最新の観てきた!クチコミ一覧

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ヒロッパ

ヒロッパ

浪花グランドロマン

ウイングフィールド(大阪府)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

作り変えられた脚本 現実も作り変えられる
あの時、
分からなかったんですか
自殺 なぜ 追い込み 励まし 背中を押してくれる
子供の頃のヒロッパ 今は公園で禁煙 ベンチは誰の物
どう見る、この芝居
時間を越えた人間の心 戻れない時間
忘れない人 事件 出来事 選択
今の私は、なぜ ここに居る、この仕事をしている、
我慢できなかったこと、我慢したこと、背中を押してくれた人、
人との出会い、
そう思うと。
たまたまうまくいっているだけ、なんだ。

7月の邂逅

7月の邂逅

KAIGYAC STAGE

APOCシアター(東京都)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

知人に誘われて拝見。60分ほどの中篇。思いの外と言っては失礼だけど、エンタメ要素も交え、ちゃんと作られていて楽しめた。8~9月と、本作に登場したキャラクターが主人公の連作が予定されているそうで、そちらへの期待も込めて☆追加。

ネタバレBOX

「7年前に亡くなった姉の歳を追い越してしまった妹」という姉妹の設定だと、年齢に関するセリフも含め、演者を逆にした方が腑に落ちるような気も。観ているうちにあまり気にならなくなってきたものの、序盤ではちょっとモヤモヤした部分があった。
瀬沼さんのことを誰も知らない

瀬沼さんのことを誰も知らない

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

千秋楽、観てきました。
とても良かった。
サスペンスでもあり、ほろ苦くもあり、笑いどころもあり。

瀬沼さんのことを誰も知らない

瀬沼さんのことを誰も知らない

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

謎多き「瀬沼さん」。彼を主人公とするキッカケとなったのが数年前、小噺的に仕込まれた一コマだった。その忘れがたい脳裏が大長編という実を結んだのである。しかも、コロナ禍を経ての再演である。とんだ出世だ。

そこで、希望を託して視点を移したい。瀬沼さんという「災い」に直面する街の人らこそ達者ではないか、と。ああいった「災い」を祭る包容力が現代日本社会に欠けている肝ではないか、と。ネタバレなので詳細は省くが、その本質が面接シーンだったと思う。

品を漂わせながら進化を遂げていくライオンパーマに目が離せない。

BACHELEAN バチェリアン

BACHELEAN バチェリアン

FREE(S)

ウッディシアター中目黒(東京都)

2024/07/23 (火) ~ 2024/08/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

バラエティーに富んだ魅力あふれる11人の女性陣、見てるだけでも充分ですが、ちょっとドタバタな展開も含めて楽しかったです!

赤鬼【キイチゴ】

赤鬼【キイチゴ】

キイチゴ

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この作品、初めての観劇ですが、実に素晴らしい。膨大なセリフをこなす役者さんたちがエネルギッシュで圧倒されますね。

仔犬たちの午後

仔犬たちの午後

AOI Pro.

アレイホール(東京都)

2024/07/12 (金) ~ 2024/07/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/14 (日) 14:00

闇バイトに関わった若者たちとその関係者。
各人物がリレーするような形のモノローグが中心でそこから彼らの関係性や背景が浮かび上がってくる構成が独特にして見事。要所要所に会話やマイクパフォーマンス(?)を挟んでアクセントにするのも巧い。
そうして語られるのは犯罪に加担したことから破滅に向かう若者……ということで往年のアメリカ映画(複数)を想起して「日本もこうなってしまったのか」などと思う。
また、年代的に連合赤軍も連想するが似て非なる……どころか根本的に違うのではないか?とも。

氷は溶けるのか、解けるのか

氷は溶けるのか、解けるのか

演劇プロデュース『螺旋階段』

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

く~、唸らされますね。死亡事故をめぐる群像劇、すごくリアルで、引き込まれます。観れてよかった。

靴下が裏返ってる

靴下が裏返ってる

そのば企画

高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これは見事な会話劇。大阪弁でのボケとツッコミが面白すぎる。大いに笑えて、ちょいちょいシニカルで最高です。

夏はみちづれ!

夏はみちづれ!

