末なら、結末をもっと明確に出してしまった方が、演劇的にはドラマチックで締まりのある傑作になったかも知れないのに。周縁部を含めての退廃を描くのが主眼であるなら、そのような社会を作り出した背景を描き込まなければならないだろうから、もっと長大な作品になっただろう。何れにせよ、イマイチ主張がハッキリしないという感触を持った。

バイセコ

バイセコ

劇団チャリT企画

座・高円寺1(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

長編群像コント…的な
シュール、不条理、ナンセンスと各種取り揃えた上で基本的には投げっぱ(笑)な長編「群像コント」。
あは、あは、あは、と笑うもよし何かの隠喩かと勘ぐるもよし、な感じ? で、ラストはちょっと不気味…みたいな。
他に類を見ない独特な味わいの80分。
冒頭場面の早替えによる多数の通行人たちも見もの。

ネタバレBOX

舞台上に自転車が増えてゆくにつれて、各人物が追い込まれてゆくのが昨今の世相を暗示しているようで不安感を煽る。
気がつけば、あした。

気がつけば、あした。

aibook

OFF OFFシアター(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/12/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

気がつけば、あした。
aibook『気がつけば、あした。』を鑑賞

モノごっつエエ芝居でした。
今年、舞台を数十本観た中で、四指に入る素晴らしい作品。
役者として、こういう芝居が演りたい!と切に思える良い芝居でした。
脚本も俳優陣も素晴らしかったあ〜!いや、眼福眼福。

人形の家→庭

人形の家→庭

重力/Note

横浜市開港記念会館(神奈川県)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/04 (木)公演終了

満足度★★★

切り詰められた表現
シンプルながらも洗練されたヴィジュアル表現が印象的な、70分程度に圧縮された『人形の家』でした。

大幅にカットされてはいるものの戯曲通りに展開し、仮装舞踏会の衣装や手紙といった小道具は一切用いない構成・演出で、『人形の家』を知っている人でないと少々分かり作りとなっていました。
時代がかったデコラティヴなプロセニアムに囲まれたステージからファッションショウのランウェイのように通路が客席の上に張り出し、その先端に小屋のフレームが建ち、舞台奥にはグランドピアノが置かれた中で、感情を乗せない人工的な緩急を付けた台詞回しで対話の台詞もモノローグのように語り、動きは非常にゆっくりで、独特の雰囲気を生み出していました。
最後のノーラとトルヴァルのシーンになってようやく向き合って対話らしく話すのが印象的でした。

講堂の備え付けのブザーが鳴る度に全身黒の衣装の役者5人が横一列に並び、照明が一段階ずつ落ちていく表現は戯曲との関係は良く分かりませんでしたが、会場設備の使い方としては独創的で面白かったです。
通常の入口から入るのではなく、2階客席から舞台裏を通って1階客席へ案内されましたが、そのことが建物ツアーとしてしか機能していなくて、作品との関連が見えて来なかったのが勿体なく感じました。

講堂の外のノイズがうるさくて、台詞が聞き取りに難かったのが残念でした。

あ、流れ星!

あ、流れ星!

演劇集団ホシノハコ

上野ストアハウス(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

元気が。
見ていて元気が出てくるお芝居でした。劇団さんは皆、夢を持ってやっています。なので輝いて見えることが多いですね。実際夢を持って進むこと大切だと思います。楽しくいい時間でした。ありがとうございます。

あ、流れ星!

あ、流れ星!

演劇集団ホシノハコ

上野ストアハウス(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

頑張ろうと思いました
雨海チームを観劇しました。ストーリーは分かり易くストレートで、個人的には好きです。ラストは都合よくまとまりすぎな感じもしましたが、ハッピーエンドは気持ちいいです。観劇後は、自分自身やろうと思った事は後回しにせず、今やるべきだな、と反省の思いと頑張ろうという思いになりました。ただ、暗転のシーンが多く、その時間が長いのが気になりました。夢を持っている人って、その人自身が星のようにキラキラしているな・・と、感じさせられた舞台でした。

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

何度でも!
観れば観るほどぐわ---ーーーってやられるミラピ。
ただいま2周目。
ダンス、殺陣は魅入るし、細かい動き、仕草にも注目。
ロングランして欲しい作品。

PRESS

PRESS

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

ハウリングして止まない少女の声なき声
大人の誰もがあまりもの衝撃に言葉を失った
一人の少女が起こしたあの事件が題材。

JACROWさんは、いつも大人達が生み出した
現実社会の闇や歪みと真っ向勝負。

今回の『PRESS』は特に、まだ記憶に新しく、
また消したくても容易には消えてくれないほど
厳しい状況下に置かれた少女と、
彼女をとりまく大人達の
どうしようもなく、やるせない魂の吐露が応戦する。

「何が間違っていたのか?」
「誰が悪いのか?」
「真の責任はどこにあるのか?」

それらを問うことすら意味を無くすほどの
真実をつきつけた、迫真の舞台。

PRESS・・・報道、そして「圧力」

一人の少女が、命と人生を破壊しても
伝えたかったこととは?!

