最新の観てきた!クチコミ一覧

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君が決めてよ明日のことは

君が決めてよ明日のことは

Moratorium Pants(モラパン)

渋谷の洋服屋 ARTON(アートン)(東京都)

2015/02/28 (土) ~ 2015/03/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

待ちに待った!
今回も、笑えて、泣けて、考えさせられることたくさんでした!

アノコノトナリハ、ユズレナイ

アノコノトナリハ、ユズレナイ

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2015/03/05 (木) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

若手公演です
若手の作演出で、役者は過半数が新人での公演でした。
原作がロミジュリなので、ストーリーはお約束です。
劇団員メンバーと、ちょっと古い新人と、本当の新人の差が垣間見える感じがありますが、しっかり最後は泣かせてくれました。
舞台の割に大人数での公演ですが、ごちゃごちゃせずに、きっちり作ってあります。オープニングダンスは全員出てますが、なかなかの見せ場でした。

ネタバレBOX

今回は若手公演なので、そとばこまちの看板の南園さんは出ていませんが、佐藤さんが主役の短慮のロミオを男前に演じていました。一方新人の坂本さんが口のきけないジュリエットを演じてました。彼女は佐藤ロミオより背が高いのですが、そんなことは全く気にならない可愛らしい可憐なジュリエットです。
彼女の最後の「ロミオ!」の一言が、分かっているのにジーンとくるシーンでした。
また今作大活躍がジュリエットの乳母で客演の加藤遥子さん。ちょっと騒々しいのが、ぴったりの役どころでした。
この作品で光っていたのが、敵役の岡崎君。嫌なやつでした。それと和尚のくぼた君。お笑い担当的な彼ですが、今回は中途半端な役立たずの和尚を演じていました。この和尚のせいでみんな死んだと私は思った!
最後のオチは、「人じゃなかった!?」というのは無理やりですねww
でも新谷君の次回作を期待します。
マッシュ・ホール

マッシュ・ホール

公益社団法人日本劇団協議会

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★

独特の空気感
魅力的な表情の役者陣に芝居の雰囲気が盛り上がりました。
若い世代の反応が新鮮でした。
キノコの話題の必要性が理解できませんでしたが、カルト教の脅威がジワジワ迫ってくる展開は緊張感を高め良かったです。

ツキノウタ

ツキノウタ

満月動物園

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

シリーズ2作目は・・・
歌のある舞台はいいですね!
1作目同様に、泣かされる物語でした。
今作が2度目の満月動物園でしたが、オープニングの長台詞も心地よく感じられました。
今回は人間メインで物語が進む、家族愛のストーリーでした。
例の死神と契約した男の走馬灯なのですが、走馬灯の概念がかわりますよ。

蒲団と達磨

蒲団と達磨

サンプル

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

サンプルの【蒲団と達磨】を観劇。

岩松了が1989年に岸田戯曲賞を取った作品。

ちょうどその頃の小劇場界では、夢の遊眠社、第三舞台、第3エロチカ、劇団3〇〇などが演劇界を席巻していた頃で、何故この戯曲が賞を?と思ったいた人もいたようで、その当時は大して注目されなかったようだ。
そして今の演劇界の潮流である現代口語演劇の走りを作ったのが平田オリザではなく、実は岩松了だったのではないかとも言われている。
その証拠に6年後に平田オリザが【東京ノート】で岸田戯曲賞を取っている。
そして初演は東京乾電池で、主演は柄本明。

娘の結婚式を終えた夫婦が寝室で一息ついているところに兄弟、友人、関係者などが一同に集まっている。
その場で何かが起こるでもなく、ただお互いのどうでも良い思いが交差している。その交わり方が最初はありきたりの世間話しから、少しずつ崩れて行くのだが、それは自分の普段に抱えている問題でもあり、全く関係ない問題もありと、その交差の仕方が条理と不条理を超える境界線を行き来している辺りを会話劇で攻めてくるところが面白く、リアルでもない世界観?錯覚してしまう面白さがある。まさにこれは別役実と同等の不条理演劇か?と錯覚してしまう節さえ感じられる。
特に古館寛治扮する父親像のキャラクターが、その世界観を率先して構築しているようで興味深い。
初演に比べると今作の方が、ベストなキャスティングで、演劇界も今作を受けいる土壌が出来ているので、良作だと思われる。
がしかし、この手の手法は、今や平田オリザの教え子たちが縦横無尽に演技界を荒らし回っているので、個人的には目新しいとは思えない?
と言うのが、今作の感想だ。

でも、かなりの傑作である。
劇団冷凍うさぎ × モンゴルズシアターカンパニー

劇団冷凍うさぎ × モンゴルズシアターカンパニー

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/03/03 (火) ~ 2015/03/03 (火)公演終了

