
まことに神の造りしをんな ― 智恵子抄 ―
劇団レトルト内閣
ABCホール (大阪府)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

白鯨-Moby-Dick-
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2015/12/08 (火) ~ 2015/12/22 (火)公演終了
満足度★★★★
第50回紀伊国屋演劇団体賞の受賞おめでとうございます(^^)
さて内容は説明通りですが、いろいろと成された創意工夫がユニークで楽しめた全2幕2時間15分の大作であります(休憩15分)。

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/12/17 (木) ~ 2015/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
残念なガヤ芝居だった
いつものシリアスとは違い
脇役俳優たちがガヤをしかけて
ふつうのありふれた芝居に収まっていた。
特に谷仲という俳優が大げさで芝居を台無しにしていた。
前に観た別のものにもこの俳優が出ていて
へたに目立つのでおかしくさせていたのを思い出した。悪気はないだろう。
埼玉か茨城の会場が熟成されておすすめかもしれない。

レミング―世界の涯まで連れてって―
パルコ・プロデュース
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2015/12/06 (日) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
感覚総動員で美味を味わう極上の・・。
一流とはこういうものか、と一つの理解に導かれもしたが、テキストは寺山、および松本雄吉+天野天街の奇妙奇天烈な言葉遊びの世界。連想ゲームや反復でこの雄大さは何なのだ・・と思う。とにかく気持ちがよい。俳優の声がすべて快く響く(声がよいのだ)。主役級の霧矢の歌がアテレコでないのにまず驚くし。柄本時生のくちゃらけたキャラはきっちりはまって溝端氏と対になっており、一々挙げないが周辺の役どころの一人一人が皆十全に妖艶さを放っている。妖艶さが充満した舞台(色っぽいシーンはほとんどないが)、という表現が今のところ最適だ。音楽は機材を使いギターは演奏。下手ステージ下で内橋氏の挙動が見てとれる。 美術がバトンを多用して場面転換をスムーズに行い、すばやく下りて来る速度も何かシステマチックな味を全体に与え、何よりどの部品も色彩とデザインが良い。照明もバシバシ、ガンガンやってる。音楽に戻れば、冒頭と最後でテーマ曲らしい音楽に合わせて俳優らが変則的に靴音を鳴らして動いたり、ねずみの話が出るとネズミの踊り(これは秀逸)をやるなど。どの要素も意味を持たされないものはない、と納得させる緻密さをみせながら、交わされる言葉の色彩の多様な変化も、全体のダイナミックな「変化」の一部を構成している。 つまり、ストーリーを導くために言葉が利用されているようではないんである。たまたま(自然現象のように?)吐かれた言葉の端をつかまえて、場面のほうがやってくる(そこは唐十郎にも通じる「アングラ的」テイストだろうか)。 とにかく装置、照明、音楽(音響)、俳優の動き、そしてコトバ。全てが拮抗しながら主張しながら舞台が進んでゆく。
これは維新派の世界なのか、原作が持つものか。・・松本氏演出舞台は「石のような水」で初めて観、左右の歩行のリズムが特徴と感じたが、全体に未消化、松本演出自身が「(松田正隆氏の)脚本がよく分からない」などと言っていた。松本氏にとってはこちらの方が「分かりやすい」のか・・・。
とまァそんな事も思い出しながら、ただただ快感だった舞台の周辺の落ち葉を拾うことくらいしか出来そうにない。

SEX
劇団時間制作
サンモールスタジオ(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
観てきた
前半の銭湯でのワンシチュエーションコメディで笑わせてもらいつつも作品の
テーマについても考えさせられる素敵な舞台だった!

