最新の観てきた!クチコミ一覧

89961-89980件 / 189884件中
セブンフレンズ・セブンミニッツ

セブンフレンズ・セブンミニッツ

アリスインプロジェクト

六行会ホール(東京都)

2014/12/17 (水) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

繰り返すデジャブー
7分間のループは単純じゃない。見る方も緊張する。気がつくと手に汗握ってたw。キャストみんなが責任感持ってお芝居してるのが伝わってきて、そこに感動する。千秋楽まで、みなさん楽しんでください♪

マスターズラン

マスターズラン

ホチキス

劇場MOMO(東京都)

2014/12/23 (火) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★

笑い締め
いやぁ、笑いました。

日替わりは川田さん回をチョイス。
あれって月刊小玉でやったヤツだっけか?

WATAC I

WATAC I

Hula-Hooper

TODAYS GALLERY STUDIO(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★

新しい表現のメソッド
ベースは明らかにコンテンポラリーダンスなのですが、
それはあくまで表現の手段としてであって、
描き出したいものは身体で紡がれるものの先にあるように感じました。

なんだろ、その身体の絶対評価ではなく相対評価での目いっぱいの頑張りが醸し出す、時間の厚みのようなものが舞台にはあって、その熱とともに語られる時間が、とても瑞々しく愛おしく思える。

観終わって、舞台立つ女性たちの姿に、新しい美しさを感じたことでした。

ネタバレBOX

高校時代の日記の世界のルーズさや真摯さの感触が、
このメソッドだと単に言葉というよりは役者たちが紡ぐ緩急とともに
伝わってくる。

もちろん、若いダンサーであればもっと研ぎうる身体の表現なのだろうけれど、その尺度での優劣ではなく、役者たちがその動きに込める想いと共に訪れる時間の質感があって、それらがこのキャストだととても精緻に伝わってくる。

いろんな表現の語り口があって、キャストそれぞれの得意分野のようなものの重なりで生み出す解像度のようなものに、心を捉えられていく。

今までのコンテンポラリーダンスとはその精度の作り方のベクトルの異なる、
だからこそ、観るものに伝わってくるなにかがある作品でありました。

このメソッドの今後の展開が実に楽しみです。

山笑う

山笑う

僕たちが好きだった川村紗也

新宿眼科画廊 スペース地下(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい。
泣きと笑いのバランスもいいし、
何より百次さんの演技が素晴らしかったです。

アフタートークの競泳水着懐かしいなぁ…

禁じられた大晦日

禁じられた大晦日

カメハウス

STAGE+PLUS(大阪府)

2014/12/31 (水) ~ 2015/01/01 (木)公演終了

満足度★★★★

てんこ盛りな企画 面白かった。
ジャスティス!!  ここからはジャスティス目線で・・・   座禅の道具、これこれ・・・   津川まぁこ ライブペイント「初汐」  あれこれ6時間が、早かった 気が付いたら ヘロヘロ 面白かった。

ネタバレBOX


21:00 開演
    コント①最終防衛基地ジャスティス
    コント②あのとき
    津川まぁこライブペイント「初汐」
    亀井×西田 ダンス「点滅する身体・閃光より出でて」
    コーナー①戦国一発ギャグBASARA

23:40頃 カウントダウンパフォーマンス カメカメ流星群
0:00   あけおめ!!

    コント③「夏川颯太の封印されたい左手」
    コント④「天は二仏を与えず」

1:25頃 コーナー②ぽるんの部屋
     短編作品
     コーナー③カメハウス大反省会
     コント⑤最終防衛基地ジャスティス~誰が為に鐘は鳴る~

3:00頃 終演!!!
葬式クラス2014(増席御礼!当日券あります!)

葬式クラス2014(増席御礼!当日券あります!)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★

3度目
初演、再演の年長Ver.に続き、
3度目の観劇。

やはりキャストが変わると感じが変わりますね。

西荻のセリフが結構好きです。

運命なんてぶっとばせ!

運命なんてぶっとばせ!

リブレセン 劇団離風霊船

ザ・スズナリ(東京都)

2014/04/23 (水) ~ 2014/04/30 (水)公演終了

満足度★★★★

コミカルとシリアスのギャップが大きめなのがネック?
東北の秘湯とされる温泉宿で非番の刑事2人が遭遇した事件…なオハナシ。
今回は得意の(?)屋台崩しこそなかったものの、基本はコミカルながら終盤で現実の事象をモチーフにして訴えかけるスタイルは健在。
他人を救いきれなかったことを悔いている人や自分よりも弱い人たちを優先して避難させたために命を落とした人を語る終盤は目頭が熱くなる。
ただ、コミカルな部分との落差が大きめなのは賛否の分かれ目か?
あと、犬神家ネタは世代だよなぁ。(笑)

プロジェクト7

プロジェクト7

田上パル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/01/05 (月) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

