花とフィーユ 公演情報 少年ギ曲団「花とフィーユ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    笑いの多い冒険活劇だが...
    軽妙なタッチの冒険活劇であるが、その底流にあるのは自然との共生である。自然...”漠”として捉え難いが、この公演では「世界樹」を象徴として用い、その花(華)が咲くことが、自然の恵としているようだ。
    舞台セットは段差を用いた立体感があり、その組立構(一部照明を含む)を白い布で被い、幻想的な世界を創り上げていた。その幻のような危うい雰囲気は分かり易く、描き難い人間の内面(心理)や時空間を越えてという多重構成はない。それだけにストーリーの面白味が大切であり、その進展をしっかり観せる演出が重要だと思う。

    ネタバレBOX

    多くの笑いを散りばめ、飽きさせない工夫をしている。しかし、その散りばめのシーンと程度はテンポが緩くなり、シーンによっては冗長に感じてしまう。魅力ある人物が描き出されているのであれば、その背景を観せることによって物語に深みが生まれると思う。
    例えば、旅人(ナガレとハジメ)が知り合ったキッカケ、世界樹の花弁が盗(摘)まれた理由...などの説明があると興味が増し理解が得やすい。
    暗殺集団(5人衆)との殺陣?は、もう少し緊張・緊迫感があったほうが、各所の笑いとの対比でバランス(メリハリ)が良かったと思う。

    テーマの重要性を訴えるのであれば、笑いの面白さ楽しさにとどまらず、その印象を刻み付けてほしかった。その意味で少し勿体ない公演に感じた。

    次回公演を楽しみにしております。

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    2015/11/03 15:23

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  • 御来場いただきまして誠にありがとうございます!
    貴重な御意見ありがとうございます。
    劇団が今後さらなる成長を遂げ、お客様に楽しんで頂けるように、精進いたします。
    今後ともよろしくお願い致します!

    2015/11/03 15:48

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