花とフィーユ 公演情報 花とフィーユ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    それぞれの生き方
    登場人物が多彩。でもそれぞれに個性があってストーリーが進んでいく。こう話が進むかな~と思って観ているとぜんぜん違う展開。結末はどうなるのだろうと心配になったが見事なまとまり方で良かった。

  • 満足度★★★★

    気軽に観れる
    そんな感じの舞台でした。白い布を基調にしたセットに照明を仕込ませて、ファンタジーな世界をうまく作っていたのではないでしょうか!?

  • 満足度★★★

    笑いの多い冒険活劇だが...
    軽妙なタッチの冒険活劇であるが、その底流にあるのは自然との共生である。自然...”漠”として捉え難いが、この公演では「世界樹」を象徴として用い、その花(華)が咲くことが、自然の恵としているようだ。
    舞台セットは段差を用いた立体感があり、その組立構(一部照明を含む)を白い布で被い、幻想的な世界を創り上げていた。その幻のような危うい雰囲気は分かり易く、描き難い人間の内面(心理)や時空間を越えてという多重構成はない。それだけにストーリーの面白味が大切であり、その進展をしっかり観せる演出が重要だと思う。

    ネタバレBOX

    多くの笑いを散りばめ、飽きさせない工夫をしている。しかし、その散りばめのシーンと程度はテンポが緩くなり、シーンによっては冗長に感じてしまう。魅力ある人物が描き出されているのであれば、その背景を観せることによって物語に深みが生まれると思う。
    例えば、旅人(ナガレとハジメ)が知り合ったキッカケ、世界樹の花弁が盗(摘)まれた理由...などの説明があると興味が増し理解が得やすい。
    暗殺集団(5人衆)との殺陣?は、もう少し緊張・緊迫感があったほうが、各所の笑いとの対比でバランス(メリハリ)が良かったと思う。

    テーマの重要性を訴えるのであれば、笑いの面白さ楽しさにとどまらず、その印象を刻み付けてほしかった。その意味で少し勿体ない公演に感じた。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    ちょうどいい
    時間的に90分弱,ちょうどいい観劇時間です。でも,この劇団観劇は2度目,前回の観劇でも思ったことですが,優しいファンタジーで,面白く,観劇も飽きがこないで,気楽に安心して観ていられるものの,ガッンと来るものがない。うーん,もう一つ響かないんですなぁ。大人数で拡げすぎたんかしらん。まぁ,これも劇団のスタイルというのであれば言うことはなく,楽しく観劇できたので,問題などないのですが・・・

  • 満足度★★★★★

    初めて観ました!
    19人の舞台。多すぎるんじゃないかと思っていましたが、それぞれの役がきちんとしていたので違和感は全くありませんでした。
    私が一番好きだったのは、スミレ。真っ直ぐな気持ちが伝わってきました。スミレ役の方がカーテンコールでみせてくれた笑顔がなぜか胸を打ちました。私が外に出た時はいらっしゃらなかったので、お礼が言えませんでしたが、明日からも頑張ってください。
    話のテンポもよく楽しめたし、行って良かったです。お時間ある方は是非行かれてください。

    ネタバレBOX

    真っ白な布で作られた舞台。少し位置を上下させるだけで死角を作ったりするのはすごいと思いました。
  • 満足度★★★★

    小劇場らしさ感じるファンタジーな冒険譚
    中央中列。メタボ剣士と女ニンジャの凸凹コンビが繰り広げる冒険。

    シンプルで無駄がなく、それでいて演出や衣装、舞台装置に工夫の凝らされた舞台だった。
    テンポの良さがあり、そんな中でのギャグが何とも小劇場らしい面白さがあった。

    ネタバレBOX

    美しい花が咲くという世界樹を見物にトアール王国を目指す二人。しかし王国近くの森で盗賊に襲われ、ツキと名乗る女盗賊と知り合う。何故かツキと二人はゆるい掛け合いとなるのだが、ツキ曰く「花は咲かない」という。これは失われた世界樹の花びらを探す物語らしい。

    ファンタジーものは台詞が固有名詞等分かりにくくなりがちだが、聞き取りやすかった。そこでまず、この芝居を観ようという気持ちにさせられる。
    衣装は、ファンタジーらしくみんな個性的かつよく特徴を表していた。女性陣は、みんな綺麗に見えた。
    舞台は、一面に敷いた布に綱をつけて天井に回し、舞台裏から引っ張って起伏を所々で変えていた。面白い発想だなと思った。布の下から漏れる照明の光も良かった。
    脚本は聖剣伝説からヒントを得たのかな? まとまりよく面白かった。本当の悪人はいないようだが、あれで良いのだと思う。

    王女のギャグがちょっとわざとらしくなってしまったか。
    また、王子が王女を連れ階段を登るシーンと、サンダースが額に刺さった苦無を投げて逃走する瞬間に若干死に間が見えた。
  • 満足度★★★★

    冒険譚
    少し奥行がありました。

    ネタバレBOX

    男女の冒険者コンビが、20年に一度咲くという世界樹の散らばった花びらを集め咲かせる話。

    花びらの一つは若い女性になっていて、花を咲かせるためにその女性は人間としての命を捧げました。

    先日同じシアター風姿花伝で観た風凛華斬『Obtain~over the horizon~』と同様に、若い劇団員を中心とした単なる冒険活劇のようなものかと思っていましたが、先日の劇団と比べ役者に少しだけ一皮むけた感があり、ストーリーも自己犠牲の精神に加え、エネルギー問題を問うようなところがあり、奥行がありました。

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