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平成28年7月歌舞伎鑑賞教室「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」

平成28年7月歌舞伎鑑賞教室「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2016/07/03 (日) ~ 2016/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

開演時間が18時半と、通常よりも遅く(通常の午後公演は16時ぐらいから)、上演時間も短いので観に行きやすい。

歌舞伎の基礎的な解説とともに演目を上演する。歌舞伎の楽しさを手軽に味わえる。
パンフレットと脚本が付き、アンケートに答えるとチケットケースがもらえるなど、とにかくおトク。

歌舞伎を観たことないけど、興味があって一度は観たいと思っている方にはお勧め。

ネタバレBOX

解説の語り口、丁寧で若々しさが好ましい。
歌舞伎が古くさいものだという感覚がこれで薄れるし、一見高そうな敷居も下がるのでは。

『卅三間堂棟由来』
主人公、中央にどっしりいて、いかにも武芸に秀でているように見える。
存在感があるというのも役者の力だ。

子役がとても頑張っていた。声もよく通る。
子役がいるだけで舞台の上がそれだけで微笑ましくなる。

舞台の上の、いろいろな仕掛けも楽しい演目。
ラストも「画」として、見事に決まる。
ゆっくり回る菊池

ゆっくり回る菊池

僕たちが好きだった川村紗也

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/11/22 (火) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

クロムの青木さん作らしい、ダークでポップで先の読めない展開。
しかも、とてもいい感じに笑えて。

ネタバレBOX

幸田尚子さんの怪演ぶりと枝元萌さんの間の詰め方の上手さ。
役者が皆上手い。

いんちき臭い関西弁風の方言が、なんとなくいんちき臭い内容にマッチして。
ふわふわステップで歩かせる演出の巧みさ。
気持ち悪くて面白すぎ。
MU、短編演劇のあゆみとビジュアル展(当日精算予約開始しました!)

MU、短編演劇のあゆみとビジュアル展(当日精算予約開始しました!)

MU

東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)

2016/04/21 (木) ~ 2016/05/02 (月)公演終了

満足度★★★★

『MY SWEET BOOTLEG』
境界があいまいに、溶けて。

ネタバレBOX

かつてこの作品を観て「今回のエンディングで言えば、犯人は店長以外に考えられないと観客の誰もが思っているはずだから(そう思えない観客は捨ててもいい・笑)、あえて店長の姿をラストに見せる必要はなかったのではないかと思うのだ。行方を眩ましたまま」と書いたが、今回観て気がついた。ここには愛があったということを。

過去の感想のURLが指摘できないので、公演のURLを載せておく。
http://stage.corich.jp/stage/37075

MUらしいと言えばらしい、ネジくれた感覚 −−−− The Yardbirds『Stroll On』からのー『Blow Up』で、曖昧な世界へGO

蒻崎今日子さんの弾けっぷりが、所属のJACROWと違っていて新たな面を見たという感じ。ご本人はこっちのほうが近いらしいが……?笑。

あと、やっぱり「池袋・乙女ロード」だよなぁ、池袋で上演しているのだもの。
5月文楽鑑賞教室公演

5月文楽鑑賞教室公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/23 (月)公演終了

満足度★★★★

前半は、文楽についての解説。ユーモアを交えながら浄瑠璃の役割と人形の操作などを説明する。
後半は、『曽根崎心中』

ネタバレBOX

『曽根崎心中』
近松門左衛門は、とても細かいところまで丁寧に作っているなと、あらためて感じた。台詞が美しく、ストーリーもわかりやすくて、感情移入しやすい。

徳兵衛がお初の足を使って、死の決意を示すところは、人形ながらエロティシズムと死の匂いを感じた。
江戸の女性は足を見せてはならなかったそうなので、当時の観客はさらにそう感じたのではないか。
1万人のゴールド・シアター2016  『金色交響曲~わたしのゆめ、きみのゆめ~』

1万人のゴールド・シアター2016 『金色交響曲~わたしのゆめ、きみのゆめ~』

彩の国さいたま芸術劇場

さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ(埼玉県)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/07 (水)公演終了

