ローエングリン 公演情報 新国立劇場「ローエングリン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    シンプルな舞台で、演技者の力を素で見せた。

    非常にシンプルな衣装。
    そしてシンプルなセットと装置。
    したがって、出演者に意識が集中する。

    ネタバレBOX

    とてもシンプルなセットと装置。
    舞台の後方に、色を変化させる光のパネルがある程度。

    登場人物の衣装も極めてシンプル。
    メインの登場人物も誰が何の役なのかがわかりやすい。
    コロスの人々は、同じ衣装のまま、ヘッドギア風の被り物の色や帽子で、自由民、兵士、結婚式の参列者を演じ分ける。

    ローエングリンのフォークトは、白鳥に語り掛けるときには、なめらかに優しく、闘う決意を示すときには力強く、かつ若々しい。

    オルトルートとエルザのやりとりに火花が散る。
    結婚への期待に包まれているときに、内側からの疑念が湧き上がる感じの演出が上手い。

    疑念とともに、歩む足取りは、重い。

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    2017/01/11 02:59

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