満足度★★★

死×死
真っ赤な照明に照らされる殺戮の場面。
繰り返し繰り返しコンクリートブロックを男の頭に振り下ろす女。
それを見守る女の子と男の子と、蟹。
事故で生き残った夫婦と、生き残った両親が死のうとしている様を見守る亡くなった兄妹、蟹。
家族と、蟹。事故は蟹鍋の最中に。
わたしの位置からは見守る二人と一匹の姿は、見えなかった。
見えなかった分、どんな思いで見守っていたのかなと思い巡らす。
思い巡らす余地のある、語りすぎない静かな芝居でした。
夫婦の二人が、若さにそぐわぬ、その若さにでこんな空気感出す!?っていう素晴らしさで。
あんなに静かな芝居なのに、全く退屈しなかったです、ヒリヒリしました。
あの夫婦は、あぁして、悔恨の念に囚われたまま、死ぬより辛い同じ時を繰り返し続けるのだろう。

モンゴルズシアターカンパニー『鼠』
全く存じ上げなかった、未見かつ未知な劇団さん。
でもイベントに大阪代表で選ばれたというのだから、それは期待が高まるというもので。
これが火ゲキの妙、奇しくも対バン同士でテーマが被る。
人の死、不吉の象徴である真っ赤な照明まで被る。

暗闇の中、懐中電灯片手に何か探し物をする男性二人。
二人は地下鉄の駅員、探しているのは電車に轢かれて亡くなった人の遺体。
なにせ電車に轢かれたのだ、どんな状態になってるかわからない。
ただただ匂い、血の臭い、生肉の臭いだけが立ち込める暗闇の中、そんな遺体を探すのは恐怖だろう。
男性二人は、その恐怖から逃れようと会話をし続ける。
対岸の火事とばかりに、電車が動かず恐らくは苛立ちながら、野次馬心理も潜めながら、早く見つけろよと何も悪くない駅員二人を、沢山のその他大勢が明るいホームから見下ろしている。
そんな情景がまざまざと、ふたりの会話から脳裏に浮かび上がる。

そんな極限の心理状態の中で、正気と狂気の狭間の中。
探し物は鼠に群がられた状態で見つかる。
あまりに凄惨、あまりに陰惨とした気分にさせられる舞台。
イベントでは、もう少し楽しいのが観たかったという感想を頂いたのだそうな(笑)
ダーク部門という分野があればよかったですねぇ。

結びの庭

結びの庭

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2015/03/05 (木) ~ 2015/03/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり麻生さんはイイです。
岩松ミステリーであってラブストーリーでもある。
岩松さんを入れて5人だけの舞台は密度も高く、
会話していく中で、新しい発見が確信が語られること
が面白い。
ある事がきっかけで結婚した二人。
1年が過ぎて、まだまだ甘い新婚生活。
そして再び1年前の事のためにした事が、
二人の愛を深めていく…。
麻生さんは、どこかおっとりしてミステリアス、
宮藤さんは、必死に真面目に。
起こったことと、起きていることは、
単なる背景ときっかけに過ぎず、
二人の悲しいまでに愛し合う姿を感じとる舞台。
やっぱり麻生さんはイイです。

『一人づつ』ご来場ありがとうございました。

『一人づつ』ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

お見事!
古典2作品とそれに呼応するオリジナル2作品の短編4本立て。どれもが素晴らしく、芸達者な役者さんたちの演技と相まって、充実した時間を過ごせました。

GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ほっこり♪
はじめてカプセル兵団さんの舞台を観劇させて頂きました!
ロビーや通路、会場内までにたくさんの装飾があったり、舞台上にある小道具からこれからはじまる物語の世界の雰囲気が伝わってきていて、どんな物語を観れるのかと、わくわくして待つことができました!

楽しい舞台をありがとうございました!
お疲れ様でした。(´・u・`)

ネタバレBOX

最初のはじまり方がアニメなどのオープニングみたいで楽しかったです♪
ファンタジーな物語だけど、観やすくて舞台に釘付けになってました。木や海など自然のものを人間で表現する感じが斬新だけど面白くて、綺麗だったりもしました!

そして、人形たちの動きがすごく印象的でした!動かし方、動かした後の揺れ、動かす時の音に合わせる(音が合わせてたのか?)どれもすごかったです!

チチュー王子の話し方や手振りがとてもナルシスト王子感がでていて、キラキラしてました!あと気球としてふわふわ上手側に現れた時は最高でした!笑
楽しさや面白さだけじゃなくて、王子の演技は迫力があって好きでした!

サルビアとアオイの親子の話しは、すごく切なかった。みんなで仲良くハッピーエンドではなく、ちゃんと事実を受け止めることも大切なんだと。母サルビアの子供を助けたい!って気持ちがすごく伝わってきたからこそ、アオイとの別れるシーンは胸が痛かったです。

どのシーンもたくさんの感情が動いて、それが伝わってきて、観ていてもすごく体力を使った気がします!