逃げるな、大人達。
向き合え、自らの人生。
思い知れ、真実の「愛」の痛み。

観劇後、少女の声なき叫びが脳内にハウリングして止まない。


JACROW 並びに出演者の表現力が素晴らしい!
あまりもの迫真の演技に、目の前に当事者がいるような錯覚を覚え、
思わず目を伏せてしまったほど・・・。

なにかを伝えようとする強烈な感情が心に突き刺さった。

劇場への階段上から見下ろした隙間に散乱するオブジェ、
少女が残した唯一の「声」。
胸を引き裂かれた。

素晴らしかったです。

西遊記ゑん戯2〜EVOLUTION〜

西遊記ゑん戯2〜EVOLUTION〜

劇団BRATS

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

華麗なアクション
以前よりBRATSのアクションはカッコイイだけじゃなく
スピード感と舞うような美しさがあった

それは今回も健在!
しかも 男性のダンサーさんたちが妖艶
男性と分かっていても女を感じる

そして今回入れ替わるシーンのシンクロ率が素晴らしい
八戒・悟空を演じられる方の仕草や台詞・表情
なんとも凄い!

初日だけに多少緊張気味だったかもしれないが
それがまた初日らしく 良い舞台だった
2度目観劇が楽しみ!!!

地下4階の人々

地下4階の人々

THE EDGE

ライブハウス地下一階(大阪府)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

涙!ミステリーVER「マリアの遺言」編!
10年前、忽然と失踪したマリア。
マリア失踪の謎に、ちりぢりになって会うことが無くなった仲間9人が10年後に集う。
そして10年前の出来事を辿りながら、話題はやはりマリアの事に辿り着く…。

仲間9人が過去をフラッシュバックさせながら、各人が10年間抱えてきたトラウマに向き合う。
とってもハートフルで、涙!涙!涙!
感動作です。

思わず前作のDVDも買って見比べて観ました。
前作に比べ、今回は、一皮むけたような感じの良いできになっているように思いました(DVDと生の差もありますが…)。

観れなかったSFバージョンも観たかった…。

喜劇王暗殺

喜劇王暗殺

トツゲキ倶楽部

d-倉庫(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

微笑みとひと粒の涙と・・・
ミステリアスなタイトルとは対称的な、
史実をベースにしたハートフルコメディ。

ユーモアとペーソスを織り交ぜながらも、
作者の強いメッセージを込めたストーリー展開は
かの「喜劇王」の映画作品に通じるものが
あるように思えました。

随所にそのオマージュ的なシーンが見られ、
ラストは一見、ハッピーエンドながらも
少し見方を変えれば、
暗い結末が考えられそうに感じられたのも
その影響が出ているからなのかもしれません。

登場人物もみなさん個性的でありながらも
どこか憎めないところがあって
そのセリフや演技からキャラクターの
サイドストーリーやアナザーワールドが
自然と思い浮かんでしまいそうなくらい
リアリティを感じられました。

もう一度観に行くつもりですが、
今度は登場人物ひとりひとりを
別の角度から見るつもりで、
楽しんでみたいと思っています。

ネタバレBOX

おそらくオープニングは「喜劇王」が
おなじみのスタイルで登場するんだろうなと
予想してましたが、案の定その通りでした。w
でも残念だったのはそのネタが
「喜劇王」のそれではなく、あくまでも「喜劇王」を演じられた
「ちゅうサン」のマイムであったこと。
もちろん、生で見るマイムはとてもすばらしかったのですが、
個人的には、映画のように、警官に追われて登場とか
してくれたらよかったらベストでした。
それと、まんじゅう(?)をめぐってのシーンは
舞台だと少しわかりにくかったかも?

もうひとつ気になったのは、かの「喜劇王」は
アメリカ人ではなく、イギリス人だということ。
でもこれは、あくまでもフィクションなので
あえてアメリカ人という設定にしたのでしょうか?
First Contact

First Contact

ハム・トンクス

シアター711(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

素直に笑える。
戸谷さん、いい味出しますよね。自分的には、
山本さんの役が1番美味しいような…。
お金を払って、いい芝居を観て、お釣りを貰った感じ。
最初のテンポに比べ、後半は若干間延びしたようにも思いましたが、
観終わった後の、生ビールは美味しかったです!
普段、芝居を観ない友人も充分に楽しめたようでした。

ネタバレBOX

もっと茨城、突っ込んでも良かったのでは??
ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

今日で四面制覇!!
楽しかった!何度観ても新しい発見があったり、回を重ねるごとに胸を締め付けて、心に刺さるセリフの数々!本当にすごいなといつも思います。殺陣は速いしカッコいい!ダンスはキレイ!音楽は物語をより一層盛り上げてて素敵!まだ観てない人、迷ってる人、1度はクエストワールドを体験して!損はないから!!!

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