
エリちゃんの呪い
法政大学Ⅰ部演劇研究会
法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎 多目的室1番(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/07 (火)公演終了

ジゼル
ポポポ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/02/16 (木) ~ 2017/02/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
昭和の時代背景とともに、人が生きていく上でのせつなさが、とてもよく表現されていたと思います。バレエを思わせるような後半のダンスも良かった。

三人でシェイクスピア
劇団鳥獣戯画
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/03/07 (火) ~ 2017/03/07 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/07 (火) 19:00
座席1列
第227回です。今更、コメントを書くのも恥ずかしいロングランです。
今回は昨年11月」に続き2回目の観劇となりました。前回の観劇後、長男(現在21歳)に、「ウルトラマンティガでオビコをやっていた赤星昇一郎さんの舞台を観てきたよ。「3人でシェークスピア」っていう舞台でさ、シェークスピアの全作品を3人で演るって趣向なの。」と話しました。
ちなみに、赤星さんのオビコを長男が観たのは18年ほど前に録画なのですが、その後何度も観ているので、オビコは次男を含めた家族全体の共通言語と化しています。ちなみにウルトラセブンのキュルウ星人ーあの大鉄塊のーでも通じます。
しかし、面白かったよ、と締めくくるも、筋を話そうとしても話せない。だって、筋なしなのだもの。ということで、今回、百聞は一見にしかず。連れていくことにいたした次第です。
月一公演で、稽古はどうしているのかな、などと余計なお世話をしながら、今回は周囲に気を配る余裕あり。リピーターの方もいるようですし、未だに「怪物ランド」の赤星さんとして覚えている方が多いのも、感心しきり。
長男も楽しめたようですし、私の方も前回に続き楽しませていただきました。
評価に関することは書けません。だって、スジなしなのですから。
ちなみに年間おおよそ12回見れて6000円のモモちゃんシートって、1回500円ということだよね。近くに住んでいたら、買ってもよかったのに。

「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
Studio+1(宮城県)
2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了
満足度★★★★
太宰治の「人間失格」と、目の前の3人の(演劇で身を持ち崩した)俳優の人生の断片が、コラージュされ、やがてその境界線を曖昧にしていくという作品の枠組みが、驚くほどのリアリティを持って迫ってきました。
心身共に裸になればいいというわけではありませんが、それだけの開き直りを見せつつも、きちんと作品を見せようとする謙虚さ、上品さを感じさせる俳優たちには、心魅かれるものがありました。前説で「わりとすぐ脱ぎます!」と宣言して、本当にわりとすぐに脱いでいたのも爽快でした。
衣装や小道具を俳優自らとっかえひっかえする手作り感あふれる上演。観客とのコミュニケーションも多用され、サービス精神にあふれ、愛嬌も感じさせますが、それだけに終始しない作劇、演出だったとも思います。ネットメディア、サブカルチャーネタを挟むガジェット感あふれる見せ方は、現代に生きる個人の孤独にも触れるところがあり、また、古典芸能的な要素、アングラ的な要素なども(的な、ではあるのですが)さまざな演劇のジャンル、歴史とつながる回路を感じさせなくもありません。
キャンピングカーでの東北ツアー企画も含め、「東京で何千人を動員!」とは違う、もっと身近な演劇のあり方を夢見させる上演でもありました。

鬼泪 〜激情編〜
カプセル兵団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した
ロロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/13 (月)公演終了

鬼泪 〜激情編〜
カプセル兵団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

The Dark
オフィスコットーネ
吉祥寺シアター(東京都)
2017/03/03 (金) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
英国らしい重いお芝居かと思いきやテンポの良い内容でとても面白かった。
同時多発性のお芝居?とのことで3家族が展開していく会話や細かい動きなど物語が進行していくにつれどんどんハマっていった。
それぞれの会話がリンクしていたり大笑いではないけどクスッと笑えるようなシーンもとても多かった。
セットや照明に小道具と細かいところまでこだわりを感じられていてもう一度観たくなるお芝居だった。

ひとごと。。
劇団だるめしあん
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/22 (水)
熊本の震災を取っかかりとして自分の内面についていろいろ考える女性劇作家、という謂わば「エッセイ演劇」、故郷の震災被害に端を発して……という点ではミナモザ「ホットパーティクル」(2011年9月)を想起するが、本作はむしろ主人公の内面が描かれることで全く異なった芝居になっており、そんな違いも考えるとより面白い。
また、冒頭の1場面を見ていてかつてチャリT企画がみきかせプロジェクトで上演したリーディングも思い出した。題材と手法に通ずるものがあったのだが、やはり似て非なるものになっているのが作家の個性というものか?
1月のゆうめい「弟兄」のような私演劇(=「私小説」の演劇版)にしても本作のようなエッセイ演劇(いや、やはり私演劇か?)にしても「どこまで事実でどこまでフィクションか?」と考えながら観てしまい、それもまたこのテの作品の楽しみ方?
なお、ある場面でドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を思い出してニヤニヤ。(個人の感想です)

