
世界☆独創
シャービィ☆シャービィ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/02/02 (木) ~ 2017/02/06 (月)公演終了
満足度★★★★
チラシに今回の話を書く子供の頃のきっかけが書いてあった。
その想いを、綺麗に落とし込んだストーリーだけど、子供の無邪気な箇所に落とし込むのか、子供の良い意味での屁理屈に落とし込むのかは、難しいところだと思う。
今回は両方が綺麗に入っているんだけど、私としては、もっと子供がみんな対等に大きな声をだすことなく、自分なりの一生懸命から、議論を進めていく緻密な会話劇バージョンも見てみたいと思った。
男性の私には、ちょっと女性よりの話に見えたかな。
子供たちの元気の良さが、響きすぎました。
持ち上げる訳ではありませんが、とても才能のある方だと思うので期待しています。
役者さんの皆さんも、綺麗に落とし込んでました。
良かったです。

マクベス
株式会社トゥービー
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2017/01/26 (木) ~ 2017/01/29 (日)公演終了
満足度★★★
Fair is foul, and foul is fair: Hover through the fog and filthy air.
綺麗は醜い、醜いものは綺麗。
濃い霧と濁った空気のなかを飛んでいこう。
視覚のニギヤカさは、彷徨う、罪の重さに苦しむ二人を余計浮き出させる。
もがけば、絡まる疑念の糸、裏切る、信じる、騙す、夢見る、手を染めて、手に入れて、そこからの二人の「魂」の繋がり方が壮絶。
今回はダルカラード・ポップの塚越さん、東谷さんのご出演があり、初めてカクシンハンを観た。
今回お二人とも、とても素敵だった。
特に、塚越さんは、今作での立ち位置があまりにもセクシーでした。
初見の方が多かったのですが
河内大和さんの絶対的存在感と時折、愛らしい表情を浮かべる差の幅が大きく、凄かった。
後、目を引いた方が白倉裕二さん。
キーマン的な配役であるのも、勿論だが俳優としての
動きの多彩さ、かなり、初見だったが気になった。
「想像」をかき立たせる舞台美術。
パイプ椅子の使い方が面白かった。
ふと、子供の頃やった「ごっこ遊び」を想い出す。
でも、「みえてるもの」だけでなく、「みえていないもの」を
「みえるようにする」のが芝居の面白さだと、パイプ椅子が剣になり、
城壁となり、森の中になり、人になるのを見ながら思う。
そして、タイムトリップしてる様な1606年と2021年。今の世も、同じような事、「人間」はしているのだろうなと観ながら思う。古典ではない。時代は変わっても、「ヒトのココロ」は変らない。
劇中、段々と崩れ去る精神の中のマクベスと、夫人の寄り添う姿を見て『シド・アンド・ナンシー』が何故だが過った。設定も勿論異なるが、カクシンハンの「マクベス」を観ていると古典がそう見えない、なんか、尖っている切り口がみえた。
2時間半、途中休憩があり。物販でパンフレットがあったが、時間あれば上演前に読んでいると背景など予備知識が分り良いかも。
芝居自体は、面白く、刺激的で良かった。
ただ、恐らく出演者の知り合いであろう年配の女性4人組。私語はする。しかも、その知り合いの出演者が客席に降りてくる場面で手を振る。 余りにも、我慢しかねたので、注意させて貰った。

