最新の観てきた!クチコミ一覧

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椿姫

椿姫

東京二期会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

15日を鑑賞。
二期会なので日本人歌手による公演であるが、なかなかの高水準。主役の歌手二人の名前(種谷典子、山本耕平)はあまり知らなかったが、細やかで柔らかい歌い方がこの甘く切ないオペラの情感に合っていた。オペラ歌手としての演技力も高い。第2幕など涙なしでは聴けない。舞台演出もすばらしい。あの独特の白い花びらみたいな物体(呼びようがない)を配置して高低をつけた立体的な舞台空間が興味深いし、第3幕以降では巨大な円形鏡が舞台上に吊され、バレエなどが真上の視点からも楽しめた。ちなみに、このバレエには「これ、アイーダのシーン?」と思わされた。歌唱、演出、バレエどれをとっても良い。

イリクラ2023 〜Iridescent Clouds〜

イリクラ2023 〜Iridescent Clouds〜

カガミ想馬プロデュース

六行会ホール(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/07/15 (土) 13:00

Fを観劇。
歌とダンスともに迫力があり美しかった。
力技の感が強い笑いが多かった。
ストーリーに関しては、自分的には入ってきにくかった。

一貫性ガン無視ガール

一貫性ガン無視ガール

モミジノハナ

新宿眼科画廊(東京都)

2023/07/15 (土) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/07/15 (土) 14:00

野花紅葉のソロユニットが3種類の短編を上演する企画。すげぇ面白い。29分,36分,33分。
 「南京豆ノハナ」は河村慎也の作・演出だが、ここはチョットダメな人たちがチョットだけいい方向に向かう話が多く、本作もそういう風に進む。ダメダメなカップルと、女の友人、男の先輩の女、そして、居酒屋の店員の5人で展開される、実はいい話だが、居酒屋店員役(丸橋ばちこ)を置いたことで、非常に面白く展開されていると思う。
 「ポーラノハナ」はリリセの作・演出で、野花の一人芝居。本人の自己紹介かのように始まって、次々に別の人物を演じる展開が巧い。「モテル」らしい野花紅葉を巡っての話。モデルもやってるらしい野花のスマートな姿も眼福。
 「マリカノハナ」は野花紅葉の作・演出で福永マリカとの2人芝居。同じ誕生日の30歳と25歳が出会うが、ちょっとした勘違いから話は変な方向に向かい…、という物語。巧妙な展開とセリフのキレがいい。

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「鹿版 銀河鉄道の夜'23」の初日。ちゃんと音楽劇になっているし、ショルダーパッズの面々の動きもすばらしく、キワモノ感よりも清々しさの方が勝っている。

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2023/06/29 (木) ~ 2023/07/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

特撮作品の制作現場の物語。前向きな予感の終わり方で良かった。

ネタバレBOX

特撮番組の1エピソード作品/作品の修正の圧力をかける放映局 を、差別を受けるひとびと/差別をするひとびと になぞらえたのかと思った。

テレビ局側は作品の放映によって生じる反響を怖がっており、
制作プロダクション側はテレビ局の意向に逆らい失職することを怖がっている。

確執を経た後に、面白かったと作品を評価する言葉を表したテレビ局関係者の姿に、被差別者への恐れを手放した大衆側のひとびとを連想した。
兎、波を走る

兎、波を走る

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2023/06/17 (土) ~ 2023/07/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/07/09 (日) 14:00

2度目の観劇。いろいろと懐かしい感触が面白い。127分。
 アナグラムの多用など、遊眠社時代の雰囲気を感じる。カーテンコール4回だが、スタンディングオベーションがなかった。

ダブルブッキング!2023

ダブルブッキング!2023

エヌオーフォー No.4

新宿シアタートップス(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観客がいない(ことになっている)客席通路を役者さんたちが通ります、走ります。スタッフさんも紀伊國屋ホールとシアタートップスを行ったり来たり。話には聞いていましたが本当に大変そうですが笑っちゃいます。私が、え?ここで?と思ったところで笑っていたみなさんは、多分昨日紀伊国屋ホールでの公演を観た方と思われます。明日紀伊國屋ホールへ行って確かめて来ます。
全然違うタイプの劇団の両方に出演する気でいた主人公。どちらも出演可能になって、上演されてしまうと言うパターンでのお話も観てみたいです。もちろん皆さん、何らかの理由であっちとこっちを行ったり来たりする羽目になるのです(笑)。
巻き込まれてしまったお花屋さんが良かったです。

ネタバレBOX

欲を言えば、最後なんだかしんみりした感じになっていましたが、ドタバタのまんまで終わって欲しかったかな。
『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