さようなら
オパンポン創造社
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/03/03 (金) ~ 2017/03/06 (月)公演終了
満足度★★★★
変わらないと思っているけど、回り見たら、先が見えてしまって現状でもいいんだけど、なんか、もやもや感があって、どうしたら良いのかな?ということを表現していたのではないのでしょうか?
共感出来るところもあって、楽しいと言うか奥が深かったお芝居でした。
ありがとう♪♪♪♪

ノコッタ。
カンムリプロデュース
パールホテル両国・3階会議室(東京都)
2017/03/01 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/07 (火) 19:00
なるほど!そう言うことか!の連発!
暖かくて、一日の終わりにありがとうと、言いたくなる舞台でした。最後にたくさんのものがノコッタ!良かった!
さて、なにがノコッタのかは、観て確かめて、暖かい気持ちにさせてもらうのをお勧めします。

鬼泪 〜激情編〜
カプセル兵団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★
いろいろと詰め込んだエンターテイメントな作品でした(^-^)
惜しむらくはタメが無く
ポンポンと登場人物たちが出てきたりするのが
しゃーないかなぁと思えた
2時間半の大作♪
後に出てきそうなキャラの先触れ台詞とか噂といった
伏線=仕込みやら
各キャラの心情や行動背景とかも
さらっと描けてたら~なども感じやした

いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した
ロロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/13 (月)公演終了

音楽劇「予兆・・DAPHNE」
DANCETERIA-ANNEX
山手111番館(神奈川県)
2017/02/24 (金) ~ 2017/02/25 (土)公演終了
満足度★★★★
あくまでも本編の「予兆」に過ぎない今作はややボリューム不足に感じましたが
しかし神秘的で素敵な世界観に魅了され、7月下旬の『DARK ORCHID』に期待がとても高まりました。
わくわくする時間をありがとう!

いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した
ロロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/13 (月)公演終了

鬼泪 〜激情編〜
カプセル兵団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/07 (火) 14:00
とても素晴らしい舞台でした。
役者さんはもちろんのこと、パフォーマー、音響、照明等々、全てが素晴らしかったです。殺陣もすばらく、音響さんとピッタリの大迫力でした!
じっくり舞台に浸りたかったなぁ〜。
こどもデーと撮影可能で、舞台に集中できず。
観る方の集中力も問われました。(笑)
まだまだダメだなぁ〜。自分は。

アニソン・ヴィランズ
ファントマ
近鉄アート館(大阪府)
2017/03/03 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

ねこのいる家
劇団ポコポコ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2017/03/03 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了
満足度★★★
劇場につくと タイトル通りに地面に置かれたタイトル看板の前で日向ぼっこをしているにゃんこ(=^・^=)がおりました。これは絶対看板にゃんこだなと思ったのですが近所の飼い猫でした。開演前に偶然といえども癒されたのは私だけではありませんでした。お芝居は正直 可もなく不可もなく・・・ でもキャストの皆さんの滑舌の良さと熱演が伝わってきました。

エリちゃんの呪い
法政大学Ⅰ部演劇研究会
法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎 多目的室1番(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/07 (火)公演終了
満足度★★★★
渋谷辺りでの上演が最も効果的だと思われる作品。
ピンクの汚部屋が印象的。
「美」に固執した生き方を選んでしまったエリカ。
外見美を存在意義と思い込んでしまっている。そして覚せい剤の罠。
心の闇と薬の恐ろしさを説教臭く無くポップに描いているところが、若者から若者に向けてのメッセージらしくて好感。
社会的意義のある公演だからだろうか、しっかりしている。
そう、ポップでカラフルなのにとてもしっかりしている。

