
七人のふたり
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2015/05/22 (金) ~ 2015/06/02 (火)公演終了
満足度★★★★
良かった☆
やっぱり クロムはいいですね~!
唯一無二 独特な世界観 カッコイイ音楽と コミカルな動き
好みが分かれるかもしれませんが、 オレは好きです☆

僕は父のプロポーズの言葉を知らない
劇団フルタ丸
小劇場B1(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
プロポーズの言葉
父のプロポーズの言葉を知らない、知っているはずがない、聞けるはずがない、だから想像する。改めて考えると、誰もが興味はあることと思います。それを題材にした「僕は父のプロポーズの言葉を知らない」は、プロポーズの持つ意味について、改めて考えさせられました。

2ファミリーホラーハウス
マグズサムズ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
200%の面白さ!
登場人物全員のキャラが立っていて、伏線の回収も見事。大変面白かった。
めっちゃ笑って、ガッツリ泣かされた。一部Wキャストとの事で、別キャラでもう1回観たい。

カラフト伯父さん
東京グローブ座
東京グローブ座(東京都)
2015/04/25 (土) ~ 2015/05/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
見事な演技でした
とても緊張感のある舞台でした。始まってからなかなか客電が落ちなくてドキドキしました。客電消えたあとは集中して観ることができました。暗転が何回かあって、そこ以外は客席が咳をするのもためらうくらいの張りつめた空気。そして暗転の度に蛍バミがうっすら光っているのを楽しんでいたのですが、最後はきれいな街の灯りが見えました。もしや最初から蛍バミじゃなくて電球だった?!って思ってしまいました。
3階席から観ていましたが、舞台の使い方が立体的だったと思います。グローブ座に合わせて舞台セットを作ったのでしょうね。
パンフや舞台雑誌を読んで、伊野尾くんがとても丁寧にお芝居に対して向き合っているなと感じました。演出家の意図を理解して建設的にお芝居を作っていったのがわかる演技でした。
正直、伊野尾くんは好きだけど、演技には期待していなくて、カラフト伯父さんを観たら伊野尾に対して冷めちゃうかもな…という覚悟で観劇したのですが、見事に裏切られました!びっくり!
初めての舞台なのにフレッシュさがあんまりなくて、中堅のような演技なんだけどやっぱり経験の浅さは見え隠れしている、というとっつぁん坊やな演技だなと感じました(うまく伝えられない> <)
わたしは客入れの曲が全部わかるくらいのおばさんだけど、客席の若いひとは阪神大震災を知らなかったりするんですよね、被災したひと(徹くん)、被災しなかったけどテレビで見てたひと(悟郎ちゃん)、震災を知らないひと、で感想が違うと思ったので、大阪公演のあとに感想をググったけど知りたかった層の感想は見つけられませんでした。残念!

セーラー服とブルーシート
TOKYOハンバーグ
ワーサルシアター(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/06/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
メッセージ性が…(ゲネプロ拝見)
とても強い公演である。
セーラー服とブルーシー(青い海)と...のような副題のようでもあった。もちろん女子高内で起こる或る出来事をめぐる話が中心であることには変わりない。一方、その高校や住んでいる環境は、海岸開発が進み、昔のように泳げる海ではなくなった。人も環境も何らかの契機があれば変化していく。それは否応なしにである。
*ネタバレ注意

セーラー服とブルーシート
B.LET’S
ワーサルシアター(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/06/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
メッセージ性が… (ゲネプロ拝見)
とても強い公演である。
セーラー服とブルーシー(青い海)と...のような副題のようでもあった。もちろん女子高内で起こる或る出来事をめぐる話が中心であることには変わりない。一方、その高校や住んでいる環境は、海岸開発が進み、昔のように泳げる海ではなくなった。人も環境も何らかの契機があれば変化していく。それは否応なしにである。
*ネタバレ注意