ドラマティック横丁
泥棒対策ライト
シアタートラム(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/24 (土)公演終了
満足度★★★★
泥棒対策ライト「ドラマティック横丁」@シアタートラム12/24千穐楽観劇
常々伺いたいと思っていた泥棒対策ライト。
「体が話す」という第一印象。
フィジカルな舞台は不勉強であまり沢山観ていないのだが、初見で観た今作は私に身体が語り掛けてきた。
そこには、俳優と照明と音(音楽と舞台を踏み鳴らす音や、息遣い、そして雨音など)ある種プリミティブな物が融合して、物語を語りかけてきた気がした。
日常が繰り返す。
そこには産まれるもの。育つもの。生活するもの。恋をするもの。
ある日常。赤ちゃんを見ながら洗濯物を干す。出勤前のOLさんの様子。その二つがシンクロする。
動線がぶつかりそうだが、上手く行き来をして、同じ空間に居るのに、それぞれの日常。
夕暮れの空き地。幼なじみであろう二人。ツツジの蜜を吸う。何だがほんわりする時間がドラマティック。
佐々木富貴子さんが小柄な方だったがとても、愛らしい表現で目を引いた。
旅をするように指ちゃんが続く道を歩く。
影が生まれる。
歩く。
その先には、ドラマティックな日常がある。
あなたにも、私にも。みんなに。
ダンスというものが自分が良く分かってないから、比較対象出来るほどの情報量が無いのだが、「感情を伝える」といった表現を「台詞」ではなく、「動き」で観劇者に伝わるモノが一個のダンスの面白さなのかと泥棒対策ライトを観て感じた。
それは、アマヤドリの群舞に通じるところなどもあるのかなと。
雨音の中、それぞれの日常。テンポが速くなったり、遅くなったり。星が降る様な、雪が降る様な、照明。次第に数本の電球が降りてくる。徐々にその電球をまとめる。まるで、何かの道しるべの様に集まり、強く光を放つ。私の日常もきっと、どっかにドラマが潜んでるのかな。と思う公演だった。
観ると少し元気になるような舞台だった。
少し、夕焼けが綺麗に見える舞台だった。

楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―
オトナの事情≒コドモの二乗
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/12/23 (金) ~ 2016/12/27 (火)公演終了
満足度★★★★
オトナの事情≒コドモの二乗Op.3『楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-』@花まる学習会王子小劇場
12/27マチネ
をとこ版千穐楽観劇
不勉強で「楽屋」を観た事無く少し堅苦しいのかな?と漠然としたイメージを持って観劇。
今回2バージョンある公演だがかなり演出が違うと聞いていた。
「面白い、けど苦しい」
「女優」の話。
けれど、そこには、ある種「女」の話。
他方からみた「女」と「内側」からみた「女」。
特に主宰である女優C塚越さんと同年代である自分は心に来るものが多々あり。
しかしながら、ただのどろどろした舞台にならない北川さんの演出の面白さ。
そこを上手く具現化する女優A大原研二さん、女優B渡邊りょうさん。
時に笑いになるやり取りや
時に悲哀を感じる表情をみせる。
観ながら、漠然とこの二人の時間経過が不思議だなと思った。
終らないメイク、時代背景のちぐはぐさ。
終盤、その訳は分かり、合点がいく。
そして、女優D辻貴大さんの役。精神的な狂いも時としてピュアな「女」として、佇む。
しかし、じわりとした怖さも感じ取れる。
死の原因が色々推測される。
しきりと「眠り」に関してのワードが出るのは
「眠り」=「死」という解釈も出来るのかな?とかもゆるっと考える。
初めから、あの楽屋には生きているものは女優Cだけだったなんて事は
ないか・・。
観る年齢層によって、切りとる感情が異なる様な舞台だと感じた。
今年観劇おさめに観る事が出来て良かった。