METEORITE
Emergency×Emergency
ワーサルシアター(東京都)
2017/03/03 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/04 (土) 14:00
綻び始めた桜の蕾が寒さに微かに震える土曜日の昼下がり、八幡山ワーサルシアターに、劇団おぼんろの末原拓馬さんとわかばやしめぐみさんの出演していたEmergency×Emergency vol.1『METEORITE』を観に行って来ました。
いつも、劇団おぼんろや末原拓馬さんの『ひとりじゃできねぇもん』でお会いする方たちで、初日にも見た方たちにお話を聞いたところ、「今回の舞台は説明するのが難しい」「ブログに感想書くの難しい」と皆さん挙って仰っていた。
通い慣れた八幡山ワーサルシアターの扉を開け、足を踏み入れたい目の前に広がっっていたのは、真ん中をヴァージンロードか、天の河かと思わせる一筋の道、その両側に対面式に客席があり、相対するように天井からぶら下げられた白いブランコ。
首を右に巡らせると、細く、人ひとりとチェロがやっと置けると小さな1段高い小さなステージがあり、その上で、チェリストヨース毛さんのチェロの生演奏に乗り、舞台の幕が開けて行く。
観始めて、皆さんの言っていた「説明するのが難しい」という意味を知る。
それは、ストーリーがあるようで無く、無いようで有り、更には末原拓馬さんの世界感はしっかり有るのに、劇団おぼんろとも『ひとりじゃできねぇもん』とも全く違う世界、今まで末原拓馬さんが描いて来たのとは、違う世界が目の前に広がり、巻き込まれ、この身が放り出され、今まで見たことの無い世界に佇み、浮遊しているそんな感覚を抱いた舞台だから。
1月にこの場所で観た、末原拓馬さん作・演出のOuBaiTo-Riの『グレートフル・グレープフルーツ』の時も、これまでとは違う末原拓馬さんの世界を目の当たりにして凄いと思ったけれど、今回の『METEORITE』は、『グレートフル・グレープフルーツ』とはまた違う、これまでとは違う観たことの無い、末原拓馬さんの世界であり、凄いものを観てしまったという舞台になっていた。
『METEORITE』=メテオライトとは隕石のこと。この舞台がなぜ『METEORITE』というタイトルなのか、舞台を観終わった後に解る。
隕石が、その身に宿し産み落としたのが地球。
隕石が、地球に衝突すれば、地球を滅ぼす。
封印された記憶、瓶に閉じ込められ溶かされ、解放されないまま宙にぷかぷかと漂い続ける言葉と言葉に込められた想いと願い。
ひとりの青年に、纏い付き、追い掛けてくる宙に漂い続ける瓶。その瓶から開放され、謎を解く為に突如目の前に現れたお化けに仮死状態にされ、迷い込み、佇んでいたのは、夢か現か、はたまたその境界線の世界か。
その間(あわい)の見せる宇宙に繰り広げられた、記憶の走馬燈。それは、母である隕石と母である隕石に産み落とされ、子の地球を傷つけ滅ぼさない為に、子から離れた母なる隕石と子である地球の記憶の底に眠らせた記憶を呼び覚まし、青年は自分が何者だったかを思い出す。
それは、計り知れぬ痛みを伴う事であり、母なる隕石に巡り会った最後に待ち受ける切なくも優しく哀しく、仄かに温かな結末へと収束してゆく。
そばに居て、抱きしめたいのに、隕石である自分が近づき過ぎれば、それは、やがて地球への衝突する事は避けられず、衝突すれば子の地球は滅びてしまう。
冒頭から幾度となく繰り返される『私の願いは、私の願いが叶わないこと』という歌の一節に、母隕石の哀しい覚悟と子を思う気持ちを感じ胸が切なく軋む。
子のそばに居たい、可愛いわが子をギュッと抱きしめてもあげたい、けれど、そばに居ることは出来ない。抱きしめるとは、即ち子である地球に衝突し滅ぼすことである。だから、私の願いが叶わないようにと願わずにはいられない哀しく切ない母の思い。
その思いはまた、子の地球も同じこと。滅びても、そばに居て欲しい、抱きしめて欲しいと思いつつも、それはまた、母である隕石を滅ぼす事にも繋がる。
それはまるで、「ハリネズミのジレンマ」。愛しているのに抱きしめたいのに、相手を抱きしめれば、自らの身に纏う針で相手を傷つけてしまう。だから、互いを傷つけない距離で相手を見守るしかない。
この舞台を観て、そんな事が頭を過ぎり続けていた。
とは言え、これは私が観た私個人のおもいであり、感じたこと故、末原拓馬さんが思って紡いだ事ともしかしたら違うかも知れない。
それほど、この舞台を語るのは難しい。けれど、ひとつだけ言えることが有るとすれば、この舞台に関わった人々と役者たちで拓馬さんが書き、紡いでみたかったのは、こういう舞台だったのだなと言うことと、この出演者だからこそ、いや、この出演者でなければこの舞台は出来得なかったということ。
観終わってすぐ、感じた事を書きたいという衝動と、どう伝えたら伝わるのか、書くのが難しいという逡巡の板挟みになるほどに素晴らしい舞台だった。
文:麻美 雪