40minutes VOL2
TABACCHI
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/30 (土)公演終了
満足度★★★★
三団体コンペ企画、コンテンツは悪くない。
舞台装置はさほど凝らず、照明は三団体共通発注、会場はさほど高くなさそう(調べてないが)。一団体に100万を授与するのに、参加団体にあまりリスキーな条件は出せないだろう。3500円×150人×6ステージ、こう仮に計算するとチケット収入300万円程度。200万を制作費・スタッフ費用に当てる。出来無くないか・・そんな事を考えながら芝居を観ていた(そういう時間も、あった)。
「ゆれる」を共通テーマとは、中々に広い。が、緩い縛りである「ゆれる」から三団体が発想したそれぞれの「ゆれる」には、共通性があった。不安定さ、動揺・・・、と書いてみれば普通にドラマの要素だったりするけれど、「ゆれる」というテーマに後押しされた三団体なりの思い切った劇構築を目にする事ができたように思う。
それにしても全く異なる作風、指向なのをみて、ふと客層が気になった。投票するのは自分に「合った」芝居になるだろう。どの団体がより多く集客したかも投票に影響しそうだ。あと、上演順序は毎回変わるのだろうか・・最後にやったのが有利ではないか・・・そんな事も考えた。

もっと超越した所へ。
月刊「根本宗子」
ザ・スズナリ(東京都)
2015/05/09 (土) ~ 2015/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
満足!
最後までなにが超越なんだろうと思っていましたが、あれが超越だったのですね。そこまでリアルな会話劇だったのに急にファンタジーとかSFみたいになって、普通じゃ許せないけど、なんだかわからない説得力があってラストを受け入れることができました。観終わって、長いコントだったのかな、いや確かにお芝居だったよな、と少しの葛藤はありましたが、大満足ではないけど満足です。たくさん笑わせていただきました!

ロストマンブルース
SANETTY Produce
笹塚ファクトリー(東京都)
2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
「初演の記憶を消してー!」そしたら最高の舞台
本劇、作/演出久保田唱が自劇団以外ではあまり
観せていないと思われるほどの
「久保田ロジック」「久保田システム」が詰まってる
(久保田唱の「ロジカルミステリ」ファンならたまらない!)。
そして、役者陣の情熱がぶつかり合う姿がすごい!
(知ってる役者さんなら
「あの人こんな熱い演技もできるのか!?」と驚くくらい。)
それだけに、自分が初演(GENKI Produceさん版)で、
既に「謎解き」を終えてしまっていたのが悲しい・・・
※ いや、GENKI Produceさん版
「ロストマンブルース」十分に面白かったです。
ただ、今回の座組の熱さの上に
「何も知らない自分」がいたら、
自分の感性に最高のパフォーマンスで
突き刺さったはずです・・・
それを差し引いての☆4つ、と。
(初めて本劇観れる人は最高だな、と思いますね。)
冒頭からの流れでもう伏線張りまくり、と思える部分が
まるで「デジャブ」かのように、
すべてについて「アレはアソコに繋がって」
「コレはココに繋がって」と
推理小説のネタバレ聞いちゃったかのように
自分の脳が先読みしちゃう。。。
それがとても悲しかったです(´・ω・`)
ただ、やっぱり本劇は役者の「熱の入れ方」が
とても良いと思いました
(そこは初演版を超えていたかと)。
ある人がブワッと熱を入れた場面から
自分は「純粋に物語自体」をすごく楽しめました。
(ネタバレに近いけど1つだけ)
「音楽」というキーワードを「演劇」に置き換えると
ある人のナレーション的セリフの数々が痛いほど
胸に突き刺さります。
そして、「笹塚ファクトリーは今年で閉館」という事も。。。
※ 観劇時、そういう事も「視点」にくわえて
いただけるといっそう興味深く
観れるんじゃないでしょうか。

