最新の観てきた!クチコミ一覧

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義経ギャラクシー

義経ギャラクシー

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

四角いリングなのに。
セットなど何もない舞台に照明と音響で風景を映し出し、いろんな場所に連れて行ってくれる、すごく贅沢な空間。
今回の見所のひとつ、ある武器の形があんなことになるとは!
思い出しただけでワクワクする!

十七人の侍

十七人の侍

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度で観ても楽しい♪
今回のボクラ団義本公演vol.17はノンストップ・ソードアクション会話劇!!ほぼ殺陣なので迫力があります。感動、笑い、涙…他にも沢山の素敵な要素が詰まっています。メインキャストであり殺陣師でもある沖野晃司さんの殺陣はいつも感動します。剣と剣が合わさった時の会話や表情が好きです。ストーリーは少し複雑かもしれませんが観ながら解けていくのが楽しいです。残りの公演はもっと細かいところを観たいと思います。キャストの皆様の熱い想いを見届けに行きます!千秋楽は完売なので金曜日の夜、土曜日の昼・夜の3回がまだ楽しめます!!!

Glory Candy

Glory Candy

劇団ピンクメロンパン

明石スタジオ(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました
海外が舞台の劇です

あとはネタバレに

ネタバレBOX

映画バタフライエフェクトのような人生のやり直し劇

なんど立場が変わっても結末は悲劇

最期の主人公の希望に自分の人生の励みを頂いた気分になりました
玉川上水心中

玉川上水心中

めがね堂

RAFT(東京都)

2015/11/25 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★

作品としては踏み込みが欲しい
 太宰 治は6月19日の誕生日(遺体発見日・桜桃忌)直前、1948年6月13日(38歳)に山崎 富栄と玉川上水で心中した。

ネタバレBOX

太宰ファンならずとも文学好きなら誰でも知っている事実である。が、最後の数日の二人の行動には、謎が多いことも事実だ。前年には、「斜陽」が大ヒットして斜陽族という流行語迄生まれ太宰の名は一躍有名になっていた。その後も多くの執筆依頼が殺到し、創作にも熱が籠っていた。1948年5月10日には、「人間失格」も脱稿している。然し一方で、結核の進行もあったであろうことは考えられる。また文壇の寵児ともてはやされても、稿料は飲んでしまうし、多額の税に悩まされたことも事実ではあろう。
 今作は、こういった背景を前提に当時太宰が入り浸っていた小料理屋、千草の女将、太宰の一番弟子を自認していた田中 英光、小説「グットバイ」の担当編集者、妻、刑事やタクシー運転手の証言と太宰、富栄のフラッシュバックシーンや霊の現前で構成されたゴシップ事件史のような作りになっている。
 その点、脚本家はもう少し練ってほしい所だ。何をって、何故太宰は何度も心中事件を引き起こしたのか? についてである。別の言い方をすれば、何故、太宰は無頼派だったのか? と問うても良い。その根底にあったであろう彼のコンプレックス(複合意識)を想像力によって埋めて欲しかった。何故なら、実際に死に至ったこの心中事件には、不明な点が多いのだから、その点を脚本家の想像力によって埋める自由はあるハズだからである。この創作がうまく嵌れば今作は遥かに良い作品になったであろう。
8人の女優たち

8人の女優たち

喜劇団R・プロジェクト

遊空間がざびぃ(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

「決める」ってむずかしいですね!
色々と強烈! 見事に色づいた‘もみじ’に戦慄しつつも笑ってしまう。8者8様の手札や(裏)技を仕掛けるバトル。目を白黒させる男たちがある意味主役、‘受ける’ことで滑稽や笑いを作り出す。いくつもの色を着こなす、つもりでいつしか色に溺れてしまいそうで危うく、だからこそ魅力にあふれる女(優)たちはこんなにも一生懸命で健気(?)。魔法の言葉「カワイイ!」「キレイ!」を本能的に求め続けるのか、それとも時代とともに魔法の言葉も変わっていくのだろうか・・・。

義経ギャラクシー

義経ギャラクシー

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

物凄く練り上げられたSHOWのように
今回の義経ギャラクシーで、X-QUEST初観劇。
決して広いとは言えないステージ?リング?で、どんな事が始まるのかなと期待感が高まりました。
観てみたら、面白くて何度も声出して笑ったし、ホロリとさせるし、色々と絡み合ってるのにゴチャゴチャしてないし、お芝居を観たというより魅せられたという感じ。
これは、一度観てみないと!
友人に勧めました。

