最新の観てきた!クチコミ一覧

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爆弾物語

爆弾物語

劣等星人

こった創作空間(東京都)

2015/03/14 (土) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度

ウシジマくんの顧客のような登場人物・・・
表面的な物語進行であったが、
状況説明する狂言回し役がいたので判り易くはありました。

でも、やっぱりありきたりだったかなぁと思えた1時間作品。

さくらんぼ

さくらんぼ

CHAiroiPLIN

「劇」小劇場(東京都)

2015/03/12 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

舞台表現としては劇場をフルに用いていたなぁと感心しました
ダンスのみならず、いろいろと小道具を用いた工夫にも納得の約1時間。

新・赤と白

新・赤と白

かもねぎショット

小劇場B1(東京都)

2015/03/13 (金) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1421(15-069)
16:00の回(曇)。15:20会場着、受付、15:31開場。入って左側が客席、桟敷2列と椅子席。16:04前説(アナウンス)、ダンサーがひとり登場(赤い衣装)、開演~17:42終演。

こちらは「赤と白(2013/11@セッションハウス)」以来の2作目で、客演の藤谷さんは「少女博愛主義(2015/2@だるま座)」を観ています。本格的なダンスだったので、終演後訊いてみるとバレエをやっていたそうで、ナルホドーと思いました。

「Drama」と「Dance」の組み合わせによるショートショート作品。ダンサーたちの衣裳はチラシ写真と同じ色合い。ドキッとするほどではないのですが、日常でありそうな、でもなさそうなお話、素の舞台いっぱいのダンスやソロ。

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめる作品。
映像の使い方、照明の使い方、音響、殺陣など。色々高水準であると思える作品でした。殺陣などメインの上手い方に比べて全体では少し物足りなさもある。私個人としては史実を上手く繋ぎ合わせた脚本が特に良かったです。必死でついていかなくても理解はしやすかったと思う。笑わせてしんみりさせて、の配分は、自分では意識して観てなかったが良かったのだろう。
観に行った回が最初の方だったのもあるのか、見切れなどいくつか気になるところもあった。エンターテインする舞台としては十分に面白い。休憩入れて約3時間。長いので小休止やパンフレットの配慮は良かったです。ただ客としてはワクワクを胸にあれこれ考えながらお家に帰りたいのでWカーテンコールもいいけどテキパキ終えたらなお素敵。

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

o(*º▽º*)o
すごい良かった!!
テンポよくて2時間半があっという間でした(〃▽〃)歴史もわかり易く、途中途中の笑いが緊迫感を和らげてましたね(*´∀`*)

舞台に高さがあり、忍びものなのでみなさんヒラヒラと飛ぶんですよね(〃▽〃)素敵!

沖野さんの暴れっぷり、大神さんのお茶目な感じ、竹石さんのイケメンっぷり(@♡▽♡@)ボクラ団義さんの魅力ギッシリです(*´艸`*)

舞台のいろんなとこでいろんな物語が繰り広げられていて、一回観たのではたりな~い(*´д`*)何回も観たいです\(*´▽`*)/

ヤングステージも役替わりがあるそうで、これまた楽しみですね!

クリエ・ミュージカル・コレクション 2

クリエ・ミュージカル・コレクション 2

東宝

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2015/03/13 (金) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

充実の内容
豪華キャストで見応えたっぷり!
ミュージカルでお馴染みのナンバーの数珠繋ぎで凄く楽しめました。
トークで笑いをとる場面もあって退屈させない充実した内容は素晴らしいの一言です。

ネタバレBOX

詳しくはこちらで。
http://ameblo.jp/sunpack/entry-12001895518.html
さくらんぼ

さくらんぼ

CHAiroiPLIN

「劇」小劇場(東京都)

