
バートルビーズ
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2015/08/24 (月) ~ 2015/09/09 (水)公演終了
満足度★★★
劇団初見/約135分
バートルビーとは何者なのか? 知りたい気持ちと、知りたくない気持ちが相半ばするなか観劇。
けっきょく私には、バートルビーが何者なのかよく分からなかった。
残念に思われたのは、作者独自のバートルビー観が強く打ち出されていること。
観てゆくうち、バートルビーの謎めきに魅かれ始めた私にとって、バートルビーに固定したイメージがつけられてゆくのは少し興醒めであった。
もっと多様なバートルビー観を提示し、客の頭を混乱させるような作り方は出来なかったものか?
そうすれば、バートルビーを知りたいという気持ちと、謎めいた不気味な存在であってほしいという思い、その双方に応えられる。
燐光群は初見だったが、断片の積み重ねで劇世界を構築してゆく方法論に面白味を感じた。
そして、セリフの洪水に心地好い音楽性を帯びさせてゆく独特の演出にも。

スピンオフ
アトリエばんが
asagoro(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
古民家での上演。
古民家での上演ということで、
玄関を上がってそのまま畳の部屋へ。
家族ものの会話劇とかよさそうな空間。
ダンボール数箱のみが舞台装置。
二人組の魔法少女だった一人がこの場所に引っ越してきて、という設定。
そこにもう一人がやってきて…そこに当時敵対していた組織の一人が…という進行。
普通の市民として生きようとする一人に対して
魔法少女であることを諦めきれないもう一人。
ストーリーはもう少し深みというか年輪が出せたんじゃないかなー、という気も。
外を見て台詞を言うシーンが何度かありましたが、
天候によって台詞を調整してたりされてたのかな?

ジャガーの眼2008
日本の30代
駅前劇場(東京都)
2015/08/28 (金) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★★
わかりやすい唐十郎。
昨年の新宿梁山泊のテント公演「ジャガーの眼」では叫びまくって分からなかった台詞も、絶対噛まない30代の上級役者たちの手にかかればきちんと聴こえ、それだけに、戯曲の分からなさも、見えてくる。例えば、最初の「眼」の持ち主は誰なのか、であったり、最初の「妻」であるはずの女の事をそう認識していなかったとか、そもそも唐十郎作品に矛盾解消を要求するのが間違い、というか、そこを楽しむ物じゃないという・・達観を要求される。というか・・テンポや、瞬間の輝き、印象的な台詞を「味わう」もの。その点梁山泊のジャガーは色々と、娯楽満載だったかも知れない。
駅前劇場というタッパの低い舞台に、さびれた家屋が並ぶセットは良かった。唐十郎と言えばヒーローそしてヒロインだが、ジャガーの眼には何人ものヒーローヒロインがいて、群像劇になっている。最後にヒロインくるみの劇中歌を全員で唄う演出は、よくある手だが「群像」だからこそ舞台が締まった。
平岩紙(くるみ)が後半露出の多いヒロインだが、突出したヒロインという雰囲気より、コメディエンヌ色が強いので笑い所なのかマジなのか、という所はあった。最初、平岩が何かやる度に小笑が起きていた。顔の知れた人が何かやると「笑い」を投げ返す、これは頂けない。
いたって真面目に、芝居をやっていたと思うが、「ジャガーの眼」を選択したという挑戦は、積極評価したい。合間に「素」っぽく振る舞った笑い所を挿入する手に、頼る事なく、笑いは熱演によって引き起こす、という所に誠実さを感じた。
「劇場」で唐作品をやるハンディ(?)が見えた公演だったが、役者の弾け力の総和で気持ちの良い舞台になっていた、と思う。
ユニークな集まりを多方向への挑戦の場として活用してほしい。

