最新の観てきた!クチコミ一覧

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パ・ド・ドゥ

パ・ド・ドゥ

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

愛...
パ・ド・ドゥはバレエ用語で二人で踊ること。特にその場面は「愛」を表現している。本公演も愛を描いた内容であるが、そのシチュエーションが変わっている。
説明にある、絡み合う「嘘」と、明かされない「過去」 冷たい接見室で繰り広げられる二人の「パ・ド・ドゥ」 ...それは愛の桎梏が裁かれるまでの”手かせ”を象徴しているかのようだ。
舞台には二人しか登場しないが、その他の人物もその台詞から人物像が浮かび上がるようである。
脚本・演出・演技とも素晴らしく、1時間40分がアッという間に過ぎるほど観応えがあった。

ネタバレBOX

愛の桎梏が裁きを受けるまでの手枷を象徴しているようだ。
接見室での2人(元夫婦)の濃密な会話劇。その舞台セットはスチール机とパイプ椅子のみ。ラストは、それまでの漂流するような会話や行動が、今でも愛するが故のことだと分かってくる。この元夫婦の言い分の主導権争いのような二転三転する駆け引き...本当に緊迫感ある空間を描き出している。

さて、女性の感情から見えること。元夫の歓心を得たい、また自分を見てほしいと切望する愛らしさ。その反面、怖い女心が垣間見える。
一方、男性は自由気ままで、無関心、無頓着という浮揚したイメージである。
この男女の間にある感覚的な隙間、そこに生ずるズレ・歪み、更には別の感情...機微のようなものが巧く表現され、ミステリー要素も加わり最後まで目が離せない。昔の流行歌♪別れても好きな人 を思い出した。

次回公演も楽しみにしております。
黄金のコメディフェスティバル2015

黄金のコメディフェスティバル2015

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★

チョキチーム観ました
面白かったです。

「鋼鉄村松」
お目当ての劇団さんです。スーツの男共(主におっさん)が汗流しながら全力で芝居をしている、それだけでもう満足です。紅一点の方も含め、役者さんみんな好きです。
お話もよかったです。もう少し深みがほしい気もしましたが、45分なら仕方ないかと。

「スズキプロジェクト」
お笑いの方が作られたのでしょうか、"演劇"の匂いの薄さが、物足りなさでもありながら声を出して笑いやすい空気になっている印象でした。
お巡りさん絡みの部分が面白かったです。

・・・と、書いてきましたが、観劇時のコンディションが悪く(寝不足+朝昼何も食べてない)ちゃんと楽しむことができませんでした。二団体の皆さんに申し訳なかったです。

クロッシング・ハニーズ

クロッシング・ハニーズ

バンタムクラスステージ

シアター風姿花伝(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

しっかりバンタムで、しっかりコメディ
冒頭からしてバンタムクラスステージ十八番の構図。
いつものシンプルなパイプ椅子・テーブルに加え、今回はボックスも使用。場転を見せるスタイル。

ドタバタと、おちゃめさと、愚直な夢と。素晴らしく作り込まれた銃声の鳴り響くコメディ。
スピンオフという観点から言っても、満足です。

バンタムの感想を言うときによく「美しい」をつかってしまうのだが、初日の時点ではその観点から言えばやや甘さがあるか。

結びのシーンの緊張と弛緩も見事。
はああと息をつかせての終幕も計算ずく。
ぜひ!

ネタバレBOX

紅一点の中園彩香さんが良い女!とてもバンタム女子でした。

マークとヒューズは2013年12月公演からキャスト変更でしたが驚くほどスムーズに自分の中でイメージが塗り替えられました。
(冒頭には登場していないのも功を奏しているかと)
レニー、この口が巧そうでちょっとズレている感じ、馴染めていない感じ。。
懐かしい三人組です。

CR岡本物語さんの芝居は鉄板。秀逸です。
樋口靖洋さんの異様な存在感、すごい。ビビッドな黄色いネクタイの存在感もすごい。笑
重鎮らしく登場するガラかつとしさんも笑わせます。

樋口靖洋さんが登場するときのお約束に笑ったり、
小芝居の雰囲気にクスッとしたり、
CR岡本物語さんの格好良さからの落差にびっくりしながら安心して笑ったり。
昨年のコメディフェスティバルを経験したバンタムクラスステージが、まさにバンタムクラスステージのコメディを送り出したという感じ。
ガンダムネタもしっかりあります笑。
時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