独狼-DOKUROU-
ゲキバカ
萬劇場(東京都)
2017/01/12 (木) ~ 2017/01/16 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/01/16 (月)
ゲキバカ「独狼」@萬劇場1/16マチネ観劇
過去「密八」はDVDで、今作はリメイク。
演出者が異なり、更に俳優陣も再演ではあるが初演の方は居ない。
軸となる「ノライヌ」を廻る様々「生」と「死」。
ある意味輪廻転生を信じたいと思わせるラスト。
音の使い方、舞台の使い方、背を持たせない囲み舞台。
その事により、より、空間が広がる。時折、演者が見上げる白い雲や、青い空、などがふと見える様な気がした。
ストーリーテラーの「サイギョー」。
彼が語る物語。そこに、息づく個々の想いが生き生きと交差していた。
今作、菊池祐太さんの「ヤマト」背負ってるもの故の利己的な醜い魂、を感じました。王としての立場。生き別れていた弟「ノライヌ」との再会。
徐々に「ノライヌ」の力に、恐怖、妬みを抱き、最後には暴君と成り果てる。
狂気を感じさせる芝居がとても良かった。
酒井俊介さんの「ゼニーロ」元々この役はこのホンの中でも「ぶれない絶対的な愛」の役割なのかなと。
親から子への掛け値無しの想いが一番表現として適してるのかと。
その「ゼニーロ」の愛を受けて育っている「ワッパ」
彼女の天真爛漫な瞳が見届けた戦い、そして、様々な優しさの心。
ラスト、娘から女性に成長し、新たな命を抱く姿は慈悲に溢れていた。
伊藤亜斗武さんの「マルベエ」異国の漂流者。言語の異なる彼の表現方法は他の演者に無いもので伝えてくる。目。時に楽しい時のコミカルな眼の光。悲しみの暗い光り。怒りの鋭い光り。そして、四肢の先端に意識を置き、言葉=台詞ではない感情表現だった。
志村朋春さんの「ノライヌ」多くを語らない寡黙な孤高の狼。
一番愛を求めて、声なき声を感じた。
山咲和也さんの「サイギョー」
彼の語るモノガタリは、きっと、旅する先々で息づくような気がした。
コミカルな役柄と人々を善き道へと導く知恵を持つ役柄を演じわけていた。
長南洸生さんの「アナグマ」再演に新たに加わった役。
「ノライヌ」とともに生き、最後の死も「ノライヌ」への絆を強く演じていた。
今作、舞台を二面客席の囲み舞台にし、大きな舞台美術はないが
時に逃げ惑う山の中、時に花々が咲く野原、建物や、村々など観劇者に
空間をイメージさせるような演出だった。
劇中の衣装も殺陣が多い舞台だったが
着物などの袂が邪魔にならないつくりや、和柄と洋柄の組み合わせ、所属する国のイメージカラーなどを盛り込んだ秀逸な衣装。
主宰の柿ノ木タケヲさんのホンはいつも、観終わった後心に
暖かい思いが溢れる。
そして、コミカルな演出も今作、西川康太郎さんの多趣味なところもうかがえた。
ゲキバカのひとつの挑戦というか、
新しい世代の善き公演になったと思う。

「ガドルフの百合」
HyouRe Theatre Company
SPACE EDGE(東京都)
2017/02/03 (金) ~ 2017/02/04 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/04 (土)
宮沢賢治作品を題材にした、踊り子が行う現代芸術的なお芝居。
ちなみに、出演者は皆、美男美女でしたよ。

ミュージカル『手紙』
ミュージカル『手紙』製作委員会
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2017/01/20 (金) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★
原作は読んでおり,ストーリーは頭にあるので,演技と歌,音楽に集中して観劇することができた。なかなかの出来で見応え,聴き応えは十分。話の内容的に楽しいとは言えないが,満足できる観劇であった。

叩いて飛ばして春を待て!!
らい久
AQUA studio(東京都)
2017/02/03 (金) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
何を伝えんとしているのか、よく分からないお芝居であった。分かる分からないのでは無く、感じるべきお芝居なのであろう。話の筋がつながっているようでつながっていなく、つながっていないようでつながっているお芝居であった。

「ガドルフの百合」
HyouRe Theatre Company
SPACE EDGE(東京都)
2017/02/03 (金) ~ 2017/02/04 (土)公演終了

カフェ・ド・ギロチーナ
いちごドロップ
cafe&bar 木星劇場(東京都)
2017/02/04 (土) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★
通り魔にDV夫を殺された妻と、
その通り魔の姉が、二人で始めた喫茶店、
カフェ・ド・ギロチーナ
の、ある一日の出来事。
他にもっと触れることは沢山あるだろうに、
一向に大事件の核心には迫らない脚本が、
なんというか印象に残る。
詳しくはブログで。
http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52397692.html