平日の15時開演で1回しかない公演。
普通に考えて行くのはムリだと諦めていたが、当日行けそうになったので、とにかくさいたまへ向かった。

当日券の座席は一番後ろだったが入れた。
観客はこの日舞台に立つ、ゴールドシアターの年齢とほぼ同じの印象。
その付き添いに来ている人たちが平均年齢を下げていたぐらい。
仲間や家族が出るから来た、という人がほとんどではなかっただろうか。

演劇と言うよりは事件、と思っていたが、「演劇」だった。

ネタバレBOX

結局何人出演者が揃ったのは知らないが、さいたまスーパーアリーナの床が人で一杯になるぐらいの出演者はいた。

オープニングでは出演者が自分語りを始めた。
そして「娘を死なせてしまった」という語りに、一瞬引いたが、これにはハメられた。
そう、これは『ロミオとジュリエット』なのだ。
「やられた!」と思った。なかなかの導入。

しかし、蜷川幸雄さんのことを伝えたいためか、オリジナルのゴールドシアターが登場して、その生い立ちを説明するところでは、せつかくの勢いが削がれてしまった。
もっとスマートにできなかったのか。
スーパーアリーナという大会場で、ちまちまと「俺たちがホンモノのゴールドシアターだ」もみたいなやり取りはどうも合わない。

本編は思った以上に『ロミオとジュリエット』で、ネクスト・シアターによる斬り合いも小さく見えないぐらいに良かった。

こまどり姉妹の歌歌がいい。

全員が舞台の上(アリーナのコート)に出てくる姿はやはり圧巻。

ラストにはタイトルそのままで「自分の夢」を語る出演者たち。
彼らは、いわゆる高齢者なのだ。
彼らの語る「夢」という切り口に、ハッとさせられた。
夢には年齢は関係ない。

夢があること、夢に向かうことが大切であるという、当たり前のことに気づかされた。
ロミオとジュリエットに順番で扮したゴールドシアターの役者さんたちが、スーパーアリーナの広い会場と観客席に叫んだ台詞は、それぞれの台詞の内容そのものよりも、そうした「夢」への「宣誓」として聞こえた。

次は2020年、オリンピックのときの公演らしい。
亡国の三人姉妹

亡国の三人姉妹

東京デスロック

横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルからして「亡国の」なんて付けて、「かなりあざといな」と思っていた。
かもめの舞台を1930年代の日帝時代の朝鮮にする、なんてところも。

ネタバレBOX

タイトルからして「亡国の」なんて付けて、「かなりあざといな」と思っていた。
かもめの舞台を1930年代の日帝時代の朝鮮にする、なんてところも。

さらに人形を使ったり、バイオリンが出てきたりと、ふざけているのではないか、と思うほどのあざとい演出だ。ラストはあざとさの集大成であった。

サイレンとともに打たれる半鐘の音は、5年前の震災を思い起こさせる、ようにできているのではないか。もう、この音は聞きたくないと思っていた。舞台で散々聞かされてきたからだ。それをあえて使うのは、それでも観客の耳に届けたいという意思があるのだろう。耳を塞いだ手を無理矢理こじ開けて、記憶を激しく呼び覚ます。
今日性というか現代を、そこまでして絡め取りたいのか、と思う。

東京デスロックは、このあざとさが好きなのだ。
役者を長時間棒で縛ったまま演じさせたり、45分間ただ立たせたり、など。
その貪欲さがいいのだ。そして常に挑戦的である。
貪欲すぎて、滑ってしまうときもあるが。

観客の、いい意味での思い込みや深読みを期待しての演出で、ウケ狙いであるかもしれないし、意外と浅いのかもしれないが、それでも面白いのには間違いないし、前へ出ようとする挑戦的な意思があると思う。なので、やっぱり東京デスロックは好きなカンパニーなのだ。
錆色の瞳、黄金の海 2016

錆色の瞳、黄金の海 2016

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

この劇団の熱量は凄まじい。
一気に舞台に取り込まれる魔力がある。

ネタバレBOX

とにかく面白い。
主人公の少年を演じる林遊眠さんの台詞と動きのキレが美しい。
彼女が物語を力強く引っ張る。
他の俳優さんたちも入り替われ立ち替わりさまざまな役を丁寧にこなす。
予算の都合もあるのだろうが、もう少し衣装な道具類にお金をかけられたら、もっとビジュアル的にもいい作品になるのだろうと思わせた。