花まる学習会王子小劇場

インディペンデントシアターOji(東京都)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

笠浦さんが講師を務めていると聞いて興味を持った、中高生向け演劇ワークショップの発表公演最終日。昨年は発表公演のみが直前で中止になってしまったので、無事全ての日程を終えることができたのは、コロナ以降、初めてらしい。約110分。

ネタバレBOX

始まってからしばらくは、この調子で110分も続くのかと不安になったものの、だんだん慣れて(麻痺して?)くると、何だか愛おしさすら感じてきたから不思議。
氷は溶けるのか、解けるのか

氷は溶けるのか、解けるのか

演劇プロデュース『螺旋階段』

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

土曜日夜拝見しました。こちらの団体さんの作品はいつも考えさせられます。今回も難しいテーマで、誰が悪いとと決めつけられずすべての事象にリアリティーを感じて見ていました。これは見るべき作品だと思います。少し前向きになれるラストが嬉しかったです。

群論序説『ALICE IN WONDERLAND-不思議の國のアリス-』

群論序説『ALICE IN WONDERLAND-不思議の國のアリス-』

PSYCHOSIS

ザムザ阿佐谷(東京都)

2024/07/12 (金) ~ 2024/07/17 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「不思議の国のアリス」を戦前日本に設定を変えて翻案した話をベースに、数学者にして革命家だったガロアを絡めて、緻密に織り上げた脚本である。
耽美な世界を作っていた。客演に申大樹の姿が。貴族紳士風なビビッドな役どころに嵌まり、キャスティングの妙という所もあるが、私的には何より耽美的で哀切さや混沌の世界観に包み込む楽曲が良かった。凡そ三つ程の相の異なる楽曲(歌付きのもあり)がドラマの風景に変化と情趣を色濃く与えていた。
ザムザ阿佐谷の舞台をやはり縦に高く使い、動的にもダイナミックで躍動感がある。装置や小道具で「不思議の国」感を醸し、人物たちのキャラも寺山修司世界に通じてシュールを体現。高取英戯曲は三本目。

カズオ

カズオ

世田谷シルク

アトリエ春風舎(東京都)

2024/07/13 (土) ~ 2024/07/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久々の世田谷シルク。とくと見せてもらった。永井愛の本作は今回初めて耳にしたが初期の作品のよう。二人芝居に書かれた脚本ではなく、二人が入れ替わり立ち替わり登場し、秀逸な演技を繰り出す。その様が気持ち良いが、体調により睡魔が邪魔してストーリー把握はおぼつかなかった(視覚情報が薄くなるのを二人は人物を十二分にカリカチュアしてくれてはいたのだが)。楽しい芝居である事は分かったのでリピートできたならもう一度観に行ったと思う。
一つ、核となっているのは「カズオ」という存在が、登場人物ら(女性)にとって恋慕と依存の対象であり、女性の悲哀、滑稽さを自虐的に描いた作のようであった。金だけ貢いで捨てられた事に気づかない女・・等。。
戯曲は書籍として出版されており、どこかで入手できる可能性はある。読みたし。

氷は溶けるのか、解けるのか

氷は溶けるのか、解けるのか

演劇プロデュース『螺旋階段』

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

見応えあり。点描式に展開を伝え、くどい説明に走らず、最後には素朴かつ強い人間ドラマの構図を残す。1時間20~30分。他の書き手ならもう一つ二つ書き加えておきたくなりそうな所、ストイックに終わらせた。点描のイメージは周囲が闇に説ける劇場空間、照明のワークによる所も。
神奈川を拠点に精力的に活動する『螺旋階段』主宰による作演舞台を先般観た所だが、舞台の色をガラッと変え、クオリティを維持して実現していた。今日で終わってしまうが地元の方は是非目にして頂きたい。そして今後も注目である。

