
新宿・夏の渦
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
ゲイ&芸
ゲイが、芸で表現され、
ゲイが芸により芸術に、そんな素敵な舞台。
歌、踊りもあり、とても楽しめる舞台、
でも、心にしみる場面もあり。

地底人!? チケットプレゼント実地中
演劇ユニットハイブリッド
白線(HAKUSEN)(東京都)
2015/06/15 (月) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
初見
普段ギャラリーに使われているらしい小屋での公演だ。開演前、下手壁面には、恐らく無声映画時代の作品が映し出されている。開演後もこのスクリーンには、適宜、現代映画の場面などが映し出される仕組みだ。

倫敦影奇譚シャーロック・ホームズ
タンバリンステージ
六行会ホール(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
心地好い謎解き。
シャーロックホームズの話は正直本やテレビで興味を持った事が
今まで無かったですが、とても楽しかったです。
急なトラブルも一切感じられない、気持ちのいい展開で
とても楽しかったです。

DREAM
三ツ星キッチン
ザ・ポケット(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりいいなぁ〜
倉持明日香ちゃんが出演していたからか男性客が物凄く多かったです。恒例の生演奏も最高だったし、やっぱり今回も泣かされました。安男ちゃんのキモ可愛さも健在で とても楽しめました。コロッケがすっごい食べたい^_^;

上田ダイゴ×是常祐美(シバイシマイ)トークライブ
上田ダイゴトークライブ
デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)
2015/06/10 (水) ~ 2015/06/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
関西小劇場界のコメディアンヌ登板
場所をデジタルカフェに移して、はや4回目のトークライブ。
今回の相方は、満を持してな印象のシバイシマイ是常さん。
この日、同じ味園ビル、同じ2階、同じ時間帯に、関係性の近い人々がライブをしていました。
なんという、どんかぶり。
転んでもタダでは起きないぞ精神で、それもネタにしつつ。
ハシゴするお客様をMCふたり揃ってライブ会場までお見送りに行ったりしつつ。
最近、巷で大流行中で活気のあるウラナンバ、その象徴的場所でもある味園ビルも人通りが絶えることなく。
通りがかる一見のお客様の来店も、ちらほらあったりしました。
やはりせっかくこういう場所でやっているのだし、一見のふらりと立ち寄ったお客様にも気軽に入ってきていただき楽しんでいただけるのは、嬉しく有意義なことですよね。
そういう楽しみ方に向いている、このトークライブ。
えぇ、もう、なんでこう毎回相方違うのに、毎回面白いのか。
わたし、笑い過ぎで座ってる椅子壊しちゃいそうでしたよ。
短い観劇歴の中でも比較的、存じ上げてから長い方な是常さん。
の、暗黒の歴史を初めて知りました。
入りは割とアングラ系だったんだそうな。
何かが違ってしまったのは、かのうとおっさんのせいだったんだそうな。
わたしも観たかったわ~ソイジョイの女。
あと、かなりの尺をとった是常さんの熱い想い溢れる語りによって、OSKに大変興味を抱きました。
ミュージカル、その中でもヅカとかって敷居高いイメージなことこの上ありませんが。
OSKなら、わたしみたいなもんでもひょいっと行っても許してもらえるんじゃないか、と思わしてくれました。
折みてOSKデビューは果たしたいと思います。
今回のトークライブの収穫といえば、大きく分けてみっつかなって。
ひとつ、是常さんの歴史。
ふたつ、OSK。
みっつめは…「イイオンナは、だいたい雰囲気」という名言。
そ、そうか…学ばせていただきますっ。
あと、番外編として、「トークライブ中のダイゴさんは、護られたい願望」

ちょぼくれ花咲男
文月堂
座・高円寺1(東京都)
2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★
初演の方が濃密ながら、エンタメとしては進化
今回も、ご縁があって、ご招待で拝見させて頂きました。
初演より、登場人物も増え、熟練の役者さんも、加わったせいで、演劇としてのスケールは、大きくなり、キャストの質のばらつきもなくなって、エンタメとしての、舞台の見せ方は格段の進歩を遂げたとは思いますが、どうも、初演の濃密な人情劇のファンだった自分には、ストーリー構成的には、やや不満を感じる舞台でした。
登場人物それぞれの、抱える事情の、露呈シーンが、少なくなったせいで、観客が、それぞれの人物に感情移入する機会が薄れてしまった気がします。
ただ、あの扱いづらい高円寺の舞台機構をうまく使った、三谷さんの演出家としての才能には感心しました。役者さん達のパフォーマンスも楽しげで、大いに舞台鑑賞の喜びを感じさせて頂けました。