十七人の侍

十七人の侍

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

見たいところが多すぎて忙しい!
聞いていた通り全編にわたって殺陣、殺陣、殺陣の連続!
その激しさは役者さんたちの荒くなった息づかいと滴る汗が物語っていました。時々入るスローモーションの殺陣も良いアクセントに。
特にジュウゾウ(竹内さん)の必殺技には背筋がゾクッとする格好良さがありました。
『十七人の侍』は前方の席で役者さんたちの息づかいを感じながら観るのもいいですが、CBGKシブゲキという劇場はすごくステージの見やすい劇場なので、真ん中、後方の席で全体を視界に入れながら観るのもお勧めです。

最後に。
ボクラ団義さんの公演でいつも楽しみにしている前説。
この日(11/25)は、いつも前説でしゃべり倒している久保田さんが腹痛(別件)で不在でしたが、それでも電話番号を曝すと脅して竹内さんを呼び出したりとやりたい放題でした!
加藤さんが「上演時間はサッカーの試合2試合分あります!」とっていたのは偽りなしなので、楽しい前説を中座してでも開演前にお手洗いに行っておくことをお勧めします(笑)

義経ギャラクシー

義経ギャラクシー

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

充実の割引システム
前日に観たのに、それがあまりにも素晴らしくてまた観たくなって当日券で来てしまいました。
急だったので到着が開演間際になってしまいましたが、当日券なのにアブノーマルチケット料金!
普通、当日券はちょっとお高いのに…なんという良心的なサービス!
他にも学割だったりハシゴ割もあって、こういう所からも全力で楽しんでもらおうという気持ちを感じて嬉しくなります。
勿論、舞台も言わずもがな!観に来れてよかったです!

義経ギャラクシー

義経ギャラクシー

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

観てきたっ!
『義経ギャラクシー』最初にタイトルを見て、どんな作品なのか全く想像がつかなかったです。
観て、なるほど!こういう事なのかっ(・∀・)!と。
トクナガさんって、本当に凄い。それを形にする役者さんやスタッフさんも、本当に凄い。
泣いちゃうんだけど、笑わせてくれて、迫力の殺陣にはドキドキさせられて、心がバタつきました。笑
すべての方向から、1回づつ観るのが理想!
本当に、楽しい時間だった♪

汗と涙の結晶を破壊

汗と涙の結晶を破壊

綾門企画

アトリエ春風舎(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/12/01 (火)公演終了

満足度★★★★

羨ましい
演劇作品が作れる才能が羨ましいと思います。

ネタバレBOX

何かオブジェのような芸術作品を作っている作家たちの話。

天才肌、そこそこ能力があって継続は力という人、挫折して去っていく人、そもそもこの分野の才能がない人などの生き様が暗めのトーンで淡々と描かれていました。

どの業界でも同じですが、毎年一人とかいった枠があるわけでもなく、ちょっとしたきっかけで重宝がられ地位を築くといった運不運が存在します。

それでも、歴史の末端に演劇作品が残せる作者は幸せだと正直羨ましく思いました。
義経ギャラクシー

義経ギャラクシー

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

クセになる!
初日にも観劇させていただきましたが
色々な部分が進化していました。
殺陣・ダンス・アクションと素晴しくて
一度観ちゃうとまた観たい衝動にかられます!
更にX-QUESTさんは
ステージが四面リングで
リングに沿って座席があるので出演者さまが近い近い♡
走り抜けていく時に風を感じる事のできる
色々な意味で美味しい♬舞台です。
うぅ〜また観に行きた〜い(>_<)

十七人の侍

十七人の侍

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

できねー相談だ
殺陣!殺陣!殺陣!!!!!ソードアクション会話劇…たしかに。
○○○は序盤でわかってしまいます。初日観た時はパニックでした。場面転換に自分が追いついていけなくて(笑)今どこ?誰?っていう状態(笑)でも内容自体は一発でわかりました!深い部分がわからなかったので数回観劇中。
お気に入りのシーンやキャラクター、セリフが観るたびに増えていきます。今までみたことある役者さんも、この作品で好きだなー今までなんで良さに気が付かなかったんだろう…となりました。
私の本当の感想はネタバレ?っちゃーネタバレなのでネタバレBOXに少し記入。