久保田唱らしい作品
暫くぶりに久保田さんらしい作品に出会った。人物の細かな配置、時間軸の面白さのある作品。そして、今までの団義の中では一番ではないかと思うセット!シンプルだが、かなり有効!使い方もよく計算されていたと思う。惜しむらくは少し展開がまどろっこしい。人間関係が複雑なので、少しでももたつくとしんどい感じがする。序盤でどういう仕掛けかは想像できたが、種明かしまでの忍耐が人によってはいるかもしれない。

MonkeyMagic

MonkeyMagic

TEAM空想笑年

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかった~
西遊記と桃太郎のコラボはいいんですが、さるかに合戦は余計かなと思ったのは私だけかしら・・・ アクションきめきめなところに蟹ちゃんが出てくるとちょっとテンションがさがっちゃって。 一寸法師と桃太郎の設定も面白くて楽しめました。 あれだけアクションシーンが多いので疲れてしまったのかもしれませんが 殺陣にズレが多かったのがちょっと残念でした。 

あのコがエロいのはボクのせいだ!

あのコがエロいのはボクのせいだ!

T.M.DELUX COMPANY

シアター711(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーハホリー☆
(^^)/23日(日)
の昼、下北沢で
[T.M.DELUX COMPANY]の
【あのコがエロいのはボクのせいだ!】を観てきました☆
面白かったです。
「マスダさん&友池さん」が手を組んだコメディ☆
これが、面白くないわけがない!
シェアハウスを舞台にしたナイスなコメディ♪
出演者のキャラクターも、アドリブトークも、
面白とこだらけでした☆
超満員なのも、頷ける舞台です♪
観劇日記をブログに書きました。

クロス ジンジャー ハリケーン

クロス ジンジャー ハリケーン

梅棒

俳優座劇場(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

裏切らないね!
今人さんの「初めての人が見て楽しめるように」というコンセプトを信じて、初見の友人を誘って行ってきました。
振りの説明やオープニングのキャスト紹介でとても分かりやすく入れて、ストーリーも幸せで、目が2つでは足りないほど見所が満載…
空席が信じられませんでした。
私も、この作品でほぼ夏を締めくくります…

「贋作幕末太陽傳」

「贋作幕末太陽傳」

椿組

花園神社(東京都)

2015/07/10 (金) ~ 2015/07/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

初野外劇
30周年おめでとうございます。
野外劇は初めてでしたがこんなに素敵だとは…!
出演者・スタッフ全ての方の熱量がとにかくすごいです。
観客として関われたことも嬉しく思います^^*

恒例の毎日打ち上げも楽しく参加しました♪

バートルビーズ

バートルビーズ

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2015/08/24 (月) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

バートルビー
 「バートルビー」とは、「白鯨」で有名なメルヴィルによって書かれた小説で1853年に出版された。{(更なる追記後送)原作は、読んで置いた方が良い。}

ネタバレBOX

NY、ウォール街に法律事務所を構える所長に、代書人として雇用された人物の名である。物腰は柔らかで品も良い。シャツの襟も清潔だ。然し、生気が感じられない人物であった。勤め始めた頃、彼は、能率よく筆耕をこなしていた。ところが、ある時所長に点検の為の口述を頼まれると「できれば私、そうしないほうがいいのですが」(因み
に原文ではI would prefer not to.)と言って頑として聞き入れない。やがて仕事も、やんわり断りながら、事務所には居座り続ける。終に解雇を告げるが、それでも事務所に居座り続けた。根負けした所長は、彼を置いて事務所を移転する。然し、彼はそれでも其処から動かなかった。家主から苦情が来た為、所長は再度旧事務所を訪れ、新たな仕事を彼に紹介し、個人的に家に引き取ることも提案するが断られる。終に彼は、官権と敵対することになり、監獄にぶち込まれてしまう。原作のラスト、彼は刑務所の庭石に頭を載せたまま、息絶えている。このことで、彼が、我々生きる事に意味を見出そうとする者に突きつけていた問いは、永久の問いと化したのだ。原作の深さは、当にこの点に存する。
 ところで、バートルビーは、かつて配達不能郵便を扱う部署で働いていた。Dead letters! does it not sound like dead men? このような問いの前で、存在することはある場所を必要とするが、他の生き物を殺して喰らうことでしか生き延びることのできない人間存在は、果たして生きてゆく正当性を持ち得るのか? という問いにも繋がってゆこう。
時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

