
たまたまロミオとサム・ゲタン
市民劇場TAMA
多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

ピンクの教室に父の影
友池創作プロジェクト
小劇場B1(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
友池創作最新作を2夜連続で。2面舞台なのでそれぞれ別方向から。それぞれからしか見えない動作や表情があり複数回見たことで作品をより深く立体的に堪能できた。
人は普段言葉を自在に駆使して自由に意思疎通していると思いがちであるが、それは相当に怪しく疑わしいものである。同じ言葉でも発した側と受け取る側ではかけ離れていることが少なくない。そこで生じる疑念や困惑そして衝突。日々の或いは過去の自分の言動を振り返り大いに反省さらさせることがあった。
誰かが過去に行くと必ず大なり小なり何かしら変化してしまう。様々な過去があって今がある。そしてそれは未来に続く。今を生きる私たちはただ時の流れに身を任せて生きていくのか?未来を見据え最善を尽くして生きようとするべきのか?そんなことをも問われたような気がした。

全速全進!
劇想からまわりえっちゃん
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/10/16 (木) ~ 2025/10/20 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/18 (土) 19:00
熱く迫力のある芝居で笑いと感動をたくさん貰った。
舞台美術が全く無いステージに多くの背景が見えるのが楽しい。

シュガーティガーティザー
関西大学劇団万絵巻
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ファンタジー作品
場面転換が多かったかな…
3プロットと言う事も有り、今は何処?と迷いながらもなんとかついていけたかな…
来世はどうでもいいダロー
今なんだ今という感じかな〜
ダンスも振り付けも上手く、一粒で2度美味しかったな〜

ポニーテールの功罪
劇団銅鑼
銅鑼アトリエ(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/18 (土) 18:00
座席1階
絵本を原作として、劇作家山谷典子が脚本を仕上げた。子どもに関する社会問題をテーマとした作品には定評のある山谷によって書かれた物語は、前向きな気持ちで劇場を後にすることができるという劇団銅鑼のテイストで実にコンパクトに、テンポよく仕上がっている。
舞台は西日本のとある高校。進路や人生に悩む3人の女子高生が中心だが、テーマに関する重要人物として駄菓子屋のおっちゃんが登場する。原作にもあるように、おっちゃんは身体は女性だが男性として生きるトランスジェンダー。このおっちゃんが、かつて経験した自らの苦しい思いを背に3人に向き合う。今でこそLGBTQは知られるようになってきたが、登場人物の親たちは恐らく昭和育ち。劇中でも「女の子は短大に行って郵便局に就職し、結婚して暮らすのが最大の幸せ」と言い放つ父親の姿がある。心と体の性が一致しない子どもたちにとっては、まだまだ生きづらい世の中である。今作はこうした現状や思いをストレートに、しかも明るく描いている。
劇団銅鑼の若手俳優がはつらつとしていて楽しい。冒頭とエンディングのダンスは、明らかに同世代の客層を意識したつくりだ。あとで聞けば、これから全国の中学や高校での上演を計画しているという。その熱意を買いたい。
また、山谷の発案というが、冒頭にスクリーンの作品上映前に見られる「映画泥棒」のパクリであるコントが前振りとして出てくる。携帯電話の電源を落として、といういつもの注意喚起なのだが、これがものすごい秀作だ。特に高齢者に多いが、携帯電話の電源を切らずに鞄に入れておき、惨事を引き起こすケースはいくども体験した。劇団側は通常、開演前にアナウンスや役者たちによるアピールとして注意喚起をしているが、効果は限定的。このパクリコントは、なかなかインパクトがある。
タイトルのポニーテールは一つのキーワードだけに表題に据えたのは理解できるが、「功罪」はその通りだとしてもやや硬い。また、東京の劇団だからだろうか、関西弁の切れが今一つだった。だが、秀作と言える前振りコントを加味して☆5つ。

のぞみ【劇団狸寝入】
劇団狸寝入
関西学院大学・上ヶ原キャンパス旧学生会館2階・ママ上ホール(兵庫県)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/18 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
満席🈵で、席💺増席でした
良かったです のぞみが…
今迄は期待はずれが多かったですが、今回は新入生公演?だったと思うが楽しめました
次回も期待してますます

ピンクの教室に父の影
友池創作プロジェクト
小劇場B1(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

曇天に咲く華
劇団KⅢ
萬劇場(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです。
時代物ですが、現代的な雰囲気もあり観易い印象でした。
楽しい雰囲気の中に、愛や葛藤や哀しみが感じられる、良いストーリーでした。
殺陣やアクションも良かったです。特に後半の殺陣に目が釘付けでした。
悲しみの中に、未来が感じられるラストも良かったです。
素敵な舞台でした!

曇天に咲く華
劇団KⅢ
萬劇場(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いやー、すばらしかったです。ちょっと前にバズったことばを使うとフルスペックの舞台でした。何もかもよかったです。時代劇ですけど時代劇らしさがあまり感じられないのがいいですね。江戸時代ものというと花魁ネタが必須ですが、今回の花魁ネタは最高ですね。コミカルななかにも適度な妖艶さがありすばらしかったです。演技力と演出に技あり一本ですね。すばらしい時間をありがとうございました。

熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン
ゲキコパ
千本桜ホール(東京都)
2025/10/16 (木) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
実演販売の企業が立ち上げた旗揚げ公演-場内の客層も社員や取引先の方たちと思しき身内感が充満しており、普段とは全く異なる雰囲気。エンタメ要素が薄い演出ではあったが、山口アイコ役の吉田美織さんのモノローグだけでも一見の価値有り!

