最新の観てきた!クチコミ一覧

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時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

セット
舞台セットが面白い!
一見の価値あり!!

舞台『こどものおもちゃ』

舞台『こどものおもちゃ』

ネルケプランニング

博品館劇場(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★

意外に・・・
子供向けの内容かと思えば、意外にぐさっと来る部分有り。話が意外に面白い。ぎこちなさはあるものの、頑張っていたこどもたちに拍手!

人民の敵

人民の敵

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/09/02 (水)公演終了

満足度★★★★

客席にゆだねる答え
出演者は燻し銀の実力者揃い!下手な音響・照明はいらないと思わせる。が、後半になると雰囲気ががらっと変わる。客席が飲み込まれる。観客ではなくその会議に参加しているものとして、その答えを各々が考えさせられてしまう。まんまとやられた演出だった。正義を貫いたトマスのその後、作者はどう描きたかったのだろう?また演出は観客にどう感じさせたかったのだろうと答えを考えさせられる舞台だった。























































































































人民の敵

人民の敵

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/09/02 (水)公演終了

人民の敵
7月に見た雷ストレンジャーズの公演「フォルケフィエンデ ー人民の敵ー」は舞台セットからして深刻そうだったので、そう言うものだと思って見てしまいましたが、今回は設定が違ったところがあるせいかいっそコメディにしちゃえば良かったのにと思いました。第2部で・・・

ネタバレBOX

人民のみなさんが出て来る(観客もその一部になってる演出)あたり「フォルケフィエンデ ー人民の敵ー」よりも説得力がありました。やっぱり“人民”がいないことには!アフタートークで外国でこの舞台を見たと言う演出の森さんによると、そこでは観客を巻き込んで実際に観客に意見を言わせたりしていたとのことで、そういう演出も面白いのでぜひやってほしいと思います。いっそもっと身近な原発問題とか自衛隊派遣についてとかで。そしたら第1部で眠たくならずにすむかも。
楽屋

楽屋

Quiet.Quiet

小劇場 楽園(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

既視感が起きるほどに・・・
光と影、光の中の影、影の中の光、・・・カラフルな4人のせめぎあいによぎる、この世のあらゆる欲望を呑み込んだような女優というものの美魔力。うつりゆく楽屋の波間に漂い、密度の濃さを感じつつ流れる時間が惜しい。。柱や壁のスペースを活かした創り、オープニングとエンディングが印象に残る。

サンプリングデイ

サンプリングデイ

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/24 (月)公演終了

満足度★★★★

壱劇屋サンプリングデイ観てきた!
初投稿。
壱劇屋さんのマッシュアッププロジェクトVol3、サンプリングデイを観てきました。
本家のやつを観ていないけど、パフォーマンス尽くめのいつもの壱劇屋さんスタイルは健在。
5×5のマス目の上に浮かび上がる小さな舞台上で、バラバラで繋がりのない人達の日常を何度も積み重ねていく。そのなかで次々と繋がっていくストーリー。緻密に計算されたマスゲームのようなパフォーマンスには毎度の事ながら感動させられた。
毎回思うのだけど、役者の本人役とそれ以外の役の演じ分けが少し曖昧な時がある。今誰が誰役なのかお追い付けないときがあった。それを考えながら観るのも楽しみなのだけど、演技の方にも今後期待している。
そういった事を加味しても満足行く公演でした。壱劇屋の皆さん、お疲れさまでした!

時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

人生はめぐりめぐって
ストーリーも、舞台美術も、奥行きのある公演。2日めだったので役者がまだ慣れていないのか、セットにぶつかりそうになったりの場面もあった。台詞だけでなく、動線も覚えておかないと危ない舞台だけに、観る側としては醍醐味が満載、の印象。スゴイ作品だ。

サンプリングデイ

サンプリングデイ

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/24 (月)公演終了

サンプリングデイ!
物語が繋がっていくたびに、感動します。
お客さんと絡むところもあり、面白かったです!
楽しすぎて、95分間がすぐに過ぎてしまいました…(*_*)

サンプリングデイ

サンプリングデイ

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/24 (月)公演終了

満足度★★★★

サンプリングデイ
とても壱劇屋さんを感じられる劇だな、と思いました!
親しみやすく、大熊さんの登場はそれほど無いのにとてもいいキャラでした!
途中集中が切れちゃうかも?的な所はあったのですが、私はそんなことはなく回りのお客さんも楽しんでいたので、壱劇屋さんが愛されている証拠ですかね(^◇^)
公開反省会も楽しかったです!