さらば、ブラックローズ
ライオン・パーマ
萬劇場(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★
■約140分■
一種のサスペンス演劇としてもっと引きつける見せ方があるのでは?と思ったものの、ギャグやアクション、セクシーを無数にちりばめ客を楽しまそうとする図抜けたサービス精神は相変わらず。あやさんの一芸も冴え渡って、楽しい140分でした。

さらば、ブラックローズ
ライオン・パーマ
萬劇場(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
前説(?)がまず面白く、本編に惹き込まれました。この劇団は、台詞が自然で、テンポが小気味よく、思わず笑うところもあり、長時間にもかかわらず最後まで楽しめました。

戎緑地
玉城企画
アトリエ春風舎(東京都)
2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★
■約70分■
理想が高い分、己というものに幻滅しがちな青年時代。そのさなかにある若い作者が自己消去願望を切に託した劇としてまずまず面白く鑑賞。
「自意識って消したいよね?」
私も若かりし日、そんな会話を友人と交わしたっけ。。。
テキストがとても精緻に紡がれているのも書き漏らせないポイント。話にもう少し進展性があれば、見応えはより増したか?

デザート・ベイベー
青色遊船まもなく出航
シアターシャイン(東京都)
2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても深い内容でした。出口の見つからない人間関係を様々な角度から見つめています。
見終わって、仲間に優しくしてあげたいな、そう感じさせる内容でした。
役者さん達の熱演も印象的だし、脚本も独創的で、とてもお勧めです。
次の公演が今から楽しみです!

さらば、ブラックローズ
ライオン・パーマ
萬劇場(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
すんなり、わかりやすかったです。はははってかるーく笑えるのが、素晴らしい。笑いを取れなかったギャグもあるけど、そういうのも観てて面白いというか。
最後も感動的。いや、ホントはその一歩手前。なんでかな。でもそれでもいいやね。

新たな地 人水流れて 開く花
遊気舎
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2017/02/03 (金) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/04 (土)
素晴らしい作品でした★戦争、震災と芯になるテーマは重いものなのに全然暗くないです♪風呂屋兼下宿屋の愛すべき住人達を軸に展開するんでめちゃめちゃ楽しかったです★とにかくコメディとシリアスの比重が絶妙なバランスで構成されていて久保田浩さんの演出が冴えに冴えてました★何か新しい遊気舎の一面を観た感じがして次回公演が今から待ち遠しくて堪らないです\(^o^)/

さらば、ブラックローズ
ライオン・パーマ
萬劇場(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/04 (土)
座席2列
価格3,300円
少しエロな部分もありながら、全体的には、登場するキャラクター全員が少しずつ成長するほのぼの物語でした。毎度のことながら、センスとバランスの良さを感じる劇団です。前説からして面白かった。

ダークマスター東京公演
庭劇団ペニノ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

『追加公演決定!5日19時』キャバレーの男たち
ゴツプロ!
駅前劇場(東京都)
2017/01/26 (木) ~ 2017/02/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
今回も最高でした!
おもしろくて、楽しくて、切なくて。
話も分かりやすいし、本当に素敵な舞台。
来年は本多劇場。おめでとうございます!!
ゴツプロは好きな役者さんしかいないので、これからの期待もすごく高いし、本当に本当に楽しみ。

「ガドルフの百合」
HyouRe Theatre Company
SPACE EDGE(東京都)
2017/02/03 (金) ~ 2017/02/04 (土)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/02/04 (土)
座席1階2列
HyouRe Theatre Company『ガドルフの百合』 於:SPACE EDGE
着想は実験的ですごく面白いと思います。
自分の想像では三作品をミックスして融合してくるのかなぁと期待していたのですが、
順番に直列に繋ぎ合わせたような構成になっていました。
作品と演出が一番マッチしていたと感じたのは表題作の『ガドルフの百合』かな。
体全体を使ったパフォーマンスや、目を引く演出の数々で
最後まで飽きずに観られました。