ムシラセ

駅前劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

やっぱり天才でした。それに応える役者陣もさすが。優しさと愛しさがてんこもり。

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「鹿版 銀河鉄道の夜23」初日を観劇
終了アナウンスが流れても鳴りやまない拍手
そういう自分も手が痛くなるくらい手をたたいていた
何だろう、この湧き上る感情は

女性陣は白の清楚な衣装(ジョパンニ役の葉月チョビさんだけは白のボーイッシュな衣装)
男性陣はカンパネルラ役の丸尾丸一郎さんをはじめ全員が肩パッドで股間隠し、ほぼ裸の一択
もう完全にヘンテコな格好なのだけれど、全員体型が良いのと動きが素晴らしく、もはや芸術の香りさえしてくる
とはいえ、その際どい恰好を活かして笑わせるのも忘れない
そこはチャッカリしている(笑)
めくるめく芝居、歌、ダンスのコンビネーション
元祖鹿殺しのぶっ飛んだ感覚と「銀河鉄道の夜」の浮世離れした感覚が絶妙にマッチングしていて喜怒哀楽と言えばいいのか上手く表現できないけれど、色んなものが混然と入ってきて何とも言えない感情がこみ上がってくる
鳴りやまない拍手、トリプルコールに応じてくれ面白い話も聞く事ができ、もう大満足の舞台でした

空白 / I face my void.

空白 / I face my void.

餓鬼の断食

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2023/07/14 (金) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

満足度★★★★

女性三人男性三人の会話劇
二十歳~二十八歳のジェネレーションで繰り広げられる、今時の会話で始まる(これが早口で聞き取りにくく、途中で英語での会話もあり英語がリスニングできないと…)
自己紹介から展開される過去に基づいて、今の自分のポジショニングとこれからの未来への希望的展開の話しが進む
各々の経験に基づいて育まれた自我やキャラが、他の人との軋轢を産みはじめて…
とても人間らしさというか、若者達の成熟していない感情なんかが楽しめます
制作が最低😢💨💨時間まで暑い外でまたされたり、段取りの悪いこと
やはり演劇は内容だけでなく、入場する前から始まっていることを理解すべき 残念

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても楽しかったです。
ミュージカル風でもあり、お芝居にもなっている。
[銀河鉄道編] を観たのですが、ちゃんとキチンと丁寧に作られていました。
ところどころ笑えるところもあり、楽しめました。

チラシから大丈夫か心配しましたが、本格的なダンスでビックリしました。


ひとつだけ気になったのは、ライトがまぶしくて目が開いてられないところがありました。

正義の人びと

正義の人びと

オフィス再生

六本木ストライプスペース(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

1905年2月17日、セルゲイ・アレクサンドロヴィチ、モスクワ総督暗殺事件。エス=エル(社会革命党)のテロリスト、イヴァン・カリャーエフが馬車に向かって爆弾を投擲。セルゲイ大公は当時のロシア皇帝ニコライ2世の叔父にあたる。
1917年のロシア革命に至る布石となったテロ事件。
日露戦争の最中であり、エス=エルへの資金援助は明石元二郎大佐による諜報活動の一つでもあった。
1881年父親であるロシア皇帝アレクサンドル2世も馬車による移動中、爆弾テロによって暗殺されている。

ボリス・サヴィンコフの回想録『或るテロリストの回想』を下敷きにしたほぼ実話。
舞台は帝政ロシアの反体制地下組織のアジト。セルゲイ大公暗殺計画の実行前夜。

詩人でもある優しいカリャーエフ(岩澤繭さん)
複雑な内面を吐露する恋人ドーラ(あべあゆみさん)
組織のリーダーであるアネンコフ〈モデルはボリス・サヴィンコフ〉(磯崎いなほさん)
投獄されて酷い拷問を受け、復讐に燃えているステパン(加藤翠さん)
パーマ的に髪を盛り上げているヴォワノフ(嶋木美羽さん)

後方にタイプライターを叩くカミュ的存在の長堀博士氏。メタフィクション的に現在行なわれている芝居の戯曲を書いている。

アネンコフとステパンは編み込んだ髪の毛を妙に一房だけ立たせている。

実行犯に選ばれたカリャーエフは決行の日、爆弾を投げられず帰って来る。理由は馬車に大公だけでなく甥や姪の子供達もいたから。自分の中の「正義」との葛藤。

議論議論議論、思考の闇にひたすら畝り嵌まり込む。とにかく考えざるを得ない。「革命」とは一体何なのか?人を殺す者の自己正当化に至る免罪符。他人を糾弾する者の自己に対する不安。死ぬに至る意味と価値。他人を納得させる「言葉」を見付けられなければ、自分達の軽蔑する「奴等」と同じになってしまう。

ステージ中央の折り返し階段を効果的に使用。スリムミラーを複数配置する工夫。(見えない表情が映る)。
加藤翠さんのシャープな表情が良かった。
館内に響き渡る、合図である独特なリズムのノック。