【無事終幕】「私が私でいられた最期の12日間」【多数ご来場大感謝】
JOHNNY TIME
エビス駅前バー(東京都)
2015/05/16 (土) ~ 2015/05/26 (火)公演終了
満足度★★★
JOHNNY TIMEらしい怪異譚
“ヤツラ”こそ出てこないがいかにもJOHNNY TIMEらしい怪異譚。
それだけに読めてしまう部分もあるが、主人公の決断と切なさの漂うラストがイイ。
ただ、「12日間」を75分で描くため、各場が切れ切れな印象が無きにしも非ず。

おわりのはじまりのつづき。
:Aqua mode planning:
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2015/05/25 (月) ~ 2015/05/25 (月)公演終了
満足度★★★★
作品選定、演出の両面で楽しめた
広田淳一作品2編(「いつかばったり」「まだ、わかんないの。」)に柴幸男作品1編(「ハイパーリンくん」)で構成。
その作品自体は未見だが、他の作品をよく観ているのでそれぞれの特徴がよく出ていることにニヤリ。
また、基本的には二人の会話で成り立っており、元々リーディング用の作品かと思っていたが、あとから原作(?)はもっと多人数であること、それを2人の会話にするに当たっての工夫などを伺って大いに納得。

僕は父のプロポーズの言葉を知らない
劇団フルタ丸
小劇場B1(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★
父に歴史あり
劇団員6人による4編の恋の物語。
昭和の香り漂う懐かしい雰囲気。ピュアな恋愛模様が可愛らしく微笑ましかったです。
4つのストーリーを6人で兼ね役・早替えをしながら展開。
一人3~4役の兼ね役をきちんと演じ分けられていたのは凄いと思いました。
おかげで複雑なように見えて、とても分かりやすいお話になっていました。
(演じる側はもの凄く大変でしょうが・・・)
父親のプロポーズの言葉を想像してみよう、という流れが唐突に思えたのと、
ラストがちょっとあっさり気味かな、というのが気になりました。

盗賊と花嫁【公演終了しました!ご来場誠にありがとうございました!】
くちびるの会
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★
磨き切れている訳ではないが翻案の意図が貫徹された舞台
舞台というか、床の上なので、パフォーマンスというのがイメージに近い。言葉を言の葉と言い、狐憑きが何かの隠喩であるかのような、含みを持った「言い回し」の多用が、時に駄洒落レベルに聞こえたりもあるが、俳優の「型」を持った動き・素早い滑らかな場面転換と、その台詞の謎っぽさが相まって、全体のリズムを作っていた。物語としては、坂口安吾の書いたお話の「都」(都会)に着目し、人間を狂わせる種子の存在を、「狐」という言葉に代理させて、また実際に「狐」の役を登場させ、人々の間に齟齬を起こして行く様子を「動き」で表現したりしている。 演技は単調(感情が一色)だったり、声をそこまで張り上げる台詞かな・・と引きそうな所も正直あったが、中盤以降見入り、終了時には一本通った出し物を観た、と感じた。俳優としては「狐」役の奮闘が劇世界の構築にかなり貢献していた。

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★
陰影あるキャラに魅了される
改めて脚本の素晴らしさを思い知らされる舞台だった。
吉祥寺シアターの高さのある空間、舞台の穴を上手く利用した設定も効果的だ。
複雑で深い陰影を見せる登場人物が実に魅力的。
異形の者、ゴベリンドンのなんと愚かしく哀しい、孤独な姿だろう。
高橋倫平という役者の身体能力を100%生かした動きが、彼の苦悩をリアルに体現する。
欲と孤独がミルフィーユのように層を成す“死体洗いのザビー”(さひがしジュンペイ)、
弟に呼びかける第一声が、もう既に愛情と苦悩に満ちている兄トシモリ(藤井としもり)、
運命を告げる慈愛に満ちた“沼の精”(わかばやしめぐみ)の歌声は、
一瞬で劇場の空気をミステリアスな色に変える。
そして無邪気な弟(末原拓馬)は、最後に究極の選択をして“大人になる”…。
“あの感動をもう一度”、という意味では確かに成功している。
分かっていてもやっぱり泣けてしまう。
だがあの“なんだ、この廃工場でやってる芝居は!”という驚きは鳴りを潜めた感があって、
そこが大きくなった劇団に共通の課題なのだろうと思う。
再現の一歩先を見せて欲しい、という我儘と期待感で★は4.5とします。