最初は!
初日から、昨日で3回観ました!最初は、ストーリーと、時系列!配役?を追うのに精いっぱいで、あっという間に過ぎてしまい、2回目は、理解しながら楽しむことができ、3回目は、その先を垣間見る余裕が出き、何度観ても楽しめました!
前回、配役が読めると書きましたが、今回はどんなキャラが居るのかはわからなかったのですが、なかなか、演じない役をやっているのでは?と、思いました!
また、観に行きます!その先を探しに・・・

ネタバレBOX

いつもは、人のこと!歴史を聞き、話す案内人でしたが、自分の人生!それに纏わる人の人生を話しているので案内人も生きていたな・・・
なぜ、忘れているのか?は、逃げているからだという理由が・・・いまいち薄い気もしましたが・・・あんなに、波乱万丈の人生だったのに・・・
soda

soda

斜彼女<SHA-GIRL>

studio音屋(平野図書館2階)(大阪府)

2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★

あの劇団も始まりはこうだったよな、と回顧
舞台は客からほとんど距離なし。
あれを、装置的な意味での舞台といえるかは謎である。
舞台袖もなく、はけるの概念をここからは舞台袖なのでという説明。
予算の関係か、新しい取り組みか、は理由がわからないが。
第一印象はこう言っては何であるが、
手づくり感溢れる小道具・大道具(失礼な言い方では貧相な)や舞台に、
「ああ、はずれかな」と思ってしまった。
が、
それはそれ。
これはこれ。
と、表現の仕方はいくらでもあるし、
そのような状況でも楽しくストーリーを楽しめるのだと、観た後思った。
場面転換の「間」をとる必要性をストーリーのスピード感で極力なくす。
一本抜けたストーリーが「陳腐」と思わせる舞台にマッチし、こうあるほうがいいよなと思わせる。
ただ、素晴らしい舞台(装置)がすべてではない。

と、まあ印象。
ストーリーは幾分かぶっ飛んだ部分もあるが、
笑いながらも女子の主張がちりばめられており、
「この脚本家、お前はw」と思いながら楽しめた。
また、楽しみとして、新しいものがあれば見に行きたい。

最後に、
脚本家、まとめ苦労したのですね。お疲れ様です。

熱海殺人事件

熱海殺人事件

劇団Patch

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

熱量
つかこうへいさんの作品を観るのは三作目
正直言うと少し苦手

役者のこめかみに
血管浮いてんじゃないかってくらい
声を張上げ舞台を所狭しと動き回る
こちらに迫ってくるような演技
常に圧迫感を覚えながら
それでも目を離せず

つかこうへい作品ということ
それに役者の熱意と意気込みが加わって
とてつもない熱量だった
赤い舞台にとても似合っていた

脱ぐわ
歌うわ
見つめられるわ
おまけに花びらバンバンぶつけられるわ(笑

観終わった後の疲労感が凄い(笑

つかこうへい作品は苦手だけど。。。

やっぱり面白い

浅草紅團・改

浅草紅團・改

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★

多種多様も・・・
色々と盛り込みすぎでまとまりがない。私のイメージする昭和初期はそこにはなかった。

ネタバレBOX

もしかしたらこの劇団にとって浅草で興行することは必然なのかもしれないが演劇界に台風を起こしたいのなら浅草で燻っているのはよくないとここの客層を観てそう思う。普段私が観劇する芝居を観るような(芝居好きに見える)客は見当たらず、地域の発展を願うような地元の人やこの劇場やこの劇団の関係者あるいは支援者のような人が多かったようだ。そんな客層と劇場の雰囲気がそこが東京ではなく温泉町であるかのような錯覚を覚えさせもした。演劇には不向きなこの劇場の作りのせいかもしれないが、全体的にセリフが聞き取りにくく聞き取ろうとするのに疲れてしまうし早口でまくしたてるようなセリフは聞き取ることを諦めてさえいた。いろんな意味で浅草を東洋館を出た方がいいと思う。
欲しがりLucy × トランスパンダ

欲しがりLucy × トランスパンダ

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/08/18 (火) ~ 2015/08/18 (火)公演終了

満足度★★★★

伺った甲斐がありました
トランスパンダさん、物語と現実と、女性作家の大人のほろ苦く甘い恋、きゅんとしました。
到着が遅れ、御免なさい!
欲しがりLucyさん、拝見できませんでした!残念です。
次回こそ、きっと拝見します。

15 Minutes Made Volume13

15 Minutes Made Volume13

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★

新しい出会い!
PMC野郎さんが参加されているから気にはなっていましたが、なかなか予約には至らず。気付けば今日が千秋楽、残り2枚ながらも朝イチの段階で予約が出来る!そんな勢いで行ってしまいました。
5/6団体は初見でしたが、好きな脚本、きになる役者さんに出会えて収穫の多いものでした。
次回があるのなら、また未知の素敵な劇団さんに出会えることを期待します。千秋楽お疲れさまでした!