黄金のコメディフェスティバル2015

黄金のコメディフェスティバル2015

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

<パーチーム>観劇
良かったです。

ネタバレBOX

モーレツカンパニー 『にこにこたまたま』  劇団にこにこたまたまの練習風景から本番にかけての騒動を描いた話。

前提に少し無理くりがあるかなと思います。

アガリスクエンターテイメント 『七人の語らい/ワイフ・ゴーズ・オン』  二人の妻を持って二重生活を送る夫のドタバタ劇を描いたクーニー風のワンシチュエーションコメディかと思いきや、演じている役者たちが進行の途中で都合良すぎるシーンや差別的シーンを都度合議制で見直していくというワンシチュエーションコメディ。

小劇場界でワンシチュエーションコメディといえば矢吹ジャンプさん。彼を使ったところがまず高得点。二層構造の発想は素晴らしかったです。差別発言的セリフに注釈を付けるところなどはこの劇団らしいと思います。もう一人妻がいたというオチは最高でした。ずばり優勝候補でしょう。
時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

頭が疲れました(^_^;)
中盤あたりまで「伏線らしいのは分かるけどちょっと発散さっせすぎでは?」とか考えながら見てましたが、後半はもう見入って頭がキーンとなるくらい考えながら楽しんでました。ぜひもう一度見たいのに自分の予定が空いてないのが残念な限り。

そして、今回の舞台は特徴的なので、それを動かす裏方役の人と舞台上の演者と如何に息を合わすかが非常に重要。もし、演者が舞台の特徴を観客に全く感じさせない芝居(動き)が出来れば素晴らしいだろうな~と思う。今日は何人か蹌踉めいてしまっていたので(^_^;)

エトランゼ

エトランゼ

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

初見
東作品は他の舞台ばかり見て、今回初桟敷童子。
東作品見てると大正琴楽曲のような古賀メロディーをついついイメージしてしまう元九州人。
70年代後半に流行したアイドル歌謡曲が陽気に聞こえる小山麓。
山師の人たちも「あーこんなピュアでかわいらしいルックスのおばちゃんに見えないおばちゃんおったわー」と童心に返り見てしまいました。
噂に聞いてた壮大な舞台装置も面白かった。
客席に中高年の男性が多かったことに驚き、劇場の冷房が効き過ぎだったのは難点かな。面白かったです。約110分。

ネタバレBOX

山の神聖さ、不浄を忌み嫌う因習の仇、子の無邪気さ、童女のような老婆、女の挑発、正直でありたいが故の逃げ場ない思いと追い込み方に、喪黒福造の「ドーーーン!」って迫ってきそうな迫力を思い出してしまったが。その土地の田舎で暮らす人々と女の世界観が垣間見え、その図式に自分が疑似体験しておるかのような錯覚を覚えた。

好きな男の言葉だけを生きる希望にした女の一途さに、物の怪のような感情が湧いてしまったのは「俗」の部分が勝っていたのか。結末に案外悪い人ではなかったのかも、と思った。こう考えるのはやっぱ甘いのかな。
FENCE

FENCE

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

初見
脚本・ダンス・演技・音響・LED照明、全てが素晴らしい!
ストーリーもわかり易く次回公演が待ち遠しいです!!

オパンポン☆ナイト番外 〜感謝勘弁〜

オパンポン☆ナイト番外 〜感謝勘弁〜

オパンポン創造社

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

うるりん☆
「勘弁」だけですが、観てきましたー。

はぁ?と、最初は戸惑う設定。
5mってなんだよ。王様ってなんだよ。大巨人ってなんだよ。
そんなバカバカしい話の行き着く先が、大きな塊で胸にぶつかってくる。
なぜか泣いてる自分に気付く。

ガキっぽくてピュアで真っすぐで変態な野村さんの世界のとりこになった(〃∇〃)

15 Minutes Made Volume13

15 Minutes Made Volume13

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★

いろいろな・・・やっぱり
初見の劇団が3つ,気に留めておこうと思える劇団もあり,やっぱりこれはいい出会いになる。観たことのある劇団は,Mrs.fictionsは置いといて,劇団の個性,世界が出し切れていないんじゃないのと思う反面,へ~こんな顔もできるんだとの感想も。15分はちょっと慌ただしいよなと思うものの,いろいろなアイデアが盛り込まれており,それぞれの15分が充実している。次から次に面白いものが出てきて,前の作品の印象が薄まってしまいそうだが,それでも全体の2時間,やっぱり楽しい芝居であった。

エトランゼ

エトランゼ

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

故郷を捨てた者の、望郷の念が溢れ出た舞台
さすが桟敷童子、面白い。
観て損はない。

ネタバレBOX

オープニングには驚かされた。
井戸から大手忍さん演じる杏がいきなり現れたと思ったら、池下重大さんが演じる千春とともに井戸に飲み込まれた。
大きな水しぶきとともに。
そして手前の書き割りが左右に開いて、舞台の上に現れたのは、大きな池(湖)!
その池から2人が水面に浮かび上がってくる。