物語は、ぐいぐい進む。ただ、ラストはなるほどと思わせる反面、後日談的な印象で、もっとすっきり終わってほしかった。

作品とは関係ないのだが、仕事の都合で開演10分後に劇場へ。制作の方が、入る直前に、尋ねたわけででもないのに、そこまで内容を簡単に説明してくれた。「ここだけ押さえれば、あとはわかると思います」という言葉とともに。そんな経験初めてだった。なんと素晴らしい心遣い。劇団への愛を感じた。これが舞台の上の凄まじい熱量を支えているのかもしれない。
演劇

演劇

DULL-COLORED POP

新潟古町 えんとつシアター(新潟県)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

DULL-COLORED POP休止前最終公演と言うことで、新潟まで(笑)
魅力的な劇団が休止なんて残念です。再開されることを楽しみにしています!

ニッポン・サポート・センター

ニッポン・サポート・センター

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/11 (月)公演終了

満足度★★★★

公的な空間と「聴覚」「視覚」を遮断した中で、触ることのできないプライベートな空間。

ネタバレBOX

近所のサポーターの人たちは、確かにお節介。
というよりも、いちいち顔と口を突っ込みたい。
対する若者たちは、マニュアル通りな。

おばさんも床屋のおじさんも、もっとセンターで起こることに興味津々のほうが良いのではないか。つまり、「お節介な人たち」が出てきたように思えるからだ。

笑いはどうも上手くはない。
演劇の笑いの1つ、「ある人が知っていることを、ほかの人が知らない」という結果生まれる笑いが、イマイチ爆発力が足りない。「ここは笑わせる」を意識してこのシークエンスを作っているのならば、きちんと笑わせるツボを押さえてほしい。
正直、こういうテイストの作品だから笑ってしまった、感はある。
もちろんコメディでないことは承知の上なのだが。

なんとなく「昭和は良かった」風に見えてしまうことが少し残念か。

面接室で歌って、悪態をついて去っていった女性は、何だかわからない恐さがある。そういうわけのわからなさまでも受け止めなければいけないというにしても、恐すぎる。もっとソフトな訳わからなさでもよかったのではないか。エキセントリックすぎるので。

歌が要所要所に歌われて、ラストも歌で閉じるというのは、平田オリザ風味ではあった。

近所のサポーター役のおばさんの、妙なハイテンションは、観ていてちょっと苛つく。たぶんそういう人はいるのだろうが、地に足が着いていないというか、唐突に叫んで歌って、手をグルグル回して、に違和感を感じる。

「私」の自意識と「存在」のアピールの「痛さ」なのだろうが、それが「お節介おばさん」の範疇を超えて、歌って叫んだ意味不明の女性と同様に恐い存在だ。

床屋のご主人も「私の存在」を訴えかけすぎる気がする。それが「私の存在意義」ということへの主張ということなのか。

しかし、床屋やってる感じがなぜかしない。仕事を持っていて、手空きのときにちょっとやって来てお手伝いという雰囲気がしないせいだろうか。
ミュージカル『アラジン』

ミュージカル『アラジン』

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2015/05/24 (日) ~ 2023/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

とにかく楽しい気分になれる!

ローエングリン

ローエングリン

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2016/05/23 (月) ~ 2016/06/04 (土)公演終了

満足度★★★★

シンプルな舞台で、演技者の力を素で見せた。

非常にシンプルな衣装。
そしてシンプルなセットと装置。
したがって、出演者に意識が集中する。

ネタバレBOX

とてもシンプルなセットと装置。
舞台の後方に、色を変化させる光のパネルがある程度。

登場人物の衣装も極めてシンプル。
メインの登場人物も誰が何の役なのかがわかりやすい。
コロスの人々は、同じ衣装のまま、ヘッドギア風の被り物の色や帽子で、自由民、兵士、結婚式の参列者を演じ分ける。

ローエングリンのフォークトは、白鳥に語り掛けるときには、なめらかに優しく、闘う決意を示すときには力強く、かつ若々しい。

オルトルートとエルザのやりとりに火花が散る。
結婚への期待に包まれているときに、内側からの疑念が湧き上がる感じの演出が上手い。

疑念とともに、歩む足取りは、重い。
キネマと恋人

キネマと恋人

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ケラさんの舞台は、本チラシからパンフレットまで凝っていて好きです。
この芝居を、シアタートラムで観られたのはラッキーでした。
場面転換が美しくスムーズで、見入りました。
「ごめんちゃい」と言う、緒川たまきさんが可愛いかった!