透明人間
劇団唐組
雑司ヶ谷鬼子母神(東京都)
2015/05/23 (土) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
数年ぶりの唐
数年ぶりの唐組観劇
前から二列目の置き灯体の真後ろで観劇
相変わらずの迫力に圧倒されました
そういえば公演中地震があるも何事なかったかのように歌い始め、表情一つ変えず芝居をやる役者に感嘆しました。
客席からはざわめきがあったけど。やっぱテントなんで灯体は揺れましたね。

戯作者銘々伝
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2015/05/24 (日) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★
如何せん長過ぎる!
確かに、井上ひさし風味ながら、東色も出した、芝居の造りには、なかなか賛同できたのですが、何しろ、あまりにもエピソードがてんこ盛りで、気楽に観られる限度を超えていた気がします。
だいたい、私は一応国文科卒で、研究テーマが近世文学だったから、各戯作者の名前も、作品も、それなりに、理解できますが、こうした世界に暗い観客には、何が何やら、誰が誰やらの展開ではないかしらと憂いてしまいました。
そういう、前知識が必要な舞台作品は、よほど、構成を巧みにしないと、観客は眠くなってしまうばかりです。
人間ドラマとしては、二幕の方が面白かったので、1幕は、登場人物の紹介程度で、もう少し、サラッと流した方が楽しめたのかもしれません。
ただ、熟練のキャストの役者技は、充分楽しませて頂けて、大満足でした。
特に、新妻さんのハッチャけぶりには、同性ながら、魅せられっぱなしでした。本当に、拝見視る度、進化する、女優さんですね。

蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~
グループる・ばる
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2015/06/12 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
お見事な構成に唸る
大好きなる・ぱるが、才ある劇作家である長田さんの書く芝居を上演するということで、かなり期待して、劇場に向かいました。
ただ、恥ずかしながら、茨木のりこさんの詩に全く不案内でしたので、人間関係や、背景を理解できるかしらとやや不安でもあったのですが、それは全くの杞憂でした。
茨木のりこさんの経歴を全く知らない私でも、実にわかりやすい構成で、それでいながら、芝居の進行に従い、観客を、知らず知らずに、茨木のりこファンにしてしまう、長田脚本の手腕に、感服しました。
キャストも、皆さん、熟練の手業師ばかりで、久しぶりに、じっくりと、舞台を堪能させて頂けた気がしています。

だるい女
劇団あおきりみかん
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

Mother
TEAM JACKPOT
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
涙が止まりません
余命一年を宣告された母。その言葉だけで胸に込み上げてくる、しかしそれだけではない展開に、現在の大きな問題がかくされていて、とてもよかったです。考えさせられました。

見よ、飛行機の高く飛べるを
ことのはbox
明石スタジオ(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題1516(15-204)
19:00の回(曇~雨)
18:35会場着、受付は既に始まっていて整理券が渡されていたようです、ここはほぼ1年ぶり。
入って右に客席(パイプ椅子6列..お隣さんとの間が少し窮屈、段差があまりない)。談話室、ロビー、上階への階段というセット。下手の壁はクリーム色、上手はグリーン。
公演タイトルはよく見かけながらも観に行こうとは思わなかった作品ですが、「観たい!」にも書きましたように「パライソ(2015/5)」を観に行ったとき木谷さんの次回作とあり、観にきました。
18:55前説(アナウンス、135分)、19:02開演~21:10終演。
「この大空に翼をひろげ飛んで行きたいよ」【作詞】山上路夫...そう感じました。
明治時代の女子師範学校、1911(明治44)年10月、岡崎、市川房枝さん、石川啄木「飛行機」(見よ、今日も、かの蒼空に飛行機の高く飛べるを)
ネットで検索するといろいろ見つかります。
当パンに「台本の一部をカット」と(上演時間3時間と書かれているサイトあり)記載、そのせいなのか少しわからないままというところがありました。また、初日だからかセリフがやや硬いように感じるところがありました。戯曲を読んで、もう一回観たいけどそれはまた次の機会に。
事前に役者さん(みなさん好演)のお名前など確認していなかったので水野さんが出ていてちょっと驚きましたが、その水野さん「片恋スパイラル(2014/9@サンモール)」「さよならをあげる(2014/8パピロン)」、中野さん「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み(2014/5@眼科画廊)」、坂本さん「眠る羊(2014/2@LIFT)」他一連の作品、大迫さん「カラスの楽園(2012/11@楽園)」、長野さん「おむすび(2014/7@711)」。