最初なんだかと思ったけど・・
観ているうちにどんどん頭がついて行った感あり(自分が正月明けだからかも(苦笑

主題としては逆に中学生とか高校生の方が共感するかもとか思ったりした。

物語の主幹がシンプルなだけに(粗筋通り
その枝葉が見どころなんじゃないかと思うくらい、それぞれに小ネタが微妙に効いていて面白いなと思った。
こういう物語の作り方もあるんだよな。

途中から作者が広げた道具が
「こう組み立てるとどこにでもある物語になるな」
と懸念したところが
「そう来るか」
と鮮やかに返されるところがテンポがよかった(ただ逆に途中で物語が急にストップするところがちょいちょいあるように見えたのが多少気になったけど

全体としてのバランスとしては悪い気もしたけど
(そう感じる人結構いると思う。物語の本筋で多少弱くて、逆にちょっとわき道で突っ込み(笑い)どころがあるところとか)
このネタをこう来るかという意外さと不思議なセットが
ラストの方でヒロインの展開と相まって違和感なくひとつの世界観に収束しているように見えるあたりに(個人的な感覚としては
凄くセンスの良さを感じたりした。

そうだよな、こういうのってあまりスマートにまとめすぎないほうが良いのかもな。

プロジェクト7

プロジェクト7

田上パル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/01/05 (月) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★


上演時間100分、時刻は定刻通り。一生懸命ついていこうとして、正月ボケが覚めた。意味的なところもあるけれど、そうでないところへの感性をもって楽しんだ。

クリスマスは予定がない

クリスマスは予定がない

BASEプロデュース

BAR BASE(東京都)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/18 (木)公演終了

満足度★★★★★

気持ちのよい後味。
ここでの観劇は3回目かな?

この時期にあっている暖かい気分になれる作品でした。
写真は見てほしかったのはあるけどね。

あの子と旅行行きたくない

あの子と旅行行きたくない

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2014/12/13 (土) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

珍しい視点
なかなかスケジュールがたてられずにいたら
あっという間に売り切れてしまいましたが
なんとか当日券で入場。

キャンセルは出なかったようで立ち見でした。
案内されたのはバーカウンターの中。
なかなか見やすかったし、なかなか味わえない
珍しい視点だったからこれはこれでありです。
時間も短いので立ち見でもつらくなかったです。
ただ根本さんが見えにくい場所だったのは残念でしたけど。

話は女性4人がただダベっているように見えて
その見せ方が絶妙で素敵でした。

白神ももこ(演出・振付)× 毛利悠子(美術)× 宮内康乃(音楽)『春の祭典』

白神ももこ(演出・振付)× 毛利悠子(美術)× 宮内康乃(音楽)『春の祭典』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

春の息吹
観る側のすべての感覚をそばだたせ、
春の息吹と廻り来たる命の普遍を描き出していました。

人、花、時、すべてが織り込まれた世界、
微かな気配から始まり、
やがて命が解き放たれ、
人々が集い、
そのなかにも無機質に流れるときがあって、
命の滅失があり、
さらに再生の気配が訪れる。

それらが、パフォーマーの身体や舞台美術、奏でる音、仕掛けられた音、装置の動きにいたるまで
作り手の編む様々な創意や表現とともに観る側を新しい春の訪れと過ぎ行く季節の感覚に誘ってくれる。

村芝居の桃太郎にしても、モノトーンのダンスにしても、
季節の情景として観る側に新たな印象を刻んでいきます。
舞台袖のスピーカーの音や花の動きにも
人が見るものを凌駕した季節のダイナミズムがあって。

そしていったん終わりを告げた春が、
その気配を再び醸す終わりにも強く心を捉われました、

劇場空間全体を使った見事な舞台だったと思います。

SANTA×CROSS 2014

SANTA×CROSS 2014

劇団SE・TSU・NA

HEP HALL(大阪府)

2014/12/05 (金) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

幸せを願う
恒例のSANTA×CROSS。今年はどんなサンタ見習い&トナカイペアかな♪とけっこう楽しみなのです。
舞台はクリスマスの夜、一軒の家の屋根の上。4組のサンタ見習いとトナカイが鉢合わせ。その家の子どもが一番喜ぶプレゼントを用意しよう!彼らが用意したプレゼントとは。。。
誰かがあなたの幸せを願っている。この空の下で。

クリスマスの雰囲気と、誰かの幸せを願う幸せを、いただきました。
チケットプレゼントありがとうございました。

ネタバレBOX

後半の展開は同じなんですね。観てて思い出しました。
男なら、やってやれ!!

男なら、やってやれ!!