ネタバレBOX

トップバッターのタイタニックゴジラ『ベンチ』…会話のテンポや言い争い、金切り声など悉く不愉快で、ちょっとめげそうに。
監督役の方が出てきてからは急に観易くなった気がしますが、それまでの時間が、たった15分の演劇なのにどこまで続くか分からない不快な時間に感じられて先行き不安になりました。
当パン見たらメインの学生役の方々は外部の方とのことで、脚本の問題なのか演出の問題なのか、そも役者の力量もしくは技量の問題なのか…なにが原因か分かりませんが…。
いつか観に行きたいと思ってたロ字ックさんの役者さんが、特に高ぶった演技が個人的に好きになれなくて、ちょっと残念でした。

アナログスイッチさんの『停電の夜に魔が差して』で、先行き不安だった気持ちが見事に吹き飛び、DULL-COLOERD POPさんの『全肯定少女ゆめあ』でガッツリ掴まれ。
目当てのPMC『近すぎて遠い』は、15分の短編でもしっかりと内容の濃い物語を観られて満足ヽ(;▽;)ノただ、加藤さんと赤カブトさん以外のキャストが以前観た舞台から全く誰が誰だか分からず(作品の内容が面白いし熱演されてるのでそれはそれで良いのですが)ちょっと気になりましたw
主宰、Mrs.fictionsの作品は最後の〆に相応しい、今回の作品群の中でも1、2を争うくらいの好きな作品でした!
15 Minutes Made Volume13

15 Minutes Made Volume13

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

いい企画ですねー。
センスのいい映像、スムーズな転換、6団体が活かされるような順番などなど回数重ねてるだけあるなーと感じました。


どの団体もそれぞれの15分の魅せ方で面白かったです。


これからもこのクオリティで続いていったほしいですね。

ふじきみつ彦・山内ケンジ 傑作短篇集

ふじきみつ彦・山内ケンジ 傑作短篇集

E-Pin 企画

小劇場B1(東京都)

2015/08/25 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

シリダチ
面白い。95分。

ネタバレBOX

「つばめ」ふじきみつ彦
義兄(岩本健司)から腎臓移植してもらったお礼を言いにきた岡部たかしと弟。食事を勧められると岡部は潔癖症だからと辞退するが、美人の料理なら食べられると言い放ち、義兄の妻であるつばめ(島田桃依)は不機嫌になる…。
導入からの雰囲気も面白い。ブスかもしれないといわれたつばめがかわいい。弟(本村荘平)が、つばめを好みだと連呼し卒倒し、岡部が命にかかわることしやがってというドタバタで終幕というオチもいい。つばめが不憫なまま終わるのもいい。

「ロース」ふじきみつ彦
フィットネス仲間の田島ゆみかと島田が飯を食べようとしていると、カウンター席の女(松村翔子)が、ロースを一切れとりかえっこしようと話しかけてくる…。
松村の妙な女っぷりが見事。大いに笑った。それに嫌悪する島田と松村に同調し始める田島のからみも上手い。島田を友達と思ってた田島と、田島を知り合いと思っている島田のやり取りとかの、微妙な人間関係も味わえる。傑作。

「気立てのいいワンさん」山内ケンジ
昨日の祝賀会(H13.1)で鑑賞してた。相変わらず、岡部のエセ中国語が上手くて面白い。

「再会」ふじきみつ彦
4年前に強盗したコンビニに、支援者とともに採用面接を受けにくる男(本村)の話。話の最中に乱入した強盗を負傷しながら倒すも、店長(岩本)は、雇わないよと去っていく。
これも、序盤からすっとんきょうな空気感で笑えた。支援者らの微妙な支援も面白いが、男の原点話(つまらない人生をやり直すきっかけとなったのがこのコンビニ)が妙にウケる。

「新・愛の渦」山内ケンジ
乱交イベントに参加した岡部と本村。若い田島とセクシーな松村は、シールズの飲み会いっちゃって、地味ブスな島田と男が取り残される…。
つまらなくないけど、ちょっとぼんやりな感じ。島田の役割が不憫。