開演前、シオンのメジャーデビューシングル『俺の声』がフルで掛かる。滅茶苦茶昂揚した。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

最前列でずっとスマホを弄っている観客もいた。関係者多めの客層はきつい。(皆なめている)。

社会主義者達は分別のあるテロリズムを標榜する為に、関係のない者を殺すことを極端に恐れた。その思想は人民を敵に回すことに滑稽なまで神経質であった連合赤軍までも続いていく。(実際やったことは滅茶苦茶なのだが)。頭でっかちの正当化ごっこ。逆に大義名分さえ手に入ればどんな残酷なことも平気で出来てしまう。結局手を汚す奴は身を捨てて捨て石になるしかない。綺麗事は事が済んだ後で無垢ないい子ちゃん達にやって貰うべき。聖人君子のテロリストなんて童話だ。泥を引っ被る殺戮者がいないと時代は何も動かない。(戦国時代、天下統一を成し遂げる前段階として大量虐殺が必須だった)。

大公妃がカリャーエフに面会に来る。「一人の人間を殺した事実を認めてくれれば、あなたの罪を許したい」と。カリャーエフは拒む。「自分が犯したのは殺人ではなく、革命である」と。
そこを手放すと自分にはもう何も残らないことを知っている。

テロといって今日本人が一番連想するのは、安倍晋三元首相を暗殺した山上徹也。統一教会の洗脳で家庭をボロボロにされた逆恨み、広告塔的役回りを担っていた安倍晋三を狙った。悪徳商法企業のCMに出ていたタレントを殺すような発想。しかしそれが大当たり、自民党と統一教会のズブズブの関係に光を当てた。今や山上徹也は国士の英雄。ジョーカー(世間への恨みから無理心中的な無差別大量殺人を実行する犯罪者)や闇バイト強盗が蔓延する社会ではましな部類だろう。悪い奴を殺せば世の中は良くなるのか?社会の構造が変わらないのであれば空席に誰かが転がり込むだけ。では何をしたって意味がないのか?いや、確実に何かをする行動には意味が生まれる。妄想上のシミュレーションではなく行動には。だがそれは一体どんな意味なんだ?

死んでもなりたくなかった奴に生きたまま近付いちまってる
怠けてる優しさをそこら中にばら撒いて
シオン『お前だけ見られたら』
そこに在るはずの貴方に

そこに在るはずの貴方に

FUTURE EMOTION

キーノートシアター(東京都)

2023/07/07 (金) ~ 2023/07/08 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

こんな出会いがあるとイイですね!

いけない話を読み聞かす

いけない話を読み聞かす

試験管ベビー

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2023/07/07 (金) ~ 2023/07/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感想が遅くなってすみません。
「いけない話を読み聞かす」七夕の夜の名古屋公演、
見せていただきました。
演じる側も見る側も互いに
笑い合おう、楽しもう、盛り上がろうという
雰囲気が感じられてよかったです。
テンポもよく、飽きずに見ることができました。
またぜひ見に行きたいです。

正義の人びと

正義の人びと

オフィス再生

六本木ストライプスペース(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

入った途端にセットを見て、圧倒された。
劇場の大部分を使い、贅沢すぎる。
ここまで、贅沢なセットには今まで出会ったことがない。
階段が特にインパクトがあって、何に使うのかと、いろいろ想像した。
これが目玉で、ラストで... (ここが必見)

もらったパンフレットを読んで、何度も何度も再演されていて、手直しを何度もし、最高に素晴らしく出来上がっている。

来て良かったと心から思った。
今生きている人間が何よりも大事、肌のぬくもりを感じる人間、それらがはっきり描かれた作品で、本当に素晴らしくて、感動的でした。

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2023/06/29 (木) ~ 2023/07/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

傑作!面白かった!基本くすくす笑いながら観られて、心に刺さる素敵なセリフが沢山あった。暴徒化のシーンはガラッと変わってカッコよかった。色んな人に観てほしい作品!

芽吹

芽吹

劇団SUNNY

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2023/07/06 (木) ~ 2023/07/07 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

バラエティーに富んだオムニバス朗読劇、ビール片手に楽しめました。とても聴き取りやすくて、よかったです。

そこに在るはずの貴方に

そこに在るはずの貴方に

FUTURE EMOTION

キーノートシアター(東京都)

2023/07/07 (金) ~ 2023/07/08 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

七夕の上演にふさわしいファンタジックな舞台ですが、ちょっとシリアスな側面もありました。

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

ムシラセ

駅前劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/07/13 (木) 19:30

初めて、実際に観劇しました!
俳優の方の熱量がダイレクトに伝わってきて、最高に素晴らしかったです!明日からまだ頑張ろうと思えました。

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