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さようならば、いざ

さようならば、いざ

ONEOR8

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

さようならば、いざ
ONEOR8初参戦。

ネタバレBOX

ONEOR8初参戦。
いや……すごかったな。
キャラも構成も。
クズと見せかけてのやっぱりクズっていう、マジすげえ。

自分の至らなさというか浅さが恥ずかしくなった……。

が、正直台詞だけじゃよく分からない事が多々あったし、あの苦いラストに、正直ついていけてないお客さんがたくさんいたような。
急に慰謝料の話って。

なので、最後の拍手も戸惑い混じりでカーテンコール一回だけって感じ?

あとは台詞について分かってないのかな自分。
突き抜けるって事を理解してない。
ここをクリアしないと……ああ難しい。

旅立ちの人

旅立ちの人

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★

なんか いろいろと惜しかった・・・・(ー_ー;)
話が先行して
肉付けとなるキャラや設定の作りこみ・・・はわからんから
舞台での表現が簡易的で納得できないトコ多くて
かなり残念に思えた約2時間ほどの作品でした

ネタバレBOX

幾何学的なシンプルな舞台セットです

開演は3分遅れ

話は末期癌で余命僅かとなった一人娘に会うため
冤罪にて投獄されていたのだが
凶悪犯と共に脱獄した主人公が不思議な少年と出会い
関わる人間たちの運命や行動が絡まってゆくストーリーです

あのねぇ娘さんの設定は
末期がんでも臓器移植で助かることを先に観客に示すべきで~
回想シーンで男女役が入れ替わったりするなら
(現在はおっさん=男性役者 過去では華奢な男の子=女性役者)
せめて子供時代は髪の毛を帽子にまとめて少年っぽさを主張する方が
観ていてわかりやすいですよ~

で帽子がキーアイテムなら
ニット帽と普通の帽子の交換にするとか・・・

銃の扱いも残念だった
弾入ってないよと言われたら
とりあえずトリガー引いたら?
それにチャンバーに弾入れてるとガバメントはわかるし
スライドさせると外にチャンバー内の弾がはじき出されるから
かるくハーフスライドしてチャンバー内の弾丸確認とした方が
リアリティでるわよ・・・
そんで撃ち倒した犯人の手元に脅威となる銃は
いつまでもおかない!
制圧後に素早く犯人から遠ざけるのは基本だし
撃たれて動かず証拠集めように録音するというシーンは
なんか かな~り現実離れしてて
芝居上の嘘っても
まったく納得できないシーンと思えたです

明るい凶悪犯は脱獄後に1件ぐらいでなく
移動中のラジオからでも
実はこの移動するまでも何人も・・・とかして
凶悪ぶりを表現したほうが良いし
嘘のつき方伏線も冒頭部で何かした方がよいと思えた

記憶喪失という人を出すなら
事故とか怪我が原因らしいとにおわす為に
喪失直後は頭とかに包帯巻いて出てきて
日々が重なると手足の包帯が先に取れて・・最後まで頭には包帯が・・
とした方が観客への説得力でないかな?

よみがえり 〜レザレクション〜とか
黄泉がえりとか
「4400」とか
雨の日・・は使えんか(^^;)
ファンタジー要素入れるなら
樹海で失踪よりも
何か怪奇ネット情報が飛びかう場所での失踪とした方が
説得力は高くなると思えたですよ・・

回想シーンで
せっかくの舞台セット背後の白壁をスクリーンにして
年代とか今での進行をメインにするなら
~年前とか投影したほうが理解しやすいです

ついでに~冒頭で廃墟にあった衣服着るのに
臭いとか嫌がったりする台詞入れたほうが・・とも感じた

ある双子の設定で犯人さんが
そこまったくのスルーって・・・
使わない設定が また もったいないというか不自然でした

=細かさが圧倒的に不足してたなぁと思えたのです・・・

役者さん達の”らしさ”が上手で
明るい凶悪犯さんとかは おいしい役だよなぁとか感じたです
その分 話の内容が・・と思えたです
サスライ7 Part3-転 シンジツ-