地底人!? チケットプレゼント実地中
演劇ユニットハイブリッド
白線(HAKUSEN)(東京都)
2015/06/15 (月) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめました
劇団初見。この会場も初めて。SFブラックコメディーに名を借りた、なかなかに骨太な作品ですね。オープニングのユルさとじれったさには多少不安を覚えましたが。スリーピースの編成ながら大きな世界観を楽しめました。ただ会場の環境は50過ぎにはつらいです。

山の声-ある登山者の追想
カムヰヤッセン
ウイングフィールド(大阪府)
2015/06/13 (土) ~ 2015/06/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
日本登山黎明期の国宝的山の猛者、槍で…
街編を観劇しました!
大正から昭和の日本登山の黎明期、国宝的な山の猛者と賞され、日本登山史に燦然と名を残した加藤文太郎(三菱重工に中卒入社し技師にまで昇進。登山も元々素人で、お金も無かったため、我流独学で単独行にて登山)。
その加藤さんが藤木さんとともに槍ヶ岳に厳冬アタックした際の実話に基づくお話だったんですね。
(過日、私が六甲山半縦走した時に)加藤文太郎さんの事を知り、本公演、とっても興味深く拝見できました。
加藤さんがこれまで挑んだ登頂単独行、六甲全山縦走1日往復(塩屋⇔宝塚)、東大パーティとの話、どれも実話に基づいており、説得力のある舞台で、本当に山の上にいるようでした。
内容の濃い濃密な二人芝居。
とっても良かったです。

新宿・夏の渦
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
船戸さん追悼に相応しい質
初日を拝見。いきなり、この世界に引き込む序盤。この世界を知る者にはリアリティーを感じさせ、知らない人々にも興味を湧かせるであろう、虚々実々の世界を生身で生きる哀しさを描いた秀作。

みらい
アンティークス
OFF OFFシアター(東京都)
2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
分岐点はどこらへんか。
自分は好きな構成でしたが、
人物相関図が混乱するとわかりづらい話という印象になってしまうかもしれないですね。
とはいえ当日パンフも、ああ書くしかないでしょうし。
役者自身がそれぞれの特徴を認識させられれば、ということかも。
印象薄い人も出てしまってましたし。
高低差があるセットは視覚的な変化もあってよかったですが、
前列の方だと見づらい部分になってしまうのかも。
難しいところですね。

メイクルーム~すかんぴんアイドル~
“STRAYDOG” Seedling
ワーサルシアター(東京都)
2015/06/05 (金) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
定番作品の強みか。
何度も上演されているようで、
たしかに若い女の子たちに演らせやすい作品だなあと。
メンバーは入れ替わり、で今後も上演されていくのでしょうか。
されていっていいと思います。
AV版?の方も見てみたかったけど、
ストーリーの流れは似たような感じになってしまってるの~かしら。

ボス村松の兄弟船エピソード1・2・3
劇団鋼鉄村松
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/06/09 (火) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★
嫌いじゃない。
1・2・3とあっちへこっちへ揺れた船でしたが乗り心地は嫌いではなかったです。
2はあの味が好みかどうかで評価分かれるでしょうねー。
自分は好きでした。
3でまさかの社会派?なテイストも入ってきたりで2時間越えも長いとは感じずに楽しめました。

見よ、飛行機の高く飛べるを
ことのはbox
明石スタジオ(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
面白かった
当時の時代背景がきちんと描かれた上、女生徒達が自我に目覚めていく様や彼女たちの友情、大人達が世間が押し付ける「女性像」との葛藤などが、恋が、瑞々しく描かれている上、役者さん達の演技が本当に魅力的であった。

想い出の街へ帰ろう
劇団マニアック先生シアター
甘棠館show劇場(福岡県)
2015/06/13 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★
しみじみと。
こういう人情的なお芝居は好みです。
実は若社長が、という設定は意外なところではありますが、それぞれの想いも交錯していきますから納得です。
酒造の関係者ってあんなに飲んでも酔わないものなのでしょうか。