2015/03/12 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★


ダンス公演としてはあり得ないくらいのものが散乱した舞台で開始。発想がつきぬけている。酒瓶をよく集めたものだ。狭小空間ならではの臨場感があった。

平々凡々サイクロン〜デルタウロスの帰還〜【大阪公演】

平々凡々サイクロン〜デルタウロスの帰還〜【大阪公演】

かけっこ角砂糖δ

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2015/03/14 (土) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ファンタジーは実在する
子供から大人になっていく過程で、変わっていくものと変わらないもの。
活気があふれる舞台でとても楽しかったです。


ネタバレBOX

子供の頃にその存在を信じて疑わなかった、夢、理想が詰まったファンタジー世界と、大人になるにつれてその存在が大きくなってくるお金や利害関係に支配された現実世界との対比が、子供と大人の両方の視点から観ることができてとても面白かったです。
ファンタジーとリアル世界は両方共存在するような気がします。
合言葉はパールホワイト

合言葉はパールホワイト

トツゲキ倶楽部

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/03/12 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

これこれ!!
トツゲキ倶楽部さんは
はじめましての劇団さんでしたが、思いの外楽しめました。
今回SUMIOさんが出るということで伺ったのですが、
やっぱりSUMIOさんはちょっと変わった人(?)の役でした(笑)

作品は最初から最後まで観ている側の想像力を掻き立てさせられる
不思議で謎めいたもので、とても楽しめました。

きっとあの場所の話だと思うけど
え!?
その場所のそこに行くってどゆこと!?的な
常にワクワクがとまりませんでした。


強いて言うのであれば
もう少しあっちとこっちの人達の違いを衣装とかで表せたら尚良かったのではないかと思います。(ドレスアップするとか?)

もちろんそこの違いを出してしまったら
後々のタネ明かしがつまらないものになるかもしれませんが、なぜその格好?という謎は作品を面白くさせる要素になるのではないかと思いました。

また、機会があったら是非、伺わせていただきたいです。
ありがとうございました。


忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

もしもあの時あの場所で
歴史物の王道でもある「たられば」を、荒唐無稽の驚きを残したまま徹底的にリアルに物語化してありました。
一個一個はそんな馬鹿なの連続。でも軸となる人物たちの描き方が丁寧なので、彼らの生き方や心情がその作りもの感を打ち消して「ああこういう事だってあったかもしれない」つ納得させられてしまう。何も不自然でなく必然だとすら思えたのは、一見大胆な脚本が、実はとても丁寧に人物を描いていたからだと感じました。

惜しむらくは言葉数が多いだけに台詞が濁流的になってしまう役者さんが何人かいらしたこと。そこちゃんと聞きたかった、と思った台詞が何か所もありました。勢いがあってよし、と思うか、もうちょっと丁寧に、と思うかは個人の好みもあるかと思います。あの勢いが人物の必死さを増して伝えてくれたのも事実でした。

事前に配られた当日説明チラシ、幕間に配られた追加チラシ、終演後に配られた補足チラシ、など観客に楽しんでもらいたい、という劇団の暖かさが嬉しかったです。スタッフのみなさんもにこやかでとても感じがよかったです。

ヘブンイレブン!

ヘブンイレブン!

SOLID STAR

俳優座劇場(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度

平面なコメディー
野村宏伸、モロ師岡そのほか豪華なキャストを迎えてのとても分かりやすいコメディー。

フライヤー(チラシ)もかなり手の込んだ仕上がりになっていて、
期待せざるを得ないものだったので、

作品の仕上がりにかなり物足りなさを感じたことは
非常に残念だった。

役者は揃っているのに。
美術だってしっかり作り込まれているのに。

ストーリーに
いま一歩吸い寄せられるものがない。

コメディーを頑張り過ぎたーーー
と言ったところか……。

最初の暗転の時、
完全に暗くなる前に役者が舞台入りするのが幽かに見えてしまった。

そこからすでにガッカリ。

暗転し、明転すると
役者が舞台に揃っているーーーー
というのが、
どこか
手品のようにさえ感じる
舞台にとっては極当たり前のことだけど
ものすごく大事な魅力なのに、
本公演では願ってもいないのに数回
手品のタネ明かしを食らった気分にさせられた。