サスライ7 Part3-転 シンジツ-

東京アンテナコンテナ

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

テンヤワンヤ
話の流れがテンヤワンヤで、笑いもあり、アドリブもあり、盛りだくさんと感じました。約2時間でしたが、あっという間に感じました。それくらい、中身が濃かったといえるのでしょうか。

ネタバレBOX

全体として、小刻みに笑いを誘うシャレ、ギャグが連発されていましたが、耳障りではなく、軽快だったと思います。面白いと思えるものは多くはなかったのですが、下平さんの突っ込みはとても面白く、印象に残りました。
今だけが 戻らない

今だけが 戻らない

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

どこへ行くかわからない
ボクラ団義の見せ方に慣れてきたのか、近年の作品にしてはわかりやすいと思う。ただ、万人にとってわかりやすいか、あるいは舞台作品として正攻法かというとそうではない。独自の見せ方を開拓・追求しようという意気込みが強く感じられる。
どこへ向かっているのかはわからないが、いつのまにかとてつもないところに連れて行かれそうな予感はする。
ただし映像化したら安っぽいサスペンス短編になってしまいそうな危うさと隣り合わせ。具体的には田中彪がギャーギャーうるさい。

久保田作品の中でもやはりホームであるボクラ団義の本公演は「やりすぎ」の傾向にあると思う。「レプリカ」や「バック トゥ・ザ・舞台袖」のように観る側からしてちょうどいい力加減のものが観たい。

「嘘つきたちの唄」と世界が一部つながっているのはおもしろいと思った。
事前に役名が公開されている相川理恵、瀬戸沼陽はもう完全にあの相川と瀬戸沼。スピンオフ感覚。
平山空演じる相川は相変わらず知的でタフな女性。こういうキャラクターの描き方と演じ方は本当に素晴らしい。
あと歌。なんだこの急に降って沸いたようなボーナスゲーム的な要素は。脊髄がゾクゾクするほどいい。

宮島小百合が大暴れで、それだけでも見る価値がある。

ネタバレBOX

やりすぎ感あふれているわりにバランスがよすぎる?
「鏡に映らない女 記憶に残らない男」ほど鮮やかな展開には感じず、ダークヒロイン水月沙矢ほどのリアリティと魅力を感じなかった。
「遠慮がちな殺人鬼」ほどの深い情念も感じない。
「シカク」ほどの重苦しい緊張感もない。
「ゴーストライターズ」や「さよならの唄(祝!再演)」ほどの怒涛の伏線回収に伴う快感もない。

また、一人一人の命が奪われていく描写が、どうしても複数の「事実」を何回も観客に提示する形になるため、何が「真実」なのかを含めてインパクトが弱まってしまっているかも。

人間の記憶や意識をいじれる装置は前作「十七人の侍」にも近いものがあったし、PocketSheepS「あの日はライオンが咲いていた」「100人のタナカ!」でも扱われた題材なのでちょっとトレンドを逃した感もある。
酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★

終盤の緊張感が舞台全体を引き締めた
演劇とクラシックの融合をめざし、その接着剤としてコメディ的な要素を加えて公演を続けている東京イボンヌの『酔いどれシューベルト』の再演を観に出かけた。今回はダブルキャスト制を採用しており、自分が観に行ったのはAキャストの千穐楽。主演は、いしだ壱成。

プログラムに出演者の名前のみ記されていて、配役の詳細が分からないのはちょっと残念。

粗筋は、酒好きのシューベルトを巡って行きつけの居酒屋で起こる人間ドラマ。シューベルトは、好きだった女性が成金男(後に貴族に昇進)に嫁ぐのに耐えきれず、悪魔に魂を売って、売れる曲を量産すると共に、好きだった女性を恨み娼婦と遊ぶ生活に溺れる。しかし、その悪魔というのは実在せず自分の心の闇に過ぎず、好きだった女性は成金男と結婚しても心の中ではシューベルトを愛していることを知る。そして、悪魔が作ったと思っていた大量の曲も、実はシューベルト自身の才能によって生み出されていたことに気づく。しかし、時既に遅く、梅毒に冒されたシューベルトは愛する女性に看取られて息を引き取る。