最後の虹が出たとき、人形たちは居るべき場所で生きてるんだな〜とほっこりしました!
ツキノウタ

ツキノウタ

満月動物園

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

涙が~(T_T)
前回の『ツキカゲノモリ』同様、涙が止まりませんでした(T_T)産まれて来た事への感謝と産んでくれた母親への感謝を改めて思い出させてくれたお芝居でした★☆
西原希蓉美さんの歌声も相変わらず素敵で、胸に刺さりまくりました~♪♪♪

これから~2015version~

これから~2015version~

アンティークス

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★

個人的には蛇足かな
映画もそうなんですが、オリジナルの完成度が高いと、長編化は冗長に感じることが多いですね。今回のバージョンも決して悪くはないのですが、以前のようなシンプルな感動はありませんでした。

白魔来る-ハクマキタル-

白魔来る-ハクマキタル-

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/03/05 (木) ~ 2015/03/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい
「天召し」「ギンノキヲクfinal」と安定感を見せる劇団だが今回の「白魔来る」はタッチが違えど抜群の出来。
もちろん好みで分かれるだろうが私は今回の作品が一番。
凄惨な描写が苦手な方もおられるだろうが、それよりも根本に流れる残酷なテーマが心打つ。

もう一度見たい。

【終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】4 BITTER FACES

【終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】4 BITTER FACES

机上風景

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

よかった!
姉妹愛はすごいですね。
時間が短いのが残念でした。

東京ブラストーリー

東京ブラストーリー

KING&HEAVY

HEP HALL(大阪府)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ公演
LINX’Sで初めて観てからの初本公演観劇。
いやむしろ、これが旗揚げ公演だという、なんだかよくわからない驚き。

わたしちゃんとタイトル観てなくって気がついてませんでした。
ブラの話だったのね。
舞台上にはスポーツブラ着けたマネキン一体。
そこに既視感を覚える、初級飛龍伝を思い出したのは、対立の話というあらすじと若手公演だということもあったのかもしれない。

二社の対立するブラ製造メーカー同士の争いの話。
企業間競争を、殺戮し合いの戦争に発展させた話で。
どうして、そんな簡単に人殺しを扱うんだろう、と思う。
戦うとしても別に殺させなくていいんじゃあないのか、他に表現の仕方はあるんじゃあないのか。
まるでアニメや漫画的に、表面的な戦う格好良さだけで、殺してるのに死なせてるのに、見ず知らずの他人の命を奪うこと、人生を断つことに対する実感がまるでおざなり。
舞台上にいる人物の誰一人として、人殺しをしているという自覚のある人物はいなかったように感じました。
それはヒロインの、自分の死に対峙した際の感情表現に如実に出ていた。
ゆえに舞台上に生きている人物はおらず、人物の表面をさらっている、そんな印象を受けてしまう。
総じて説得力に欠ける舞台に。
でも若者らしい舞台だなぁと思ったりもする。
逆に生きた人生の時間がまだ短い若者にしか書けないんじゃあないかなとも思ったりもする。

と同時に、観せ方の上手さ、感覚の敏感さにも若者らしさを感じました。
建て込み舞台が比較的多く見られるHEPで、あえての素舞台。
その何もないがらんとした空間を漲るパワーで縦横無尽に駆け回る、芝居に動きを出す。
客席からの見え方も充分に意識した演出、特に終盤の撃たれるヒロインの背中越しに観せるシーン良かった。
できれば…衣装、舞台奥に赤と青という分かりやすい二社の旗印を掲げているのだし、衣装でも分かりやすい色分けがあると観客に優しかったかもしれない。

旗揚げでHEP、いきなりの大舞台。
なのに良く活かせていて、観て面白い舞台でした。
得るものもあれば、失うものもあるかもしれないけれど、今後に期待したい、また観に行きたいです。

誕生日、黒いからすは死にませんでした。

誕生日、黒いからすは死にませんでした。

劇団た組

仙行寺(東京都)

2015/03/04 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度

観たままに
池袋で「誕生日、黒いからすは死にませんでした。」観劇。
観たまま受け入れたほうがよいとアドバイスもらっていたにもかかわらず
頑張ってしまい、結果なぜか肋骨が痛くなりとても疲れました。
それにしても二十○年の観劇経験は役に立ちませんでした。
降参です。
野球に喩えるなら、舞台赤異本は変化球の使い手に向かった
バッターの気分でしたが、舞台黒異本は打つ気まんまんで
バッターボックスに立ったら四打席連続デッドボールくらいつつ
痛がりながら塁にでても点が入らなかった感じですか。

