最新の観てきた!クチコミ一覧

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万世不易

万世不易

劇団Athletics

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ
チケットプレゼントありがとうございました。

旗揚げらしく、若い始まり方でした。

ネタバレBOX

【制作さんへ】
空調がかなり寒かったです。
会話ベースで進むので、話に耳を傾けたかったのですが、身体を温めることに必死で集中力が削がれました。

上演時間のアナウンスもなかったかと思うので(もしかしたら前説の放送で言ってたかもしれませんが、場内案内の声と被って聞き取れなかったので)あとに用事がある身としては相当不安でした。

今後、作品を見せる段階、導入として気にした方がお互い良いかと思います。宜しければご検討ください。

【作品について】
前半が単純にパワー押しだったところは「元気でいいなぁ」と思って見てられたのですが、後半に行くにつれ複雑なことをやろうとしてかどんどんパワーが落ちてて役者さんを見ても感じ取れるものが少なく(恐らく台詞以外への意識が薄い?)、9割説明台詞の作品だったので聞くのも疲れてしまい、正直飽きてしまいました。

終わり方は好きだったので、そこにたどり着くまでをもっと楽しみたかったです。楽しめなかったので。

旗揚げおめでとうございます。
たまたま巡りあった身として少し文章として記しました。

この先も、やりたいこと、見せたいもの、その他諸々に向けて、たくさん楽しんで苦しんで頭使って身体動かして、団体として前進できますように。
10978日目の鏡

10978日目の鏡

劇団だるめしあん

十色庵(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

明日への活力をくれる演劇
観終わって劇場を出ると、少し世界が変わる、そんなタイプの観劇体験でした。
詳しくはブログ
http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52361900.html
にて。

金の卵1960

金の卵1960

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2016/01/28 (木) ~ 2016/02/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

だるま座初見
プレゼントチケット、ありがとうございました。その日は偶然のことながら、同じ1960年代を描いた作品をもう1本見ており、興味が倍加しました。1960年代というと、終戦から15年ほどしか経っていないという、今から15年前というと2000年に入った頃のことだと考えると、そんな程度の時間空間だった、と認識を新たにしました。

一方で戦争を知らない世代が、「安保反対」を叫んで国会周辺をデモり、一方で貧困から何とか脱しようと集団就職してくる若者がおり、そのまた一方で、戦争を引きずる大人たちがいる社会だったのだと。
その社会的背景がよく描かれていて、特に、中隊長を演じた俳優の存在が芝居の要になっていると思いました。

しあわせな日々

しあわせな日々

双身機関

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

老々
明日は我が身と思いつつ心が痛みます。

ネタバレBOX

行動範囲が狭まった、あるいは寝たきりに近いのか、老婦人が死に至るまでの日々を描いたようなベケットの作品。

(n+1)/(365*100)とn/(365*100)の差は小さいですが確実に変化はあるわけで、因みに100は盛ってみました、一幕では胸から上が出ていましたが二幕目では首から上だけになり、日常生活はままならなくなり、拳銃自殺することもできなくなりました。

そして、動けていた夫の方が先に死ぬと妻も死にました。老々介護の悲惨さを象徴するかのような先見の明のある作品でした。自己をコントロールできるうちに何かをすべきかと心が痛みます。

冒頭の、神に祈るのではなく、神のことを祈るシーンは痛快でした。待っても来ない神です。そもそも神は人間が作った想像物、自分亡き後のペットの行く末を心配するようなものでしょう。
片想い

片想い

方南ぐみ

俳優座劇場(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

動物は出て来ない。
動物園が舞台なのに、ぬいぐるみとかをあえて使わない演出に好感。
扉座の岡森さんの熱演で芝居が締まっていた。

飛龍伝 2016

飛龍伝 2016

大坪企画

劇場HOPE(東京都)

2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

小劇場ならではの臨場感!
神林美智子と山崎一平の最期に魅せられます。
素舞台で照明、舞台衣装そして役者の演技力で勝負すつか作品は大劇場のそれより小劇場の方が格段に臨場感があり、役者の一挙手一投足が五感、六感で感じられる。
つか作品のヒロインは女性のもつ清純さと穢れさ、そして芯の強さを求められるので役を演じるのに特別な覚悟が必要だと思っています。
稲村さん良かったです。別のつか作品でも見たいですね!