いしだの熱演と愛する女性のけなげで静かな秀逸な演技の合間に、ハプスブルグ家の親子や家来、悪魔、天使といった脇役達が適度な笑いを提供し、節目には楽器や声楽家による音楽が舞台を満たす、一種の総合舞台。ただし、終盤、特にラストシーン周辺では初期の東京イボンヌに観られた演劇による観客の心への訴えかけという動きが強く見られ、それが観客の心を掴んでいたと思う。

また、楽器演奏者にも台詞や演技を求めたり、声楽家にも彼らにとっては初体験であろう類いの演技をさせた点は見ものであった。


舞台後方に楽器奏者を配置し、舞台前方に大道具で居酒屋を作り上げ、奏者や声楽家を随時登退場させたシステムは、一連の東京イボンヌ公演では一番成功していたように思われた。

役者陣では、いしだは別格として、悪魔役の役者の演技が光っていた。

課題としては、スタートから中盤あたりにポツポツ感じさせるコメディタッチの演技の不十分さと間取りの悪さ。これが解消されると、全体的に舞台の密度も高まのではないだろうか。

『愚図』

『愚図』

KAKUTA

あうるすぽっと(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

悪くはないんだけど…
類は友を呼ぶ愚図スパイラル。
場面転換の分かりづらさに、今回はどこか上の空で見てしまいました。
アレが見切れる座席からの観劇だったので、アレの存在の重要性が繋がっていく過程を把握するのには、もっと後ろの座席で見たかった気も…まぁ、こんなこともあるか。

KAKUTA20周年おめでとうございました。

ネタバレBOX

前方席で見た為、白骨死体の現場の様子がどうなっているのか全く見えず、かろうじて頭蓋骨らしきものが目に入る程度。それが物語の鍵になっているんだろうなとは思いながら見ていたが、広いステージにメインの背景は野外。リビング、スーパーの事務所、居酒屋、野外写生、旅館の一室、如何わしい店舗清掃、ホームレス、沖縄などなど、そこに2012年から現在とエピソードが混ぜあう。
気持ちのすれ違い、一途さ、焦れば焦るほどケンカ越し威嚇、横領逃亡、まとまり方も見事なんだけど。完璧な人間ではないけど愚図な性格でもないと思う自分だが、これまでの人生に於いて、生き様が下手な部分はここに出てくる人たちとなんら変わらないのかも。

ゲスト俳優の林家正蔵師匠の落語は聞いたことはなく、テレビのバラエティ番組の活躍していた「こぶ平」名義のほうが馴染みがあるが、こぶ平時代も落語は聞いたことがない。この人の話芸は知らないが、話術がもともと苦手なんである。メインクレジットで名前を見た時、今回は見送りかな…と思っていたが、長年見続けてる劇団だし、20周年だし、見ないことは自分で自分の首を締める愚かなこと、と観念的にチケット確保。
アテ書きではないと思うが、気が弱そうな初老の男役は似合っていたと思う。
キネマと恋人

キネマと恋人

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

プレヴュー公演2日目観劇
基ネタである映画のほうは未見だが見てなくても無問題。
台詞の方言使いや出ている人達の段取りも大変そうなんだけど、流れるような転換が見事。映像は相変わらずカッコイイ。
この舞台の妻夫木君はケラさん流のスターシステムな役割みたいだったけど、それが似合ってて良かった。そして緒川さんが美しくも可愛い!
映画館で見る映画への愛が溢れる、ケラさん流ニューシアターパラダイスといった感じ。
野蛮な人物も出ては来るが、気持ちがあったかくなるビターエンド舞台、だけどそれも良し。

約3時間15分、休憩15分あり。
トラムの座席で長丁場の観劇は体に悪そうだが、90分の面白い公演を2本続けて見た、といった感じで、それほど苦にならず。

俺んちに神様!? 2016

俺んちに神様!? 2016

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

味わいある芝居
神様が居候という、とんでもない笑い噺...このシチュエーションは、映画「生きる」(黒澤明監督)を思い出す。もっとも描き方や結末は違うが、自分の生き様を改めて考えさせるような…。
(上演時間1時間50分)