舞台セットも
黄泉の国と現世の世界観が代わり映えのしないものだった。
劇場が広い分、一定のセットで進行されるとどうしても観ている側には
飽きがくる。
ならば背景はもっと具体的に作り込むか、
若しくは、なにもない状態にして
照明で世界観を作り込むかして欲しかった。
ものすごく《平面さ》を感じた。

もうひとつ
言わせてもらえるのであれば
野村宏伸さんにあの役のイメージはあるけど、
イメージだけが先行してしまった気がする。
野村さんのあの役の懐かしさは感じるけど、
野村さんの魅力を余らせてしまったものになってしまったのではないだろうか?

むしろ配役は
野村さんと、師岡さん
逆の配役の方が面白かったのではないだろうか?



題材は面白かったので、もっともっと突っ込んだものに仕上げたものを期待したい。


上田ダイゴ×亀井伸一郎(カメハウス)トークライブ

上田ダイゴ×亀井伸一郎(カメハウス)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ(大阪府)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

今年一発目
今回の相方は、劇団カメハウスの代表である亀井くん。
亀井くんとえば、道頓堀で催されている即興芝居イベント『ジャムコント』プレイヤーでもある。
ジャムコントプレイヤーと、ジャムコントMCのタッグ、それはもう面白くないわけはなく。
ボケをぶっ込むタイミング、ツッコミかますタイミング、長年連れ添った相方かっ!ってくらいの抜群のコンビネーション。
ダイゴさんへの容赦のなさが、歴代トークライブ相棒中、ピカイチでした。

トークは爆笑につぐ爆笑、見所満載でした。
ダイゴさんの恋する思春期の乙女が如しブタ(さん)への愛が、ブタ(さん)お題地獄を招く。
コンテンポラリーダンスというものに対する誤解を全力で振りまく渾身のアクト。
亀井くんはオンナ口説くのに、取り敢えず星を見上げるようです。
その場に居ないにも関わらず、ぽるんが大活躍。

いっぱいいっぱい笑ったので、笑い過ぎで自分が書いたお題のうちひとつが思い出せないくらい。
ひとつは覚えてる、えぇ、「ぽるん」と書いた下手人のうちの一人はわたしです。

ソウサイノチチル

ソウサイノチチル

office HOMME / team Genius bibi

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ソウサイノチチル
team Genius bibi 「ソウサイノチチル」観てきた。
今年観た芝居のなかで1、2を競う面白さだった。
スケジュール調整できず一度しか観られなかったのが心残り。なので、DVD予約してきた。劇場でみたかったなぁ。

平々凡々サイクロン【大阪公演】

平々凡々サイクロン【大阪公演】

創像工房 in front of.

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2015/03/14 (土) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

面白いです
間合いが、絶妙♪時代のシンクロが分かりやすく、目がはなせない!!照明も綺麗で、演出もいい感じでした!これからも期待しています!!

逆しら

逆しら

黄金山アタック

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2015/03/05 (木) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

硬質・耽美な印象の作品
姉弟の住む部屋に一人の男が住むようになる。
舞台の始まりは二人の女性。どうやら、二人はその男の恋敵になるようだ、、、
というところから話は始まる。

硬質・耽美な印象の作品。最初の5分の静寂な緊張感、ラスト5分の美しい絵作りが記憶に残る。

作演の世界観やイメージを具体化したような舞台のつくり。

受け取れるか受け取れないかの要素が強い作品だと思う。受け取れた人には素晴らしい舞台になるが、そうじゃなかったら難解な作品と映るかもしれない。

だけど、カンパニーとしてやりたいことがあってそれは8分通りやれているように見えた。
上質なテクニカルの仕事に支えられている。
他地域公演に向けて、完成度を上げていく余地はまだあるようにみえた。より多くのお客さんに「届く」作品となるようなブラッシュアップを期待したい。

80分。

朝劇 下北沢「下北LOVER」

朝劇 下北沢「下北LOVER」

朝劇

VIZZ (ヴィズ) (東京都世田谷区北沢2-23-12 Mビル1F)(東京都)