飛龍伝 2016

飛龍伝 2016

大坪企画

劇場HOPE(東京都)

2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めての「飛龍伝」
プレゼントチケットでこのような面白い芝居、しかも最前列とはありがたいやら嬉しいやら。客席は小なりといえど一杯、連日盛況のようで、そんな中でのプレチケという大盤振る舞い、感謝。

もう少し大きい劇場で、もっとたくさんの観客とともに、と想像すればあの熱気がもっと増大するだろうに、と思うけれど、小さい空間ながら、黒一色の素舞台で、男たちの乱闘、汗の滴り、つばの拡散、客席まで飛んできそうな血しぶき、と独特の疾走感と矢継ぎ早の台詞。特に大坪さんの流れるようなセリフ回しに、酔いました。

ありがとうございました。また寄せてもらいます、今度はお金を払って。

ミルフィーユ

ミルフィーユ

aibook

OFF OFFシアター(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

不器用な男!
ワンシチュエーションの細やかな舞台セット、効果としての暗転時のアコーディオン、がより臨場感を醸し出す。
役者陣のレベルは高く自然な会話からの感情表現が素晴らしい。
女性3人での酔っぱらっての会話は印象的、見事でした。

ネタバレBOX

津波の被害で荒れ果てたある漁師町が舞台。
周辺人は高台に引っ越したり、町を離れていった中、海辺にとどまり漁師を続ける内村浩市という男が主人公。妻が原因不明の病気で体調を崩し、実妹夫婦の家で療養しているが、浩市は見舞いにも来ない。
浩市の義理の妹夫婦、実妹、幼馴染の心配を後目に生き方を変えない。
見舞いに行かない理由とは・・・。浩市の単なる言葉では伝えられない苦悩を描いている。
超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ヒーロー
毎回 カプセルの公演の光と音は立体的
笹ファク最後の公演 いつも以上にセットも幻想的

今回ファイナルに相応しく内容が盛り沢山
吉久さんの想いを感じる

そして なによりアクションが華麗
贅沢な舞台

厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

鬼の居ぬ間に

古民家asagoro(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

違う
初日は夜の公演だったので 会場内が暗かった
薄明りの中 絶妙な演出だと思った
千秋楽は夕方だったので 多少の明かるさの中で観る

同じ演出で違う芝居に観える

劇場で 同じ芝居を観るのもいいけど
自然状況で変わるのもまたいい

いつもながら 鬼の公演は人の中に棲む悪意や鬼に変わる瞬間について
考えさせられる

万世不易

万世不易

劇団Athletics

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

熱い舞台 リアルも認識
 基本的に素舞台。椅子だのベンチだのになる直方体やいくつかの立方体があるのみである。つまり基本的に役者の技量に負う舞台になるということである。(追記後送)

ネタバレBOX

 初日で若い役者ばかりということもあるのだろうが、しょっぱな噛むシーンが多かったのは残念。だが、シナリオは中々深い。過ち(若気の至り)がある分、それでもがむしゃらに突っ走り最終的に負けることを肯んじ得ない可能性への曙がほの見えるからだ。言うまでもないことだが、負け続けて千回を数えるに至るも降参せずに戦い続けるなら、それは最終的敗北を意味しない。反体制或いは非体制のポジションで戦うということはそういうことである。
 三島や右翼が死ぬことによって自らの責任を放棄するのみならず、美学に昇華した気になって自らを神格化するナルシシズムは醜悪である。尾籠なことを書いて申し訳ないが、三島の切腹は真一文字に腹をかっさばいてはいない。真一文字にかっさばいたのは、森田 必勝の方であるし、朝日新聞社で拳銃自殺を遂げた野村 秋介は末期癌患者であったという話も聞いている。本当に評価するならば、三島の割腹以後、矢張り自刃した村上 一郎こそ評価されるべきである。何故、自分がこう言うかは、草奔に関する村上の定義と三島の論じた上滑りな右翼理論を比べれば明らかであろう。この程度の比較は自分で調べよ。ヒントは与えた。
 少し作品から逸れた。
のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