ネタバレBOX

余命数ヶ月と医師に宣告された青年(落語家)が味わう不思議な出来事を荒唐滑稽、脱力コメディとして描く。昭和の風情が漂うボロアパートが不思議な魅力に包まれた異界の場所へ変化していくようだ。

梗概...主人公は、落語家になりたくて親の反対を押し切って青森県から上京した青年・竹ノ条吉宗(佐々木優サン)、弟弟子にも昇進で抜かされるという覇気・気力のない流される生き方。そこへ余命宣告され...ありがちな設定であるが残された時間をどう過ごすか。それでも主人公は唯々諾々の暮らしぶり、さらには彼女・藤堂美咲(佐々木晴美サン)と思っている女性から適当にあしらわれ金だけ貢がされている。人生どん底であるが、神様は表立って助けてくれない。ただ飲み食いしているだけ。しかし、いつの間にか毎日の騒がしさに気が紛れ、死の恐怖を忘れているような可笑しみを覚える。
一方、故郷の母親の手紙を読み上げる場面はジーンときた。

舞台セットは、ボロアパートの和室...斜めに設営することで奇妙・歪な異空間をイメージさせる。押入れ・台所、隣室への戸。壁には三角ペナントが飾られている。途中で舞台が変形し宝船が出現する驚きを演出する。

登場する神々は七福神、オオノブクロノミコト(実は貧乏神)、そして座敷童・美代、河童。一時的に死神や鬼も姿を現す。余命わずかな青年の部屋に集まった神々などがそれぞれ青年を気遣い、茶化しながら好き勝手に飲み食いし喋り、実に奔放な感じである。一見、青年の悲しみとは縁遠そうな仄々とした雰囲気の中、神々は確かに其々のやり方で「死」という掴みようのない宿命に謙虚に向き合っている。もっとも神様であり「死」そのこと自体に切迫感はない。むしろ、悪者・彼女への反発の方が印象的であった。
ただ、中盤以降、暗転を多用した場面転換が少し気になった。

公演の展開は青年に寄り添うもので、語り手のようなオオノブクロノミコト(谷口 有サン)の目は柔らかく優しい。脱力系演技と滑稽な演出が相まって大らかで即興的な芝居は観応えがあった。

次回公演を楽しみにしております。
木の上の軍隊

木の上の軍隊

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

麻矢さんと蓬莱氏のアフタートーク日に観劇
3年前のシアターコクーンで上演された初演は観劇済み。
前回の舞台がホリプロ版って表記はないし、役者やステージの広さ、這うような枝葉の伸び方も微妙に違っていたような気がするが、紙一重の瞬間で生きるか死ぬか、の日々から樹の上での2年近くの生活、新兵役の松下さんは、招聘される直前まで田畑で牛の世話しながらトンボ追っかけてそうな田舎青年の朴訥さを想像させる。
初演にはなかった語り部の歌声に聴き入り、極限状態の中、見えない未来、本音と矛盾が交互にやってくる上官と新兵のジェネレーションギャップ会話も面白く、緊迫した中でアドリブのような音色を放つヴィオラ演奏も耳に残る。
感想自体は前回とほぼ似通うが、出演者や劇場の違い、3年前と現在もあまり変わらず、人の考えは後退しているのか戦争終わっても現在進行のくすぶり続ける社会事情など、上官の慟哭と劇場内に響き渡るヘリの騒音など、メッセージ力は今回の方が上がっているような印象を受けた。

観劇前、テアトル新宿で映画「この世界の片隅に」を見たことも関係しているのかもしれないが、戦中のヒロシマで暮らす人々、オキナワで命がけで戦った人。日本の各地で今もなお苦しんでいる人。
当たり前の日常生活が過ごせる時代と住んでいる場所にもっと感謝しないとね。今回のこまつ座版も良。
約2時間。

