最新の観てきた!クチコミ一覧

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わたしのゆめ

わたしのゆめ

ガラス玉遊戯

小劇場 楽園(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

いつの間にか
保護者会の会議に自分が参加してるような錯覚を覚えるほど
自然な演技で、思わず挙手をしてしまいそうになった。
すごく笑えるとかではないのにとても印象深い劇でした。

泳ぐ機関車

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

これぞ演劇 花5つ星
 通常では考えられない三部作一挙上演というハードスケジュールである為、皆の身体は相当疲れているハズなのだが、逆にそのことが効を奏しているようにも思える。肩の力が抜けてとても自然な演技になっている。もともと桟敷童子の強みはチームワークの良さだが、役割上、華のある役に付いている役者のみならず、ワキを演ずる役者陣の演技も自然に溶け合って、観客席から観ていて、本当にイリュージョンが立ち上がってくるような舞台である。
 三部作のトリをつとめる今作だが、話の内容では序章に当たる。初演は2012年12月。三部作の序章が最後に書かれているのは、東 憲司の過去への遡及が現在から始まったことを物語るのかも知れない。(ネタバレ追記後送)

ネタバレBOX

 

 規模は小でも筑豊一の炭鉱否日本一の炭鉱を目指した赤堀炭鉱の山主、三好 辰介は、アイスキャンデーの大ヒットで当初の運転資金半分、100万円を準備していたが、山を開くには、出資者を募るしかない。元々素人ではないもののあくまで現場リーダーの一人に過ぎなかった彼が山主になるには、越えなければならない数々のハードルがあった。赤堀の水は澄んでいた。それは、採掘が容易では無いことを示していた。岩盤が硬いことを意味していたからである。だが、それは同時に落盤事故が少ないことをも意味していた。大手は、採算が炭鉱経営の基本であるから、収益が最優先、その為に人命が失われようが、遺族から恨みを買おうが知ったことではない。ヤクザを使って脅し、下層労働者の憤懣を暴力で抑え込むのが常識であったから、手間暇の掛かる山には見向きもしなかった。この赤堀が有望だとの判断根拠は、唯一辰介の感である。出資を依頼した相手は、岳母、野毛 綾華。筑豊では押しも押されもせぬ名家の実力者である。その性格は女傑というに相応しい肝の据わった女であった。
 さて、山を開くと、高給と行き届いた社会保障、辰介の分け隔ての無い人柄、清廉で篤実な性格から、赤堀の神さまと慕われて、岳母への借金は僅か1年で返済。順風満帆で8年の月日が流れた。
泳ぐ機関車

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題1683(15-372)
19:00の回(晴)

18:20着、受付、18:30開場(自由席は整理番号順)。2012/12の本作がこちら初めてで、今回、嬉しい再演です。

今回の三部作公演(オバケの太陽、泥花とも105分)の中では一番長く(120分)、舞台も縦(客席の間の通路)横に広く使い最も動的な印象を受けました。内容も栄枯盛衰に焦点をあてた、暖かく、深みのある内容でした。

客演の山下さん「チェインソング(2012/12@駅前)」、中野さん「ちょぼくれ花咲男(2015/6@高円寺1)」を観ていました。

12月文楽鑑賞教室公演

12月文楽鑑賞教室公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです。
今回は津駒大夫が出演ということで、行ってまいりました。
やっぱり津駒大夫の義太夫は、情が深くて、厚みがあります。
そして、勘十郎さんの遣うお柳は、切ない美しさがあって、素晴らしかったです。

12月公演は、義太夫さんも三味線さんも人形遣いさんも人間国宝クラスの方々は出演されません。なので、若手の方々はいつもよりもちょっといい役をもらえるようです。二人禿の義太夫さんたちがちょっと頑張れ!だったので、☆4つということで・・・・・。

泳ぐ機関車

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

期待通り!
良かった!