株式会社ADKアーツ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

可愛すぎるキャラは良いのだけど
ストーリーは明快!キャラのコスチュームも可愛い!殺陣もなかなかなもの!猫独特のじゃれる仕草などかなり可愛すぎる!しかし、単純すぎるストーリーには引き込まれるものがなく、キャラを楽しむ舞台となってしまっているのは確か。まぁそれ目的の舞台なのかも知れないが・・・。

ミラクル祭'16

ミラクル祭'16

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

色々あるうちの、A
Aバージョンを拝見しました。

コメディとサスペンスの組みあわせでした。
一本目は、何も考えずにその場で起きている
ちょっと変な人たちのちょっと変な日常的が
絶妙なバランスで笑えました。

二本目は、打って変わって途中から真剣で
ドキドキする展開でした。
少々読めてはしまう展開ですが、楽しめました。

他バージョンのお話も気になります。

奴らの影踏む千葉

奴らの影踏む千葉

MCR

シアター711(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

主役が誰なのか
観る人によって変わると思う。

ネタバレBOX

よ~~く見ると、この時点での物語には二組のカップルが存在するような気もする。

3000万円貢いで殺される女の子とその愛情を空気のようにしか感じない男、そのお金で食べる給食の味がしないと笑顔で話す娘と、その娘の前では死ぬほどカッコいい父親であり続けたい冴えないオッサン。

娘と弟が古臭い歌を泣きながら女の子に熱唱したときから運命の歯車は狂い始める。

男は紛れもないスターだった。

眩い光で見る者を魅了するが多少時代遅れだった。

彼の時代が再び訪れない限り、女の子の従属物でしかなかったはずだった。

しかし機は熟しつつあった。

男は再びブラウン管に映って、でも家に帰ってスポットライトを浴びていない自分の方が素敵だと娘に言われる夢に酔っていた。

女の子の方はと言うと、全てを捧げつくしてなお1000馬身も差をつけられているのに気付きながら、更に自分よりずっと若くかつ父親と血のつながった娘の眼を見て現実を感じながらなお夢を捨てることが出来なかった。

それがこの物語のクライマックスだった。

ミラクル祭'16

ミラクル祭'16

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

■Aバージョン■
二人の演出家×3バージョン企画。『この好きは通らない(反転)/その他短編』脚本・演出:ハセガワアユム(MU)が特にお気に入り。いやァ笑った。
もう一方の作品の満足度が高ければ★四つ以上でしたが。

のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

株式会社ADKアーツ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

ニャ~

猫の戦国時代の世界なのに、のぶニャが様がしっかり信長様で、仕草が時折ねこになる。から、猫の世界だと思い出すみたいな。
衣装もめちゃくちゃ可愛いし、役者の動きがいいから殺陣もいいです。
たくさん笑いもあり、のぶニャがと蘭丸の絡みが凄くいいところもあり。あたしは、観劇回数を増やしました。

片想い

片想い

方南ぐみ

俳優座劇場(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

あんな時代にも
あと何日早かったら・・・今まで観た戦争時代のものでは、そういう悔やみが残った。この舞台には重く辛い時代にも明るく、そして諦めずに頑張り続けた人々がいた。こういう話、あったことが有り難い気がする。岡森 諦の溢れるような感情の爆発して部分、さすがの熱演でした。

片想い

片想い

方南ぐみ

俳優座劇場(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

優しさ

最後に自然と涙が出てました。
気持ち温かくなるラストでした。

飛龍伝 2016

飛龍伝 2016

大坪企画

劇場HOPE(東京都)

2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱量が半端ない。

マジなビンタや蹴りにビックリしました。HOPEで観るのが贅沢すぎな作品でカンパニーだと思いました。

にてないモノマネ

にてないモノマネ

実験劇場企画公演

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

お金を払ってでも是非
スピード感ある場面展開が若さに合って魅了的な作品でした。
多くの中の一つでしかないけど、テレビなどで語られる若い世代の批評よりこの舞台を観劇した方が有益だった。

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