悲しみを聴く石
風姿花伝プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/21 (月)公演終了
満足度★★★★
銃声の町、土壁の中の静けさ、心の炎
昨年の「ボビーフィッシャーはパサデナ・・」に続く、劇場支配人那須佐代子出演・上村聡史演出の海外作品。今回は同名小説の戯曲化である。昨年の舞台が圧倒的だっただけに今回はどうかと、不安と期待を交差させながら客席で開演を待つ。戯曲の出来という点では甲乙ついてしまうものの、深みのある舞台にまた出会えた喜びが勝った。 必然的に「静寂」をともなうこのドラマの劇的状況は、戸外で断続的に鳴り響く着弾音や銃声によってさらに強調されるが、ドラマ上の問い(観客にとっての不知)は、そこにずっと横たわっている男と、彼への女の語りかけによって純化する(答を追う価値を高める)。
女はどこか諦観を帯びているが、夫の不在(ある意味での)によって熱情を帯びてくる。それは希望にも繋がっている。虐げられた者がつかむ希望は普遍的であり、瑣末な凹凸をならし、背徳と地続きである。 自由の地平を切り開く者は、自分自身であろうとし人間であろうとするがゆえの背徳へ至るものなのではないか・・などと考える。キリストは当時の支配的考え方では背徳者だった。 このドラマの人物たちのあられもない秘部を、観客は最後には受け入れてしまう。舞台上で起こることが視覚的に、徐々に明瞭に現前させてゆく大胆な演出の賜物でもあるだろう。

その少女、ときめきに死す
劇団テアトルジュンヌ
立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★
群像劇
青春群像劇といった趣で、16人という大勢のキャストで芝居を作るのはなかなか苦労したかと思います。人数の利を生かしたダンスは有益でした。
お芝居の面では、状況や雰囲気の切り替えがはっきりしていなかったり、メリハリに欠けたのが惜しかったです。
当日パンフがハート型の折り紙というのは、凝っています。

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/12/17 (木) ~ 2015/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
もしかしたら・・・・。
敗戦国日本が、あの時南北に分断されていたら・・・・・。
詳細な資料も作られて、かなり本気な設定で、面白い脚本だったと思います。
朝鮮半島の苦しみが少し見えた気がしました。

スタッフ・ロール
劇団クロックガールズ
劇場MOMO(東京都)
2015/12/15 (火) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

イルクーツク物語
劇団俳小
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
当時のソ連そのもの!
アルブーゾフ作品に触れるのは初めて!
体制迎合型戯曲で、まさに当時のソ連そのもの!
あの体制下で批判的なものはないのは、私にとっては不可思議!
因みに1980年にソビエト連邦国家賞なるもの授賞している。

ほたえな 胸中が猿
グワィニャオン
萬劇場(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
「龍馬もの」ではトップクラスの面白さ
“グワィニャオン”は、「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」に次いで二度目の観劇。
“ソラトビヨリst.”に書き下ろした戯曲をグワイニャオン風に味付けしたという本作。
“ソラトビヨリst.”の方は拝見していないので、その差異は語れないが、
今まで観た「龍馬もの」の中ではトップクラスの面白さだった。
公演中なので、詳細は云えないが、ラストは思わず感嘆の声が漏れてしまった。

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開座
森下アトリエ(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/17 (木)公演終了
満足度★★★★
無題1694(15-383)
19:30の回(曇)
19:10会場着、19:39開演~20:27終演。
クラシックギター(弾き語り)、三味線が交互に/同時に演奏され、岡庭さん、田嶋さん、渡部さんがソロを舞うという形式。
久しぶりのアトリエ公演。実に枯れたギターからなんだか馴染みある旋律...
じっと聴いてみると「Stairway to Heaven」を編曲していてビックリ。
舞は三人三様、夢見心地のような田嶋さん、憑かれたようなみかさん、岡庭さんは両極端な舞。

ものがたり降る夜
ことのはbox
上野ストアハウス(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/21 (月)公演終了
満足度★★★★
セックスに向き合うことが出来ないのは
事前にあらすじから想像していた物語とは随分違った。マザコン、ファザコン、2次元萌え系、草食系男子、潔癖症や男性恐怖などなど。「普通」とはちょっと違う人達の物語かと思っていたけれど、「普通」の私たちがセックスに向き合うことが出来ていない人達なんじゃないかと気付かされた。ストーリーは秀逸だと思う。演技にもう少し個性があればとは思った。