ネタバレBOX

殺陣から色々な心情を読み取ることができて、最後の相討ちのシーンはそれぞれのおもいがつまっていて感動します。ソードアクション、と会話劇と理解できるかもしれないけど、私はソードアクション会話劇として理解しました。刀をあわせる人たちが何をおもっているのか、伝わりました。
からゆきさん

からゆきさん

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/11/14 (土) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★

さすがな演技

女の強さや優しさ、こわさがありました。

義経ギャラクシー

義経ギャラクシー

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

わくわく
開演と同時にわくわくしてどきどきして、ただただ夢中で観てしまうのです。ジャンル:X-QUESTにどっぷり浸かって抜けられそうにない…本望(。-_-。)
お仕事帰りのお疲れさまに特にオススメしたい舞台です!すっごく元気になれますよ♪

颱風(たいふう)奇譚 태풍기담

颱風(たいふう)奇譚 태풍기담

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

言語の違いを活かした演出が出色
料理人役:夏目慎也さんとその下っ端役のようなぺク・ジョンスンさんのかけ合いが最高に面白かった。
単に面白おかしいというだけではなく、言語の違いを活かして価値(力学)の反転を生じさせる笑いのため、本質的に素晴らしい。
それは脚本、演出、2人役者の演技力・個性が重なってできた素晴らしさだと思う。

全体として、私は『テンペスト』の内容を知ってしまっていたから、日韓で『テンペスト』をやる際にどういう落としどころに持っていくのだろうということを意識し過ぎて観てしまい、この結論も悪くはなかったけど、、、と思ってしまった。
『テンペスト』なんて知らない人の方が、色んな見方ができてより楽しめるのではないかと思う。

※全体の満足度は星4ですが、夏目さんとパクさんの賭け合いが絶妙なのでその点で星5。

ネタバレBOX

 とにかく料理人(夏目慎也さん)とその下っ端(ぺク・ジョンスンさん)との賭け合いが素晴らしい。日本人料理人は茨城弁?のようななまりで話し、日本語のつたない朝鮮人の下っ端と対話する。その際、日本人である料理人は、下っ端の日本語の発音をバカにするのだけれど、なまりのある料理人の方が下っ端の朝鮮なまりの日本語以上になまっているのだ。その料理人(日本人)が、偉そうに日本語の発音について下っ端(朝鮮人)を説教している滑稽さ。標準語に対する正しさ(近さ)という権力関係とは別の基準を用意したことで、日本の支配・朝鮮の被支配という関係を反転させる力学が働いたということ。何も考えなくても面白おかしいシーンだけれど、そういう意味で本質的にも秀逸。話の内容にも、料理人が「俺がお前を救ってやった命の恩人だ」と言うけれど、実はそのアイデア(ウイスキー樽につかまって生き延びる)は下っ端が出したものであるなど、似た力学の反転が描かれるので、これは意図的な劇作術だと思う。
 ソン・ギウン×多田淳之介コンビの前作『カルメギ』は日本語と韓国語を混在させる面白さが圧倒的で、それが全体として異常なグルーブを作っていた。今作で試みた「なまり」による方法は、日韓の言語の違いを活かした前作の演出を更に一歩前進させたと言える。この点は本当に素晴らしい。

 ただし、全体の物語の構成には少し物足りなさも残った。私が『テンペスト』の内容を知ってしまっていたため、どのように原作を変えて、日韓問題の落としどころにするのかという点に意識を集中し過ぎて観てしまったせいもある。比較などせずに受け止めたら、もっと別の観点で面白い部分を発見できたのかもしれない。
 途中までは『テンペスト』をなぞるように物語は進む。原作だと、プロスペロ―が自分をハメた者たちを赦すことでハッピーエンドになるのだけれど、今作では南シナ海の島の土人(原作のキャリバンに相当)が反旗を翻し、李太皇の所有する書物(魔術の源泉)を燃やし尽くす、と同時に、火山も噴火し(これは李太皇が使った術が作用したのか?)すべては灰になってしまう。
 近年、『テンペスト』のキャリバンをどう扱うかというのは、新歴史主義批評や脱植民地主義批評(ポストコロニアリズム)の影響をうけて、問題になているという。「植民地主義者プロスペロ―に抑圧される先住民キャリバンの苦痛」ということ。(ちくま文庫『テンペスト』解説:河合祥一郎 参照) 
 まさに今作は、そういう新しい視点からの改変の一つと言える。南シナ海の島の先住民の視点に立てば、日本の圧政から逃げてきた李太皇も支配者でしかない。日本と朝鮮との関係を更に相対化する視点として、南シナ海の島民(広く見れば南洋群島問題も重なる)が示される。日韓問題をこれだけ真正面から扱っている作品でなければ、この落としどころでも充分面白いとは思うのだけれど、日韓問題をガチに展開してきて、、、そこにスライドするのが、どうも釈然としなかった。一見斬新なようで、結局は安全パイに行ったんじゃないかという。かと言って、単純な「赦し」「和解」というハッピーエンドが観たい訳ではないのだけれど。
 書物を燃やすというのが、文明批判を含んでいながら、燃やしているのが主に陰陽五行などの非西欧の文化のものという複雑さは面白かった。