炭鉱の町の少年の成長物語。炭鉱?明るい話の筈はない。でも、笑わせ、悲しませ、考えさせる。脚本、演技、美術、演出、全てが良い。

テーマ音楽のユーモレスク、とても切なく心に響くメロディだ。

えのもとぐりむ作品集 第5部 人の類い、十二の亜種(午・申・亥 編)

えのもとぐりむ作品集 第5部 人の類い、十二の亜種(午・申・亥 編)

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2015/11/30 (月) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

猿の類い
シンプルで素朴な作りの中に、ノスタルジーとリアル絵あることからの浮遊感を感じられる、柔らかい色模様。

母親の役どころと役者さんがよかった。

後半は静かに感動の余韻が途切れず寄せては返す雰囲気で、しっとりときれいな物語。

水仙の花 narcissus

水仙の花 narcissus

城山羊の会

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

城山羊3作目、斜に見た感想
岸田戯曲賞を取った前後の舞台を観ていた。リアリティを平然と無視して「娯楽」(即ち意表を突く殺害・濡れ場・裏切りなど)を優先し、観客はそれを良しとして喜んでいる、何と低レベルで下品な空間だろうと、唾を吐きたくなる初回であった。下品さをカバーする「何か」もない(何やら有りそうな雰囲気を醸してるが・・)。ただ、二度目、相変わらずリアリティ無視のテキトーさに再度唾棄したのだったが、「真面目に作ってる」様子がどことなく伺えた。もう一度だけ見てみるかと、今回三鷹くんだりまで足を運んだが、芝居が成立しており、最後まで面白く観た。
終盤で時間経過がおかしい部分があったものの、そこで城山羊の会の特色をいま一度思い出したという事で、そこまでは破たんなく見れた。ただし、ぶっ飛んだ話である事は同様で、これを成立させていたのはひとえに役者の力、とりわけ吹越満の演じる中産階級の狂気と良識の両極に振れるキャラクター、また周囲の者を常軌を逸した行動へ突き動かす謎の女性の美形、肉親でありながら別人である事を否定し受けいれてしまう妹、その夫、謎の女性の夫、男の娘のサディストぶり、彼女と不思議なバランスで関係している彼氏、胡散臭いコンサルタントなど、いずれも常軌を逸した事態を成立させるべくそこに立っている。
城山羊の特色は、あり得ない場所やタイミングで「発情」し行為に及ぶ場面が必ずある、という事らしい(三作とも共通していたので恐らくそうだろう)。
必然性があれば文句は無いがお家芸のようにその場面を仕込む必要はないのではないかと素朴に思う。しかしそれが集客や人気に繋がっているなら、時代のほうがエログロを擁する土壌と化しているのかも。文明の爛熟の中、抑圧状況を身体が感知している・・ 
お話については特段何か言い添える事はなく、深読みできる余地もないが、ただある場所で、奇妙な出来事が起こり、その事態にあって初めて人間が見せる興味深い反応を、舞台上で描いて見せたものだ、と言える。で、毎度の事、その感情は人間が「追い込まれた」時のそれであり、作者の狙いもそういった修羅場での人間のありようを如何に醜悪に描き出すか、という所にありそうだ。
今回は優れた俳優(チョイス)と戯曲とのマッチングにより、他では目にできない舞台を味わえた、と思う。

不完全パッケージ

不完全パッケージ

男〆天魚

テアトルBONBON(東京都)

2015/12/06 (日) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきたっ!
『男〆天魚』も、作演の井上テテさんも、役者さんも(ひとりだけ観た事のある女優さんがいらっしゃいましたが、ほとんどの方が)はじめましてでした。
勧めてもらえなかったら出会えなかった作品です。勧めてくれた方にめっちゃ感謝です♪
観に行けて良かったーっ!本ッ当に楽しかったっ!
こんなに、手を叩いて、声を出して笑うような舞台、久しぶりでした!みんなで歓声とかあげちゃって、スゴいシーンでは拍手が起こって、なんかもう客席の雰囲気がすごく温かくて、幸せ感じちゃう位に心地よかったです!
映画とかテレビとか、色んな娯楽がある現代だけど、やっぱり生の舞台の持つ魅力は何物にも代えられないなって、改めて思いました。
本当に、本当に、楽しかったです!

モデラート

モデラート

ゆめまち劇場

浅草六区 ゆめまち劇場(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/09 (水)公演終了

満足度★★★★

懐かしい

生演奏と生歌と芝居。

曲は懐かしいすぎる曲ばかりで歌っちゃいました。
女性の歌い手さんが、高音な曲を歌ってたのですが、ちょっと無理な感じがしました。

舞台は、最後は泣かされました。

オーディション/部屋

オーディション/部屋

藏下右京×渕上夏帆 二人芝居

東京大学駒場キャンパス 学生会館地下一階 第三音楽練習室(東京都)

2015/12/06 (日) ~ 2015/12/09 (水)公演終了

普通に面白かった
両の意味で若さが溢れる。オーディションは面白い。
学生の特権で場所に恵まれるのもあるが、ごっこレベルで何千円も取ったり、利益を役者に還元しない劇団は見習うべきだと思います。運営するのに必死になるのはわかるけど、なぜ芝居をするのか、原点回帰も兼ねて大切だなと。学生さんの演劇には学ぶところが多いと思います。