会場の「すみだパークスタジオ倉」の舞台のサイズは、たぶん横12、3m、奥行き7、8mぐらいではなかろうか。
その中の4分の3ぐらいが、本水を張った池なのだ。
こんなセットは初めて観た。
そして、舞台の上で本当に人が泳ぐのを初めて観たのだ。

天井から水が勢い良く流れ出し池の四方からも水が噴き出す。
いきなりのスペクタクルである。

毎回、桟敷童子の舞台にはスペクタクルがある。
感情が溢れるラストシーンにそれは多く、一見外連味のように見えるのだが、そうではない。
舞台装置やセットとともに物語を語っているのだ。
今回はオープニングにそれがきた。

昭和50年代の九州地方の田舎が舞台となる。
いつもの桟敷童子がお得意の戦後・昭和の時代設定だ。

山の幸を採ることで生計を立て、山を信仰の対象としている集落。
山に湖が現れるときに、余所者がやって来て、集落に災いをもたらすという言い伝えがある。

以前の桟敷童子であったら、30年前の出来事を絡めて、もっとドロドロした人間模様を描いていたと思うのだが、今回は少しだけ異なっていた。
それは、観客にとって、今回の作品自体が、近しい存在になっていたからではないだろうか。

妻と子どもを置いて出て行った、池下重大さんが演じる千春、そして山主の長男であったが、家を出て音不通になり、骨になって妻(もりちえさん)の手によって帰ってきた男。
彼らは、故郷を離れ、都会に出ていた者たちの姿、あるいは想いなのではないだろうか。

作・演出の東憲司さんは、九州の出身(作は正確には、サジギドウジとクレジットされているが)。
彼が作った、ほとんどの舞台の上では九州の方言が話される。
標準語は都会の言葉となる。

彼が戯曲を書いているときには、自分が暮らした昭和の九州が頭にあるのではないだろうか。
彼の頭の中、イメージの中にある故郷は、昭和のままで止まっていて、集落は信仰や生活や人間関係が絡まっている。
時には、それらがそこに暮らす者たちをかんじがらめにしていたりする。

そんな故郷は、実際にはもうない。イメージの中だけにある。

タイトルの「エトランゼ」は、異邦人、見知らぬ人という意味のフランス語。
あえて日本語のタイトルにしなかったところにも、故郷を離れた者の中に湧き起こる、違和感を感じさせる。

故郷を捨てた者は、もうその場所の住民ではない。
だから、そこには「異邦人」となって戻るしかないのだ。

死を間近にした千春と、死んでも戻りたかった山主の長男の、捨てたはずの故郷への強い気持ちは、ほかの故郷を捨てた者たちと同じだろう。
彼らにとって、今やイメージの中だけになってしまった故郷は、いつかは帰りたいと願う場所であり、心のアンカー、最後の心の拠り所になっているのではないだろうか。

この作品は、そんな東さんの想いであり、そのことによって、故郷を捨ててきた者の気持ちをトレースしているのではないだろうか。

舞台の上では、山の中に幻の湖が出来る。
それは、故郷を捨てた者の胸に、あるときふいに湧いてきてしまう望郷の念のことではないだろうか。
溢れて溢れて、大きな湖になってしまうようなモノだ。
だから望郷の念の湖が現れたときに、かつてそこに暮らした彼らが、「異邦人」となって現れるのだ。

この舞台では、故郷を訪れた千春はまた去り、長男の嫁も去る。
骨になった長男だけが、残ることができる。
つまり、故郷を捨てた者が、故郷に帰ることができるのは、魂だけだ、というラストではなかったのか。
故郷はイメージの中にしかないから。

作・演出の東憲司さんは、戯曲を書くたびに、そうした自らの胸に湧き出る水(故郷への想い)を綴っているのかもしれない。

今回の作品は、いつもに増して群像劇の印象が強い。
軸になるような主人公的な、絶対的なキャラクターを立てていなかったようだ。
と言うより、登場人物1人ひとりの書き込みが丁寧で深さがある。
台詞が、物語を進めるためにあるのではなく、自分を、そして他者を語っている。
つまり、それぞれのキャラクター設定と台詞が自分自身を立たせるだけでなく、周囲の登場人物を立たせる役割がきちんとしている。

笑いも結構ある。いい感じの笑いだ。
集落の人たちの関係がとてもいいことを示しているようだ。
そこには、反目し合う村人たちという図式はなく、板垣桃子さん演じる志乃を、みんなで助けようとしたりする。

敵役は、もりちえさん演じる奈緒美だ。
彼女は、結構恐い。
数を数えるところや「家族のように暮らしていた」に、洗脳を思わせる。
なかなかの迫力だ。
ラストのずぶ濡れのシーンも、彼女が大きく見える。
そして、すべてが終わったあとの彼女の表情が素晴らしい。
そこまでのキツさが一気に解けたような表情を湖の中で見せる。