 総じて、大きな展開では不満もあるけれど、細かい部分ではとても面白かった。特に私としては、ソン・ギウン氏×多田淳之介氏共作のもっとも素晴らしい強度は言語の違いを活かした作・演出のような気がしている。その点は今作でも充分に素晴らしかった。
ミキシング・レディオ

ミキシング・レディオ

OIL AGE OSAKA

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑いっぱなし
初日観てきた!ドタバタハチャメチャなことが次々と起こる。空間も時間も1つだからとてもわかりやすい。コメディーはこうでなくっちゃ!笑いっぱなしだったけど泣くシーンもあり。大満足でした。

十七人の侍

十七人の侍

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

やっと面白く感じた
4回観て、やっと全体が理解できました。なので、聞き取りにくいセリフを聞き取ろうとする努力を止めることが出来て、ラクになりました。5回目の今回はじっくりと細かい所作にも注目して観ることができて楽しめました。

義経ギャラクシー

義経ギャラクシー

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

進化!!
数日振りに観劇でしたが、進化の速度が凄まじい!見逃したら後悔する、それだけ全身全霊全力のパフォーマンス!!これ程までに体感できる舞台を生で観れるの、今だけです。

放浪記

放浪記

東宝

大阪新歌舞伎座(大阪府)

2015/11/21 (土) ~ 2015/12/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

遂に観てきた!
遂に観てきた!
森光子さんが生きている間にも一度行けたらよかったのに~という思いはあるが、仲間由紀恵さんもなかなかいいのでは、と思います。

ある意味、金字塔の劇であるがゆえに、周りがはやし立てているだけと思っていました。
が、なるほど。これは素晴らしいと思える出来です。

役者一人ひとりが役に入り込んでいることはまず一つ大切。
ただ、それだけでは足りない。
テンポ。
背景など全く知らずに見た私でも楽しむことができ、
飽きさせない形でストーリーや演出が進む。

また、来年も見てもいいかな~、と思えるものでした。
ああ、冒頭でも行ったけど、森光子さんと比較してみたかったな~。

ネタバレBOX

・森光子はでんぐりがえり、仲間由紀恵は側転からの前転。いつまでできるかなw
・4部になっていた。途中、10分のトイレ休憩と、30分の食事休憩はさむ。
・NHKドラマの背景が分かっている方がより、玖美子の悪女っぷりが分かるのかな?まれでもそうでしたが、なかなかな自己中心的な悪女キャラで、驚いたw
Battlefield

Battlefield

パルコ・プロデュース

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/11/25 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ある意味では、究極の物語劇
ある意味では、究極の物語演劇。
ただし、究極=最上という意味ではないけれど。

まさしく神話的な時間が流れていた。
こういう感覚になることは滅多にない。

演出は「なにもない空間」のピーター・ブルックだけに、究極的に簡素。まさに、なにもない。
観客は想像力によって、あらゆる背景を埋め合わせながら舞台を見る。

何より物語が秀逸で、単純そうな物語の中に極めて多義的な意味が含まれている。

と、ベタホメしてはいるけれど、
英語がわからない私には、その素晴らしさも半減してしまった。
簡素な演出の分、舞台に集中すべきなのに、字幕ばかり追ってしまったからだ。
また、これは個人的なことだけれど、私の隣りに座った人の鼻息や深呼吸がうるさすぎて、意識を大きく削がれたことも影響してしまった。

でも、たぶん集中して観ていたら、もっと興奮したんじゃないだろうか、、、実際はわからないけど。

※実際の満足度は星4だけど、もっと集中できていたらということで星5。

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