泳ぐ機関車

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり期待通り
初演時に続いて2度目の観劇。コレは凄いね。客演陣も素晴らしく今後も何度でも観たい舞台。
取り敢えず楽日も行きます。遠方から通う価値ありですね。

糠床 -nukadoko-

糠床 -nukadoko-

妖精大図鑑

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1682(15-371)
19:30の回(晴)。

19:00受付(ギャンブルは避ける..笑)、開場。

入ると天井から紙コップが吊られ、いろいろ書いた紙(短冊?)がついていて紙コップの風鈴のよう(糸電話)。中央に「台」、短冊がびっしりと貼りついていて、手前に照明が当たった糠漬け壺が輝いています。

下手に冷蔵庫、炊飯器、めくり台、上手奥にちゃぶ台(使わないのかな、と思っていたら最後に食卓のシーン、炊き立てのご飯に漬物、がありました。

19:25前説(劇中、無線を使用するので携帯の電源を切るようにと..はたしてどうだったのか?)。19:30炊飯器をセット、壺から声が聴こえ(爆!)、前説、60分、開演~20:33終演。

4作目です。今回は、目元が腫れているようにみえながらも体力十分そうな三人による超短篇集。

よく衣装替えができたもんだと思うほどの素早さと凝りよう。芝居に、ダンスに、楽器演奏と楽しさいっぱい。

「おでんくん」がおでん村なら、こっちは、かき混ぜられてナンボ、アイデア勝負の糠床タウン。

サイトをみると永野さんは「芸術総合高校」卒とあります。ということは、先月、さいたま芸術劇場で行われた演劇中央発表会を観に行きましたが、オノマリコさんの「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」を演じた(関東大会出場!!)ところですね。

次回はセッションハウス(2016/2)ですね、古澤さんをはじめ大勢のチーム編成、観に行きましょう。

泳ぐ機関車

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

物語演劇としてすごい完成度!
初演の時に衝撃を受けて、2回観てしまいました。
そして今回の再演も観ました。

今回は内容も知っているので冷静に観ましたが、すると脚本も演出もすごい完成度だなと驚きました。完璧に計算されているというか。
内容も一義的ではない広がりがある。

そして、ハジメ役大手忍さんの演技がすごい。
野毛綾華役の板垣桃子さんも見ているだけで笑ってしまうくらい強烈。
他の役者さんも、本当にすばらしい。

逆境ナイン

逆境ナイン

劇団未踏座

スペース・イサン(京都府)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

ばかばかしーい、けど超真面目な熱血スポ根
ナンセンスで超ばかしーい、けど超真面目な熱血スポ根!

笑いあり、感動ありの、140分の長編でしたが、主人公・不屈の成長が丁寧に描かれていて、全く長く感じませんでした。
楽しめました!

ネタバレBOX

帰りに中古DVD屋さんで映画「逆境ナイン」が有ったので思わず購入300円!

見比べて観ると、映画の方は地方予選の序盤をかなり割愛。
そのため、不屈の成長過程が飛ばされ、若干残念。

一方、舞台ではヒロインがマネージャーと桑原さんの2人居たのですが、映画では2人をマナージャ役の堀北真希1人に集約。
逆に映画は映画でスッキリ観れました…。

見比べると、イロイロと面白かったです。
お涙ちょーだい!

お涙ちょーだい!

演劇ユニット スイス銀行

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/07 (月)公演終了

満足度★★★

ホッコリ楽しいコメディ☆★
昭和っぽい飲み屋が舞台で、そこにファンタジーの世界観を上手く融合させてました♪コメディやけど、最後はジーンと来る後味が心地良い★天使役のお二人がいい味出してました。最近注目してる福山俊朗さんもさすがの存在感でした!!