ネタバレBOX

あ…そうか…毒を感じないことが我々にとって毒なのかも知れない。
この芝居には他の他人のいわれのない底知れぬ悪意がほのめかしもなく
存在していないのです。
そしてこれは自分探しなのであり、
 「スタイリッシュに描かれた自傷行為の世界」
なのではないかと考えるとしっくりくるように思えます。
傷つけ傷つきながらもそこからさらに先へ向かうような気配も見えなかった。
見落としだだけかなあ。

若い人たちによる若い人たちの世界なんだろうなあ。
時間がたって思いかえすとまたなにか違った想いが見えてくるかもしれません。
【終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】4 BITTER FACES

【終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】4 BITTER FACES

机上風景

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

これは序章
続きが肝要。

ネタバレBOX

引きこもりで酒ばかり飲んでいるものの、いざとなると群れを守るボスザル的な存在の長女、働いて一家を支えている次女、結婚しても時々食事の面倒を見てくれたりする一方で夫からのDVに悩んでいる三女、それに、引っ込み思案だけど家事全般をこなし、夢だったお笑い芸人を目指そうと思い立った四女の、外敵に厳しく、自立には全員で協力する四人姉妹の物語。

蟻の世界のようでした。

モラハラがベースとなり、暴力を振るうあんな男とは別れさせた方がいいと思いますが、そうなったらそうなったで、ストーカー殺人事件が起こるかもしれないし、大阪へ芸人修行に出掛ける四女を見送った後で夫の許に帰ろうかと言い出す三女はまさにDVスパイラルに陥った真只中にあり、そんな状況下で終演とは、しかも60分での終演とは、この続きこそが肝要なのに作演さんは諸事情でこの舞台が最後だとおっしゃる、続きが書けないのかもしれませんが、それにしても何とも残念なことです。
砂の骨

砂の骨

TRASHMASTERS

シアタートラム(東京都)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

貧困と格差
2時間45分弱、休憩なし。テーマは貧困と格差。アルバイト、残業代が出ない社員店長、シングルマザー、ホームレスらが登場し、震災から4年になる今を生きる庶民の本音を切実に伝える。構えていたほどには長さは感じなかった。
経営者側と労働者側の会話でほのめかされたことがとても面白かった。“俺ってイケてる”感漂う演技やドカンとやって見せる演劇的効果(照明など)の方法はやはり私好みじゃないけれど、帰宅して家族と話をしたくなるお芝居だった。

ネタバレBOX

店長いじめをしている専務が「賞与のある社員を減らせという株主の意見もある」と言った。専務は物腰柔らかでかなりキレる人物だった(そのように見える演技をしていた)が、やはり株式会社の長は株主であるとわかる場面だった。専務もまた、株主(=金)には逆らえない。

「ダウト」「から騒ぎ」に続き、いじめられている元店長役の髙橋洋介さんの演技が良かった。
lifetime go round

lifetime go round

tubbing

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2015/03/07 (土) ~ 2015/03/07 (土)公演終了

満足度★★★★★

繊細さと芯の太さと
3月7日の東京の明大前キッド・アイラック・アート・ホールで観てきました。ちょっと失礼な物言いになってしまうのかもしれないのですが、大沼さんが「芸達者」なのは言わずもがな。次から次に繰り出される繊細な表現。ただ、今回は、それ以上に、芯の太さを見せてもらったと感じています。この方は、どんな時代にうまれてどんな目に会おうと役者をしているのだろうという。約75分、いろいろな泣き、笑い、思考がびっしりと詰まった濃密な時間でした。

オパンポン☆ナイトvol.3 曖昧模糊

オパンポン☆ナイトvol.3 曖昧模糊

オパンポン創造社

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/03/06 (金) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

人生
色々です。

ネタバレBOX

ぼったくりバーでの話、銀行強盗目指して穴を掘っていたら10億円の埋蔵金を掘り当てた話、好きな先輩を追い掛けて上京して水商売に転落した女性の話やその女性が好きな男の話、登場人物の多くは死に、待合室で天国行きか地獄行きかを聞かされる話と続き、全てが繋がっていくオムニバス形式で描いた人生の悲喜劇模様。

局部を天使仕立てにしたほぼ全裸男は強烈キャラでしたが、一応見えないのだろうという安心感があってさほどのことはありませんでした。

気の弱い人間がいるかと思うと、殺人したり10億円発見したりの厚かましい男がいたり、純情さは変わらないものの、歳は取る当たり前の人生があったりでした。

地獄を自分が楽しめる世界に変えてやろうというバイタリティはいいですね。
梅子と「ボクらの青春交響曲」

梅子と「ボクらの青春交響曲」

『熱きロマンを胸に、生きる勇気と希望を与えるべく突っ走り続ける奴ら。』

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/03/03 (火) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめました
こじれ系の青春やり直し。設定にはかなり無理がありますが、結構身につまされるところもあって、昔を思い出しながら楽しめました。ただちょっと冗長なところもあったので、もう少しコンパクトにならないかな。

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