地獄谷温泉 無明ノ宿
庭劇団ペニノ
森下スタジオ(東京都)
2015/08/27 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
つげ義春
もの凄い舞台を観た。固唾を飲んでみた。目を凝らして見た。
温泉宿。時代設定はあったようだが、昭和の半ばあたりか、ちょっと古い設定だとは後の方で気づいた。緻密に作られた装置は回転式で90度の壁で区切られた4つのエリアそれぞれが趣き深い。誰もいない玄関ロビーに人形遣いの父子がやって来る。暗転の後、案内された部屋に変わっており、度肝を抜く。岩風呂の場面では人が普通に裸で入ってくる。脱衣場もあってそこで「脱ぐ」所作もあるから役者は大変だろう。だが普段私たちも銭湯や温泉では他人に裸を見せている、その感覚が、この舞台での光景を奇異と思わせない。
人形遣い役をやったマメ山田の、異形に見合う舞台。息子が唐組の辻孝彦。今回初めて見た勝手な印象だが身体で覚えるタイプで、愚直に俳優を続けてきての「今」という雰囲気を醸し、作品での「学校にも行かず人形師の父に付いていた」息子という役柄に符合するものがあった(あくまで勝手な想像)。小人症の父の異形と、「空っぽ」の息子が、他の登場人物に初見でのインパクトを与える。
芸妓役の久保亜津子と日高ボブ美の三味線は相当練習したのだろう、勢いのある曲をちゃんと盛り上げて終わらせた。三助がいる。父は「おう」と驚き、背中を流してもらう。その感じ。相部屋となった盲人の松尾、二階に住む老婆も、皆(三助以外)風呂に入るので、裸をさらす。かくして夜には妖しい気配が漂ってくる。声の出演田村律子は老婆の呟きで、折々に入る語りが良い。
鄙びた温泉のあるこの地には来年新幹線が通るという。立ち退きも間近い(らしい)温泉には、まだ喧噪のけの字もなく、追われ行く身のうらぶれた雰囲気が勝っているが、それでも生活があり、自分の生きる土地である。若いいく(日高)が三助との性交で子が授かる事が、この界隈の者にも望みとしてあるらしい。多くは説明されないが、三助とは婚姻関係にはなく、ただ子種を求めているようだ。つげ義春が漫画に描いた、鄙びた土地で暮らす人たちの原初的な生態に近い感じが全体に漂う。狂気を宿す夜は『ゲンセンカン主人』だったかの雰囲気に近い。
その日、酔った芸妓二人が勢いで父子の部屋に入り、人形遣いを見せてほしいせがむ。その声を二階で聴く老婆の中にやにわに嫉妬心が燃え上がる。三味線を手にした小さい時分、しかし自分は芸妓になる器量でないと、三味線を置いた。部屋へ押し入るが、結局そこで異形の父子の異形の人形遣いを観る。息子は胡弓を鳴らし、父は大きな首と手を持つ自分のサイズに近い人形とじゃれ戯れる。 これに一同はそれぞれに強い衝撃を受ける。ざわついた夜となる。いくは皆が寝静まったと思い三助の元へ行く。よがり声が響く。松尾は「触りたい衝動」を二人に喚起され、懊悩して浴場に走り込む。女二人は玄関ロビーに出て煙草を吸う。空っぽで深淵でつかみ所のない「息子」は、ゆっくりと回転する舞台の各部屋を、煙草を吸いながら扉を開けて巡り、眺めるともなしに眺める、という場面が終盤にある。二周目、ロビーでは文枝が老婆の胸に顔をうずめて泣いている。松尾は湯船の脇でお経を唱えている。お湯の流れる温泉場の湿った音が鳴り続け、客席には無機質な椅子が並んでいるのに、すぐそこにグロテスクにリアルな、昭和の鄙びた温泉宿と、湯煙に浮かんで彷徨う魂が、見えた。
「つげ的世界」が、舞台として出現したと感じた。蠱惑的で、離れがたいアトモスフィアは、舞台装置と役者の存在感による。こいつは心の何かに引っかかってくるが、その正体はつかみ所がない。