ネタバレBOX

終演後、この戯曲を書いた蓬莱竜太さんと、こまつ座の井上麻矢さん進行による30分ほどのアフタートークあり。
2人、話し合ったわけでもないのに奇しくも洋服の色合いが黒。
以下、思い出し書き。

・井上ひさし氏没後、もともと演出の栗山さんに相談がされていた作品、蓬莱さんは「木の上の軍隊」の戯曲を依頼から完成まで2年掛かりでなんとか出来上がった。
・手渡された井上氏の構想がA4サイズくらいの用紙1枚のみで、読んでみたら達筆箇条書きの数行のみ。他に膨大な関連資料に蓬莱さん、驚愕す。
・井上氏や他の作家さんたちが執筆の際によく利用する山の上ホテル、こまつ座からそのホテルを手配してもらった蓬莱さん。そこで戯曲を書こうとしたが慣れない環境からか、なかなか筆が進まず気分転換に近所のコンビニに行く為、ちょっと留守にしていたらいつの間にか完璧に室内清掃がされていた。さすが何人もの作家が滞在しているだけのホテル、作家の人間性を心得てる。シーフードカレーが美味くて、結局そればっかり食べてた。後日、ちゃんと戯曲仕上げる。
・初演後、韓国で現地俳優と演出家?による舞台公演もあり。蓬莱さんと麻矢さんもそれを見に韓国まで行ったそうだが、その内容が日本版とは改修された箇所が多々あったらしく、男の友情的な結末になってたらしい。いろいろあったようで、2人とも割り切れない思いを抱えたまま現在に至る模様。
・NHK?のテレビ番組の為、栗山さんも加えた3人が実話の地である沖縄へ取材に出かけた。
実際に兵士が潜伏したガジュマルの樹に、なぜか登らされる蓬莱さん。
それまで舞台セットのイメージは付いていたけど、ガジュマル前の駐車場のスロープに何かピンときて以後釘付けになってしまい、周囲の人間が「樹はこっちですよ〜」と何度となく誘うにも関わらずその場からなかなか離れない栗山さん。東北で直前まで仕事をやっており、そこから沖縄へ現地集合となった為、移動機内で見た山肌の景色、形状などを思い出したのか、その時、午前中9時前?だったが「るみ、起きてるかな〜?」と言いつつ、美術担当の松井るみさんへ連絡取り、新しい舞台セットのイメージを伝えた。出来たのがあのセット。
・新兵が上官を苛つかせる感じは初演よりも濃く描かれてる、松下君は上官へのイラつきをピークにさせる新兵で、蓬莱さんが観ても無垢さもあるけどイライラをピークにさせて酷いw(その辺が上手い、ってこと)
・戯曲を書きすすめる内、次第にどこに向かっているのかわからなくなったが、蓬莱さんは自分のお子さんにわかるように書き上げた。
沖縄という地名は出さず、南の島の寓話として書いた。
・舞台の見どころは?と麻矢さんに質問され、今まで一生懸命喋ったのに!と慌てる蓬莱さん。兵士2人が樹を見つける緊迫した場面でのヴィオラの演奏がアドリブのような演奏でかっこいいですっ。
これまでのこまつ座ファンのお客さんにも見てほしいが、(ここ、力説→)たくさんの若い世代に是非見てほしい。
『愚図』

『愚図』

KAKUTA

あうるすぽっと(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

全体的には良い
出演者、演出、設定などはとても良い。ただ脚本だけ少し物足りない感じはいなめなかった。

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★★

クリスマスに見たい!
と思える程豪華な内容の舞台!
オペラ歌手が痺れるような歌声を響かせ、うっとりする生演奏が流れ、演劇を堪能する・・・・なんと贅沢な!普段クラッシックには縁がない私でも存分に楽しめました。特にゲストのテノール歌手の高田さんは演技もうまくて面白かった。
次の公演を楽しみにしていますが、開演後の入場は集中できないのでやめてほしいです。(切実)

魔女と賢者と永久の薬師

魔女と賢者と永久の薬師

劇団ゴールデンタイム!