ネタバレBOX

突っ込み所、というか、疑問を残す部分はある。子どもが生まれて以降殺伐とした夫婦生活(夜の、でなく)が描かれ、ある時など毛虫のように夫を嫌い、酒に頼る妻がグラスに入った氷を亭主の顔にぶつけるシーンもある。子どもが生まれた後、子育てが不得意な妻が「求められる水準」に至れない事に、なのか、子どもへの愛情そのものが持てない、のか、それは夫との関係に起因するのか、と来て、しばしば特徴的に切り取られる妻の両親との関係(娘に対し何かと話を持ちかけ、干渉する)がどう妻に、夫婦に、影響しているのか、に疑問が移る。その答えは、作者なりに持っているのかいないのか、という所で、少なくとも「芝居的には」それを説明する必要は無いと判断されている事を感じるものの、気になる。夫婦が仲睦まじく新居での生活を始めた頃、賃貸でなく持ち家の方が良い、将来的にも、と両親は自分らの援助を申し出て、移ったばかりの新居から転居する事となる。(この両親は、訪ねた夫を拒絶する終盤の場面以外には、「夫婦に」ではなく常に「娘に」話をし、夫婦の選択を変えさせる、というやり方をする。)
妻が両親の説得に(その場面では娘は殆ど反応をしない描写になっているが)応じ、笑顔で夫を説得するのだが、不仲になった時点でこれをなじる材料にする。妻が夕食を作らないので夫は夕食をコンビニで買って来たが、これ見よがしにと妻は切れ、少しは自分で子育てをやってみなさいよと言い、「俺は毎日仕事を」にかぶせて自分のお陰で生活が出来てると言いたいわけ?と絡み、この家を買えたのは私の両親のお陰でしょ、と突きつける。そして顔も見たくない、と奥へ引っ込んで行く。
理不尽な主張、言ってもいない非難を言ったと相手を悪者にして自分の非を認める事ができない妻と、夫の関係とは、元々愛のない結婚だったのか?といった憶測が生まれる余地がなくはない。そして一度実家に戻った娘に対し、両親は「あなたには子育ては向いてない」「あの結婚には反対だった」と娘をもディスる言葉さえ吐く(毒親だったのか..)。そうした両親には、経済的には感謝しながらも反発を抱える部分が妻にもあって、これは親離れ(子離れも)が出来なかった家族の病理が「正常な夫」を襲ったという話なのか、それともそこに描かれていない夫の「子育てへの無頓着」というよくあるケースを土台にした話なのか、そのあたりは判然としない。
だが、ストーリーは進み、夫婦喧嘩を嫌った5歳の息子は夜家を飛び出し、工事現場にもぐり込んで穴にはまって溺死する、という展開があり、芝居ではその工事を担った土建業者(亡くなった親方の遺志を継いで新たに会社を立ち上げた)とその関係者の人間模様が、片側で描かれている。
冷め切った夫婦と、建設業者に繋がる面々とが、不幸な事故で接点を持つが、ドラマの焦点は、土建会社で働く従業員の「友達」が夜中酔っ払って工事現場の看板を蹴り倒したと聞いたその妹が、子を亡くした夫を頻繁に訪ねて行く、という奇行の方に移って行き、じつは自分も子どもを(お腹の中で)亡くした心の傷を持つ妹が、衝動的に相手に入り込んで行く様が最終的には感動をもたらす。
従って夫婦関係の「実際」はカッコに括る事が許される。のではあるが、夫婦の再生への希望を捨てていない事を最後に妹らに告げる夫が、叶わない希望にすがっている(過去にしがみついている)のか、実現不可能な事でもないのか、は重要だ。
芝居は娘(妻)側の揺れも切り取っており、可能性をほのめかすが、それは親との決別を意味するのか・・。子育てから解放されたがためにその葛藤が焦点となる事はないが、逆にその過去の傷を夫婦が顔を合わせる度に触り合うこととなる以上、どちらかが(あるいは両方が)自らの非を改める、という形でしか再出発はあり得ないのではないかと想像される。そこでこの夫婦関係にあった問題の本質が何だったのか、が気になって来るのだ。もちろん、そこには「あらゆるケース」が代入できる、という事で良いのかも知れないが。
そうした事から、作家としては「もう一つ二つ書き加えたくなるのではないか」、と想像してしまった。私てきには、あの無責任な親たちに復讐したっていい。皆それぞれ精一杯やってるのだから無碍に扱わなくとも、、とは普通の反応だろうが、今の日本を思うと、決別すべき事とは決別する、という姿を見たい願望はある。
ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-

ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-

Bunkamura

THEATER MILANO-Za(東京都)

2024/07/09 (火) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/27 (土) 18:00

歌舞伎町らしいダークエンターテイメントで面白かったです。
美術や照明も良かった。

青春の価値 プリズムエモーション

青春の価値 プリズムエモーション

劇想からまわりえっちゃん

Studio twl(東京都)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/27 (土) 14:00

青春を精一杯に表現しながら、思いっきりオモシロでまぶしてしまう感じが良かったです。
相変わらずの熱量で面白かった。

べらんだぁ占い師シゲ子

べらんだぁ占い師シゲ子

四宮由佳プロデュース

新宿スターフィールド(東京都)

2024/07/23 (火) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

全体的には面白かったのですがもう一波乱、ふた波乱有ったら尚、良かったです。

氷は溶けるのか、解けるのか

氷は溶けるのか、解けるのか

演劇プロデュース『螺旋階段』

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

子供の事故死という重い題材に、登場人物たち各人の正義で、思惑や行動がぶつかり合う。誰が正しいとか、誰が悪いとかではなく、これが現実か。観ている側は誰に共感するかで見え方が変わる舞台でした。90分と少し短めで、余韻とその後を想像させる終わり方。ただ、個人的にはやや各人の背景が伝わりにくいかもと感じた。

氷は溶けるのか、解けるのか

氷は溶けるのか、解けるのか

演劇プロデュース『螺旋階段』

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

良かったです。

いとしのヒナゴン

いとしのヒナゴン

千夜一夜座

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

謎の類人猿「ヒナゴン」を主軸にした心温まるストーリーでした。
合併問題、過疎化、選挙問題等、考えさせられる所も多々ありました。
役者さん達の熱演は総じて良かったのですが、舞台の質を下げてしまう出演者もいたように感じました。
優しい良い舞台でした。

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