NINAGAWA×SHAKESPEARE LEGEND Ⅱ 『ハムレット』
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2015/01/22 (木) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★★
プレミアムステージにて視聴
編集者の意図の入った映像としての観劇ではあるが、固定された客席とは異なり役者さんのUP(結構汗かくものだなぁ・・・と感想でるほど)も見れてGoodでしたわ(^^)
出演者のほとんどがお亡くなりになるラストの決闘シーンでは、周囲に逃げ惑う大臣”ズがいたのがユニークでありました。
主役の藤原竜也さんは映像作品で見たのと印象が異なって、生身を感じたのが同じ映像作品でも舞台映像は異なるものだなぁと思ったデス=舞台のほうが精悍でした(^^)
・・それにしてもホレイシオさん・・・・ど~もCSIマイアミのホレイショ・ケインのイメージが強くて・・・青瓢箪な感じが・・・・まぁ原作どおりのイメージですけどね・・・渋い鑑識おじさんのコメディが脳内妄想で紡がれてしまったのが何か・・・・自分らしいなぁと感想(^^;)

KUNIO12『TATAMI』
KUNIO
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2015/08/22 (土) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
終演後も残りたい造語「畳む」
人生を畳む、とは、時間経過とともに広げ過ぎた(自分に帰属する/関わる)空間や、そこにある増え過ぎた物たちを、片付け、元のサイズに戻す。そうして自分が「散らかした」ものを「片付け」て人生を終えるという意味。
情報は日々流される。諸々のメディアを通じたそれらは時代を追うごとに加速して増加し、接触可能な情報はネットに溢れ返っている。エントロピーは21世紀に入ってなお増大し続ける。
そうして「大事なこと」の大事さが薄まり、ONE OF THEMにしか過ぎなくなる。これが被災者や原発やオスプレイやヘイトや冤罪を忘れさせている元凶だとしたら、せめて自分が散らかした情報や物は、片付けようという、いじましい公共精神に富んだ「偏屈者」が、主人公である父だ。
この話は、ずっと「畳もうとする」父と、息子のやり取りで進む。「畳む」ことの限界に突き当たったりもして、物語としては迷走するが、この「畳む」発想の強烈さが、父子の物語の帰趨への注視を続けさせる。
装置は面白い。TATAMIと印字された一畳スペースの枠に、父は寝る。だだっ広いKAAT大スタジオ一杯に布が敷かれ、何もなくなった時点を表わしたりする。そうした演出は悪くない。
が、お話のほうに一抹の疑問ありだ。

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
ハマりました
ひとつひとつが繋がっていく展開、ダイレクトに心にくるその演技に圧倒されました。
舞台装置、楽曲も、どれも素晴らしく、もっと観たくなり回数を増やしました。
2回目以降になると、頭の整理ができた状態で観ることができ、1回目に受けた衝撃も凄かったのですが、細かい所にも気付くようになり、改めてその凄さを感じました。
終演して時間が経ちましたが、楽曲が自然と流れてきたり、思い出したりし、いまだに影響を受けております。

エトランゼ
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
やはりさすがと納得する
数年観てきた桟敷童子の前作「体夢」が、従来とかけ離れたイメージ世界であった路線を継いでの、「エトランゼ」(カタカナだし)と思いきや、舞台装置をみれば以前の桟敷と同じ木々に囲まれた、今回は山奥、登場人物も土着の人達で「ばっち(しかし=but)」がやはり出てくる、九州の話。
だが今回、新鮮に感じたのは、題名となった「エトランゼ」=外来者の存在がドラマで果たす恐ろしげな役割だ。得体の知れない「外部の者」を演じたもりちえが絶妙で巧い。従来の桟敷のドラマにあった、内部の関係性から来る問題、強者と弱者といった目に見える確執や、神秘的なものへの畏怖ではなく、「外の人間」の未知ゆえの恐怖が、今回桟敷童子の芝居としては初めて見せる要素であったと思う。東憲司が呼吸する現代の「問題性」が九州の山奥を舞台にした物語に落ちてきた、そんな感慨を持った。
沼を出現させた舞台も、多言は不要。ネタはまだまだあると言わんばかりで視覚的快楽を提供していた。
大手と板垣の母娘が良い。二人と松下の規格外れの父が、不安定な三角をなし、最後に細いながら線で繋がる構成は見事。超自然の温かさを具現した婆さんという「奥の手」を借りつつ、「エトランゼ」の不穏な介在によって話が進行し、エトランゼ自身も昇華されるお伽噺。女に同行する若い男女(新井と深津)も不思議な存在感(エトランゼ感)を醸し、土着の側の役者との色合いの違いを出していたのも印象的だった。