豚小屋 ~ある私的な寓話~

豚小屋 ~ある私的な寓話~

地人会新社

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2017/01/07 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

苦しい役を出ずっぱりで全力で。北村有起哉さん流石としか言いようがないです。

逆鱗

逆鱗

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2016/01/29 (金) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

野田さんの見事な言葉遊びに感心。人魚がまさかのものでびっくり。
単純ですが、現在の状況とリンクするところもあって、やはり戦争などない平和な世界にしたいと強く思わずにはいられませんでした。

テレーズとローラン

テレーズとローラン

地人会新社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

物語を遡らせるからこそ、ラストが際立った作品。
幸せな笑顔があんなに怖くゾワッとしたものに見えるとは、やられました。
照明、美術が素晴らしく絵画のような場面もありました。
俳優陣も魅力的な実力のある方ばかりで、贅沢な時間でした。

春よ行くな、

春よ行くな、

悪い芝居

テアトルBONBON(東京都)

2016/10/04 (火) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

京都に引き続き、中野でも観劇。
芝居なのか、現実なのか、そんな狭間を感じさせられた。
自分の中にもあるモヤモヤした感情を観てるようで、さらにモヤモヤして自分も同じ人間なんだな、なんて思いながら観てた。
本当に山崎彬さんは、こういう内なることを表現するのが上手いと思う。

ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2017/01/05 (木) ~ 2017/01/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/10 (火)

最終日観劇。
初演を見逃し念願の再演を観劇。他で同作を幾つか見た事はあるが、不条理そのものが独り歩きした芸術気質な作りが多く、そのたびに然程面白いとは思わなかったのだが、今回は違った。

線の細い樹木が一本、黒背景によく目立つ。出だしから、天井から演出家達が操作していそうな操り人形の如き身体の動かし方の柄本兄弟の存在が飄々としつつ、ユーモラス。軟質不条理劇で面白かった。

春よ行くな、

春よ行くな、

悪い芝居

京都芸術センター(京都府)

2016/09/22 (木) ~ 2016/09/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

京都芸術センターの空間、劇場を上手く使っていて、昼公演と夜公演では違った印象を魅せてくれたのではないかと思います。
私は昼公演しか観れなかったのですが、時間があれば夜公演も観たかったです。
演出家山崎彬さんは、人の内にある照らされたくない部分を表現するのに優れてるとつくづく思う。
京都まで観に行く価値が十分にありました!

メビウスの劫罰

メビウスの劫罰

空想天象儀

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/09 (金)

価格2,500円

内容・表現方法・タイトルが三位一体となったパラレルワールド系。
パラレルワールドものが好きな身としては「このテがあったか!」だし、パラドックスもあるような気がしつつ巧妙にはぐらかされる(爆)し、広瀬正の「マイナス・ゼロ」に通ずる感覚はあるし、で面白かったぁ♪

ネタバレBOX

主人公が手記を読む形式なのでリーディング的な部分と一般的な芝居の部分がシームレスに繋がっているのが妙案。
また、12年の歳月を年齢を重ねながら繰り返す主人公を複数の女優が演じ、過去や未来(になるのか?)の自分と会ったりするのも面白い。
ありえたかもしれない発表

ありえたかもしれない発表

H-TOA

gallery to plus(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/10/15 (土)

価格2,000円

自由が丘の飲食街の一角、路地に面した建物の地下にある時空を超えるゲートを抜けた先にある他銀河の惑星で観る地球とその惑星の関係は宮澤賢治から長野まゆみへ伸びた線をさらにずっと延ばした先にあるような印象。
客席入場前の世界観告知(「説明」ではない)からもうその気になり、つい前日に観た「コズミック☆フロント」(銀河鉄道の夜を最新の物理学で読み解くヤツ)が脳内で甦るっていう。

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