平和
うずめ劇場
シアターX(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
うーむ チョイ古い感じのする芝居でした
そりゃーまぁ2500年前の戯曲だしー
でも面白可笑しく表現してくれてたなぁと
1時間50分に休憩10分挟み
アフタートークもプラスされ
見応えの大きな作品となってました
10月16日の朝日新聞夕刊に
演出家さんのインタビュー記事掲載されてます

ブリザード・ミュージック
旋風計画
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いやー、楽しめました。どことなくキャラメルボックスな臭いがしてよかったです。役者さんが年齢的に中堅どころの方ばかりでめっちゃ安定感がありますね。いろいろ構造が埋め込まれていておもしろかったです。いわゆる劇中劇ですがよくできているなーと思いました。巨大扇風機の出番、もうちょっと増やしてやってもいいかとw レンタル代もばかにならないでしょうし^^

平和
うずめ劇場
シアターX(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
あ~あ、戦争なんてなくならない、それは人が貪欲で愚かだから。戦争なんてなくならない、それは平和を守るという大義名分で戦争をするから。2500年前だろうが今だろうが、きっとおんなじことが繰り返され、これからも起きていくのかなと感じる、cynicalとcomicalが表裏一体で同居したお芝居でした。舞台の上は常にある種のカオスであり、それを観客席から眺めているのは、きっと神々が天上界から眺めているのとおんなじこと、カオスの中にいれば、各人がとても真面目にかつ真剣に行動していることが全て喜劇であるが気がつかない、極めてお芝居なのですが、それが実は現実を映し出しているように感じて不思議な気持ちになりました。
とても前衛的な演出でそれこそ演出家の母国であるドイツの小劇場にいるような空間でした。また、舞台だけでなくホワイエまで使っちゃう、劇場は舞台の上だけが劇場じゃない、劇場にいる時はどの時間もどの場所もお芝居の中ですと言われているようなひと時でした~

平和
うずめ劇場
シアターX(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

朧な処で、徐に。
TOKYOハンバーグ
ザ・ポケット(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/20 (月)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2025/10/15 (水) 19:00
価格4,500円
初日観劇
孤独死で発見が遅れたらと思うといたたまれない

朧な処で、徐に。
TOKYOハンバーグ
ザ・ポケット(東京都)
2025/10/15 (水) ~ 2025/10/20 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/17 (金) 19:00
日本人の死生観が社会変容によって刻々と変わってきたことを実感。
孤独死というモチーフを初演の時期にフォーカスした慧眼にも脱帽。

平和
うずめ劇場
シアターX(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ペーター・ゲスナー氏は時々凄いものを作ってくれるが、これはまたエライものを。
もっとも、作風は前作「ニッポン人は亡命する。」に通じ、混沌具合は「地球星人」がその極大版であった。
最近でこそシアターXがお馴染みの公演会場になっているが、どうしても「喜劇だらけ」(もう10年前)が(良くも悪くも)印象に残るのは、うずめ近年のお家芸(=色んな人を(巧拙にこだわらず)舞台に上げちゃう)、祝祭的舞台の最初であったから。
アリストパネスと来ればあのワチャワチャ感満載の舞台では?と想像してしまったのであるが、少し違った。否だいぶ違う。闇鍋感は漂うがよく見れば選りすぐられた感あり。
好みははっきり分れそうでもある。が、自分は強烈に好きである。
舞台を「作った」というよりは、実験室に籠もったマッドサイエンティストが実験してたら「出来ちゃった」感が強い。これは後藤まなみという自然発火物質のような女優の「演出によって制御されてるようには見えない」風情に大きく拠っていそうである。本作では主役の荒牧氏の周りで八面六臂、観客いじり型芝居のいじり場面でも客の好意的反応をもらっていたが、この荒牧氏も、娘役!の松尾氏も「行っちゃえる」俳優であり、美味しい瞬間が多々訪れる。
歌も多い。アカペラの合唱(何やら原始的な)あり、楽器はペット、トロンボーン、ドラム、ベース、電子サックス、生ギターなども。混沌の中にうっすらと、そして次第に見えてくる何か(歌も、芝居も)。ギリシャ演劇を上演するという営みの中に、現代秩序を超越し、時代と地域と文明を越境した自由精神の発露がある。
歌も、芝居も、自由極まりない。

いつかアイツに会いに行く
ニッポン放送
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2025/10/10 (金) ~ 2025/10/20 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
普通にストレートプレイだと思っていたら、コミカルな展開に歌とダンスがてんこ盛り
ノリノリになって これ、めっちゃ楽しいヤツやん!
それにしても余命宣告のシーンでこんなに笑いをとってしまうとは
この作品、悲劇の方向にもっていく気なんてないのだろうなと
1秒たりとも退屈させはしない。というエンタメ魂
ラストに向けては演技で見せるゾーンにシフトチェンジ、その流れもイイね
華のある役者さんだからこそ生み出せるワクワク感というか、
エンターテインメントにトキメキがあるって重要だなぁと実感しました

ワンアクト・ミュージカル・フェスティバル
ワンアクト・ミュージカル・フェス実行委員会
シアター風姿花伝(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/20 (月)公演終了

蛍の光、窓のイージス
劇団文化座
あうるすぽっと(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了