パイドパイパー と、千年のセピラ
劇団ショウダウン
あうるすぽっと(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
パイドパイパー
童話や史実を下敷きに時代を超えて駆け抜ける歴史エンターテインメント作品。この手のジャンルは好物なので楽しめましたが、全体のテンポや上演時間を考えると途中休憩があってもいい気がしました。終盤の入口あたりで「ちょっと休ませてくれ…」と思いました。

浅草紅團・改
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/31 (月)公演終了
満足度★★★★
浅草♪
大正の終わりから昭和の初めの浅草を生きた人々が別け隔てなく描かれ、活力があってときにエロくそしてコミカルに、客席のボルテージを上げながら走馬灯のように駆け抜けていくドガドガプラスのお芝居は毎度のことですが他の劇団にはない味わいがあります。今回、登場人物では福子、役者では伊東潤さんがお気に入りでした。

幼女Xの人生で一番楽しい数時間
範宙遊泳
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★
映像の範宙
芸劇で観た作品は「意表を突かなさ」に疲れ、昨年のアゴラでの作品は覚えていない(興味深く見れる場面もあった程度)。今回も実はあまり期待せずに(失礼だが)足を運んだ。
「幼女X」は自信を持って送る(?)再演だけあってテーマとストーリーが分かり易く入ってきた。「幼女連続殺人事件」がブラックボックスのように置かれていて、不可解の領域に、2人の落ちぶれた負け組の青年が、それぞれのアプローチで(それとは意図せず)接近する。二人のどちらも事件の犯人では無かった訳だが、この事件と同じ地平に二人は立っている、そんな含意を感じる。
範宙遊泳ならではの映像使用だが、ベタの単色にゴシック文字、というパターンは、パソコンやテレビに見入っている時に近い疲労を起こさせる。単純に文字を読ませる(台詞として、また挿入詩として)効果以上に、文字面だけを見せられ、それを読む行為の中で、一人PCに向かっている感覚=孤独なんだが文字(意味)に救われている感覚=が呼び起こされる。画面はシンプルで涼しげを装っているが、書かれる文字は次第にスキャンダラスさを帯びる。「物語」としては二人の青年像が終盤で反転する具合が気持ちよく、「演劇」を観た気にさせた。
後半の「楽しい時間」は一人であれこれやる。生への否定感情を、手を変え品を変えて延々と吐き出す。最初は肯定に転じる契機もあるかと見ているとどうも「否定」を言い立てたいようで、如何に否定すべきか、というか否定したいか、を言い換えながら繰り返している、という印象を拭えなかった。よく見れば最後は「肯定」の言葉を吐いているが、救いにならない。「波」への怨念を語る詩のような場面がある。波との結婚式での挨拶だが、津波の事を言ってるのなら、悪いのは波か。これを言って誰かが溜飲を下げるのか。やや食傷である。世の中の理不尽なあれこれに不満だから生を否定してみる、だが本当は肯定したいのだ・・という命題、これを観念図として語られるだけでは、演劇としては物足りない。生身の体が声を発する人間ドラマに行くか、もっと深められた思索の提示を試みるか、どちらかだ。
・・深めるとは例えば、最後に「生きたい」と言ったその言葉を疑うことなど。「生への不満」の持ち方が、浅いか疑念の余地があるため、「生きたい」がドラマティックに響いていない。「生きたくない」と言わせる事とは何か。具体的に思い起こそうとすると中々大変だ。つまり「生きたくない」とは単なる言い方で、登校拒否と同じ、人生の「積極的否定」ではない(消極的否定)。自己の否定というより、環境への否定、もしくは自分と他者、社会との関係のあり方が「こうでしかない」事への不満(否定したい欲求)だから、特段「人生」そのものの意味を疑うといった、哲学的な思索には向かわない。そこを「生」の積極的意味の議論にまで深めれば、それはそれとして、抽象的な出し物であっても見応えのあるものになるんじゃないか。
そんな事を考えた。
☆‥「幼女X」3.5/「楽しい」2.0