2015/01/18 (日) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

LOVERな感じで
朝劇シリーズは3回目。朝から幸せなひと時を過ごせました。

新作も前作を見てるとより楽しめます。

奇妙な果実

奇妙な果実

奇妙な果実制作委員会ストレンジフルーツ

シアター711(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

観劇の感想です.
銀座のバー、時代は昭和初期。それだけでももう期待してしまいます!
素敵なセットと、ミステリー。ふみさんはとても素敵な女優さんでした!ふみさんの一代記みたいでしたがそれでいいと思いました.
お話はどう展開するのか見ていて楽しかった.観て良かったと思います.

ネタバレBOX

あれっと思ったのはふみさんの素性を知りながら?雇ったくだり...でもそれがないと話が進みません.お兄さん、戦争中なのに太りすぎ...
素敵な声だったのでもう少し演技しているところが観たかったけれど...ラストは、なかなか着地点が見つからなかったのか低空飛行が続いたところが,なんだか惜しかった気がします.でも本当にとても良かったので仕事でこれなかった友達は気の毒でした.
肝っ玉おっ母とその子供たち

肝っ玉おっ母とその子供たち

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2015/03/13 (金) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはり”風”の公演は素晴らしい!
東京演劇集団風の好きなところは、中学校・高校へも巡回公演を行い、演劇を通して、社会に対する見方、考え方を投げかける...それもお仕着せでなく。
2014年からは文化庁”文化芸術による子供の育成事業”に基づく巡回公演で、学生による参加型公演も開始している。

前回公演ではシェイクスピア「ハムレット」の時も、劇団ラウンジに巡回公演先の学校名とその様子が写されたパネルがところ狭しと飾られていた。

今回公演「肝っ玉おっ母とその子供たち」は、北欧であった三十年戦争が舞台である。パンフには、演出の浅野氏が「戦争という限りない悲惨さの発見と同時に、このような苦境にあってなお生き続け、笑い、泣く、人間の原初的な力強さを発見してほしい」という想いを込めていると、記している。

その公演は本当に素晴らしかった。

ネタバレBOX

ブレヒトの「叙事的演劇」の代表作であり、各情景のはじめには幻灯、今回はストリーテラーによって幕開けする。

北欧・三十年戦争時代のドイツおよびポーランドが舞台である。主人公は「肝っ玉」とあだ名される女性アンナ・フィアリングで、軍隊を相手に商売をする酒保である。彼女にはそれぞれ父親の違う3人の子供がいるが、長男、次男は相次いで軍に徴用される。会計係の次男シュワイツアーカース(スイスチーズ)はやがて戦死し、長男アイリフは百姓を殺して略奪をしたために処刑され、残された唖の娘カトリンもまた、軍の襲来を町に知らせようとして射殺される。
「肝っ玉」は子供を次々と奪っていく戦争を呪いながらも、戦争を相手にした商売を最後までやめることはできない。

どんなことがあろうと”生きる”。その力強さは、最後の場面で荷馬車を一人で引きながら、大きく足を前に踏み出すと、砲声が響き鼓舞するようだ。
空気のようにあるのが当たり前と思っている”平和”。しかし、それを勝ち得るまでに流した先人の血と汗を無にしてはいけない。今を生きる我々が後世へ引き継ぐために...。

今後も素晴らしい公演を楽しみにしております。


忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです!
本能寺の変の謎をボクラ団義流に描いた半フィクション。
とてもよく練られたストーリーだったと思います。
こういう歴史ミステリーはワクワクしますね。

とある忍術が強力過ぎるので、あまり現実的なお話ではないのですが
考察ものとしてではなく、半フィクションとして見るととても楽しいです。

ダンスにしろ、プロジェクションマッピング?にしろ演出のセンスがとても良いですね。
観ていてワクワク ゾクゾクします。
個人的には照明が凄いよかった。
地味かもしれないけれど、こういうところがしっかりしているととても演出が映える気がします。