劇場HOPE(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

物語として楽しむ
脚本の面白さを超える演技という印象であった。物語はプロローグ、エピローグへ繋げ、その間を劇中劇(回想)というオーソドックスな展開にしている。物語はダークファンタジーという謳い文句の通り人間の業(ごう)に起因した悲劇を壮大なロマン風に仕上げている。その観せ方、芝居という見世物としては面白かった。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

舞台セットは、中央にやや広い階段、上部は出入り口に引き幕。上手側・下手側にそれぞれ形の異なる屏風(衝立)のような仕切りがある。その壁面、上手側は剣・矛、盾が飾られ、下手側には書物(「ペン」のイメージ)が置かれている。ペンは剣より強し...という言葉を思い出す。正面左右の壁には大小のギアが飾られている。それが時計とは逆回転し回想シーンへ。

梗概...海洋暦692年 カルタグラは正体不明の疫病に苛まれていた。 勇者メディスの叛乱により、先代国王を失ったカルタグラを侵略しようとする周辺諸国。国王の娘・アンダリテが戦場で指揮を執るがカルタグラは敗走を続けている。人々は国の災いは、全て魔女の仕業とし、魔女と噂される者を処刑し心の安堵を保っていた。 今日は罪もない薬師の少女・サクリが処刑される、はずであったが彼女の前に紅蓮の魔女が現れる 魔女は少女に告げる 「この手を取りなさい」と...。

「魔女」という存在は、人間の業によって形成され、その魔女によって戦争(侵略)が起きているという皮肉。魔女狩りと称して国の不安定を人の人格に転化する。それも理由なき理不尽によるもので、その結果人々の怨念・怨嗟などの恨みの連鎖が生まれる。登場人物は次々に死んでいく、滅びの美学のような気もする。人間自身が招いた自業自得であるが、本公演ではそれも予定調和の内のようであった。

「魔女」が忌み嫌われていく過程、そこには人間の悪意がはたらき罪なき人が「魔女」に仕立て上げられる。もちろん公演はフィクションであるが、それは荒唐滑稽なことではなく、やがて来るかもしれない。架空の物語、それゆえ卑小なリアリティよりも壮大なフィクションとして楽しんで観た。ただ悪が渦巻く中、薬師だけが純真さを持ち続けるという出来すぎが白けてしまいそう。

役者は熱演...特にネスリム(井家久美子サン  「城に仕える錬金術師」)は憎々しげであり圧倒的な存在感・迫力があった。また殺陣というかアクション、それに顔面に施した妖しげなアートなどの印象付を意識したような演出は好かった。

次回公演を楽しみにしております。
Kill~新撰組がキルっ!?~

Kill~新撰組がキルっ!?~

ACファクトリー

シアターサンモール(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

斬るではなく。
「着る。」

よく見る「新撰組の悲劇」ではなく、「新撰組の羽織」に着目したところが新しい。

2時間半の上演時間が長く感じないくらいに、うまくまとめた良い作品だったと思う。

アクションはさすがの迫力。初日からあんなに飛ばして大丈夫なんだろうか?
と思うくらいだった。

ネタバレBOX

終盤、花火見物のシーンがあるが、唐突に「We are the world」みたいに出演者がそれぞれ歌いだすところがある(曲もほぼ「We are the world」(笑))
舞台が幕末の京都ということもあって「幕末に生きる人々の想い」を歌で表現しようと思ったのかもしれないが、あまりに唐突にすぎたのと、「歌」の必要性がわからなかったので、正直、無くてもいい場面では?と思った。


中村さんと清水さん、一瞬はではありますが「ガイア」と「アグル」のファイティングポーズをとった時には「お~!」と心の中で大興奮。見られてよかった。
酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★

【Aキャスト】観劇
心の話でした。

ネタバレBOX

家族を養うために成金と結婚したクラウディアを生涯思いつつ、場末の酒場に入り浸りながら600曲以上作曲したシューベルトの心の葛藤を描いた話。

1曲につき1ヶ月の寿命短縮というのが悪魔の出した条件で、結果50年程短くなって31歳で没。理屈は通っていますが、悪魔も天使も心の中のことというクラウディアの言葉が全てでした。