BIRTH ~ペルー日本大使公邸人質事件~【アンケート即日公開】
劇団バッコスの祭
萬劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
見てきた。
あの事件からもう直ぐ20年の月日が経とうとしている訳ですが、当時まだ幼かった私にはあまり馴染みのない事件です。
がしかし、最近の法案会議や国内デモ活動のような現状の日本においてもテロに対する考えが必要ではないかと考えてしまう、そんな時間を提供してくれた作品でした。
どちらかと言えば、政治にあまり関心の無い人たちが見るより、本当にこれからの日本は現状のままで大丈夫なのか。そんなことを一つ頭に入れている関心のある人達に見ていただき、また次なるメッセージを広げていただけたらと思いました。とてもタイムリーな時期の上演で見終わった後にいろいろと考えました。
とは言え、突然やってくる笑いどころや分かりやすい世界観など、色々な方が見ても素直に楽しめる作品でした。

果てまでの旅
玉田企画
アトリエ春風舎(東京都)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★
蒸し地獄
鮎川桃果さん目当てで観に行ったが、由かほる(青年団)さんがかなり良いです。色々と浅い処が有るもののとっても下らなくて楽しい作品。
それにしても空調何とかならんかなァ。もう~地獄だったので、耐え切れずにアフタートークを聞けず仕舞いに退出したので消化不良。窮屈だし暑いからこのハコは苦手。

保健室探偵カネコ【終演しました!ありがとうございました!観てきたランキング1位獲得!】
もぴプロジェクト
cafe&bar 木星劇場(東京都)
2015/08/26 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

龍 -RYU-
劇団ZAPPA
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了

紙の花たち
スポンジ
「劇」小劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
さすが!
劇団6番シード所属 椎名亜音さん カメレオン女優としての持ち味を遺憾無く発揮した舞台! コメディリリーフとしての役割も完璧だったね ヾ(@⌒ー⌒@)ノ 時をかけた大家さん とっても素敵でした ^_−☆

平成舞姫
第27班
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/08/29 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
C、A見させて頂きました
9月5日にC、9月6日にAを見ました。「アイラビューアイラビュー、マイシスター・マイブラザー」、前回のキャビネット公演の再演リクエスト1位とのこと。前回は見ていませんが、役者さんがうまく嵌っています。この空気感、気持ち良いです。
「スピーディー・ワンダー」、うまく笑わせる構成でした。最後の歌とダンスも好きです。鈴木あかりさん、絶妙な色っぽさに参りました。
「平成舞姫」、笑わしてくれるネタ満載です。食事の最後に、・・・。観客の女性陣大爆笑、男性陣苦笑い。
最後は、料金500円にまで。A~D、それぞれ楽しまさせて頂きました。これからも期待できる劇団と思いました。やっぱり、芝居って楽しいですね。

バードフラワー
野外劇団楽市楽座
長田神社(兵庫県)
2015/08/23 (日) ~ 2015/08/31 (月)公演終了
満足度★★★★
長田の人は暖かかった!
初の野外劇団楽市楽座さん!
まさに屋台のような舞台!
野外劇、昼間に雨が降ったので、客席に(手作り感満載の)屋根シートがついており、水に浮きつつ回転し続ける浮き舞台!
お子さんからご老人まで、それを暖かく観劇する長田の人たち!
長田の人は暖かいですね!
投げ銭(投げ札)制の音楽劇!
少し遅れてしまいましたが、オープンスペースなので、出入り自由!
そしてストーリーも分かりやすく、どこから観ても楽しめる内容でした!
投げ札しましたが、コスパ良かったです♪

走れ、マーメイド
七月ハリケーン
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2015/08/29 (土) ~ 2015/08/31 (月)公演終了
満足度★★★★
こういう人形姫!好きです!
41歳、独身…、の人魚姫!
王子に対する(41歳にして初めての)淡い恋心を抱きながら、力強く奔放に生きる人魚姫!
王子と恋敵の姫の想いを全て飲み込み、自身が泡になることなど気にせず、奔放にそして真っ直ぐに、自分が正しいと思うまま、二人を助け、後押しする、大人な41歳独身の対応♪
まさに大人のファンタジーでした!
私はこういうお話大好きです!