途中休憩をはさんで3時間。でも、長い、という感覚は無かったです。
一回でおおよその内容が把握できるレベルのお話になっていたのは良かった。
(ラストちょっと置いて行かれそうになったけど・・・)

ネタバレBOX

気になった点
・スクリーンを下ろすのに何度か失敗してました
 うち1回は文章が読めず・・・
・殺陣がやや窮屈に見えました(前の方の席だったから目立っただけかも)
・冷静に考えると、死遁の術と??の術(化粧変化の術)が万能過ぎる気がします。
 この2つがあれば何でも出来てしまう。
・兼ね役を弄るネタはコントっぽくなるので個人的にはマイナス
・竹石さんの演技、感情を昂ぶらせている場面でのセリフが聞きづらく感じることが何度かありました。
 逆に感情を殺して市と会話している場面はとても良かった。
・説明台詞がほんのちょっとだけ気になった




[memo]
秀吉は伊賀の忍び末吉。

信長の妹、市は偶然出会った伊賀の忍び小助に想いを寄せる。
浅井に嫁ぐ際、風花を侍女として連れて行く(小助の代わり)
小助の妹、風花は化粧変化で市の代わりに子を3人(茶々、紅、初)生む。

浅井は自害の際、3人が市の子で無いことを知り市を殺害。
風花は化粧変化で市を風花に見せ、自分は市として信長の元に逃げ帰る。

信長を快く思わない3人、家康、光秀、秀吉は裏で手を組み、団蔵の策を入れる。
団蔵は信長を伊賀征伐の際に殺害、入れ替わる。
本能寺の変で討たれる役を演じるため。
(暗殺では歴史は動かない)

信長を討った光秀は天海に。
風花は市として柴田勝家に嫁ぐ。
勝家自害の際、小助が助けに入り2人は脱出。

ストーリーテラーの小助(老人)は実は団蔵。
小助の弟子は茶々の子。風花の血を引くものは幸せに生きて欲しいと子を入れ替えていた。
籠城している茶々を救うため忍びたちは説得に向かう。
奇妙な果実

奇妙な果実

奇妙な果実制作委員会ストレンジフルーツ

シアター711(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

.戦前の銀座カフェが下北沢に再現
小劇場「シアター711」に戦前の銀座カフェが再現されたようだ。舞台中央にバーカウンターが大きく据えられ、その後の棚にはウイスキーなどが並ぶ。照明は多少薄暗く魅惑感が漂う。

説明では、このカフェ「カヱムル」を舞台に歴史ミステリーとある。しかし、ミステリーというよりはサスペンス風の要素が色濃い感じがした。確かにミステリーの基本となる犯人はあとから明かされるが...。

ネタバレBOX

1941年冬、銀座のカフェ「カヱムル」に東北地方から農家の寡婦ふみがやってきた。 ふみは、蒸発した兄(記者)を探しに来たと言い、「カヱムル」の女給におさまる。 兄が残した一冊の手帳をたよりに真相を探るうち、コミュニストや助教授の男たちと出会い、彼らのある秘密を知ってしまう。

この時代、国内の政治や軍部の動きに対し、反戦運動に身を投じた男女。その行動に対する軍国当局の弾圧を通して、活動を継続する不安と恐怖、仲間に対する疑念と暴虐が顕わになる。知識人の正義の脆さ、”ひらがな”しか読めないが、純朴な主人公ふみの生きる逞しさ、極限状況下における人間の本質を観せる。
蒸発したと思われた兄は猜疑心に駆られた仲間の手で..

公演全体は骨太・重厚感があったが、時折、ふみ(25歳)とスエ(14歳)がコミカル?のように喧嘩するシーンは必要であろうか?重苦しくならない配慮なのだろうか。.登場人物は8名で、役者陣はみな芸達者。

脚本・演出の はせきょう氏 の当日パンフ「難しい話をわかりやすく壮大な
エンタメにした自分の才能が素晴らしすぎる!...」とあるが、本当にお見事でした。

今後の公演にも期待しております。

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