心穏やかに死に臨めて本当に良かったです。
風車〜かざぐるま〜

風車〜かざぐるま〜

ものづくり計画

萬劇場(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★

温かい話ですね
最初はなんだか騒がしいだけのお芝居に感じましたが進んでいくうちにじんわり来るモノがありました。田舎出身の私にも過疎地の人たちの悩みはわかる。自分たちの故郷 碧島をどうやって守り活性化させるのか・・・その為の対策と苦悩が折り重なってる住民たちの気持ちにいつしか感情移入していました。

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★★

愛すべき「歌曲の王」
ベートーベンとほぼ同時代を生きた偉大なる作曲家シューベルト。
“ヒット曲”を産み出すことの苦悩とクラウディアとの愛を描いた秀作です。

ネタバレBOX

シューベルトという作曲家はあまりに著名でありますが、その私生活について今まで深く知りませんでしたので非常に勉強になりました。
本作品は作曲家としての苦悩と悲恋とに絞り込んだことにより、シューベルトの人間性が明確に伝わってきました。
まずベートーベンに対するコンプレックス。“交響曲”で名をはせたベートーベンに対し、そこでの勝負はあきらめ、対抗手段として600もの“歌曲”を31歳で亡くなるまで産み出すという人間的な部分はとても興味深いものがありました。
またクラウディアという相思相愛の女性が居ながら、貧乏ゆえ他の男に奪われてしまう悲しい人生を送ったということもわかり、彼との距離をとても縮めてくれました。
主演のいしだ壱成さん、本当にうまさを感じます。先月別の舞台で全く違ったタイプの役を演じていらしたのを拝見し、素晴らしさを感じましたが、今回も完全にシューベルトが降臨していましたね。客席の隅々まではっきりと届く声、とてもいいです。
※余談ですが、最後にシューベルトの手がだらりと下がるところ、いしださん主演のTBSドレマ「未成年」と並ぶ野島伸司さんの「高校教師」のラストを思い出してしまいました。

年末に聞くクラシックは最高ですね。心に響く演奏、ありがとうございました。
旅立ちの人

旅立ちの人

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

旅立ちの人
まったく関係なさそうことが、どんどん結びついていくストーリーはよく考えられていますね。
人はなぜ生きているのか、人はなぜ、なんのために死んでいくのか、それをうまく表現されたお芝居で、見ごたえありました。
すごいいきよいで動きまわるのには圧倒されました。

ネタバレBOX

男の子の役をやるのであれば、マニュキアされないほうがいいですね。
『愚図』

『愚図』

KAKUTA

あうるすぽっと(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

愚図、愚図。
舞台の構図、構成が相変わらずいいなと思いました。
とっちらかったようでいて、とてもわかりやすいのです。
ただ、物語がいまひとつ、物足りない気がしました。
何だろう、もっと強烈な何かがほしかった気がします。

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★

涙!
シューベルトの悲惨な姿と彼女の愛に感動して、涙してしまいました。
こういう葛藤があって、歌曲の王はたくさんの曲を産み出したんだなぁ、と。
私は特に音楽に詳しい訳ではないのですが、聴いた事のある曲がたくさん出て来たのも楽しめましたし、シューベルトに興味を持ちました。
それで、どこまでが実話なんだろう…とググったりしました。
こんな風に音楽に興味を持てるのも、イボンヌさんの演劇の素晴らしい所だと思いました!

vol.18<DADDY WHO?>

vol.18<DADDY WHO?>

天才劇団バカバッカ

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

<白倉裕二氏 演出回>観劇
初演観劇(その時は木村昴氏 演出回)しているので
話の進みは理解してるが
それでも笑えてホロッとします(^^)

ですが
前半のハイテンションなノリに
いまいち連続で飽きがきてしまいました
ノンストップが売りなのでしょうが
強刺激はリズム良く・・とか
ほどほどで~とも思えた1時間50分

でも話は好みですんで
星は1つおまけ~♪

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