えど~まえ・さんしゃいん‐高見沢家へようこそ!‐
THE CHAINS
こった創作空間(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★
結局は満足感あるけれども
なんだかんだ、観終わった時に満足感があるのは、脚本を書く力がある人なのだろうと思います。
実は事前に予定上演時間より長いと聞いていたので、もたれる場所がある席を選びました。背もたれのない劇場なので、上演時間はもう少し短い方がお客さん思いかと。
知り合いの劇団さんを観に行くと、どうしても作っている人たちのことを考えてしまいます。今回は、お芝居を観るってなんだろう、と思いながら観ていました。
コメディとか、お笑いでもコントでも、「上演時間中、心地よく過ごせる」ことが前提になるお芝居は、ドラマものとは違う難しさがあるなぁと思います。「心地よくない」時間があると、価値がだだ下がってしまうというか・・・
脚本家でも、演出家でも、お客さん目線でものを考えるのは大事だなと、その目線でいくと、まだまだ無駄が多く感じました。
とか、こんなことを考える余裕なく面白がらせる、作品を期待しています。書けそう、できそうなのに、何かが合致していない感じがずっと続いているので・・・
合致といえば、役者さんによって演技の「フィクション度」?みたいなものが揃っていないのが気になりました。世界の基準が揃っていない感じ。入り込みにくい要因の一つでした。

SEX
劇団時間制作
サンモールスタジオ(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
万人受けじゃないけどぜひ万人に
タイトルだけ目にすると行為の話かと思うけど、説明にあるように性同一性障害の女性をメインに置いたお話。と同時に同性愛のお話。
かと言って、始終重苦しいわけでもなく、笑えるところもあり、もちろん涙するところもある。当事者はもちろん、関わりのある方や、関わりがない、あるいはないと思ってる方にも見てほしい。
劇中、とてもとても大嫌いな人がいるのだけど、でもたぶんそういう人は多いのではないかとも思う。しかも、たぶんその人よりもとても分かりにくい形で実際にはいるんだろうなと。でもそういうひとにも見てほしいとも思う。今回はBチーム。Aチームではまた新たに思うこともありそうで楽しみ。

SEX
劇団時間制作
サンモールスタジオ(東京都)
2015/12/16 (水) ~ 2015/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★
SEX♂
タイトルに度肝を抜かれて躊躇したものの、観てみれば説明文にもある通り、性同一性障害、同性愛をテーマにした、真面目な舞台でした。
自分がマイノリティに対してどう思っているのか、建前や偽善抜きに一度しっかり向き合うキッカケになる…そんな舞台だと思います。

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/12/17 (木) ~ 2015/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
なりえたかもしれない歴史
朝鮮半島で実際に起こったことを日本に移し替えたと言うべきか、
なりえたかもしれない日本の姿と言うべきか、
日韓関係が悪くなっている今の社会状況下で、
他国に想いをはせるのに、これほど直截的な問題提起はない。
自分たちがそうなっていたら、、、を考えることから、
何かが変わるかもしれない。

『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
あとあと
こりっちの説明ではストーリーが分かるようなことは何も書いてなかったし、当日配られたチラシも読まずに観劇しましたがなんの前知識もなくてもお話が分かりました。これってけっこう重要なことだと思いますよ。説明も事前のチラシも暗さが漂っていたので、覚悟して行ったのでしたがそれほど悲惨な内容でなくて良かったです。10年前の出来事。その後の登場人物たちの行く末。各自の選択が、あとあとの人生に大きく影響を与えて行くのですね。

えのもとぐりむ作品集 第6部 灰色の蝶/フクロウガスム/鴟梟-sikyo-
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
『鴟梟-sikyo-』
応援している役者さんが出ているので今回見に行きましたが、この作品を見ただけでは「えのもとぐりむ」の世界感を理解しきれないのだろうと思う。作品がたくさんあるので、1回の観劇料金がもっと安かったらと思う。1万円で三作品見られるくらいだといいのに。劇場の入り口が森に迷い込むみたいな装飾になっていて怖かったです。

ノー キディング
円盤ライダー
鶯谷・HOTEL SHERWOOD(東京都)
2015/12/14 (月) ~ 2015/12/30 (水)公演終了
満足度★★★★★
お泊まりもしてみたい!
終演後お食事していたらキャストさんが来てくれましたが、できたらもっとみなさんに来ていただきたかったりして(笑)。チラシには宿泊案内のところに「ハプニング宿泊付きチケット予約」とありましたが、お泊まりしたらもっととんでもないことが起こったのでしょうか?まあ、それはともかく、とても楽しいひとときでした。「移動、探索型アトラクション」ってそういうことだったんですね!