「婚約者」山内ケンジ
50まで経験無しの松村が結婚すると言い出し、喜ぶ父(岡部)と弟(本村)だったが、松村がつれてきたのは、オランウータン(岩本)だった…・。
なんというかパワフルな作品。発情したオランウータンが弟をレイプする様が圧巻。無表情な岩本が、オランウータンの不気味さを上手くあらわしていた。


カーテンコールまで、「ロース」の妙な女と、「新・愛の渦」のセクシー女や「再会」の元レディース女が同じ女優さんと気づかなかった。それくらいロースな女性が良かったと思う。
時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度でも観たくなる。
忍ブ阿呆二死ヌ阿呆の再演でボクラ団義さんを知り、今回二作品目の観劇でした。
本当にいろんなことを考えさせる作品です。

様々な事情を抱えた様々な人々の様々な関係や様々な想いが複雑に、そして繊細に絡み合い、観劇中には観客の頭の中がキャラクターたちの関係のようにぐちゃぐちゃにかき乱されますが、観終わった後にはすべてが綺麗につながり、むすばれ、とても心地よい疲労感に包まれます。
そして、二回目三回目と観劇するたびに、あぁ、あのシーンはああいう意味だったのか、と納得しつつも、この人のこの台詞の裏で別のこの人はこんな表情をしていたのか、など毎回新たな発見をし、何回観ても高い満足感を得て池袋駅へと帰っていけます!
一回だけ観るよりも、二回三回観たほうがより楽しめるのではないかと思います。
この作品を文字で表現するのはなかなか難しい…。
観た人にしかわからないこの疲労感を覚えるほどの衝撃をもっとたくさんの人に感じてほしいと心から思います。

ネタバレBOX


本当にすべての部屋のすべてのキャラクターが魅力的なのですが、私は、加藤凛太郎さん、図師光博さん、吉田宗洋さん、七海とろろさんの4名が登場する204号室が特に好きです。
物語のキーパーソンである大神さん演じる男の「願い」によってつくられた204号室で、そういう意味では架空のキャラクターであるはずの四人は、確実にそこに生きていました。
それぞれがそれぞれに重いものを背負って、物理的にはとても近い距離にいるはずなのになかなかそれを分かち合えずにいる不器用なもどかしさから、クライマックスに向けて徐々に近づいていく物理的なものだけでない距離感が本当にたまらないです。
初日よりも2日目、2日目よりも3日目と確実に全員の熱量があがっていて、何度観ても図師さん演じるカズキの告白シーンに泣かされます。

図師さんといえば、途中、ストーリーテラーである今出さんが物語のキーワードである「オムニバス」という言葉を説明しているシーンでのストップモーション時に、大神さんにツッコミ?を入れようとしてバレて戻れなくなるところにいつも爆笑させられます。

他にも、中野さんの「スペーシア!」や、松嶋さんの「今日もフォアグラでいい?」など、一言で確実に笑わせられる台詞やシーンが盛りだくさんで、爆笑とシリアスと感動を綺麗に両立させる久保田さんの頭の中は本当にどうなっているんだろうと思ってしまいます。

書きたいことが多すぎて書ききれません。
とにかく、本当にすごい作品です!
15 Minutes Made Volume13

15 Minutes Made Volume13

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

コスパが高すぎる贅沢なイベント
Vol12に比べると私好みの作品が多かったです。

個人的各劇団さんごとの満足度は
 タイタニックゴジラさん ★3
 アナログスイッチさん ★5
 DULL-COLOERD POPさん ★4
 Straw&Berryさん ★5
 PMC野郎さん ★4
 Mrs.fictionsさん ★5

これだけ楽しめて2500円って破格ですよね。超お得。

あえて順番を付けるなら・・・
一番のお気に入りはStraw&Berryさんの『ブルーベリー』
15分間を一番上手く効果的に使っていたと思います。

時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

いったい...
久保田唱さんの脚本に触れたことはありましたが、私にとっては初めて観る劇団本公演でした。
ほんとに、久保田さんの頭の中はどうなってるんだろう?と感じました‥展開も、空間の使い方も。そして、その久保田さんのもってる世界を見事に表現してしまう劇団員/客演のみなさまに心奪われました。
徐々に明らかになってくるストーリーに心地よさを感じ、もういっかい/何回でも観て確かめたくなるような舞台でした!

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