梅棒

ナレッジシアター(大阪府)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった~♪
台詞がなくても説明がなくても、ダンスでこんなに伝わってくる。
ダンスって観たことないし、よくわかんないし・・・って人にこそ是非観てもらいたいです!なんにも難しいことないし考えることも要りません!わくわくしたりハラハラしたり、気づけば夢中になって楽しんでる。そんな素敵な時間。

出演者みんな踊ってる姿がとっても楽しそうで、踊ることが大好きなんだなぁって見てて伝わってきて、それもまたよくて。楽しそうにしてる姿って、観てるこっちも笑顔にしますね。ぜひまた大阪で!

ネタバレBOX

アフタートークでは、出演者の方がお話されると思いきや、ゲストの方で。。。せっかく梅棒を観に来たのだから演者の方とのトークが聞きたかった。。。残念でした。
シャンタンスープ

シャンタンスープ

バンタムクラスステージ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

秀逸なネタと黒い舞台裏
初見でした。普段コメディはやらないということでしたが

ネタバレBOX

ネタも面白いし、展開の妙も素晴らしかった。笑いとシリアスの塩梅が僕としては最高でした。序盤芸の世界の厳しさを体現してたはずの師匠が最後崩壊していく(崩壊していたのが分かる)様が美しく、これくらいの塩梅で毎回やってくれればとてもいいと、個人的には思います。
つってつってなんつって。
「あいのおはなし」

「あいのおはなし」

Succeed Project

博品館劇場(東京都)

2014/12/27 (土) ~ 2014/12/30 (火)公演終了

満足度★★★

夢の甘さ
基本的にはかなりベタなシナリオ。

ネタバレBOX


 自殺未遂を図ったアイだが、心を寄せていたヒビキがすんでの所で延ばした手によって、最悪の事態は免れたものの、意識不明の重体である。24時間以内に意識が戻らなければ、万事休すだというのだ。ところで母手作りの人形、ジョージには、魂が宿っていた。24時間ギリギリでアイは心肺停止状態に陥る。このシーンを入れることで捻りが加わっているのはグー。ここから奇跡が起こる。ジョージが彼の魂をアイに与えることで、アイは蘇る。
出会わなければよかったふたり

出会わなければよかったふたり

アガリスクエンターテイメント

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

安定の
安定のアガリスク。

ネタバレBOX

鹿島さんと沈さんで男を奪い合う構図が最近多いような気がします。(笑)
塩原さんがいつも主演陣とちょっと離れた立ち位置になるような気がするのですが、体格や雰囲気の関係なのか。仲間にいれてあげてわいわいさせてあげた方が面白いような、どうなんでしょう冨坂さん。
アガリスクは舞台装置共用でも余裕でやれる強みがさすがですね。
たからばこ

たからばこ

劇団108

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2014/06/14 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

お酒を飲みながら
ブッダが4つの門をくぐってそれぞれで苦しむ人をみた。
着想が仏教とは高度。
ほろ酔い気分で酔わされて、どこに連れて行かれるのか。
般若湯はご禁制では?

ネタバレBOX

勢いのある男性陣が楽しそうでよかったですね。ただ作家が若いのか、あまりカフェやバーっぽくないような。僕の主観の問題かもしれませんね。
作家の内側にあるどろっとしたものをよくも悪くも眺められました。
クラウン

クラウン

劇団108

こった創作空間(東京都)

2014/11/15 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

怪盗
盗んだものはあなたの心です。

ネタバレBOX

色々なイメージの元となったキャラクターが頭をよぎりました。怪盗VS探偵モノは一応ハードボイルドなのかな?
怪盗役は中々に堂に入った演技。紅いお嬢様も中々に堂に入った悪女。探偵も中々に堂に入ったヤレヤレ系。キャラクターの活かし方がとてもいいと思いました。
ただ演劇で怪盗モノをやると派手なアクションなどがやれないのでどうしてもどっかーん的な要素を出すのがつらい所。構成力の見せ所でしたが、うーん、難しかったんですかねぇ。
千秋楽立ち見なり
紙風船文様5

紙風船文様5

カトリ企画UR

あさくさ劇亭(東京都)

2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

戯曲の世界そのもの
舞台を見たときに、何が起こるか想像すら出来ませんでしたが、そこに現出したものは見事に昇華した岸田戯曲の世界でした

ネタバレBOX

最初は、「紙風船文様」に何ゆえに西洋便器が登場するのかと思ったのですが、そこから手が抜けないという妻の態度が、次第に戯曲に描かれた倦怠とゆるやかな閉塞感と諦観へと折りあがっていくことに驚愕。

最初の態からの物語の解き方もじつにしたたかで、その構図を妻と夫が共通認識していることや、それでもその時間をすごしていく質感が鮮やかに伝わってくる。

舞台を立て直す黒子の存在がおかしいのですが、それとて、夫婦がその関係から踏み出しえないことの暗喩にも思えて。

そのシチュエーションを貫きつつ物語を編み上げた役者達の力量にも改めて目を瞠り、なにより演出の創意に圧倒されたことでした。

このページのQRコードです。

拡大