山の神官のような神業師を演じた外山博美さんも、変に笑いに走らせることなく(笑いのシーンは多いが、笑わせるようとしすぎない)、ちょっと達観しているところと、下世話さがいい塩梅にミックスされていたと思う。それは、脇の役だが台詞の量がそれなりにあることから、彼女を描け、演じることができたからではないだろうか。
山母兵糧師のリーダー・秀代を演じた山本あさみさんは、落ち着きがあり、懐の深さを感じさせる女性をうまく演じていた。
山主を演じた原口健太郎さんも、いつもの感じで手堅くいい味。
チカを演じた新井結香さんの、不思議ちゃんから、ラストにかけてのほぐれ具合もいい。

今回も客入れのときに劇団員総出のスタッフワーク、ラストのお見送りまで、手抜きなしのホスピタリティが素晴らしい。
オパンポン☆ナイト番外 〜感謝勘弁〜

オパンポン☆ナイト番外 〜感謝勘弁〜

オパンポン創造社

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

みんな観て観て!
感謝、勘弁の順に観劇。
大巨人とスタンドバイミーは30GPで観た時よりも
テンポが良くなり面白くなってた。
王様大脱走は殿村さんに吹いた(^^)野村さんの悪い表情が好き。
5mの女は池下さんに圧倒された。色んな声色、1人で大忙し。
おやじの唄。全てが繋がる。それに気づいたときの高揚感。
見終ったら誰かと『そうだったんだね~』と語り合いたくなる。
思いを共有したくなる。
諦めなくて良かった。行って良かった。観なきゃ絶対に損。
たくさんの人に観て欲しい!

PANDORA -Op.3 水の章・大地の章-

PANDORA -Op.3 水の章・大地の章-

Project UZU

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

Op.3「水の章」 at 『うずカフェ2』 … Op.4「樹の章」上演に向けて
組曲『PANDORA ~Op.4 樹の章~』上演に先立ち、PANDORAシリーズ前作『PANDORA -Op.3 水の章・大地の章-』を復習する、ビデオ上映会『うずカフェ2』に参加♪
ノーマルエンド、水の章を観劇♪
同時に再生された水の国と土の国…、最初に訪れるのは…、水の国?土の国?

最初に水の国を訪れた水の章…、嫉妬の悪魔に寄って暴走する水の国を救うのだが…。
ハッピーエンドの筈だが…、ノーマルエンド…!嫉妬の悪魔は…!
ワクワク、ドキドキ、楽しく拝見させて頂きました!

水の章のビデオ上演後、AGATAさんのハープ演奏など、とっても大満足!
観劇者よりも出演者が多い、贅沢な時間を共有させて頂きました♪

 絵空箱ダンスプログラム2015-円-

絵空箱ダンスプログラム2015-円-

UNFIGURE×絵空箱 共催企画

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

暗黒舞踏の残したものと
  1993年、土方 巽記念アスベスト館で舞踏を開始した点滅。96年には赤色彗星館を結成して作・演出・出演をこなした後10年で封印。以降ソロ活動中心の彼は、人の永遠の問い“我々はどこからきたのか、我々は何者か、我々はどこへゆくのか”をテーマに踊る。暗黒舞踏派の流れを汲んだ踊り手らしく、その舞踏は死を内包し身体の内側にエネルギーを充溢させる手法で、能の演者にも通じる方法だろう。当然のことながら、存在と無に関る哲学をも内包する。体を白塗りにし、頭髪を落としているのも死に纏わる発想からであろう。生は死を考えることなしに顕現しない。
  この点滅の舞踏が、他の総ての演者の重しとなってプログラムが展開するのは当然である。それ故、彼の作品は、5つあるプログラムの3番目で演じられているのだ。扇の要である。他のプログラムは、様々な生の断章を描いているが総て生である。従って移ろう。その移ろいの儚さの中で其々が如何様であるかが描かれているが、未だ点滅の持つ普遍性に近い所迄は及んでいないと観た。プログラム全体としては、点滅を要としたコンポーネントを為しているので纏まりはついた。また、グループ演舞の際、一人だけ、身体を殺す使い方のできる女性を傀儡、乃至死者の蘇りとして踊らせているが、彼女も暗黒舞踏の素養がありそうだ。
  蓋し、身体は、余程、哲学的に突き詰めて用いないと観客にインパクトを与えるような表現に迄高めることは難しい。演者には、そのように知的な訓練も望みたい。

唄わない冬

唄わない冬

演劇集団 砂地

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了

満足度★★★

よかった
熱演ではあった。しかし、その世界には入れなかったな。

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