ギャングスターター
dopeAdope
サンモールスタジオ(東京都)
2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
旗揚げ成功!!
なんだかおもしろそうなメンバーが集まってユニット結成しての旗揚げだというので、わくわくと期待していったら 期待通りでした!!(^O^)/ おとなのお芝居っておもしろいな~。

BARに灯ともるころ
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いのツボ
しっかり心得てる、そんなところを強く感じました!
騒動の収束が力業だったのが気になりましたが楽しかったです。キャバ嬢役の薬師寺さん、役柄ともによかったです。

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★
おぼんろシアター
哀しいファンタジーをやったらおぼんろは最高ですね。 吉祥寺シアターをおぼんろシアターに見事変身させてました。 日常を忘れ物語の世界にトリップすること請け合いです。

爛れ、至る。
elePHANTMoon
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
どこへ「至る。」のか?
至高の場所、それは死と紙一重・・なんていうイメージはどこからもらったものだろう。バタイユとか、サドとか。それに近いイメージをもらった映画は、古くは「エルトポ」、うんと下って「ブラックダリア」(同名の事件について劇中の会話に出てくる)、「ポエトリー、セックス」、生命の価値の相対化される恐怖「ファニーゲーム」「ノーカントリー」等枚挙に暇はないが、映画の技術でどうにか描かれてきたこの「美」と「快楽」と「死」の交錯・並立する世界を、演劇のしかも直裁な(リアルな)表現を通して描いた、希有な舞台・・と言う事はできるかも知れない。「女王様」への隷従に陶酔して行く男たちの「願望」に、少し、共感できたような気がした。 「先」がみえない苦しさより、死や闇であってもはっきりとそこにある「それ」へ、向かう欲求なのかも知れない。 この芝居は「その先」を意識する観客の理性をあらかじめはぎ取り、「至高(?)の現在」にどっぷりと浸からせる。

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
美しい幕開けでした・・・・。
おぼんろ色一色に染め上げられた劇場で、今までに無い美しい幕開けに驚いた。大人のための青い童話の世界ですね。幕開けがあんまり美しかったので、いろいろと期待しすぎてしまった感あり。でも、衣装、美術、化粧など、この劇団は色々見るべきものが多く、観客をゴベリンドンの沼に引きずり込む物に事欠かない。今回はゴベリンドンの変身シーンが凄絶。無邪気なタクマとの対比が泣かせる。あの指先まで苦痛に満ちた演技、見ていてこちらまで固まってしまいました。ただ、ゴベリンドンが中央に出たとき、もう少し照明が暗くてもよかったかな。あまりはっきりと全身が見えてしまうより、少し見えにくい位がその悲惨さが伝わると思います。それにしても悲しいお話。大人の童話だからかなぁ。愛する者と一緒にいる、ただそれだけのために人はこんな恐ろしい罪を犯してしまうものだろうか。うっとりするほど美しく、残酷なお話だ。

セーラー服とブルーシート
B.LET’S
ワーサルシアター(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/06/01 (月)公演終了
満足度★★★★
ワーサルシアター
ワーサルシアターは、たぶん2回目。
八幡山ってちょっと不便だけど、駅から近いので、ま、いいか。
TOKYOハンバーグとB.LET'Sの合同公演ってことだけど、私はどちらも初見なので、役者さんは全て、初めましての方々。
女子高校生役の方々、みんな、良かった。
舞台は、中盤に盛り上がりがきて、そのあと、あーそうくるかーって感じに膨らんで行って・・面白かった。
千秋楽が、月曜日のマチネ。お客さん入るかなー大丈夫かなー。
上演時間は1時間半。