あの子

あの子

ソラカメ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★

リアルで、シニカル
結構笑いも多いけど、とてもリアルで、シニカル。考えさせられちゃいます。現実でも、いなけりゃ困るひとなんで殆どいなくて、誰でもいつでも首のすげ替え可能ですからね。なかなかにキツイ話でした。

12月文楽公演

12月文楽公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★

せつなすぎる袖萩
これは名作だ。親子の情の切なさが胸に響く。それを伝える人形の動きの見事さ。歌舞伎として人間が演じるより深く突き刺さってくるかもしれない。

朱雀堤の段では、物乞いに身をやつした袖萩が娘のお君と一緒に登場するが、このお君がとても健気だ。袖萩は浪人と恋に落ちて勘当された身。父親は、天皇の弟環の宮が何物かにさらわれ、苦しい立場に追い込まれているが、その捜索としてここに来た時に物乞い小屋の女が自分の娘であると気付く。しかし、盲目の袖萩は父が来たことに気付かない。

父と娘の関係は、次の環の宮明御殿の段でさらに、劇的になる。雪の降る中をお君に手を引かれて父がいる御殿に来るが、その女が袖萩と気付いた父親は戸を閉めてしまう。母の浜夕が娘の姿に驚くが、夫の手前素知らぬふり。そして袖萩が歌祭文に乗せて親不孝をわびるそのシーンが本当に切ない。

父親も結局、環の宮失踪の責任を取って切腹、袖萩も我が身の不幸を嘆いて自害する。人形たちの名演技もさることながら、情感を込めた大夫の語り。物語に引き込む伝統の技は、脈々と続いている。

鳥の本

鳥の本

ゲッコーパレード

新宿眼科画廊(東京都)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/08 (火)公演終了

満足度★★

物語が…
旗揚げ公演…この物語のテーマは、そして何を伝えたいのか、ということが分り難い。当日パンフによれば、当初メーテルリンクの「青い鳥」を上演することにしていたが、それを解体し残ったのが「鳥」と「本」だったという。そして関連した参考文献が31冊記されている。
文献の内容が少しずつ観てとれるが、そのイメージはアンダープロットまたはインシデントといった本筋がない挿話の寄せ集めのような感じである。劇団名「ゲッコーパレード」ならぬ、「結構パレード」として少し“目的”のある物語も作ってほしい。劇団名は「目的ではなく人の集まりこそがパレードのように活動や表現を形成していく」という信条に基づくという。しかし芝居は、演じる側と観客のキャッチボール(場の雰囲気も含め)であり、相手のミット(心)に響かせることが大切ではないだろうか。

ネタバレBOX

素舞台、衣装は普段着のようであり自然体のような雰囲気である。舞台は出入り口側にスペースを設けて、劇場奥側が客席である。座クッション、丸椅子(どちらも背もたれなし)であり、長時間の観劇には不向き(本作は約70分)。客席両側の通路も使用し演劇空間を広げる。

挿話のよう…参考文献の中から、例えば「青い鳥」や「文鳥」はその登場人物の名前を使用しているから、外国人・日本人の名前が混在し、その時点で物語の一貫性は見えない。
あくまでプロットの参考程度にし、劇団としてのオリジナル作品を作り上げて欲しい。

役者の演技について、身体的表現は面白く観応えがあったが、台詞は噛むシーンが何ヶ所かあり、今後の課題も見えたのではないか。
全体的に、表現は安定し魅力もあることから、もう少し本筋(物語)を明確にすれば面白いと思う。
今後、楽しみな劇団であると思う。次回公演に期待しております。
わたしのゆめ

わたしのゆめ

ガラス玉遊戯

小劇場 楽園(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

高尚な密室劇
密室劇での言葉の応酬、そしてどんでん返し。
観ていてハラハラドキドキ。
テーマは重いものの、
それぞれの役どころに感情移入しながら物語を呑みこめて
これぞ生の舞台の魅力であると感じる。
また役者さんも、カラーの違う演技力の高い方がそろい、
話の説得力と面白味を高めてくれた。
キャッチーなタイトルとフライヤーからは想像しえない
骨太なテーマと内容に感服。
とても良いお芝居でした。



ネタバレBOX

なんだこの偏見おばさんに、事なかれ教師は!と
しっかり思わせる演技力。
キャバ嬢がソープ嬢とはまた大胆な展開!
風俗への偏見の高さはチョット気になったものの物語の流れ、
展開の構築など秀逸な作品でした。
売春捜査官

売春捜査官

EgHOST

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

結構良かったけど。
「観てきた」の他の方の講評を見ると結構、厳しいことが書かれていましたが、実際に観てみると結構楽しめ、良かったと思います。木村伝兵衛役のまついゆかさんの演技が、主人公の多面性を見事に演じられていて、動きもキビキビと良かったと思いますし、熊田刑事役の南条さんもタチ役で男らしくて良かったです。つかこうへいさんの熱海殺人事件とは別物というご意見もありますが、これはEgHOSTさんの作品として良い舞台だと思いました。私は最後の娘への独白で泣けました。更にブラッシュアップしての再演を期待しています。

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